中波帯電磁波ノイズ観測、大気重力波観測による地震発生予測実験

 当ページの色分けは次の通りです。 原則としてM5.0未満の予測は記載しないこととしています。

赤(P) :M5.5以上の予測
青(P) :M5.5未満M5.0以上の予測
緑(R) :予測に対応した発生地震
黒(P,R):M5.0未満の予測、および予測していなかった発生地震


- 地震予知情報作成日時:2016/03/24 21:30(作成者:IAEP理事長 宇田進一)-
- 地震予知情報掲載日時:2016/03/25 00:00 -
- 地震予知修正掲載日時:2016/03/30 13:30 -

1. 総説

 アウターライズ巨大地震の前兆については、3/2のスマトラM7.8でリセットされたと考え、 新たに3/10に全球を計測した。 案の定、太平洋東部に顕著に見られていた大気重力波はかなり減少していた。 このことからM8台半ばと目されていた前兆は一旦減少したように見える。 しかし、これが巨大地震直前の静穏化なのか、新たにまたM8台半ば以上となって現れるのかは今の所不明だ。 再度計測する予定だが、まだ完了していない。 4/1±3の下弦前後では発生しない見込みだ(会員ページ参照)。

 また日本周辺でM7の前兆が現れた。要注意だ。

 あれから5年が経った。 あの震災で2万人近くの方々が亡くなって、その家族、友人知人を含めれば数百万人が、 今なお癒されぬ悲しみの中にいることを、 忘れてしまったのではないかと思われるような言動が見られるようになった。
 あの震災と同規模の巨大地震については、 貞観の地震と思われる平野部の津波堆積物を発見したことによって、 震災の10年も前から、その規模だけでなく、発生間隔も指摘されていたのだが、 それを無視した結果、地震予知はともかく、 30年以内の発生確率も計算されないという、完全な見逃しであった。
 あの年の静岡大学での地震学会の大反省会では、 小手先の技術的な事項の反省のみで、学問をする上での根本的な考え方(philosophy)は反省されなかった。 学問に必要な自由闊達な議論がなされていない学界のように見える。 若い学生がそのことを指摘しても、そのことが大問題だとの反省の弁が聞かれなかった。 したがって、今もその雰囲気が継承されており、また大震災を迎えてしまうだろう。 大事なことは自由闊達な議論、切磋琢磨する議論だが、みんなヒラメとなってしまっている。 とても残念だ。

 地域別予測に関しては会員ページをご覧ください (東日本大震災の余震域については原則M6以上、そのほかの地域は原則M5.5以上)。 会員ページ記載の予測の漏洩ならびに転用は厳禁です。

2.地域別予測

(1) 北海道

  P1506-01n:北海道南東はるか沖アウターライズ(N41.9, E147.0)から
       三陸はるか沖アウターライズ(N39.7, E144.3) M8.6
 第9段階での発生日は2016/04/30±3。 遅くとも今年春ころまでには巨大地震が想定される。 いずれも各月の下弦の月前後。

 この予測の三陸はるか沖のアウターライズの部分については少し活発になってきたように見えるが、 まだ頻発と言うほどではない。 予測した震央の海底にはリアルタイムの観測が可能な地震計群が配置されているので、 活発化してくれば政府によって発表されるはずです(12/10記)。
 岐阜大学のラドン計測値に小さい変動が見られるようになってはきたが、 とても巨大地震の直前反応とは思えない。 またキリン地震研究所の電磁波ノイズにも巨大地震の直前反応は見られない。 よって4/1の下弦前後での発生は、おそらくないでしょう。 次の下弦は4/30となります。 ちなみに3/2のスマトラM7.8(USGS)はアウターライズでの発生でしたが、当日は下弦でした。

(2) 東北地方

 前々回(3/10)記載の「現在は3/07,08の大気重力波から以下とします。
  P1603-02:2016/3/28±7または4/12±7 岩手県沖(40.0N, 142.0E)M7.0
発生日の予測のうち前者は通常値、後者は遅れ現象2による。 被害が予測される」 については、その後下記が発生しましたが予測Mは未発生です。
  R:3/18 03:59 岩手県沖(39.4N, 142.4E) 震度3 h50km M4.6

(4) 関東地方

 02/25以来記載の 「後に大地震を控えているときは、予測通り発生しないという法則があり、 今後どのように推移するか注意深く見守りたいと思います。
 相変わらずM6.0相当の大気重力波による前兆は出現し続けていますが、おそらく発生しないでしょう。 前兆があるにもかかわらず発生しないことの方が上記のように非常に恐ろしい。
 前兆が出ているので(2/23,24,25)、一応予測を掲載します。
  P1602-08:2016/03/19±5 関東地方南部(35.0N, 139.0E)M6.0
 については、今回も一応継続としますが、確かに発生するかどうかは不明です。

 前々回(3/10)記載の「現在は3/06の大気重力波から以下とします。
  P1603-03:2016/3/20±5 火山列島とくに硫黄島近海(25.2N, 143.9E)M6.1
 については、未発生です。
  R:3/14 17:18 小笠原諸島はるか東方沖(26.4N,144.1E) h11 M4.8v(一元化)

 前々回(3/10)記載の「同じく3/09の大気重力波から以下とします。
  P1603-04:2016/3/21±3 茨城県沖(36.5N, 140.7E)M5.1」
 については、下記が発生しました。 遅れ現象によって発生日を推定しましたが、妥当だったようです。
  R:3/23 11:08 茨城県沖 (36.6N, 141.0E) 震度1 h40km M3.3
  R:3/22 14:34 茨城県北部(36.8N, 140.6E) 震度4 h10km M4.7
                36.779 140.574 7.3 M4.7D 4.6V (一元化)
                M 4.8 36.798°N 140.518°E 10.0 km(USGS)
  R:3/19 21:58 茨城県沖(36.7N, 141.2E) 震度1 h40km M3.8

 前々回(3/10)記載の「同じく3/10の大気重力波から以下とします。
  P1603-05:2016/3/19±3八丈島近海(32.8N, 140.9E)M5.1」
 については、R1?R3が発生しました。合計エネルギーはM4.9相当。
  R3:M 4.5 Hachijo-jima 03/23 09:13:15 UTC 31.468°N 142.326°E
                              7.6 km(USGS)
  R2:M 4.6 Hachijo-jima 03/20 07:46:23 UTC 31.039°N 141.489°E 74.8 km(USGS)

  R1:03/12 09:24:02 31.949N 142.132E 69.2km M4.6(Hi-net)
  M 4.6 Hachijo-jima 32.176°N 141.883°E 24.7 km(USGS)
             32.279 141.910 h5.6 M4.1V(一元化)

 前回(3/17)記載の 「現在は3/15の大気重力波から以下とします。遅れ現象2を適用。
  P1603-10:2016/4/07±5 関東地方はるか東方沖(36.0N, 145.0E)M6.0
 については、未発生です。

 現在は3/21からの大気重力波から以下とします。 前兆は明瞭ですが、これも後に大地震を控えているため発生は確実ではありません。
  P1603-12:2016/4/06±4 房総半島南方沖(34.8N, 139.2E) M5.4

(5) 中部地方

 02/18以来記載の
 「P1602-06:2016/03/15±4 紀伊半島南東沖(34.0N, 137.0E)M5.4」
 については下記が発生しました。 M5.4相当では発生しませんでした。
  R:3/20 11:43 愛知県西部(35.0N, 137.3E) 震度2 h10km M3.6
  R:3/5  13:26 33.9727 136.8363 h399.9 M4.2 紀伊半島南東沖(Hi-net)
          34.007 136.815 374.9 M2.7V (一元化)

 前回(3/17)記載の 「現在は3/11の大気重力波から以下とします。 遅れ現象2を適用。
  P1603-11:2016/3/31±5 M5.8
   紀伊半島南東沖(33.0N, 137.0E)または四国はるか南方沖(31.0, 135.0E)」
 については、四国沖で下記が発生しましたので、修正します。
  P1603-11b:2016/3/31±5 紀伊半島南東沖(33.0N, 137.0E) M5.8
  R:3/19 23:40 四国沖(32.8N, 134.4E) 震度1 h10km M4.1
                 h36.1km M3.9V (一元化)

(6) 近畿、中四国、九州および南西諸島

 前回(3/10)記載の「現在は3/05,06の大気重力波から以下とします。
  P1603-06:2016/3/19±5 沖縄本島近海(25.0N, 127.7E)M5.8」
 については、下記が発生しました。 合計エネルギーはM5.2相当。
  R:3/20 10:34 沖縄本島北西沖(27.0N, 126.7E) 震度1 h10km M4.5
                26.928 126.693 18.4 M4.6D 4.3V (一元化)
  R:3/19 10:28 沖縄本島北西沖(27.0N, 126.7E) 震度2 h10km M4.9
                M 4.9 26.958°N 126.832°E 34.4 km(USGS)
                26.941 126.644 22.9 M4.9D 4.7V (一元化)
  R:3/19 08:28 沖縄本島北西沖(27.0N, 126.7E) 震度1 h10km M4.8
                M 4.8 26.518°N 126.765°E 16.2 km(USGS)
                26.937 126.691 19.9 M4.9D 4.6V(一元化)

  R:M 4.6 03/14 23:11:15 UTC 26.564°N 128.951°E 18.3 km(USGS)
  R:3/12 05:00 奄美大島近海(28.3N, 129.5E) 震度3 h30km M4.3
                M4.4 28.161°N 129.689°E 48.1 km(USGS)
  R:3/11 06:07 沖縄本島近海(26.6N, 127.1E) 震度1 h10km M3.4

 前回(3/10)記載の「同じく3/09,10の大気重力波から以下とします。
  P1603-07:2016/3/15±3 対馬近海(35.8N, 130.0E)M4.9」  については、発生しませんでした。

 前々回(3/10)記載の「同じく3/10の大気重力波から以下とします。
  P1603-09:2016/3/20±4 台湾近海(23.0N, 123.7E)M5.6
 については、下記が発生しましたが、Mが異なるためこのままとします。 近日中に発生する見込みです。
  R:3/18 04:50 宮古島近海(24.2N, 125.2E) 震度1 h30km M4.7

 現在は3/18の大気重力波から以下とします。
  P1603-13:2016/4/03±4 島根県沖(33.9N, 132.7E) M5.4
  P1603-13:2016/4/03±4 瀬戸内海西部(33.9N, 132.7E) M5.4

追加

 現在は3/23の大気重力波から以下とします。
  P1603-14:2016/3/31±3 島根県沖(35.6N, 132.5E) M4.7

 02/25に次のように述べました。 「同じく2/24の大気重力波から2/29前後に豊後水道から国東半島沖でM4台半ばが推定されます」 この予測に対応する地震が3/20に発生しました。 随分と遅れています。
  R:3/20 17:32 豊後水道(33.2N, 132.2E) 震度1 h60km M3.4

3.その他

 02/25以来記載の 「2/13の大気重力波から中国内陸(安徽省?)で大きめ(M6台後半?)の地震が4月下旬にありそうです」 については、3/5以降も大気重力波が見られるため。このままとします。 震央候補地として、広東省も挙げておきます。


- 地震予知情報作成日時:2016/03/17 23:20(作成者:IAEP理事長 宇田進一)-
- 地震予知情報掲載日時:2016/03/18 01:10 -

1. 総説

 アウターライズ巨大地震の前兆については、3/2のスマトラM7.8でリセットされたと考え、 新たに3/10に全球を計測した。 案の定、太平洋東部に顕著に見られていた大気重力波はかなり減少していた。 このことからM8台半ばと目されていた前兆は一旦減少したように見える。 しかし、これが巨大地震直前の静穏化なのか、新たにまたM8台半ば以上となって現れるのかは今の所不明だ。 再度計測する予定だ。

 また日本周辺でM7の前兆が現れた。 要注意だ。

 あれから5年が経った。 あの震災で2万人近くの方々が亡くなって、 その家族、友人知人を含めれば数百万人が、今なお癒されぬ悲しみの中にいることを、 忘れてしまったのではないかと思われるような言動が見られるようになった。
 あの震災と同規模の巨大地震については、 貞観の地震と思われる平野部の津波堆積物を発見したことによって、 震災の10年も前から、その規模だけでなく、発生間隔も指摘されていたのだが、 それを無視した結果、地震予知はともかく、 30年以内の発生確率も計算されないという、完全な見逃しであった。
 あの年の静岡大学での地震学会の大反省会では、小手先の技術的な事項の反省のみで、 学問をする上での根本的な考え方(philosophy)は反省されなかった。 学問に必要な自由闊達な議論がなされていない学界のように見える。 若い学生がそのことを指摘しても、そのことが大問題だとの反省の弁が聞かれなかった。 したがって、今もその雰囲気が継承されており、また大震災を迎えてしまうだろう。 大事なことは自由闊達な議論、切磋琢磨する議論だが、みんなヒラメとなってしまっている。とても残念だ。

 地域別予測に関しては会員ページをご覧ください (東日本大震災の余震域については原則M6以上、そのほかの地域は原則M5.5以上)。 会員ページ記載の予測の漏洩ならびに転用は厳禁です。

2.地域別予測

(1) 北海道

  P1506-01n:北海道南東はるか沖アウターライズ(N41.9, E147.0)
       から三陸はるか沖アウターライズ(N39.7, E144.3) M8.6
 第9段階での発生日は2016/04/01±3。 遅くとも今年春ころまでには巨大地震が想定される。 いずれも各月の下弦の月前後。

 この予測の三陸はるか沖のアウターライズの部分については少し活発になってきたように見えるが、 まだ頻発と言うほどではない。 予測した震央の海底にはリアルタイムの観測が可能な地震計群が配置されているので、 活発化してくれば政府によって発表されるはずです(12/10記)。
 2/25に指摘したとおり、3/2の下弦前後での発生は見なかった。

 2/25に修正した「2/22、25の大気重力波から震央を微修正します。
  P1602-05b:2016/03/09±6 オホーツク海(45.6N, 144.0E)M6.3」
 については、下記が発生しました。 この予測の前兆はP1603-02 M7.0の前哨 (最大マグニチュードを示さないが、大気重力波の分布域が大部分重複している)だったと考えられます。
  R3:M 4.5 03/16 19:01:32 UTC 46.636°N 147.383°E 281.2 km(USGS)
  R2:3/15 21:32 47.38 148.87 442 M3.7V オホーツク海南部(一元化)
  R1:M 5.3 03/10 18:38:58 UTC 43.189°N 149.032°E 10.0 km(USGS)
       43.408 149.067 h30 M5.1D 6.0V SE OFF ETOROFU(一元化)

(2) 東北地方

 前回(3/10)記載の「現在は3/07,08の大気重力波から以下とします。
  P1603-02:2016/3/28±7または4/12±7 岩手県沖(40.0N, 142.0E)M7.0
 発生日の予測のうち前者は通常値、後者は遅れ現象2による。 被害が予測される」については、 予測震央のやや東方で下記のように群発性の地震が発生しましたが、予測地震は未発生です。
  R:03/16 16:28:07 三陸沖 39.5N 143.5E 28.0km Mw4.0(AQUA-CMT)
  R:03/16 14:23:07 三陸沖 39.5N 143.5E  h17km Mw3.9(AQUA-CMT)
  R:03/16 13:09:19 三陸沖 39.4N 143.7E 30.0km Mw4.4(AQUA-CMT)
  R:03/16 09:25   三陸沖(39.5N, 143.5E)震度1 h10km M4.7
                               M4.9(USGS)
  R:03/15 14:06   三陸沖(39.5N, 143.5E)震度2 h10km M4.8
                               M4.8(USGS)

(4) 関東地方

 02/25以来記載の 「後に大地震を控えているときは、予測通り発生しないという法則があり、 今後どのように推移するか注意深く見守りたいと思います。
 相変わらずM6.0相当の大気重力波による前兆は出現し続けていますが、おそらく発生しないでしょう。 前兆があるにもかかわらず発生しないことの方が上記のように非常に恐ろしい。
 前兆が出ているので(2/23,24,25)、一応予測を掲載します。
  P1602-08:2016/03/19±5 関東地方南部(35.0N, 139.0E)M6.0
 については、今回も一応継続としますが、確かに発生するかどうかは不明です。

 前回(3/10)記載の「現在は3/06の大気重力波から以下とします。
  P1603-03:2016/3/20±5 火山列島とくに硫黄島近海(25.2N, 143.9E)M6.1
 については、下記が発生しましたが、Mが異なるためこのままとします。
  R:3/14 17:18 小笠原諸島はるか東方沖(26.4N,144.1E) h11 M4.8v(一元化)

 前回(3/10)記載の「同じく3/09の大気重力波から以下とします。
  P1603-04:2016/3/21±3 茨城県沖(36.5N, 140.7E)M5.1
 については、未発生です。

 前回(3/10)記載の「同じく3/10の大気重力波から以下とします。
  P1603-05:2016/3/19±3 八丈島近海(32.8N, 140.9E)M5.1
については、下記が発生しましたが、Mが少し異なるためこのままとします。
  R:03/12 09:24:02 31.949N 142.132E 69.2km M4.6(Hi-net)
            M 4.6 Hachijo-jima 32.176°N 141.883°E 24.7 km(USGS)
            32.279 141.910   h5.6 M4.1V(一元化)

 現在は3/15の大気重力波から以下とします。 遅れ現象2を適用。
  P1603-10:2016/4/07±5 関東地方はるか東方沖(36.0N, 145.0E)M6.0

(5) 中部地方

 02/18以来記載の
 「P1602-06:2016/03/15±4 紀伊半島南東沖(34.0N, 137.0E)M5.4
 については下記が発生しましたがMが異なるためこのままとします。
  R:3/5 13:26 33.9727 136.8363 h399.9 M4.2 紀伊半島南東沖(Hi-net)

 現在は3/11の大気重力波から以下とします。遅れ現象2を適用。
  P1603-11:2016/3/31±5 M5.8
   紀伊半島南東沖(33.0N, 137.0E)または四国はるか南方沖(31.0, 135.0E)

(6) 近畿、中四国、九州および南西諸島

 前回(3/10)記載の「現在は3/05,06の大気重力波から以下とします。
  P1603-06:2016/3/19±5 沖縄本島近海(25.0N, 127.7E)M5.8
 については、下記が発生しましたが、Mが異なるためこのままとします。
  R:M 4.6 03/14 23:11:15 UTC 26.564°N 128.951°E 18.3 km(USGS)
  R:3/12 05:00 奄美大島近海(28.3N, 129.5E) 震度3 h30km M4.3
                 M4.4 28.161°N 129.689°E 48.1 km(USGS)
  R:3/11 06:07 沖縄本島近海(26.6N, 127.1E) 震度1 h10km M3.4

 前回(3/10)記載の「同じく3/09,10の大気重力波から以下とします。
  P1603-07:2016/3/15±3 対馬近海(35.8N, 130.0E)M4.9
 については、未発生と考えられます。

 前回(3/10)記載の「同じく3/09の大気重力波から以下とします。
  P1603-08:2016/3/16±3 トカラ列島(30.5N, 129.0E)M5.1」
 については、下記が発生しました。
  R:3/14 16:03 トカラ列島(29.7N, 129.3E) 震度3 h230km M5.3
                M 5.5 29.849°N 128.982°E 207.5 km(USGS)
                29.8N 129.0E 220.0km Mw5.5(AQUA-CMT)

 前回(3/10)記載の「同じく3/10の大気重力波から以下とします。
  P1603-09:2016/3/20±4 台湾近海(23.0N, 123.7E)M5.6
 については、未発生です。

3.その他

 02/25以来記載の 「2/13の大気重力波から中国内陸(安徽省?)で大きめ(M6台後半?)の地震が4月下旬にありそうです」 については、3/5以降も大気重力波が見られるため。 このままとします。 震央候補地として、広東省も挙げておきます。


- 地震予知情報作成日時:2016/03/10 23:15(作成者:IAEP理事長 宇田進一)-
- 地震予知情報掲載日時:2016/03/11 00:50 -

1. 総説

 アウターライズ巨大地震については、ユーラシア大陸東部ではなく、 太平洋から北米大陸から大西洋(まで確認、これより東部は未確認)まで大気重力波が見られる。 現在鋭意計測中だが、マグニチュードはM8台半ばを超えそうだ。 しかし3/2のスマトラM7.8でリセットされたため、3/2以降、新たな計測が必要となった。 次回以降に公表する予定だ。

 また日本周辺でM7の前兆が現れた。 要注意だ。

 あれから5年が経った。 あの震災で2万人近くの方々が亡くなって、その家族、友人知人を含めれば数百万人が、 今なお癒されぬ悲しみの中にいることを、忘れてしまったのではないかと思われるような言動が見られるようになった。
 あの震災と同規模の巨大地震については、 貞観の地震と思われる平野部の津波堆積物を発見したことによって、 震災の10年も前から、その規模だけでなく、発生間隔も指摘されていたのだが、 それを無視した結果、地震予知はともかく、 30年以内の発生確率も計算されないという、完全な見逃しであった。
 あの年の静岡大学での地震学会の大反省会では、小手先の技術的な事項の反省のみで、 学問をする上での根本的な考え方(philosophy)は反省されなかった。 学問に必要な自由闊達な議論がなされていない学界のように見える。 若い学生がそのことを指摘しても、そのことが大問題だとの反省の弁が聞かれなかった。 したがって、今もその雰囲気が継承されており、また大震災を迎えてしまうだろう。 大事なことは自由闊達な議論、切磋琢磨する議論だが、みんなヒラメとなってしまっている。 とても残念だ。

 地域別予測に関しては会員ページをご覧ください (東日本大震災の余震域については原則M6以上、そのほかの地域は原則M5.5以上)。 会員ページ記載の予測の漏洩ならびに転用は厳禁です。

2.地域別予測

(1) 北海道

  P1506-01n:北海道南東はるか沖アウターライズ(N41.9, E147.0)から
     三陸はるか沖アウターライズ(N39.7, E144.3) M8.6
       第9段階での発生日は2016/04/01±3。
 遅くとも今年春ころまでには巨大地震が想定される。 いずれも各月の下弦の月前後。

 この予測の三陸はるか沖のアウターライズの部分については少し活発になってきたように見えるが、 まだ頻発と言うほどではない。 予測した震央の海底にはリアルタイムの観測が可能な地震計群が配置されているので、 活発化してくれば政府によって発表されるはずです(12/10記)。
 前々回(2/25)指摘したとおり、3/2の下弦前後での発生は見なかった。

 前々回(2/25)修正した「2/22、25の大気重力波から震央を微修正します。
  P1602-05b:2016/03/09±6 オホーツク海(45.6N, 144.0E)M6.3
 については、未発生と考えられます。

(2) 東北地方

02/11以来記載の「また01/31以降の大気重力波から以下とします。
  P1602-02:2016/03/06±5 日本海中西部(37.2N, 135.3E)M5.7」
 については、前兆が明瞭にもかかわらず発生しませんでした。 おそらく3/2のスマトラM7.8の影響下にあったと考えられます。

 前回(3/05)記載の「現在は3/01の大気重力波から以下とします。
  P1603-01:2016/3/09±3 福島県沖(37.4N, 141.3E)M5.0」
 については、下記が発生しました。大気重力波からのMの計算は正確でした(R1)。 予測した震央ではR2が発生しました。
  R2:03/08 18:08 福島県沖(37.5N, 141.4E) 震度1 h50km M3.8
  R1:03/07 16:37 岩手県沖(40.2N, 142.5E) 震度3 h30km M4.8
           40.144 142.463 34.1 M4.8D 5.1V NE OFF IWATE PREF(一元化)

 現在は3/07,08の大気重力波から以下とします。
  P1603-02:2016/3/28±7または4/12±7 岩手県沖(40.0N, 142.0E)M7.0
 発生日の予測のうち前者は通常値、後者は遅れ現象2による。 被害が予測される。

(4) 関東地方

 前々回(02/25)記載の 「後に大地震を控えているときは、予測通り発生しないという法則があり、 今後どのように推移するか注意深く見守りたいと思います。
 相変わらずM6.0相当の大気重力波による前兆は出現し続けていますが、おそらく発生しないでしょう。 前兆があるにもかかわらず発生しないことの方が上記のように非常に恐ろしい。
 前兆が出ているので(2/23,24,25)、一応予測を掲載します。
  P1602-08:2016/03/19±5 関東地方南部(35.0N, 139.0E)M6.0
 については、一応継続としますが、確かに発生するかどうかは不明です。

 02/05以来記載の「現在は02/04の大気重力波から以下とします。
  P1602-03(暫定):2016/02/23±7 鳥島はるか東方沖(31.5N, 144.5E) M6.8」
 については、3/2のスマトラM7.8の前兆の一部だったとします。

 前々回(02/25)記載の「現在は02/20以降の大気重力波から以下とします。
  P1602-09:2016/03/11±5 鳥島近海(30.6N, 140.3E)M5.8」
 については、3/2のスマトラM7.8の前兆の一部だったとします。

 現在は3/06の大気重力波から以下とします。
  P1603-03:2016/3/20±5 火山列島とくに硫黄島近海(25.2N, 143.9E)M6.1

 同じく3/09の大気重力波から以下とします。
  P1603-04:2016/3/21±3 茨城県沖(36.5N, 140.7E)M5.1

 同じく3/10の大気重力波から以下とします。
  P1603-05:2016/3/19±3 八丈島近海(32.8N, 140.9E)M5.1

(5) 中部地方

 02/18以来記載の
 「P1602-06:2016/03/15±4 紀伊半島南東沖(34.0N, 137.0E)M5.4
 については下記が発生しましたがMが異なるためこのままとします。
  R:3.5 13:26 33.9727 136.8363 h399.9 M4.2 紀伊半島南東沖(Hi-net)

(6) 近畿、中四国、九州および南西諸島

 02/11以来記載の 「現在は2/8の大気重力波からルソン島東部または東方沖でM6半ばが2月下旬に予測されますが詳細は省きます」 については、3/2のスマトラM7.8の前兆の一部だったとします。

 前々回(02/25)記載の 「現在は2/24の大気重力波から2/29前後に山口県西方沖でM4台半ばが推定されます」 については、下記が発生しました。
  R:03/09 0:33 同下
  R:03/05 20:02 福岡県北西沖(33.7N, 130.4E) 震度3 h10km M3.5

 前回(02/25)記載の「現在は02/24の大気重力波から以下とします。
  P1602-10:2016/03/05±5 奄美大島〜沖縄本島南東沖(27.7N,130.0E)M5.6」
 については、3/2のスマトラM7.8の前兆の一部だったとします。

 現在は3/05,06の大気重力波から以下とします。
  P1603-06:2016/3/19±5 沖縄本島近海(25.0N, 127.7E)M5.8

 同じく3/09,10の大気重力波から以下とします。
  P1603-07:2016/3/15±3 対馬近海(35.8N, 130.0E)M4.9

 同じく3/09の大気重力波から以下とします。
  P1603-08:2016/3/16±3 トカラ列島(30.5N, 129.0E)M5.1

 同じく3/10の大気重力波から以下とします。
  P1603-09:2016/3/20±4 台湾近海(23.0N, 123.7E)M5.6

3.その他

 前回(02/25)記載の 「2/13の大気重力波から中国内陸(安徽省?)で大きめ(M6台後半?)の地震が4月下旬にありそうです」 については、3/5以降も大気重力波が見られるため。 このままとします。 震央候補地として、広東省も挙げておきます。


- 地震予知情報作成日時:2016/03/05 01:40(作成者:IAEP理事長 宇田進一)-
- 地震予知情報掲載日時:2016/03/05 14:00 -

1. 総説

  R:M 7.8 - Southwest of Sumatra, Indonesia 03/02 12:49:48 UTC 4.908°S 94.275°E 24.0 km
 2004年12月に発生したスマトラ沖M9.1のアウターライズで3/2上記の大地震が発生した。
 この地震の大気重力波による前兆はおよそ18,000,000km2に及んだはず。 震央から日本周辺までは約6000kmあり、1800万km2/6000km=3000kmで、 巾3000kmを与えれば、十分日本周辺に影響を及ぼしていた可能性がある。 したがって、日本周辺に予測していたM6以上の予測もこの大地震M7.8の一部であった可能性もある。
 今年1/14の浦河沖M6.7、 2/6台湾M6.4、 2/22硫黄島近海M6.4(速報値)の大きめの発生が、 いずれも予測より少し小さめだった。 このクラスになると、“予測対応地震の発生“で多くの実例を示したように予実差は0.1程度なのに、 どうしたのかなといぶかしく思っていた。 スマトラ沖M7.8の影響を受けていたと考えれば、ある程度納得がいく。
 日本列島周辺の前兆が、この大地震の影響下にあったかどうかは、 時系列を遡って、南半球を含む広大な地域の大気重力波を調べる必要があるが、マンパワー的に困難だ。 次善の策としては、日本周辺の大気重力波の出現状況を今後1週間程度観察すれば、判明するだろう。

 アウターライズ巨大地震については、ユーラシア大陸東部ではなく、 太平洋から北米大陸から大西洋(まで確認、これより東部は未確認)まで大気重力波が見られる。 現在鋭意計測中だが、マグニチュードはM8台半ばを超えそうだ。 計測が完了したら公表する予定だ。 今週も体調を崩し、まだ計測を終了していない。

  1.  

     かつて、アウターライズでM8.6、 その正断層の傾斜角を45度と仮定した計算結果が公表されたことがあった(北大)。 その場合、2011.3.11とほぼ同じ津波が発生すると計算されていた。 最近の世界の大地震の発生状況を見るとほぼ推定通りの箇所で発生しており、 従って最大値のM8.8ではなくM8.6程度と推定される。 正断層の傾斜角を90度と仮定するとおそらく3.11よりは高い津波が発生すると推定され、 何れにせよ要警戒だ。
     いつ発生するかは各々の月の下弦前後で、遅くとも今春までと推定される。 3月2日の下弦前後の予測については、直前信号がまだ出ていないため、 発生しない見込みだ。
     麒麟地震研究所の電磁波ノイズ測定器は、 中央構造線の直上に位置しているため、大地震の前兆を捉えやすい。 このことに気がついている人はほとんどいない。
     直前のデータについては同所のTWITTERを参照されたい。

  2.  

     「大地震の前には中小の地震が予測通り発生しないことが、 当会の過去の実積を分析した結果、判明している。 従って、現在予測している各地の地震は、 上記アウターライズ巨大地震の影響を受けているかもしれないので、あるいは発生しない可能性もある。 これは非常に重要なことだが、理解できる人は殆どいない。

  3.  地域別予測に関しては会員ページをご覧ください (東日本大震災の余震域については原則M6以上、そのほかの地域は原則M5.5以上)。 会員ページ記載の予測の漏洩ならびに転用は厳禁です。

2.地域別予測

(1) 北海道

  P1506-01n:北海道南東はるか沖アウターライズ(N41.9, E147.0)から三陸はるか沖アウターライズ(N39.7, E144.3) M8.6
   第9段階での発生日は2016/04/01±3。
   遅くとも今年春ころまでには巨大地震が想定される。
   いずれも各月の下弦の月前後。

この予測の三陸はるか沖のアウターライズの部分については少し活発になってきたように見えるが、 まだ頻発と言うほどではない。 予測した震央の海底にはリアルタイムの観測が可能な地震計群が配置されているので、 活発化してくれば政府によって発表されるはずです(12/10記)。
 前々回(2/18)の3/2前後の発生推測は、 ラドン、電磁波ノイズなどに直前信号がまだ見られないため、発生しない見込みです。

 前回(2/25)修正した「2/22、25の大気重力波から震央を微修正します。
  P1602-05b:2016/03/09±6 オホーツク海(45.6N, 144.0E)M6.3
 については、未発生と考えられます。

(2) 東北地方

 02/11以来記載の「また01/31以降の大気重力波から以下とします。
  P1602-02:2016/03/06±5 日本海中西部(37.2N, 135.3E)M5.7
 については、未発生と考えられます。

 現在は3/01の大気重力波から以下とします。
  P1603-01:2016/3/09±3 福島県沖(37.4N, 141.3E)M5.0

(4) 関東地方

 前回(02/25)記載の 「後に大地震を控えているときは、予測通り発生しないという法則があり、 今後どのように推移するか注意深く見守りたいと思います。
 相変わらずM6.0相当の大気重力波による前兆は出現し続けていますがおそらく、発生しないでしょう。 前兆があるにもかかわらず発生しないことの方が上記のように非常に恐ろしい。
 前兆が出ているので(2/23,24,25)、一応予測を掲載します。
  P1602-08:2016/03/19±5 関東地方南部(35.0N, 139.0E)M6.0
 については、一応継続としますが、確かに発生するかどうかは不明です。

 02/05以来記載の「現在は02/04の大気重力波から以下とします。
  P1602-03(暫定):2016/02/23±7 鳥島はるか東方沖(31.5N, 144.5E) M6.8
 については、前回(02/25) 「暫定付きでこのままとしますが、もっと大きい(例えばアウターライズ地震)の前兆の一部とも考えられます。 2/25にもほぼ同規模の前兆が見られますが、まだ暫定です」としていましたが、 3/2のスマトラM7.8の前兆の一部だった可能性が高く、しばらく様子見とします。

 前回(02/25)記載の「現在は02/20以降の大気重力波から以下とします。
  P1602-09:2016/03/11±5 鳥島近海(30.6N, 140.3E)M5.8
 については、下記が発生しましたが、 3/2のスマトラM7.8の前兆の一部だった可能性が高く、しばらく様子見とします。
  R:M 4.7 02/29 08:11:58 UTC 30.492°N 139.104°E 10.0 km(USGS)
          (30.27N, 138.81E) h65km M4.6 Mw4.8(気象庁CMT解)

(5) 中部地方

 前々回(02/18)記載の
 「P1602-06:2016/03/15±4 紀伊半島南東沖(34.0N, 137.0E)M5.4
 についてはこのままとします。

(6) 近畿、中四国、九州および南西諸島

 02/11以来記載の 「現在は2/8の大気重力波からルソン島東部または東方沖でM6半ばが2月下旬に予測されますが詳細は省きます」 については、3/2のスマトラM7.8の前兆の一部だった可能性が高く、 しばらく様子見とします。

 前々回(02/18)記載の「現在は02/14以降の大気重力波から以下とします。誘発地震として計算。
  P1602-07:2016/02/21±5 台湾近海(22.5N, 121.3E)M5.8」
 については、下記が発生しました。 合計エネルギーはM5.4相当。
  R:3/01 04:47 石垣島近海(23.8N, 123.4E)震度2 h30km M5.3
                M 5.1 23.891°N 123.402°E 32.6 km(USGS)
                M5.3(一元化)
  R:M 4.7 02/28 16:29:43 UTC 25.253°N 124.849°E 88.7 km(USGS)
          25.256 124.785 86.5 4.2D 4.0V NW OFF MIYAKOJIMA ISLAND(一元化)
 以上 Mt=5.0
  R:2.27 11:59:51 22.396 121.207 0 M4.5V TAIWAN REGION(一元化)
                M 4.5 22.337°N 121.198°E 13.7 km(USGS)
  R:2.24 13:35:53 21.0831 122.009 6 M4.4V TAIWAN REGION(一元化)
  R:2.23 17:26:27 24.023 122.346 24.9 M4.5D TAIWAN REGION(一元化)
                M 4.8 23.948°N 122.416°E 24.2 km(USGS)

 前回(02/25)記載の「現在は2/24の大気重力波から2/29前後に山口県西方沖でM4台半ばが推定されます。  同じく2/24の大気重力波から2/29前後に豊後水道から国東半島沖でM4台半ばが推定されます」 については、下記が発生しました。 両者は同一の地震の前兆だったようです。
  R:3/03 16:11 宮崎県南部平野部(31.8N, 131.4E) 震度4 h50km M4.9

 前回(02/25)記載の「現在は02/24の大気重力波から以下とします。
  P1602-10:2016/03/05±5 奄美大島〜沖縄本島南東沖(27.7N,130.0E)M5.6
 については、3/2のスマトラM7.8の前兆の一部だった可能性が高く、しばらく様子見とします。

3.その他

 前回(02/25)記載の 「2/13の大気重力波から中国内陸(安徽省?)で大きめ(M6台後半?)の地震が4月下旬にありそうです」 については、3/2のスマトラM7.8の前兆の一部だった可能性が高く、 しばらく様子見とします。