中波帯電磁波ノイズ観測、大気重力波観測による地震発生予測実験

 当ページの色分けは次の通りです。 原則としてM5.0未満の予測は記載しないこととしています。

赤(P) :M5.5以上の予測
青(P) :M5.5未満M5.0以上の予測
緑(R) :予測に対応した発生地震
黒(P,R):M5.0未満の予測、および予測していなかった発生地震


- 地震予知情報作成日時:2016/01/29 00:20(作成者:IAEP理事長 宇田進一)-
- 地震予知情報掲載日時:2016/01/30 11:00 -

1. 総説

 浦河沖で当会の予測通りに大地震が発生したが、 の後も日本周辺ではいくつかのM6以上の大きめの前兆が出現しており、 もっと大きな一つの地震の前兆である場合があり要注意だ。

地震予知分野の魑魅魍魎 (3)

 2004年の秋(10月)の地震学会で、さざ波雲(大気重力波)による地震予知の方法について口頭発表した。 的中率(予測通りに発生したか;警告的中率と言う)は7割近いというものであった。 これ以前のだいぶ前から友人関係約70〜80人にはe-mailで予知情報を送付していたもので、 その中の一人N氏が「何を見て予知しているのか?」と訊いてきたので、発表を決意した。 このときTV朝日のクルーが一部始終を撮影していて、後日取材に訪れた。 この取材の最中にM7クラスの前兆を2個キャッチしており、それを告げたところ、 実際に11/29に釧路沖でM7.1が、また12/6に根室半島沖でM7.0が発生した。 この時はまだ震央の精度は高くはなかったが予測通りのマグニチュードで発生した。 俄然取材態度が変わり、結果翌年(2005年)の1月に放映された。 視聴率が良かったのか7月にも追加放映された。この時、家具の転倒や津波の恐ろしさを強調しており、 例え50cmの津波でさえ、人間を押し流す力があり、油断しないようにという内容だった。 この6年後に東日本大震災が発生し、津波の恐ろしさを嫌という程思い知った。 この時のTV朝日のプロデューサーの慧眼には脱帽だ。
 さて、2005年の春の地球惑星科学連合大会で、 私の方法による地震予知の見逃し率について発表しようと口頭発表を申し込んだところ、 コンビーナー(座長)N氏によって拒否され、ポスター発表に回された。 このセッションでは、私を拒否したため、口頭発表の題目が不足し、 わざわざ16:45から総合討論なるものをN氏は組んだ。 その後、2006年、2007年の地球惑星科学連合大会にも同セッションに口頭発表を申し込んだが、 いずれも拒否され、ポスターセッションに回された。 つまり3年連続で拒否されたわけで,理由の説明はない。 ”Why Japanese people?”

  1.  

     かつて、アウターライズでM8.6、 その正断層の傾斜角を45度と仮定した計算結果が公表されたことがあった(北大)。 その場合、2011.3.11とほぼ同じ津波が発生すると計算されていた。 最近の世界の大地震の発生状況を見るとほぼ推定通りの箇所で発生しており、 従って最大値のM8.8ではなくM8.6程度と推定される。 正断層の傾斜角を90度と仮定するとおそらく3.11よりは高い津波が発生すると推定され、 何れにせよ要警戒だ。
     いつ発生するかは各々の月の下弦前後で、遅くとも今春までと推定される。 1月の下弦の月前後では発生をみなかった。2月は1日が下弦だ。
     麒麟地震研究所の電磁波ノイズ測定器は、 中央構造線の直上に位置しているため、大地震の前兆を捉えやすい。 直前のデータについては同所のTWITTERを参照されたい。

  2.  

     2015/6/25に具体的な事例によって震度5弱以上という基準で地震予知情報を評価するのは誤りだと指摘した。 なぜなら同じ期間(2014年1月1日から2015年6月10日の約1年半) に発生したM6以上の14個もの発生地震を見逃しても良いことになってしまうからだ。
     一方2012年1月1日から2015年6月10日の約3年半に発生したM≧6.8の地震をリストアップし、 この12個の地震に対して、当会の予知はどのようであったかを示した。 その結果すでに毎回示したように 「マグニチュードが6.8より大きな大地震 (例えば、2004年10月23日の山古志村が大被害を被った中越地震はM6.8)についていえば、 75%(100%)予知していたこととなる。」

  3.  

     震度5弱以上のみで評価すると重大な多くの地震を見逃しても良いことになってしまい、 評価方法としては適切ではないことを示した。 どうしても震度で評価したいのであれば、 震度とマグニチュードの両縛りで評価するのが適切である。 例えば、アウターライズでの巨大地震では、 陸地における震度はそれほどではなくても、大津波が襲来する。 震度のみで評価する習慣を身につけてしまうと、 逃げなくても良いと勘違いするかもしれない。
     また1/19に発生した台湾の地震(下記)、は日本領土内での震度は1であったが、 台湾での震度は5級(台湾中央気象局)で、台湾の人々は肝をつぶしたに違いない。 このように日本周辺国や、 世界の地震予知を評価するのに日本の震度5弱を基準とするとおかしなこととなってしまう。
      R:01/19 11:13 台湾付近(22.83N, 121.29E) 震度1 h29km M5.8D,6.0V(一元化)

  4.  

     「大地震の前には中小の地震が予測通り発生しないことが、当会の過去の実積を分析した結果、判明している。 従って、現在予測している各地の地震は、 上記アウターライズ巨大地震の影響を受けているかもしれないので、あるいは発生しない可能性もある。 これは非常に重要なことだが、理解できる人は殆どいない」と述べてきた。 実際に1/14、1/12にそれぞれM6.7、M6.2の発生を見た。

地域別予測に関しては会員ページをご覧ください (東日本大震災の余震域については原則M6以上、そのほかの地域は原則M5.5以上)。 会員ページ記載の予測の漏洩ならびに転用は厳禁です。

2.地域別予測

(1) 北海道

  P1506-01m:北海道南東はるか沖アウターライズ(N41.9, E147.0)から
       三陸はるか沖アウターライズ(N39.7, E144.3) M8.6
 第8段階での発生日は2016/03/02±3。遅くとも今年春ころまでには巨大地震が想定される。 いずれも各月の下弦の月前後。 岐阜大学のラドンの値が平常のままなので、02/01前後では発生しない見込みです。

 この予測の三陸はるか沖のアウターライズの部分については少し活発になってきたように見えるが、 まだ頻発と言うほどではない。 予測した震央の海底にはリアルタイムの観測が可能な地震計群が配置されているので、 活発化してくれば政府によって発表されるはずです(12/10記)。

(2) 東北地方

 前回(01/21)記載の「現在は01/16の大気重力波から以下とします。
  P1601-05:2016/02/01±4 宮城県、福島県境はるか沖(37.9N, 144.0E)M5.4」
 については、下記が発生しましたが、1/24の大気重力波から次のように修正します。
  P1601-05b:2016/02/01±4 宮城県はるか沖(38.9N, 144.5E)M5.6
  R:1/24 05:53:41 37.7655 143.7809 82.5 3.3
  R:1/24 00:17:04 37.7399 143.4193 68.7 3.8
  R:1/23 09:24:13 38.1221 144.5696 64.8 3.8 (以上Hi-net)

 現在は01/26,27,28の大気重力波から以下とします。
  P1601-09(暫定):2016/02/27±7 M6.7 宮城県はるか沖(38.9N, 143.0E)または択捉島南東沖(44.0N,149.3E)

(4) 関東地方

 前回(01/21)記載の「規模を縮小して1/17に見られた大気重力波によって新たな予測とします。
  P1601-06:2016/02/09±5 東京湾(35.7N,139.8E)M6.0
 なお下記が発生しています」 については、下記が発生しましたがMが異なるためこのままとしますが、前回誤記がありましたので訂正します。
  P1601-06:2016/02/09±5 東京湾(35.2N,139.8E)M6.0
  R:01/28 10:51:34 東京湾(35.227N, 139.655E)h87.1km M3.0(Hi-net)
  R:01/25 00:13 千葉県東方沖(35.6N, 140.7E) 震度3 h51km M4.4D(一元化)
  R:01/23 05:34 伊豆半島南東沖(35.0N, 139.1E) 震度3 h10km M4.4
  R:01/23 01:33 相模湾(35.1N, 139.1E) 震度3 h10km M3.9
 ほか有感地震2個

  R:01/18 09:57 相模湾(35.2N, 139.2E) 震度2 h150km M4.2
           35.182 139.277 150.3 M4.3D 4.5W SAGAMI BAY REGION(一元化)
           M 4.6 35.181°N 139.273°E 143.4 km(USGS)

 12/24以来記載の 「また12/23の大気重力波から以下とします。 深発として計算。 通常なら2016/01/07となります。
  P1512-09:2016/2/16±6 or01/07±6 小笠原諸島近海(29.8N, 141.0E) M6.3
 については、未発生と考えられます。
  R:M 4.8 01/20 07:16:52 UTC 30.202°N 140.833°E 78.3 km(USGS)
                  30.419 141.309 h88 M4.7V(一元化)
  R:M 5.0 2015/12/31 19:08:07 UTC 31.088°N 141.729°E 21.3 km(USGS)

 01/08記載の「現在は01/04,05の大気重力波から以下とします。
  P1601-01:2016/01/16±3 茨城県沖(36.5N, 141.6E) M5.1
 については、その後下記が発生しました。
  R:01/26 05:12 茨城県北部(36.7N, 140.7E) 震度1 h10km M3.4
  R:01/25 08:09 茨城県沖 (36.6N, 140.9E) 震度2 h0km  M3.9
  R:01/25 04:47 茨城県沖 (36.6N, 141.0E) 震度1 h50km M3.0
  R:01/25 02:13 福島県沖 (37.1N, 141.2E) 震度4 h29km M4.2D,4.4V(一元化)
  R:01/24 06:33 茨城県沖 (35.9N, 141.0E) 震度3 h30km M4.6

  R:01/15 04:29 茨城県北部(36.5N, 140.6E) 震度3 h60km M4.3
                36.449 140.580 56.0 4.3D 4.8V(一元化)

 前回(01/21)記載の 「1/16,19に規模を大きくして、似た大気重力波が見られましたので、下記のように修正します。 深発として計算。
  P1601-04b:2016/02/25±7 小笠原諸島とくに硫黄島近海(23.9N, 140.0E)M6.7
 については、下記が発生しましたが、Mが異なるためこのままとします。
  M 4.8 01/26 15:38:56 UTC 22.707°N 144.152°E 35.0 km(USGS)

 現在は01/24の大気重力波から以下とします。
  P1601-10:2016/02/10±4 八丈島近海(33.1N, 140.0E)M5.5

(5) 中部地方

 01/08記載の「現在は01/07の大気重力波から以下とします。
  P1601-02:2016/01/29±5 新潟県上越と長野県県境付近(36.9N, 138.4E)または伊勢湾(34.3N, 137.1E) M5.9
 については、各々の予測震央付近で小さな地震が発生しました。 1/14に浦河沖M6.7が発生しているので、 この予測は発生しない可能性もありますが予測最終日が未到来のためこのままとします。
  R3:01/15 20:05 愛知県西部(35.2N, 137.1E) 震度1 h20km M3.0
  R2:01/13 05:46 新潟県下越地方(37.8N, 139.2E) 震度1 h20km M3.1
  R1:01/11 11:02 伊勢湾(34.9N, 136.7E) 震度1 h20km M2.1

(6) 近畿、中四国、九州および南西諸島

 前回(01/21)記載の「現在は01/04の大気重力波から以下とします。
  P1601-03:2016/01/21±4 伊予灘(33.7N, 132.3E)M5.5
 については、浦河沖大地震の前兆とダブっていたと考えらます」 については、下記が発生しました。 Mが小さめなのは浦河沖M6.7の前兆域とダブっていたためでしょう。
  R:01/27 09:54:46 33.4824 131.9295 h69.9 M3.5(Hi-net)
  R:01/26 13:36 伊予灘(33.7N, 132.3E) 震度1 h50km M3.3

 前回(01/21)記載の「1/18に西日本を示唆する大気重力波が見られたので以下とします。
  P1601-07:2016/01/31±4 瀬戸内海東部(34.7N,134.7E)M5.2」
 については、下記が発生しました。
  R:1/24 07:05 M2.4 震度1、1/24 20:27 M2.4 震度1(以上和歌山県北部34.2N,135.2E)、
    1/27 13:22 M3.0 震度1 紀伊水道(34.2N, 135.1E)

 前回(01/21)記載の「現在は01/09,16以降の大気重力波から以下とします。
  P1601-08:2016/02/09±5 7 沖縄トラフ琉球海溝(23.8N,128.5E)M6.8
 小津波が発生するかもしれない」 については、未発生です。 誤記がありましたので訂正します。 震央候補地を追加します。
  P1601-08b:2016/02/09±7 M6.8 琉球海溝(23.8N,128.5E)または台湾近海(22.6N,122.0E)
 小津波が発生するかもしれない。

 現在は01/23,27,28の大気重力波から以下とします。
  P1601-11:2016/02/14±4 伊予灘(33.5N, 131.9E)M5.6

 12/31以来記載の 「一方、ルソン島北方〜北東沖あたりで大きめ(M6.5)の地震が12/28の大気重力波から予測されますが、 外国のため詳細は省きます」 については、下記が発生しましたが、Mが異なるためこのままとします。
  R:1/20 03:50 20.795 120.329 0 M4.5V PHILIPPINE ISL REGION(一元化)
  R:M 5.2 - 60km N of Claveria, Philippines 2016/01/04 14:36:15 UTC
                  19.157°N 121.105°E h22.1km(USGS)

3.その他

  1.  

     現在、朝鮮半島北部から日本海西部にかけて連日のように大気重力波がみられます(時折短波長)。 昨年の9月27日の御嶽山の噴火の予知をした時に、白頭山についても言及しましたが、噴火はしませんでした。 しかし中国や北朝鮮の科学者からはかなり危険な兆候が報告されているようです。 現在見られる大気重力波はこれらを捉えている可能性がありますが、今の所大規模ではありません。

     http://blogos.com/article/39505/

     http://www.museum.tohoku.ac.jp/past_kikaku/paekdusan/

  2.  

     黄海にまた大気重力波が出現してきました。 M6.0前後か。


- 地震予知情報作成日時:2016/01/21 22:15(作成者:IAEP理事長 宇田進一)-
- 地震予知情報掲載日時:2016/01/23 11:40 -

1. 総説

 浦河沖で当会の予測通りに大地震が発生したが、 その後も日本周辺ではいくつかのM6以上の大きめの前兆が出現しており要注意だ。

地震予知分野の魑魅魍魎 (3)

 2004年の秋(10月)の地震学会で、さざ波雲(大気重力波)による地震予知の方法について口頭発表した。 的中率(予測通りに発生したか;警告的中率と言う)は7割近いというものであった。 これ以前のだいぶ前から友人関係約70〜80人にはe-mailで予知情報を送付していたもので、 その中の一人N氏が「何を見て予知しているのか?」と訊いてきたので、発表を決意した。 このときTV朝日のクルーが一部始終を撮影していて、後日取材に訪れた。 この取材の最中にM7クラスの前兆を2個キャッチしており、それを告げたところ、 実際に11/29に釧路沖でM7.1が、また12/6に根室半島沖でM7.0が発生した。 この時はまだ震央の精度は高くはなかったが予測通りのマグニチュードで発生した。 俄然取材態度が変わり、結果翌年(2005年)の1月に放映された。 視聴率が良かったのか7月にも追加放映された。この時、家具の転倒や津波の恐ろしさを強調しており、 例え50cmの津波でさえ、人間を押し流す力があり、油断しないようにという内容だった。 この6年後に東日本大震災が発生し、津波の恐ろしさを嫌という程思い知った。 この時のTV朝日のプロデューサーの慧眼には脱帽だ。
 さて、2005年の春の地球惑星科学連合大会で、 私の方法による地震予知の見逃し率について発表しようと口頭発表を申し込んだところ、 コンビーナー(座長)N氏によって拒否され、ポスター発表に回された。 このセッションでは、私を拒否したため、口頭発表の題目が不足し、 わざわざ16:45から総合討論なるものをN氏は組んだ。 その後、2006年、2007年の地球惑星科学連合大会にも同セッションに口頭発表を申し込んだが、 いずれも拒否され、ポスターセッションに回された。 つまり3年連続で拒否されたわけで,理由の説明はない。 ”Why Japanese people?”

  1.  

     かつて、アウターライズでM8.6、 その正断層の傾斜角を45度と仮定した計算結果が公表されたことがあった(北大)。 その場合、2011.3.11とほぼ同じ津波が発生すると計算されていた。 最近の世界の大地震の発生状況を見るとほぼ推定通りの箇所で発生しており、 従って最大値のM8.8ではなくM8.6程度と推定される。 正断層の傾斜角を90度と仮定するとおそらく3.11よりは高い津波が発生すると推定され、 何れにせよ要警戒だ。
     いつ発生するかは各々の月の下弦前後で、遅くとも今春までと推定される。 1月の下弦の月前後では発生をみなかった。2月は1日が下弦だ。
     麒麟地震研究所の電磁波ノイズ測定器は、 中央構造線の直上に位置しているため、大地震の前兆を捉えやすい。 直前のデータについては同所のTWITTERを参照されたい。

  2.  

     2015/6/25に具体的な事例によって震度5弱以上という基準で地震予知情報を評価するのは誤りだと指摘した。 なぜなら同じ期間(2014年1月1日から2015年6月10日の約1年半) に発生したM6以上の14個もの発生地震を見逃しても良いことになってしまうからだ。
     一方2012年1月1日から2015年6月10日の約3年半に発生したM≧6.8の地震をリストアップし、 この12個の地震に対して、当会の予知はどのようであったかを示した。 その結果すでに毎回示したように 「マグニチュードが6.8より大きな大地震 (例えば、2004年10月23日の山古志村が大被害を被った中越地震はM6.8)についていえば、 75%(100%)予知していたこととなる。」

  3.  

     震度5弱以上のみで評価すると重大な多くの地震を見逃しても良いことになってしまい、 評価方法としては適切ではないことを示した。 どうしても震度で評価したいのであれば、 震度とマグニチュードの両縛りで評価するのが適切である。 例えば、アウターライズでの巨大地震では、 陸地における震度はそれほどではなくても、大津波が襲来する。 震度のみで評価する習慣を身につけてしまうと、 逃げなくても良いと勘違いするかもしれない。
     また1/19に発生した台湾の地震(下記)、は日本領土内での震度は1であったが、 台湾での震度は5級(台湾中央気象局)で、台湾の人々は肝をつぶしたに違いない。 このように日本周辺国や、 世界の地震予知を評価するのに日本の震度5弱を基準とするとおかしなこととなってしまう。
      R:01/19 11:13 台湾付近(22.83N, 121.29E) 震度1 h29km M5.8D,6.0V(一元化)

  4.  

     「大地震の前には中小の地震が予測通り発生しないことが、当会の過去の実積を分析した結果、判明している。 従って、現在予測している各地の地震は、 上記アウターライズ巨大地震の影響を受けているかもしれないので、あるいは発生しない可能性もある。 これは非常に重要なことだが、理解できる人は殆どいない」と述べてきた。 実際に1/14、1/12にそれぞれM6.7、M6.2の発生を見た。

地域別予測に関しては会員ページをご覧ください (東日本大震災の余震域については原則M6以上、そのほかの地域は原則M5.5以上)。 会員ページ記載の予測の漏洩ならびに転用は厳禁です。

2.地域別予測

(1) 北海道

  P1506-01L:北海道南東はるか沖アウターライズ(N41.9, E147.0)
       から三陸はるか沖アウターライズ(N39.7, E144.3) M8.6
 第7段階での発生日は2016/02/01±3。遅くとも今年春ころまでには巨大地震が想定される。 いずれも各月の下弦の月前後。
この予測の三陸はるか沖のアウターライズの部分については少し活発になってきたように見えるが、 まだ頻発と言うほどではない。 予測した震央の海底にはリアルタイムの観測が可能な地震計群が配置されているので、 活発化してくれば政府によって発表されるはずです(12/10記)。

(2) 東北地方

 現在は01/16の大気重力波から以下とします。
  P1601-05:2016/02/01±4 宮城県、福島県境はるか沖(37.9N, 144.0E)M5.4

(4) 関東地方

 1/12の北海道北西沖M6.2、1/14の浦河沖M6.7が発生しておりその後の大気重力波の発生状況は、 1/15に小さめの大気重力波、1/17に中程度の大気重力波が見られました。 したがってP1511-07cの M6.6相当の大気重力波は浦河沖M6.7の前兆とダブっていたと判断されます。 規模を縮小して1/17に見られた大気重力波によって新たな予測とします。
  P1601-06:2016/02/09±5 東京湾(35.7N,139.8E)M6.0
 なお下記が発生しています。
  R:01/18 09:57 相模湾(35.2N, 139.2E) 震度2 h150km M4.2
              M 4.6 35.181°N 139.273°E 143.4 km(USGS)

 12/24以来記載の「また12/23の大気重力波から以下とします。 深発として計算。 通常なら2016/01/07となります。
  P1512-09:2016/2/16±6 or01/07±6 小笠原諸島近海(29.8N, 141.0E) M6.3
 については、未発生と考えられます。
  R:M 4.8 01/20 07:16:52 UTC 30.202°N 140.833°E 78.3 km(USGS)
  R:M 5.0 2015/12/31 19:08:07 UTC 31.088°N 141.729°E 21.3 km(USGS)

 前々回(01/08)記載の「現在は01/04,05の大気重力波から以下とします。
  P1601-01:2016/01/16±3 茨城県沖(36.5N, 141.6E) M5.1
 については、小さな地震が発生しました。
  R:01/15 04:29 茨城県北部(36.5N, 140.6E) 震度3 h60km M4.3
                36.449 140.580 56.0 4.3D 4.8V(一元化)

 前回(01/14)記載の「1/8の大気重力波から以下とします。
  P1601-04:2016/02/15±5 小笠原諸島とくに硫黄島近海(24.3N, 140.5E)M5.8」
 については、1/16,19に規模を大きくして、 似た大気重力波が見られましたので、下記のように修正します。 深発として計算。
  P1601-04b:2016/02/25±7 小笠原諸島とくに硫黄島近海(23.9N, 140.0E)M6.7

(5) 中部地方

 12/31以来記載の「現在は12/27の大気重力波から以下としますが大地震を予測しているため、 あるいは発生しない可能性もあります。
  P1512-10:2016/01/12±4 福井県(36.0N, 136.2E) M5.4」
 については、予測最終日まで様子見としましたが、発生しませんでした。 浦河沖M6.7の前兆の一部だったと考えられます。

 前回(01/08)記載の「現在は01/07の大気重力波から以下とします。
  P1601-02:2016/01/29±5 新潟県上越と長野県県境付近(36.9N, 138.4E)または伊勢湾(34.3N, 137.1E) M5.9
 については、各々の予測震央付近で小さな地震が発生しました。 1/14に浦河沖M6.7が発生しているので、 この予測は発生しない可能性もありますが予測最終日が未到来のためこのままとします。
  R3:01/15 20:05 愛知県西部  (35.2N, 137.1E) 震度1 h20km M3.0
  R2:01/13 05:46 新潟県下越地方(37.8N, 139.2E) 震度1 h20km M3.1
  R1:01/11 11:02 伊勢湾    (34.9N, 136.7E) 震度1 h20km M2.1

(6) 近畿、中四国、九州および南西諸島

 12/17以降述べている下記予測
 「P1512-07b:2016/01/15±4 台湾近海(23.1N, 122.2E) M5.4」
 については、下記が発生しました。
  R:01/19 11:13 台湾付近(22.83N, 121.29E) 震度1 h29km M5.8D,6.0V(一元化)
               M 5.5 22.880°N 121.315°E 25.6 km(USGS)

 台湾での震度は5級(台湾中央気象局)。 日本と同じですが日本では震度5は弱と強に分かれています。

 前々回(01/08)記載の「現在は01/04の大気重力波から以下とします。
  P1601-03:2016/01/21±4 伊予灘(33.7N, 132.3E)M5.5」
 については、浦河沖大地震の前兆とダブっていたと考えらます。

 1/18に西日本を示唆する大気重力波が見られたので以下とします。
  P1601-07:2016/01/31±4 瀬戸内海東部(34.7N,134.7E)M5.2

 現在は01/09,16以降の大気重力波から以下とします。
  P1601-08:2016/02/09±5 沖縄トラフ(23.8N,128.5E)M6.8
 小津波が発生するかもしれない。

 12/31以来記載の 「一方、ルソン島北方〜北東沖あたりで大きめ(M6.5)の地震が12/28の大気重力波から予測されますが、 外国のため詳細は省きます」 については、下記が発生しましたが、Mが異なるためこのままとします。
  R:M 5.2 - 60km N of Claveria, Philippines 2016/01/04 14:36:15 UTC
                 19.157°N 121.105°E h22.1km(USGS)

3.その他

  1.  

     現在、朝鮮半島北部から日本海西部にかけて連日のように大気重力波がみられます(時折短波長)。 昨年の9月27日の御嶽山の噴火の予知をした時に、白頭山についても言及しましたが、噴火はしませんでした。 しかし中国や北朝鮮の科学者からはかなり危険な兆候が報告されているようです。 現在見られる大気重力波はこれらを捉えている可能性がありますが、今の所大規模ではありません。

     http://blogos.com/article/39505/

      http://www.museum.tohoku.ac.jp/past_kikaku/paekdusan/

  2.  

     黄海にまた大気重力波が出現してきました。M6.0前後か。


- 地震予知情報作成日時:2016/01/14 23:25(作成者:IAEP理事長 宇田進一)-
- 地震予知情報掲載日時:2016/01/15 00:30 -

1. 総説

 予測通り、1/14浦河沖M6.7(気象庁修正値)、 1/12北海道北西沖M6.2(一元化)が発生した(予測対応地震の発生欄参照)。 予測値はM7.0であったので、若干の残存分があり、これで終了というわけではなさそうだが、 大地震が発生した直後であるので、新たな前兆の検討については、少し時間がかかる。

地震予知分野の魑魅魍魎 (3)

 2004年の秋(10月)の地震学会で、さざ波雲(大気重力波)による地震予知の方法について口頭発表した。 的中率(予測通りに発生したか;警告的中率と言う)は7割近いというものであった。 これ以前のだいぶ前から友人関係約70?80人にはe-mailで予知情報を送付していたもので、 その中の一人N氏が「何を見て予知しているのか?」と訊いてきたので、発表を決意した。 このときTV朝日のクルーが一部始終を撮影していて、後日取材に訪れた。 この取材の最中にM7クラスの前兆を2個キャッチしており、それを告げたところ、 実際に11/29に釧路沖でM7.1が、また12/6に根室半島沖でM7.0が発生した。 この時はまだ震央の精度は高くはなかったが予測通りのマグニチュードで発生した。 俄然取材態度が変わり、結果翌年(2005年)の1月に放映された。 視聴率が良かったのか7月にも追加放映された。 この時、家具の転倒や津波の恐ろしさを強調しており、例え50cmの津波でさえ、人間を押し流す力があり、 油断しないようにという内容だった。 この6年後に東日本大震災が発生し、津波の恐ろしさを嫌という程思い知った。 この時のTV朝日のプロデューサーの慧眼には脱帽だ。
 さて、2005年の春の地球惑星科学連合大会で、 私の方法による地震予知の見逃し率について発表しようと口頭発表を申し込んだところ、 コンビーナー(座長)N氏によって拒否され、ポスター発表に回された。 このセッションでは、私を拒否したため、口頭発表の題目が不足し、 わざわざ16:45から総合討論なるものをN氏は組んだ。 その後、2006年、2007年の地球惑星科学連合大会にも同セッションに口頭発表を申し込んだが、 いずれも拒否され、ポスターセッションに回された。 つまり3年連続で拒否されたわけで,理由の説明はない。 ”Why Japanese people?”

  1.  

     かつて、アウターライズでM8.6、 その正断層の傾斜角を45度と仮定した計算結果が公表されたことがあった(北大)。 その場合、2011.3.11とほぼ同じ津波が発生すると計算されていた。 最近の世界の大地震の発生状況を見るとほぼ推定通りの箇所で発生しており、 従って最大値のM8.8ではなくM8.6程度と推定される。 正断層の傾斜角を90度と仮定するとおそらく3.11よりは高い津波が発生すると推定され、 何れにせよ要警戒だ。
     いつ発生するかは各々の月の下弦前後で、遅くとも今春までと推定される。 1月の下弦の月前後では発生をみなかった。2月は1日が下弦だ。
     麒麟地震研究所の電磁波ノイズ測定器は、 中央構造線の直上に位置しているため、大地震の前兆を捉えやすい。 直前のデータについては同所のTWITTERを参照されたい。

  2.  

     2015/6/25に具体的な事例によって震度5弱以上という基準で地震予知情報を評価するのは誤りだと指摘した。 なぜなら同じ期間(2014年1月1日から2015年6月10日の約1年半) に発生したM6以上の14個もの発生地震を見逃しても良いことになってしまうからだ。
     一方2012年1月1日から2015年6月10日の約3年半に発生したM>=6.8の地震をリストアップし、 この12個の地震に対して、当会の予知はどのようであったかを示した。 その結果すでに毎回示したように「マグニチュードが6.8より大きな大地震 (例えば、2004年10月23日の山古志村が大被害を被った中越地震はM6.8)についていえば、 75%(100%)予知していたこととなる。

  3.  

     震度5弱以上のみで評価すると重大な多くの地震を見逃しても良いことになってしまい、 評価方法としては適切ではないことを示した。 どうしても震度で評価したいのであれば、震度とマグニチュードの両縛りで評価するのが適切である。 例えば、アウターライズでの巨大地震では、 陸地における震度はそれほどではなくても、大津波が襲来する。 震度のみで評価する習慣を身につけてしまうと、逃げなくても良いと勘違いするかもしれない。

  4.  

     「大地震の前には中小の地震が予測通り発生しないことが、 当会の過去の実積を分析した結果、判明している。 従って、現在予測している各地の地震は、 上記アウターライズ巨大地震の影響を受けているかもしれないので、あるいは発生しない可能性もある。 これは非常に重要なことだが、理解できる人は殆どいない」と述べてきた。 実際に1/14、1/12にそれぞれM6.7、M6.2の発生を見た。

地域別予測に関しては会員ページをご覧ください (東日本大震災の余震域については原則M6以上、そのほかの地域は原則M5.5以上)。 会員ページ記載の予測の漏洩ならびに転用は厳禁です。

2.地域別予測

(1) 北海道

  P1506-01L:北海道南東はるか沖アウターライズ(N41.9, E147.0)から三陸はるか沖アウターライズ(N39.7, E144.3) M8.6
 第7段階での発生日は2016/02/01±3。 遅くとも今年春ころまでには巨大地震が想定される。 いずれも各月の下弦の月前後。

 この予測の三陸はるか沖のアウターライズの部分については少し活発になってきたように見えるが、 まだ頻発と言うほどではない。 予測した震央の海底にはリアルタイムの観測が可能な地震計群が配置されているので、 活発化してくれば政府によって発表されるはずです(12/10記)。

 前回(01/08)記載の 「最近1/2以降えりも岬南方を示唆する大気重力波がまた見られるようになりましたので震央候補地を復活し以下とします。
  P1510-01f:2016/01/07±7 M7.0
    震央候補地A;宮城県沖(37.8N, 141.7E)
    震央候補地B;千島列島のアウターライズ(43.5N, 153.6E)
    震央候補地C;長野県(36.5N, 138.5E)
    震央候補地D;襟裳岬南方沖から青森県東方沖(41.0N, 143.0E)
 震央候補地A,BについてはM4.0前後の小地震が多発しています」 については、下記が発生しました。 予測対応地震の発生欄参照。
  R2:01/14 12:25 浦河沖(42.0N, 142.8E) 震度5弱 h50km M6.7
              M 6.7 01/14 03:25:34 UTC 41.952°N 142.720°E 51.4 km (USGS)
              42.1N 142.8E 63.0km Mw6.7(AQUA-CMT)
           気象庁修正値;41.97N, 142.80E h52km M6.7, Mw6.6
  R1:01/12 02:08 北海道北西沖(44.43N, 141.21E) 震度3 h265km M6.2D,6.4V (一元化)
              M 6.2 74km NW of Rumoi 44.465°N 141.076°E 239.9 km(USGS)(USGS)
              Mw6.2(AQUA-CMT)

(2) 東北地方

 11/12以来記載の 「現在は11/06の大気重力波から、秋田沖でM5.0程度が11/17前後に予測されますが、 既述のように大幅な遅れ現象が見られているため、期日については定かではありません」については、 1/14、1/12の北海道周辺の大地震の前兆とダブっているとみなし取り消しとします。

(4) 関東地方

12/10に修正した
 「P1511-07b:2015/12/20±7 M6.6
    震央候補地A;東京湾(35.8N,139.7E)
    震央候補地B;千葉県東方沖(35.5N, 141.0E)
    震央候補地C;三宅島近海(34.1N, 139.3E)
 被害が予測されます。 ご注意ください」 については、1/12の北海道北西沖M6.2、1/14の浦河沖M6.7が発生しており、 上記P1511-07bがまだ有効かどうかは、後数日大気重力波の発生状況をみないと判断できませんが、 首都圏を含むことから注意喚起のため下記のように継続します。 12/08に見られた前兆を初現として、遅れ現象3を適用し次のように修正します。
  P1511-07c:2016/01/11±6 M6.6
    震央候補地A;東京湾(35.8N,139.7E)
    震央候補地B;千葉県東方沖(35.5N, 141.0E)
    震央候補地C;三宅島近海(34.1N, 139.3E)
 被害が予測されます。 ご注意ください。

 12/24以来記載の 「また12/23の大気重力波から以下とします。 深発として計算。 通常なら2016/01/07となります。
  P1512-09:2016/2/16±6 or01/07±6 小笠原諸島近海(29.8N, 141.0E) M6.3
 については、未発生と考えられます。
  R:M 5.0 2015/12/31 19:08:07 UTC 31.088°N 141.729°E 21.3 km(USGS)

 前回(01/08)記載の「現在は01/04,05の大気重力波から以下とします。
  P1601-01:2016/01/16±3 茨城県沖(36.5N, 141.6E) M5.1
 ただ、P1511-07cの震央候補地B;千葉県東方沖(35.5N, 141.0E)とかなり近接しているため確からしさは若干落ちます」 については、1/14に浦河沖M6.7が発生しているので、 この予測は発生しない可能性もありますが予測最終日が未到来のためこのままとします。

  1/12、1/14の北海道周辺の大地震の前兆からは離れているため新たな予測を樹ててみました。
 1/8の大気重力波から以下とします。
  P1601-04:2016/02/15±5 小笠原諸島とくに硫黄島近海(24.3N, 140.5E)M5.8

(5) 中部地方

 前々回(12/31)記載の 「現在は12/27の大気重力波から以下としますが大地震を予測しているため、 あるいは発生しない可能性もあります。
  P1512-10:2016/01/12±4 福井県(36.0N, 136.2E) M5.4
 については、下記R2が記載されていましたが、その後消去されているので真相は不明です。 また1/14に浦河沖M6.7が発生しているので、 この予測は発生しない可能性もありますが予測最終日が未到来のためこのままとします。
  R2:1/14 12:27 福井県中部(35.954N, 136.274E) h109.5km M5.1(Hi-net)
  R1:1/03 04:31 岐阜県美濃中西部(35.6N, 136.7E) 震度1 h10km M2.9

 前回(01/08)記載の「現在は01/07の大気重力波から以下とします。
  P1601-02:2016/01/29±5 新潟県上越と長野県県境付近(36.9N, 138.4E)
               または伊勢湾(34.3N, 137.1E) M5.9

 については、各々の予測震央で小さな地震が発生しました。 1/14に浦河沖M6.7が発生しているので、 この予測は発生しない可能性もありますが予測最終日が未到来のためこのままとします。
  R2:01/13 05:46 新潟県下越地方(37.8N, 139.2E) 震度1 h20km M3.1
  R1:01/11 11:02 伊勢湾(34.9N, 136.7E) 震度1 h20km M2.1

(6) 近畿、中四国、九州および南西諸島

 前回(01/08)記載の「1/1以降も台湾を示唆する大気重力波による前兆が見られています。 発生予測日を過ぎていますがどの程度遅れているか確かめるためこのままとします。 また奄美大島から先島諸島にかけて01/05,06にも強烈な大気重力波が見られたため下記のように修正します。
  P1512-05c:2016/01/14±5 沖縄本島北西沖(27.0N, 126.8E)または宮古島近海(24.8N, 125.3) M5.9」
 については、下記が発生しました。 予測対応地震の発生欄参照。
  R:01/12 15:09 宮古島近海 (24.7N, 125.1E) 震度2 h30km M4.1
  R:01/09 23:12 奄美大島近海(28.1N, 129.5E) 震度4 h30km M5.5
 他多数の有感余震
しかし、そもそも11/29の初現なので41日と大幅な遅れが見られる。 12/17以降述べている下記予測は未発生と考えられます。
  P1512-07b:2016/01/15±4 台湾近海(23.1N, 122.2E) M5.4

前回(01/08)記載の「現在は01/04の大気重力波から以下とします。
  P1601-03:2016/01/21±4 伊予灘(33.7N, 132.3E)M5.5
 についても1/14に浦河沖M6.7が発生しているので、 この予測は発生しない可能性もありますが予測最終日が未到来のためこのままとします。

 前々回(12/31)記載の 「一方、ルソン島北方〜北東沖あたりで大きめ(M6.5)の地震が12/28の大気重力波から予測されますが、 外国のため詳細は省きます」 については、下記が発生しましたが、Mが異なるためこのままとします。
  R:M 5.2 - 60km N of Claveria, Philippines 2016/01/04 14:36:15 UTC
                  19.157°N 121.105°E h22.1km(USGS)

3.その他

  1.  

     現在、朝鮮半島北部から日本海西部にかけて連日のように大気重力波がみられます(時折短波長)。 昨年の9月27日の御嶽山の噴火の予知をした時に、白頭山についても言及しましたが、噴火はしませんでした。 しかし中国や北朝鮮の科学者からはかなり危険な兆候が報告されているようです。 現在見られる大気重力波はこれらを捉えている可能性がありますが、今の所大規模ではありません。
    http://blogos.com/article/39505/
    http://www.museum.tohoku.ac.jp/past_kikaku/paekdusan/

  2.  

    黄海にまた大気重力波が出現してきました。M6.0前後か。


- 地震予知情報作成日時:2016/01/08 02:40(作成者:IAEP理事長 宇田進一)-
- 地震予知情報掲載日時:2016/01/09 12:00 -

1. 総説

 現在大きめの予測がある。 マグニチュード、発生日は概ね正確であるが、震央は一義的には決まらないので、 大きめの予測があるときは、普段と違う警戒心が必要だ。用心して損はない。

地震予知分野の魑魅魍魎 (3)

 2004年の秋(10月)の地震学会で、 さざ波雲(大気重力波)による地震予知の方法について口頭発表した。 的中率(予測通りに発生したか;警告的中率と言う)は7割近いというものであった。 これ以前のだいぶ前から友人関係約70〜80人にはe-mailで予知情報を送付していたもので、 その中の一人N氏が「何を見て予知しているのか?」と訊いてきたので、発表を決意した。 このときTV朝日のクルーが一部始終を撮影していて、後日取材に訪れた。 この取材の最中にM7クラスの前兆を2個キャッチしており、それを告げたところ、 実際に11/29に釧路沖でM7.1が、また12/6に根室半島沖でM7.0が発生した。 この時はまだ震央の精度は高くはなかったが予測通りのマグニチュードで発生した。 俄然取材態度が変わり、結果翌年(2005年)の1月に放映された。 視聴率が良かったのか7月にも追加放映された。 この時、家具の転倒や津波の恐ろしさを強調しており、例え50cmの津波でさえ、 人間を押し流す力があり、油断しないようにという内容だった。 この6年後に東日本大震災が発生し、津波の恐ろしさを嫌という程思い知った。 この時のTV朝日のプロデューサーの慧眼には脱帽だ。
 さて、2005年の春の地球惑星科学連合大会で、 私の方法による地震予知の見逃し率について発表しようと口頭発表を申し込んだところ、 コンビーナー(座長)N氏によって拒否され、ポスター発表に回された。 このセッションでは、私を拒否したため、口頭発表の題目が不足し、 わざわざ16:45から総合討論なるものをN氏は組んだ。 その後、2006年、2007年の地球惑星科学連合大会にも同セッションに口頭発表を申し込んだが、 いずれも拒否され、ポスターセッションに回された。 つまり3年連続で拒否されたわけで、理由の説明はない。 ”Why Japanese people?”

  1.  

     かつて、アウターライズでM8.6、その正断層の傾斜角を45度と仮定した計算結果が公表されたことがあった(北大)。 その場合、2011.3.11とほぼ同じ津波が発生すると計算されていた。 最近の世界の大地震の発生状況を見るとほぼ推定通りの箇所で発生しており、 従って最大値のM8.8ではなくM8.6程度と推定される。 正断層の傾斜角を90度と仮定するとおそらく3.11よりは高い津波が発生すると推定され、何れにせよ要警戒だ。
     いつ発生するかは各々の月の下弦前後で、遅くとも来春までと推定される。 10月の下弦の月前後では発生をみなかった。
     麒麟地震研究所の電磁波ノイズ測定器は、中央構造線の直上に位置しているため、大地震の前兆を捉えやすい。 直前のデータについては同所のTWITTERを参照されたい。

  2.  

     6/25に具体的な事例によって震度5弱以上という基準で地震予知情報を評価するのは誤りだと指摘した。 なぜなら同じ期間(2014年1月1日から2015年6月10日の約1年半) に発生したM6以上の14個もの発生地震を見逃しても良いことになってしまうからだ。
     一方2012年1月1日から2015年6月10日の約3年半に発生したM>=6.8の地震をリストアップし、 この12個の地震に対して、当会の予知はどのようであったかを示した。 その結果すでに毎回示したように
     「マグニチュードが6.8より大きな大地震 (例えば、2004年10月23日の山古志村が大被害を被った中越地震はM6.8)についていえば、 75%(100%)予知していたこととなる。」

  3.  

     さて、あいまい地震予知はどのように評価すれば良いのだろうか。 一案を提案する。 この案は予知作成者の主観(長期間、広範囲など)に惑わされずに客観的に評価できる。
     震央 :記されている図、文章から予測範囲の重心を求めて緯度経度で0.1単位で表す。
     発生日:長期間であればその中心日を予測日とする。
     M   ;記されていなければ文章から、M5台半ばから1/4M程度の段階で推定する。
     例  ;M5と1/2、M5と3/4、M6.0、M6と1/4、M6と1/2、、、、、などなど。
     このようにあいまい予知を数値化することによって、 表-2の評価基準によって客観的に評することが可能だ。

  4.  

     震度5弱以上のみで評価すると重大な多くの地震を見逃しても良いことになってしまい、 評価方法としては適切ではないことを示した。 どうしても震度で評価したいのであれば、震度とマグニチュードの両縛りで評価するのが適切である。 例えば、アウターライズでの巨大地震では、 陸地における震度はそれほどではなくても、大津波が襲来する。 震度のみで評価する習慣を身につけてしまうと、逃げなくても良いと勘違いするかもしれない。

  5.  

     大地震の前には中小の地震が予測通り発生しないことが、当会の過去の実積を分析した結果、判明している。 従って、現在予測している各地の地震は、 上記アウターライズ巨大地震の影響を受けているかもしれないので、あるいは発生しない可能性もある。 これは非常に重要なことだが、理解できる人は殆どいない。

地域別予測に関しては会員ページをご覧ください (東日本大震災の余震域については原則M6以上、そのほかの地域は原則M5.5以上)。 会員ページ記載の予測の漏洩ならびに転用は厳禁です。

2.地域別予測

(1) 北海道

  P1506-01L:北海道南東はるか沖アウターライズ(N41.9, E147.0)から三陸はるか沖アウターライズ(N39.7, E144.3) M8.6
 第7段階での発生日は2016/02/01±3。遅くとも今年春ころまでには巨大地震が想定される。 いずれも各月の下弦の月前後。

 この予測の三陸はるか沖のアウターライズの部分については少し活発になってきたように見えるが、 まだ頻発と言うほどではない。 予測した震央の海底にはリアルタイムの観測が可能な地震計群が配置されているので、 活発化してくれば政府によって発表されるはずです(12/10記)。

 前回(12/31)記載の「従って、候補地を絞って以下とします。 また12/3の大規模な大気重力波からM7.0と修正したことからこれを初現とみなし発生日を遅れ現象2を適用し、 以下のように修正します。
  P1510-01e:2016/01/07±7 M7.0
    震央候補地A;宮城県沖(37.8N, 141.7E)
    震央候補地B;千島列島のアウターライズ(43.5N, 153.6E)
    震央候補地C;長野県(36.5N, 138.5E)」
 については、最近1/2以降えりも岬南方を示唆する大気重力波がまた見られるようになりましたので 震央候補地を復活し以下とします。
  P1510-01f:2016/01/07±7 M7.0
    震央候補地A;宮城県沖(37.8N, 141.7E)
    震央候補地B;千島列島のアウターライズ(43.5N, 153.6E)
    震央候補地C;長野県(36.5N, 138.5E)
    震央候補地D;襟裳岬南方沖から青森県東方沖(41.0N, 143.0E)

 震央候補地A,BについてはM4.0前後の小地震が多発しています。

(2) 東北地方

 11/12以来記載の 「現在は11/06の大気重力波から、秋田沖でM5.0程度が11/17前後に予測されますが、 既述のように大幅な遅れ現象が見られているため、期日については定かではありません。 新たな予測については(1) 北海道 参照

(4) 関東地方

 前々回(12/10)に修正した
 「P1511-07b:2015/12/20±7 M6.6
    震央候補地A;東京湾(35.8N,139.7E)
    震央候補地B;千葉県東方沖(35.5N, 141.0E)
    震央候補地C;三宅島近海(34.1N, 139.3E)
 被害が予測されます。 ご注意ください

 P1510-01e M7.0は広大な面積に大気重力波が見られ、この関東地方をもカバーしているため、 同一である可能性もありますが、首都圏に近いため、別個のものとして注意を呼びかけています。 12/21には強烈な大気重力波が相模湾周辺に見られました(12/24記)。 については、その後下記が発生しました。 予測日を過ぎていますが、Mが異なるためこのままとします(1/8記)。 震央候補地Aにたいして
  R:2016/01/07 17:29:45 35.677N 139.744E 121.4km M3.1(Hi-net)
  R:2016/01/07 12:40:10 35.445N 139.574E 96.8km M3.0(Hi-net)
  R:2016/01/06 03:41:07 35.2025 139.7681 h109.2 M3.3(Hi-net)

 震央候補地Cにたいして
  R:M 4.6 2016/01/01 08:47:01 UTC 33.078°N 141.516°E 29.8 km(USGS)
                    33.202   141.379   14.8 M3.9V(一元化)

  R:12/26 23:21 東京湾(35.5N, 139.8E) 震度2 h20km M3.4
 ほか4個の有感地震。

 前々回(12/24)記載の「現在は12/19の大気重力波から以下とします。
  P1512-08:2015/12/31±4 小笠原諸島近海(26.8N, 143.5E) M5.9」
 未発生です。 12/25にも似た大気重力波が見られました(以上12/31記)。 については、下記が発生しました。 予測対応地震の発生欄参照。
  R:01/06 07:01 硫黄島近海(22.1N, 143.8E) 震度1 h180km M6.0
                22.219 143.830 h185.2 M6.0D (一元化)
                M 5.9 22.049°N 143.673°E 158.4 km(USGS)
  R:01/03 23:40 硫黄島近海(23.5N, 142.2E) 震度1 h160km M5.3
           23.567 142.682 h179.1 M5.3d 6.0v IOTO ISLANDS REGION(一元化)
                M 4.8 23.137°N 142.593°E 121.4 km(USGS)

 前々回(12/24)記載の 「また12/23の大気重力波から以下とします。 深発として計算。 通常なら2016/01/07となります。
  P1512-09:2016/2/16±6 or 01/07±6 小笠原諸島近海(29.8N, 141.0E) M6.3
 ただ、この前兆は12/24には3.その他の3.で述べた中国大陸奥地のM7クラスのものが伸びてきている可能性もあり、 その場合は発生しない見込みです」 については、1/3の東インド、インパールでのM6.7(USGS)発生後も前兆が出現し続けているため このままとします。
  R:M 5.0 2015/12/31 19:08:07 UTC 31.088°N 141.729°E 21.3 km(USGS)

 現在は01/04,05の大気重力波から以下とします。
  P1601-01:2016/01/16±3 茨城県沖(36.5N, 141.6E) M5.1
 ただ、P1511-07bの震央候補地B;千葉県東方沖(35.5N, 141.0E)とかなり近接しているため確からしさは若干落ちます。

(5) 中部地方

 12/24に次のように述べました 「 10/23以来記載の 「現在は10/19の大気重力波からウラジオストク周辺で12月中旬にM6台半ば以上が推定されますが、 マンパワー不足につきこれ以上詰めることができません」 については、10/26発生のアフガニスタンM7.5の影響を受けていた可能性があります。 この震央とウラジオストクとの距離は5400kmで幅1800kmを与えると大気重力波は1000万km2となり、M7.5となります。 これを証明するためには正確な大気重力波の分布を抑える必要がありますが、マンパワー不足です。 アフガニスタンM7.5発生直後はおそらく日本付近には影響は及んでいないと判断しましたが、 ウラジオストク周辺までは未検討でした」
 しかし下記のようにウラジオストク周辺でMが予測(M6台半ば以上)より少し小さめで発生を見ました。 従って10/19の前兆は一部分がアフガニスタンM7.5とダブっていたこととなります。 深発の発生は予測通りでした。 予測対応地震の発生欄参照。
  R:01/02 13:22:16 45.0 130.5 h681 M5.7D 6.0Vウラジオストク(一元化)
               M 5.7 44.865°N 129.969°E h583.1 km(USGS)
  R:01/01 08:11:29 42.210 134.196 552 3.8V NEAR VLADIVOSTOK(一元化)

 前回(12/31)記載の 「現在は12/27の大気重力波から以下としますが大地震を予測しているため、あるいは発生しない可能性もあります。
  P1512-10:2016/01/12±4 福井県(36.0N, 136.2E) M5.4
 については、下記が発生しましたが、Mが異なるためこのままとします。
  R:01/03 04:31 岐阜県美濃中西部 (35.6N, 136.7E) 震度1 h10km M2.9

 現在は01/07の大気重力波から以下とします。
  P1601-02:2016/01/29±5 新潟県上越と長野県県境付近(36.9N, 138.4E)または伊勢湾(34.3N, 137.1E) M5.9

(6) 近畿、中四国、九州および南西諸島

  R:01/05 11:21 九州地方南東沖(30.5N, 132.9E) 震度2 h10km M5.4
           30.527 132.885 58 M5.6D 5.6V N PHILIPPINE BASIN(一元化)
                             Mw5.8(JMA)、(USGS)
 が発生しました。 この大気重力波による前兆は12/12に見られておりましたが、 午前9時では概算M5未満、種子島東方沖と判断し、記載しませんでした。 地震発生後レビューしたところ、16時には拡大し、M5.7と計算されました。 実発生の先行時間は24日となります。 Mw5.8と公表されておりますので、 通常の計算式T=6.9M-28.4から求められる12日よりは大分遅れていることとなります。

 12/04以来記載の「現在は11/29以降の大気重力波から以下とします。
  P1512-05:2015/12/23±5 沖縄本島北西沖 (26.6N, 124.1E) M6.1
 については、未発生です。 その後、12/4以降も台湾近海を示唆する前兆が出現し続けています。 両方でM5台後半で発生するかもしれません」 については、12/11以降連日のように台湾付近で大気重力波が発生していますので、別個と考えられます。
  P1512-05b:2015/12/23±5 沖縄本島北西沖(26.6N, 124.1E) M5.8
  P1512-07 :2015/12/22±4 台湾近海   (23.1N, 122.2E) M5.4」
 については、未発生です。
 1/1以降も台湾を示唆する大気重力波による前兆が見られています。 発生予測日を過ぎていますがどの程度遅れているか確かめるためこのままとします。 また奄美大島から先島諸島にかけて01/05,06にも強烈な大気重力波が見られたため下記のように修正します。
  P1512-05c:2016/01/14±5 沖縄本島北西沖(27.0N, 126.8E)または宮古島近海(24.8N, 125.3) M5.9
  P1512-07b:2016/01/15±4 台湾近海(23.1N, 122.2E) M5.4

 前回(12/31)記載の 「一方、ルソン島北方〜北東沖あたりで大きめ(M6.5)の地震が12/28の大気重力波から予測されますが、 外国のため詳細は省きます」 については、下記が発生しましたが、Mが異なるためこのままとします。
  R:M 5.2 - 60km N of Claveria, Philippines 2016/01/04 14:36:15 UTC
                  19.157°N 121.105°E h22.1km(USGS)

 現在は01/04の大気重力波から以下とします。
  P1601-03:2016/01/21±4 伊予灘(33.7N, 132.3E)M5.5

3.その他

  1.  

     現在、朝鮮半島北部から日本海西部にかけて連日のように大気重力波がみられます(時折短波長)。 昨年の9月27日の御嶽山の噴火の予知をした時に、白頭山についても言及しましたが、噴火はしませんでした。 しかし中国や北朝鮮の科学者からはかなり危険な兆候が報告されているようです。 現在見られる大気重力波はこれらを捉えている可能性がありますが、今の所大規模ではありません。

     http://blogos.com/article/39505/

     http://www.museum.tohoku.ac.jp/past_kikaku/paekdusan/

  2.  

     黄海にまた大気重力波が出現してきました。M6.0前後か。

  3.  

     中国奥地、雲南省?四川省?あたりにやや規模の大きな (M7クラス)前兆が11/14に見られますが、詳細は省きます。 12/20,24にも似た大気重力波が見られましたので、 震央候補地として海南島周辺を追加します(来年の1月中旬から2月中旬か?)。 については、下記が発生しました。予測対応地震の発生欄参照。
    R:M 6.7 - 29km W of Imphal, India 2016-01-03 23:05:22 UTC 24.834°N  93.656°E 55.0 km(USGS)