中波帯電磁波ノイズ観測、大気重力波観測による地震発生予測実験

 当ページの色分けは次の通りです。 原則としてM5.0未満の予測は記載しないこととしています。

赤(P) :M5.5以上の予測
青(P) :M5.5未満M5.0以上の予測
緑(R) :予測に対応した発生地震
黒(P,R):M5.0未満の予測、および予測していなかった発生地震


- 地震予知情報作成日時:2015/09/24 22:30(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 地震予知情報掲載日時:2015/09/25 00:40 -

1. 総説

 8/27に「地震予知情報とは、どこで、いつ、規模(M)とわずか3行だ。 予測のよってきたるところのデータを示さないで、上記3行だけを提示するのは、 他人の予測方法(特に大気重力波)をパクっていると謗(そし)られても仕方がない。 ぜひデータを予知情報と一緒に公表していただきたいものだ」 と述べましたが、おりしもオリンピックのエンブレムでパクリが話題となっているようです。 長らくお休みしていた地震予知分野の「魑魅魍魎」について近日中に再開掲載する予定です。

  1.  

     2014年1月1日以降の震度5弱以上の地震に対して当会の予測はどのようであったかを既に示した。 その結果は、余震、誘発地震およびMw5.0以下を除く10地震にたいして予知していたものは9個であった。 サンプル数が少ないが、単純に計算すると的中率は9割となる。
     予測対応地震の発生欄には原則M5.5以上の発生地震を掲載していることは読者諸氏はご存知のはずだ。

     かつて、アウターライズでM8.6、 その正断層の傾斜角を45度と仮定した計算結果が公表されたことがあった(北大)。 その場合、2011.3.11とほぼ同じ津波が発生すると計算されていた。 ここで最大M8.8として、 正断層の傾斜角を90度と仮定するとおそらく3.11の2倍弱近い津波が発生すると推定され、 何れにせよ要警戒だ。
     いつ発生するかは各々の月の下弦前後で、遅くとも来春までと推定される。 麒麟地震研究所の電磁波ノイズ測定器は、中央構造線の直上に位置しているため、 大地震の前兆を捉えやすい。直前のデータについては同所のTWITTERを参照されたい。

  2.  

     6/25に具体的な事例によって震度5弱以上という基準で地震予知情報を評価するのは誤りだと指摘した。 なぜなら同じ期間(2014年1月1日から2015年6月10日の約1年半)に発生した M6以上の14個もの発生地震を見逃しても良いことになってしまうからだ。
     一方2012年1月1日から2015年6月10日の約3年半に発生したM≧6.8の地震をリストアップし、 この地震(複数)に対して、当会の予知はどのようであったかを示した。
     この文章だけでは分かりにくいようなので、成績表として次表を作成した。 評価基準は6/25記載の表-2による。
    番号発生日(JST)緯度経度深さkmマグニチュード震央地名当会の予知評価
    MjMw予実差総合評価
    T P M
    12012/01/0131.43138.5739776.8鳥島近海◎ ◯ ◎
    22012/03/1440.78145.23646.96.9北海道はるか南東沖◯ △ ◎
    32012/08/1449.18145.886547.37.7オホーツク海南部◎ ◯ ▲
    42012/12/0737.82144.32467.37.3東北地方はるか東方沖◎ ◯ ◎
    52013/04/1945.3150.9612577.2千島列島大きめ
    62013/09/0429.94139.424456.86.5鳥島近海× △ ◎
    72013/10/2637.2144.57567.17.1東北地方はるか東方沖◯ ◯ ◎
    82014/07/1237.05142.323376.5福島県沖◎ △ ◯
    92015/02/1739.87143.19126.96.7三陸はるか沖麒麟警告
    102015/04/2023.96122.43226.86.3石垣島北西沖台湾、大
    112015/05/1338.86142.15466.86.8宮城県沖◎ ◎ ◎
    122015/05/3027.86140.686818.17.9小笠原西方沖◎ ▲ ◯
    (以上F-NETに(Mw)追加)

    T;時間 P;震央距離 M;マグニチュード

     ◎と◯以上をカウントすると12個のうち9個で75%となる。 なんらかの予知情報が存在した△を加えると100%となる。 つまりマグニチュードが6.8より大きな大地震 (例えば、2004年10月23日の山古志村が大被害を被った中越地震はM6.8)についていえば、 75%(100%)予知していたこととなる。
     同じ評価基準で、他の方々の実績表を作成することをお勧めする。 当会で、ある方の評価を行ったところ、25%であった。 M5程度の小さな地震を数多く当てても、 大地震を75%も見逃すようでは実用にはならない。 他人の意見に惑わされずに、自分で判断することが大切だ。

     さて、あいまい地震予知はどのように評価すれば良いのだろうか。一案を提案する。 この案は予知作成者の主観(長期間、広範囲など)に惑わされずに客観的に評価できる。
    震央:記されている図、文章から予測範囲の重心を求めて緯度経度で0.1単位で表す。
    発生日:長期間であればその中心日を予測日とする。
    M;記されていなければ文章から、M5台半ばから1/4M程度の段階で推定する。
      例;M5と1/2、M5と3/4、M6.0、M6と1/4、M6と1/2、、、、、などなど。

     このようにあいまい予知を数値化することによって、表-2の評価基準によって客観的に評することが可能だ。

  3.  

     震度5弱以上のみで評価すると重大な多くの地震を見逃しても良いことになってしまい、 評価方法としては適切ではないことを示した。 どうしても震度で評価したいのであれば、震度とマグニチュードの両縛りで評価するのが適切である。 例えば、アウターライズでの巨大地震では、陸地における震度はそれほどではなくても、大津波が襲来する。 震度のみで評価する習慣を身につけてしまうと、逃げなくても良いと勘違いするかもしれない。

  4.  

     現在予測している各地の地震は、上記アウターライズ巨大地震の影響を受けているかもしれないので、 あるいは発生しない可能性もある。

地域別予測に関しては会員ページをご覧ください (東日本大震災の余震域については原則M6以上、そのほかの地域は原則M5.5以上)。 会員ページ記載の予測の漏洩ならびに転用は厳禁です。


- 地震予知情報作成日時:2015/09/17 23:55(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 地震予知情報掲載日時:2015/09/19 00:30 -

1. 総説

  R:M 8.3 Chile 09/16 22:54:33 UTC 31.570°S 71.654°W 25.0 km (USGS)
 が発生した。 これは8/6以来掲載している総説で、地球上の大気重力波の分布を調べた結果分布に偏りがあり、 その一つがチリと指摘した。しかもそれらの地域でM7後半からM8程度が発生するかが、 日本におけるアウターライズ巨大地震のマグニチュードを決定するためには重要だと指摘したのは、 地域を限ると上記の規模が予測されたからだ。
 ニュージーランド、メキシコなど指摘した地域で次々と大地震が発生しているので、 予測しているアウターライズ地震は最大値を取らないだろうと、現段階では推測される。

 8/27に「地震予知情報とは、どこで、いつ、規模(M)とわずか3行だ。 予測のよってきたるところのデータを示さないで、上記3行だけを提示するのは、 他人の予測方法(特に大気重力波)をパクっていると謗(そし)られても仕方がない。 ぜひデータを予知情報と一緒に公表していただきたいものだ」 と述べましたが、おりしもオリンピックのエンブレムでパクリが話題となっているようです。 長らくお休みしていた地震予知分野の「魑魅魍魎」について近日中に再開掲載する予定です。

  1.  

     2014年1月1日以降の震度5弱以上の地震に対して当会の予測はどのようであったかを既に示した。 その結果は、余震、誘発地震およびMw5.0以下を除く10地震にたいして予知していたものは9個であった。 サンプル数が少ないが、単純に計算すると的中率は9割となる。
     予測対応地震の発生欄には原則M5.5以上の発生地震を掲載していることは読者諸氏はご存知のはずだ。

  2.  

     08/06に次のように述べた 「指摘したアウターライズでの巨大地震のマグニチュードを決定するために7/29に地球を一周して、 全世界の大気重力波の分布を調べた。
     その結果、全世界に分布していることが分かった。 ただ一様に分布しているわけではなく、ある程度の偏りがあることが分かった。
     その一つは日本周辺からユーラシア大陸を横切り、イギリスまで、 南北方向には、北極圏の北緯75度前後からオーストラリア、ニュージーランドの南方の南極の手前まで。
     もう一つは北米大陸北西部(アラスカなど)およびその沖の太平洋北部。
     さらに中米(メキシコなど)周辺
     さらに南米南端チリ周辺など。

     一番目の日本周辺は、赤道付近で分離し、 オーストラリアからニュージーランド南方の南極手前までのグループに分けられそうだ。
     これらの個々に偏って分布している地域では近い将来、M7後半からM8程度が発生するかどうかが、 日本周辺のアウターライズのマグニチュードを決定するのに重要だが、現在はまだ発生してない。
     したがって、日本周辺のアウターライズ地震については、 最低でもM8.5(個々の偏り地域で大地震が発生する場合)、 最大ではM8.8(全地球を一つした場合)と計算された」 これに対して、予測した地域で次々と大地震が発生している。
      R:M 8.3 Chile 09/16 22:54:33 UTC 31.570°S 71.654°W 25.0 km (USGS)
      R:M 6.6 Mexico 09/13 08:14:12 UTC 25.156°N 109.377°W 10.0 km(USGS)
     R:ニュージーランド北島北東沖で9/7からM6.4ほか群発性の地震が発生しています。 総エネルギーはM6.5相当です。

     かつて、アウターライズでM8.6、その正断層の傾斜角を45度と仮定した計算結果が公表されたことがあった(北大)。 その場合、2011.3.11とほぼ同じ津波が発生すると計算されていた。 ここで最大M8.8として、 正断層の傾斜角を90度と仮定するとおそらく3.11の2倍弱近い津波が発生すると推定され、何れにせよ要警戒だ。
     いつ発生するかは各々の月の下弦前後で、遅くとも来春までと推定される。 麒麟地震研究所の電磁波ノイズ測定器は、中央構造線の直上に位置しているため、 大地震の前兆を捉えやすい。直前のデータについては同所のTWITTERを参照されたい。

  3.  

     6/25に具体的な事例によって震度5弱以上という基準で地震予知情報を評価するのは誤りだと指摘した。 なぜなら同じ期間(2014年1月1日から2015年6月10日の約1年半) に発生したM6以上の14個もの発生地震を見逃しても良いことになってしまうからだ。
     一方2012年1月1日から2015年6月10日の約3年半に発生したM≧6.8の地震をリストアップし、 この地震(複数)に対して、当会の予知はどのようであったかを示した。
     この文章だけでは分かりにくいようなので、成績表として次表を作成した。 評価基準は6/25記載の表-2による。
    番号発生日(JST)緯度経度深さkmマグニチュード震央地名当会の予知評価
    MjMw予実差総合評価
    T P M
    12012/01/0131.43138.5739776.8鳥島近海◎ ◯ ◎
    22012/03/1440.78145.23646.96.9北海道はるか南東沖◯ △ ◎
    32012/08/1449.18145.886547.37.7オホーツク海南部◎ ◯ ▲
    42012/12/0737.82144.32467.37.3東北地方はるか東方沖◎ ◯ ◎
    52013/04/1945.3150.9612577.2千島列島大きめ
    62013/09/0429.94139.424456.86.5鳥島近海× △ ◎
    72013/10/2637.2144.57567.17.1東北地方はるか東方沖◯ ◯ ◎
    82014/07/1237.05142.323376.5福島県沖◎ △ ◯
    92015/02/1739.87143.19126.96.7三陸はるか沖麒麟警告
    102015/04/2023.96122.43226.86.3石垣島北西沖台湾、大
    112015/05/1338.86142.15466.86.8宮城県沖◎ ◎ ◎
    122015/05/3027.86140.686818.17.9小笠原西方沖◎ ▲ ◯
    (以上F-NETに(Mw)追加)

    T;時間 P;震央距離 M;マグニチュード

     ◎と◯以上をカウントすると12個のうち9個で75%となる。 なんらかの予知情報が存在した△を加えると100%となる。 つまりマグニチュードが6.8より大きな大地震 (例えば、2004年10月23日の山古志村が大被害を被った中越地震はM6.8)についていえば、 75%(100%)予知していたこととなる。
     同じ評価基準で、他の方々の実績表を作成することをお勧めする。 当会で、ある方の評価を行ったところ、25%であった。 M5程度の小さな地震を数多く当てても、大地震を75%も見逃すようでは実用にはならない。 他人の意見に惑わされずに、自分で判断することが大切だ。

     さて、あいまい地震予知はどのように評価すれば良いのだろうか。 一案を提案する。 この案は予知作成者の主観(長期間、広範囲など)に惑わされずに客観的に評価できる。
     震央:記されている図、文章から予測範囲の重心を求めて緯度経度で0.1単位で表す。
    発生日:長期間であればその中心日を予測日とする。
       M;記されていなければ文章から、M5台半ばから1/4M程度の段階で推定する。
      例;M5と1/2、M5と3/4、M6.0、M6と1/4、M6と1/2、、、、、などなど。

     このようにあいまい予知を数値化することによって、表-2によって客観的に評することが可能だ。

  4.  

     震度5弱以上のみで評価すると重大な多くの地震を見逃しても良いことになってしまい、 評価方法としては適切ではないことを示した。 どうしても震度で評価したいのであれば、震度とマグニチュードの両縛りで評価するのが適切である。 例えば、アウターライズでの巨大地震では、 陸地における震度はそれほどではなくても、大津波が襲来する。 震度のみで評価する習慣を身につけてしまうと、逃げなくても良いと勘違いするかもしれない。

  5.  

     現在予測している各地の地震は、上記アウターライズ巨大地震の影響を受けているかもしれないので、 あるいは発生しない可能性もある。

地域別予測に関しては会員ページをご覧ください (東日本大震災の余震域については原則M6以上、そのほかの地域は原則M5.5以上)。 会員ページ記載の予測の漏洩ならびに転用は厳禁です。


- 情報作成日時:2015/09/17 14:30(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 情報掲載日時:2015/09/18 00:50 -

予測対応地震 -09/17チリ沖M8.3- の発生

  R:M 8.3 Chile 09/16 22:54:33 UTC 31.570°S 71.654°W 25.0 km (USGS)
 が発生しました。 これはNPO法人国際地震予知研究会が発表した以下の予測に対応するものです。

- 引用ここから -

地震予知情報作成日時:2015/08/06 23:10(作成者:IAEP理事長 宇田進一)

総説

B.

 アウターライズでの巨大地震のマグニチュードを決定するために7/29に地球を一周して、 全世界の大気重力波の分布を調べた。
 その結果、全世界に分布していることが分かった。 ただ一様に分布しているわけではなく、ある程度の偏りがあることが分かった。
 その一つは日本周辺からユーラシア大陸を横切り、イギリスまで、南北方向には、 北極圏の北緯75度前後からオーストラリア、ニュージーランドの南方の南極の手前まで。
 もう一つは北米大陸北西部(アラスカなど)およびその沖の太平洋北部。

 さらに中米(メキシコなど)周辺
 さらに南米南端チリ周辺など。
 一番目の日本周辺は、赤道付近で分離し、 オーストラリアからニュージーランド南方の南極手前までのグループに分けられそうだ。
 これらの個々に偏って分布している地域では近い将来、M7後半からM8程度が発生するかどうかが、 日本周辺のアウターライズのマグニチュードを決定するのに重要だが、現在はまだ発生してない。

以下略

- 引用ここまで -

解説

 指摘した上記地域で下記のように次々と大地震が発生している
 R:M 6.6 Mexico 09/13 08:14:12 UTC 25.156°N 109.377°W 10.0 km(USGS)
 R:ニュージーランド北島北東沖で9/7からM6.4ほか群発性の地震が発生しています。
 総エネルギーはM6.5相当です(USGS)。


- 情報作成日時:2015/09/17 14:10(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 情報掲載日時:2015/09/18 00:50 -

予測対応地震 -09/12浦河沖Mw5.5、震度4- の発生

  R:09/12,22:38 浦河沖(41.8N,142.7E) 震度4 h50km M5.4
              41.83N 142.67E h56km M5.4D Mw5.5(気象庁)
              Mw5.4 54.0km (AQUA-CMT)
              M 5.1 41.869°N 142.666°E 60.5km (USGS)

 が発生しました。 これはNPO法人国際地震予知研究会が発表した以下の予測に対応するものです。

- 引用ここから -

- 地震予知情報作成日時:2015/08/20 23:15(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -

(2) 東北地方

 現在は08/18の大気重力波から以下とします。
  P1508-01:2015/09/05±5 青森県東方沖(41.0N, 142.5E) M5.6

 この予測に対して9/11に以下のように述べて取り消しとしていました。 「この前兆はM8クラスのアウターライズの前兆の一部で、予測Mは過大だったと考えられます」

- 引用ここまで -

解説

予実差:
 マグニチュード(M); 0.1(気象庁Mw5.5)
 震央距離; 約90km
 発生日 ;中央値から7日遅く、誤差範囲(±5)より2日遅い。
巨大地震の発生前には、 しばしば中小の地震予測にたいして実発生が大きくずれることがよくあることが分かっています。 予測発生日は遅れ現象を考慮に入れているため、ずれていることとなります。 Mには大きなずれはないので巨大地震はもう少し先になるものと考えられます。

 予測対応地震の発生欄の記載は原則M5.5以上です。


- 地震予知情報作成日時:2015/09/11 00:15(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 地震予知情報掲載日時:2015/09/12 02:20 -

1. 総説

 前回(8/27)に 「地震予知情報とは、どこで、いつ、規模(M)とわずか3行だ。 予測のよってきたるところのデータを示さないで、上記3行だけを提示するのは、 他人の予測方法(特に大気重力波)をパクっていると謗(そし)られても仕方がない。 ぜひデータを予知情報と一緒に公表していただきたいものだ」 と述べましたが、おりしもオリンピックのエンブレムでパクリが話題となっているようです。 長らくお休みしていた地震予知分野の「魑魅魍魎」について近日中に再開掲載する予定です。

  1.  

     2014年1月1日以降の震度5弱以上の地震に対して当会の予測はどのようであったかを既に示した。 その結果は、余震、誘発地震およびMw5.0以下を除く10地震にたいして予知していたものは9個であった。 サンプル数が少ないが、単純に計算すると的中率は9割となる。
     予測対応地震の発生欄には原則M5.5以上の発生地震を掲載していることは読者諸氏はご存知のはずだ。

  2.  

     7/31指摘したアウターライズでの巨大地震のマグニチュードを決定するために7/29に地球を一周して、 全世界の大気重力波の分布を調べた。
     その結果、全世界に分布していることが分かった。 ただ一様に分布しているわけではなく、ある程度の偏りがあることが分かった。
     その一つは日本周辺からユーラシア大陸を横切り、イギリスまで、 南北方向には、北極圏の北緯75度前後からオーストラリア、ニュージーランドの南方の南極の手前まで。
     もう一つは北米大陸北西部(アラスカなど)およびその沖の太平洋北部。
     さらに中米(メキシコなど)周辺
     さらに南米南端チリ周辺など。

     一番目の日本周辺は、赤道付近で分離し、 オーストラリアからニュージーランド南方の南極手前までのグループに分けられそうだ。
     これらの個々に偏って分布している地域では近い将来、M7後半からM8程度が発生するかどうかが、 日本周辺のアウターライズのマグニチュードを決定するのに重要だが、現在はまだ発生してない。
     したがって、日本周辺のアウターライズ地震については、 最低でもM8.5(個々の偏り地域で大地震が発生する場合)、 最大ではM8.8(全地球を一つした場合)と計算された。
     ニュージーランド北島北東沖で9/7からM6.4ほか群発性の地震が発生しています。 総エネルギーはM6.5相当です。

     かつて、アウターライズでM8.6、その正断層の傾斜角を45度と仮定した計算結果が公表されたことがあった(北大)。 その場合、2011.3.11とほぼ同じ津波が発生すると計算されていた。 ここで最大M8.8として、正断層の傾斜角を90度と仮定するとおそらく3.11の2倍弱近い津波が発生すると推定され、 何れにせよ要警戒だ。
     いつ発生するかは各々の月の下弦前後で、遅くとも来春までと推定される。 麒麟地震研究所の電磁波ノイズ測定器は、中央構造線の直上に位置しているため、大地震の前兆を捉えやすい。 直前のデータについては同所のTWITTERを参照されたい。

  3.  

     6/25に具体的な事例によって震度5弱以上という基準で地震予知情報を評価するのは誤りだと指摘した。 なぜなら同じ期間(2014年1月1日から2015年6月10日の約1年半) に発生したM6以上の14個もの発生地震を見逃しても良いことになってしまうからだ。
     一方2012年1月1日から2015年6月10日の約3年半に発生したM≧6.8の地震をリストアップし、 この地震(複数)に対して、当会の予知はどのようであったかを示した。
     この文章だけでは分かりにくいようなので、成績表として次表を作成した。 評価基準は6/25記載の表-2による。
    番号発生日(JST)緯度経度深さkmマグニチュード震央地名当会の予知評価
    MjMw予実差総合評価
    T P M
    12012/01/0131.43138.5739776.8鳥島近海◎ ◯ ◎
    22012/03/1440.78145.23646.96.9北海道はるか南東沖◯ △ ◎
    32012/08/1449.18145.886547.37.7オホーツク海南部◎ ◯ ▲
    42012/12/0737.82144.32467.37.3東北地方はるか東方沖◎ ◯ ◎
    52013/04/1945.3150.9612577.2千島列島大きめ
    62013/09/0429.94139.424456.86.5鳥島近海× △ ◎
    72013/10/2637.2144.57567.17.1東北地方はるか東方沖◯ ◯ ◎
    82014/07/1237.05142.323376.5福島県沖◎ △ ◯
    92015/02/1739.87143.19126.96.7三陸はるか沖麒麟警告
    102015/04/2023.96122.43226.86.3石垣島北西沖台湾、大
    112015/05/1338.86142.15466.86.8宮城県沖◎ ◎ ◎
    122015/05/3027.86140.686818.17.9小笠原西方沖◎ ▲ ◯
    (以上F-NETに(Mw)追加)

    T;時間 P;震央距離 M;マグニチュード

     ◎と◯以上をカウントすると12個のうち9個で75%となる。 なんらかの予知情報が存在した△を加えると100%となる。 つまりマグニチュードが6.8より大きな大地震 (例えば、2004年10月23日の山古志村が大被害を被った中越地震はM6.8)についていえば、 75%(100%)予知していたこととなる。
     同じ評価基準で、他の方々の実績表を作成することをお勧めする。 当会で、ある方の評価を行ったところ、25%であった。 M5程度の小さな地震を数多く当てても、大地震を75%も見逃すようでは実用にはならない。 他人の意見に惑わされずに、自分で判断することが大切だ。

     さて、あいまい地震予知はどのように評価すれば良いのだろうか。 一案を提案する。 この案は予知作成者の主観(長期間、広範囲など)に惑わされずに客観的に評価できる。
     震央:記されている図、文章から予測範囲の重心を求めて緯度経度で0.1単位で表す。
    発生日:長期間であればその中心日を予測日とする。
       M;記されていなければ文章から、M5台半ばから1/4M程度の段階で推定する。
      例;M5と1/2、M5と3/4、M6.0、M6と1/4、M6と1/2、、、、、などなど。

     このようにあいまい予知を数値化することによって、表-2によって客観的に評することが可能だ。

  4.  

     震度5弱以上のみで評価すると重大な多くの地震を見逃しても良いことになってしまい、 評価方法としては適切ではないことを示した。 どうしても震度で評価したいのであれば、震度とマグニチュードの両縛りで評価するのが適切である。 例えば、アウターライズでの巨大地震では、 陸地における震度はそれほどではなくても、大津波が襲来する。 震度のみで評価する習慣を身につけてしまうと、逃げなくても良いと勘違いするかもしれない。

  5.  

     現在予測している各地の地震は、上記アウターライズ巨大地震の影響を受けているかもしれないので、 あるいは発生しない可能性もある。

地域別予測に関しては会員ページをご覧ください (東日本大震災の余震域については原則M6以上、そのほかの地域は原則M5.5以上)。 会員ページ記載の予測の漏洩ならびに転用は厳禁です。


- 地震予知情報作成日時:2015/09/03 23:55(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 地震予知情報掲載日時:2015/09/04 23:40 -

1. 総説

 前回(8/27)に「地震予知情報とは、どこで、いつ、規模(M)とわずか3行だ。 予測のよってきたるところのデータを示さないで、上記3行だけを提示するのは、 他人の予測方法(特に大気重力波)をパクっていると謗(そし)られても仕方がない。 ぜひデータを予知情報と一緒に公表していただきたいものだ」 と述べましたが、おりしもオリンピックのエンブレムでパクリが話題となっているようです。 長らくお休みしていた地震予知分野の「魑魅魍魎」について近日中に再開掲載する予定です。

     
  1.  2014年1月1日以降の震度5弱以上の地震に対して当会の予測はどのようであったかを既に示した。 その結果は、余震、誘発地震およびMw5.0以下を除く10地震にたいして予知していたものは9個であった。 サンプル数が少ないが、単純に計算すると的中率は9割となる。
     予測対応地震の発生欄には原則M5.5以上の発生地震を掲載していることは読者諸氏はご存知のはずだ。
  2.  

     7/31指摘したアウターライズでの巨大地震のマグニチュードを決定するために7/29に地球を一周して、 全世界の大気重力波の分布を調べた。
     その結果、全世界に分布していることが分かった。 ただ一様に分布しているわけではなく、ある程度の偏りがあることが分かった。
     その一つは日本周辺からユーラシア大陸を横切り、イギリスまで、 南北方向には、北極圏の北緯75度前後からオーストラリア、ニュージーランドの南方の南極の手前まで。
     もう一つは北米大陸北西部(アラスカなど)およびその沖の太平洋北部。
     さらに中米(メキシコなど)周辺
     さらに南米南端チリ周辺など。

     一番目の日本周辺は、赤道付近で分離し、 オーストラリアからニュージーランド南方の南極手前までのグループに分けられそうだ。
     これらの個々に偏って分布している地域では近い将来、M7後半からM8程度が発生するかどうかが、 日本周辺のアウターライズのマグニチュードを決定するのに重要だが、現在はまだ発生してない。
     したがって、日本周辺のアウターライズ地震については、 最低でもM8.5(個々の偏り地域で大地震が発生する場合)、 最大ではM8.8(全地球を一つした場合)と計算された。
     かつて、アウターライズでM8.6、その正断層の傾斜角を45度と仮定した計算結果が公表されたことがあった(北大)。 その場合、2011.3.11とほぼ同じ津波が発生すると計算されていた。 ここで最大M8.8として、 正断層の傾斜角を90度と仮定するとおそらく3.11の2倍弱近い津波が発生すると推定され、何れにせよ要警戒だ。
     いつ発生するかは各々の月の下弦前後で、遅くとも来春までと推定される。 麒麟地震研究所の電磁波ノイズ測定器は、中央構造線の直上に位置しているため、大地震の前兆を捉えやすい。 直前のデータについては同所のTWITTERを参照されたい。

     第2段階の下弦の月(9/5前後)については、発生しない見込みです。

  3.  

     6/25に具体的な事例によって震度5弱以上という基準で地震予知情報を評価するのは誤りだと指摘した。 なぜなら同じ期間(2014年1月1日から2015年6月10日の約1年半) に発生したM6以上の14個もの発生地震を見逃しても良いことになってしまうからだ。
     一方2012年1月1日から2015年6月10日の約3年半に発生したM≧6.8の地震をリストアップし、 この地震(複数)に対して、当会の予知はどのようであったかを示した。
     この文章だけでは分かりにくいようなので、成績表として次表を作成した。 評価基準は6/25記載の表-2による。
    番号発生日(JST)緯度経度深さkmマグニチュード震央地名当会の予知評価
    MjMw予実差総合評価
    T P M
    12012/01/0131.43138.5739776.8鳥島近海◎ ◯ ◎
    22012/03/1440.78145.23646.96.9北海道はるか南東沖◯ △ ◎
    32012/08/1449.18145.886547.37.7オホーツク海南部◎ ◯ ▲
    42012/12/0737.82144.32467.37.3東北地方はるか東方沖◎ ◯ ◎
    52013/04/1945.3150.9612577.2千島列島大きめ
    62013/09/0429.94139.424456.86.5鳥島近海× △ ◎
    72013/10/2637.2144.57567.17.1東北地方はるか東方沖◯ ◯ ◎
    82014/07/1237.05142.323376.5福島県沖◎ △ ◯
    92015/02/1739.87143.19126.96.7三陸はるか沖麒麟警告
    102015/04/2023.96122.43226.86.3石垣島北西沖台湾、大
    112015/05/1338.86142.15466.86.8宮城県沖◎ ◎ ◎
    122015/05/3027.86140.686818.17.9小笠原西方沖◎ ▲ ◯
    (以上F-NETに(Mw)追加)

    T;時間 P;震央距離 M;マグニチュード

     ◎と◯以上をカウントすると12個のうち9個で75%となる。 なんらかの予知情報が存在した△を加えると100%となる。 つまりマグニチュードが6.8より大きな大地震 (例えば、2004年10月23日の山古志村が大被害を被った中越地震はM6.8)についていえば、 75%(100%)予知していたこととなる。
     同じ評価基準で、他の方々の実績表を作成することをお勧めする。 当会で、ある方の評価を行ったところ、25%であった。 M5程度の小さな地震を数多く当てても、大地震を75%も見逃すようでは実用にはならない。 他人の意見に惑わされずに、自分で判断することが大切だ。

     さて、あいまい地震予知はどのように評価すれば良いのだろうか。 一案を提案する。 この案は予知作成者の主観(長期間、広範囲など)に惑わされずに客観的に評価できる。
     震央:記されている図、文章から予測範囲の重心を求めて緯度経度で0.1単位で表す。
    発生日:長期間であればその中心日を予測日とする。
       M;記されていなければ文章から、M5台半ばから1/4M程度の段階で推定する。
      例;M5と1/2、M5と3/4、M6.0、M6と1/4、M6と1/2、、、、、などなど。

     このようにあいまい予知を数値化することによって、表-2によって客観的に評することが可能だ。

  4.  

     震度5弱以上のみで評価すると重大な多くの地震を見逃しても良いことになってしまい、 評価方法としては適切ではないことを示した。 どうしても震度で評価したいのであれば、震度とマグニチュードの両縛りで評価するのが適切である。 例えば、アウターライズでの巨大地震では、陸地における震度はそれほどではなくても、大津波が襲来する。 震度のみで評価する習慣を身につけてしまうと、逃げなくても良いと勘違いするかもしれない。

  5.  現在予測している各地の地震は、上記アウターライズ巨大地震の影響を受けているかもしれないので、 あるいは発生しない可能性もある。

地域別予測に関しては会員ページをご覧ください (東日本大震災の余震域については原則M6以上、そのほかの地域は原則M5.5以上)。 会員ページ記載の予測の漏洩ならびに転用は厳禁です。


- 情報作成日時:2015/09/02 12:50(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 情報掲載日時:2015/09/02 23:40

予測対応地震 -09/02鳥島近海M6.0- の発生

  R:M 6.0 09/02 00:25:10 JST 31.169°N 141.599°E 11.3 km (USGS)
 が発生しました。 これはNPO法人国際地震予知研究会が発表した以下の予測に対応するものです。

- 引用ここから -

- 地震予知情報作成日時:2015/08/27 22:40(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -

(4) 関東地方

 また8/25以降の大気重力波から以下とします。
  P1508-02:2015/09/10±5 鳥島近海(31.5N, 142.0E) M5.9
 遅れ現象1を適用

- 引用ここまで -

解説

予実差:
 マグニチュード(M); 0.1
 震央距離; 約40km
 発生日 ;中央値から8日早く、誤差範囲(±5)より3日早い。もしも遅れ
   現象1を適用しないで、通常計算をするならT=6.9M-28.4(公表済み)から
   12日。8/25プラス12日から9/6(±5)となる。この領域で、最近では
   遅れ現象は見られないこととなりますが、台風の通過により発生が早ま
   った可能性もあります。

※「予測対応地震 -08/29硫黄島近海M5.8震度2- の発生 (2)」を参照。


- 情報作成日時:2015/09/02 12:40(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 情報掲載日時:2015/09/02 23:40

予測対応地震 -08/29硫黄島近海M5.8震度2- の発生 (2)

  R:08/29 00:31 硫黄島近海(23.4N, 142.4E)震度2 140km M5.8
                 M 5.3 23.191°N 142.510°E h114.6 km(USGS)
が発生し、下記解説にあるように、 後日のデータにより判断を修正するかもしれないと述べました(8/29)。
 その後、一元化が8/31に発表され、 最も注目していた気象庁Mw(モーメントマグニチュード)が昨日(9/1)に発表されました。
    23.376 142.216 h166.7 M5.8D 6.5v(一元化)
                    Mw5.2(JMA)
このMw5.2はUSGS(M5.3)に近いものです。

 以下は8/29に述べた解説です。

- 引用ここから -

「解説; 発生マグニチュードが気象庁とUSGSではだいぶ異なっているため、 予測対応地震かどうかは現段階では判断しかねますが、大気重力波の分布域の南端付近であることと、 このクラスが頻発しているわけではないので、一応対応地震としておきます。 後日データで判断を修正するかもしれません」

 従って、予測がM5.9であるので、対応地震にしてはマグニチュード(Mw5.2)が小さすぎるため、 予測対応地震はもう一度発生するだろうと予測していたところ、下記が発生しました。
  R:M 6.0 09/02 00:25(JST) 31.169°N 141.599°E 11.3 km (USGS)

- 引用ここまで -

 この地震については新たな予測対応地震の発生(09/02 12:50)で述べます。

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