中波帯電磁波ノイズ観測、大気重力波観測による地震発生予測実験

 当ページの色分けは次の通りです。 原則としてM5.0未満の予測は記載しないこととしています。

赤(P) :M5.5以上の予測
青(P) :M5.5未満M5.0以上の予測
緑(R) :予測に対応した発生地震
黒(P,R):M5.0未満の予測、および予測していなかった発生地震

- 地震予知情報作成日時:2015/06/25 20:40(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 地震予知情報掲載日時:2015/06/26 02:40 -
- 地震予知情報修正日時:2015/06/27 22:40(文字化けの修正他) -
- 地震予知情報修正日時:2015/06/28 23:45(修正) -
- 地震予知情報修正日時:2015/07/03 22:30(修正) -

1. 総説

  1.  

     M7.0と修正されたP1506-01cの震央(震源地の真上)、および発生日については、会員ページで検討する。

  2.  

     前回(6/19)に 「2012年1月1日から2015年6月10日の日本周辺のMj>=6.8をF-NETにより示した (2011.3.11以降年末までは地震多発につき、でたらめに予測しても当たってしまうので、評価対象外とする)。 表-4参照。

     今回は2012 2014年1月1日から2015年6月10日の日本周辺のマグニチュードではなく 震度5弱以上のリストを示す(気象庁)

    表-1震源リスト(震度5弱以上)

    地震の発生日時震央地名緯度経度深さMjMW最大震度評価
    12015.6.4 4:34網走地方43°29.5′N144°03.6′E0kmM5.04.85弱×
    22015.5.30 20:23小笠原諸島西方沖27°51.6′N140°40.9′E682kmM8.17.95強
    32015.5.25 14:28埼玉県北部36°03.2′N139°38.3′E56kmM5.55.25弱
    42015.5.22 22:28奄美大島近海28°33.7′N129°37.2′E21kmM5.155弱
    52015.5.13 6:12宮城県沖38°51.7′N142°09.0′E46kmM6.86.85強
    62015.2.17 13:46岩手県沖40°05.1′N142°06.7′E50kmM5.75.45強
    72015.2.6 10:25徳島県南33°44.0′N134°22.2′E11kmM5.14.85強
    82014.11.22 22:37長野県北部36°46.7′N137°54.6′E3kmM4.55弱
    92014.11.22 22:08長野県北部36°41.5′N137°53.4′E5kmM6.76.26弱
    102014.9.16 12:28茨城県南部36°05.6′N139°51.8′E47kmM5.65.45弱
    112014.9.3 16:24栃木県北部36°52.4′N139°31.3′E7kmM5.14.95弱×※
    122014.8.10 12:43青森県東方沖41°08.0′N142°16.7′E51kmM6.16.15弱
    132014.7.8 18:05胆振地方中東部42°38.9′N141°16.0′E3kmM5.65.45弱×
    142014.7.5 7:42岩手県沖39°40.5′N142°08.1′E49kmM5.95.75弱
    152014.5.5 5:18伊豆大島近海34°57.1′N139°28.8′E156kmM6.065弱
    162014.3.14 2:06伊予灘33°41.5′N131°53.4′E78kmM6.26.35強

    6、8番は余震および誘発地震であるので評価対象から除く
    評価対象が16-2=14の場合
    ◎+○は9個
    1、4、7、11番はMw5.0以下であるので評価対象から除けば評価対象は16-6=10個
    ◎+○ は 9個
    11番は後日、山形県沖の予測地震P1408-05:9/4±4(M5.5)が対応と判断され、○となる。

     上記評価は客観的な評価基準(下表)に基づく。

    表-2 評価基準

    予測震央と実発生震央の距離(km)
    M204080160320640128025605120
    4.6以下
    4.7-5.6
    5.7-6.6
    6.7-7.6
    7.7-8.6
    8.7以上
    予測地震と実発生地震のマグニチュードの差
    ±0.3
    ±0.5
    ±1.0
    ±1.5
    発生予測日と実発生日の差
    M±1日±3日±7日±14日±28日±56日±112日±224日
    4.7-5.6
    5.7-6.6
    6.7-7.6
    7.7-8.6
    8.7以上
           

    総合評価

    ×
    ×
    ×

    総合評価で◎と◯のみを的中とし、△は参考程度とします。

    ◎ 的中
    ○ まあまあ的中
    △ 当らずといへども遠からず
    ▲ 無いよりはまし
    × はずれ

     大地震の余震、誘発地震の予測は評価対象から除く

     さて、震度5弱以上の地震という基準でくくれば上記表-1のように16個の地震が拾える。 ところで同じ期間に発生したM>=6.0は表-3(F-netによる)のようになる。

    表-3

     2014/01/01,??:?? ≦ 地震発生時刻(JST) ≦ 2015/06/1
    6.0 ≦ マグニチュード(Mj) ≦ 9.9
    地震発生時刻(JST)緯度(N)経度(E)深さ(km)(Mj)震源地
    2014/03/03,05:11:2227.3828127.3951156.4NW_OFF_OKINAWAJIMA_IS
    2014/03/14,02:06:5033.6917131.8913786.2IYONADA_SETONAIKAI
    2014/03/19,21:19:2523.9368122.2825206TAIWAN_REGION
    2014/05/05,05:18:2434.9437139.49551616SAGAMINADA
    2014/06/29,14:56:3224.5182142.44781396.4IOTO_ISLANDS_REGION
    2014/07/01,04:55:3128.316139.17825396.2W_OFF_OGASAWARA
    2014/07/12,04:22:0037.05142.3208337E_OFF_FUKUSHIMA_PREF
    2014/07/21,03:32:4744.602148.8478306.4SE_OFF_ETOROFU
    2014/08/10,12:43:1841.134142.279506.1E_OFF_AOMORI_PREF
    2014/08/29,04:14:3532.1412132.1455186HYUGANADA_REGION
    2014/10/11,11:35:4640.9522143.2447366.1E_OFF_AOMORI_PREF
    2014/11/22,22:08:1736.6928137.89146.7NORTHERN_NAGANO_PREF
    2014/12/11,06:03:4025.4403122.45352496.1NW_OFF_ISHIGAKIJIMA_IS
    2014/12/20,18:29:5737.4253141.606446E_OFF_FUKUSHIMA_PREF
    2015/02/14,05:06:3022.6013121.4273286.2TAIWAN_REGION
    2015/02/17,08:06:3439.8723143.1927126.9FAR_E_OFF_SANRIKU
    2015/02/20,13:25:2039.9127143.732286.5FAR_E_OFF_SANRIKU
    2015/02/21,19:13:5139.8948143.61116.4FAR_E_OFF_SANRIKU
    2015/02/25,16:00:5931.089142.137446.1NEAR_TORISHIMA_IS
    2015/04/20,10:42:5523.9557122.4273226.8NW_OFF_ISHIGAKIJIMA_IS
    2015/04/20,20:45:1323.9578122.4765206NW_OFF_ISHIGAKIJIMA_IS
    2015/04/20,20:59:5823.9338122.4862216.4NW_OFF_ISHIGAKIJIMA_IS
    2015/05/11,06:25:4431.2318142.146106.3NEAR_TORISHIMA_IS
    2015/05/13,06:12:5838.8628142.1502466.8E_OFF_MIYAGI_PREF
    2015/05/30,20:23:0227.8608140.68256818.1W_OFF_OGASAWARA
    2015/05/31,03:49:0630.7745143.1283456.6FAR_E_OFF_IZU_ISLANDS

     余震、誘発地震を除くと25-5=20
    このうち震度5弱以上は6個(赤色)で、残り14個のM>=6.0は評価しなくて良いこととなるので 震度のみで地震予知を評価するのは適切ではないことがお分かりだと思う。

    表-4(前回(6/19掲載)

    2012.1.1〜2015.6.10 日本周辺で Mj>=6.8 Mwはモーメントマグニチュード(気象庁)
    番号地震発生時刻(JST)緯度(N)経度(E)深さ(km)マグニチュード震源地
    MjMw
    12012/01/01, 14:27:5231.428138.566539776.8NEAR_TORISHIMA_IS
    22012/03/14, 18:08:3340.7753145.2275646.96.9FAR_SE_OFF_HOKKAIDO
    32012/08/14, 11:59:3649.1833145.88176547.37.7SOUTHERN_SEA_OF_OKHOTSK
    42012/12/07, 17:18:2037.8158144.3153467.37.3FAR_E_OFF_NORTH_HONSHU
    52013/04/19, 12:05:5445.3008150.957212577.2KURILE_ISLANDS_REGION
    62013/09/04, 09:18:2029.9358139.41754456.86.5NEAR_TORISHIMA_IS
    72013/10/26, 02:10:1837.1963144.5687567.17.1FAR_E_OFF_NORTH_HONSHU
    82014/07/12, 04:22:0037.05142.32083376.5E_OFF_FUKUSHIMA_PREF
    92015/02/17, 08:06:3439.8723143.1927126.96.7FAR_E_OFF_SANRIKU
    102015/04/20, 10:42:5523.9557122.4273226.86.3NW_OFF_ISHIGAKIJIMA_IS
    112015/05/13, 06:12:5838.8628142.1502466.86.8E_OFF_MIYAGI_PREF
    122015/05/30, 20:23:0227.8608140.68256818.17.9W_OFF_OGASAWARA

    (以上F-NETにMwを追加)
    4番はMj7.3に変更
    この12個の地震に対してどのような予測があったのか次表に示す(表-5)。
    2012.1.1〜2015.6.10 日本周辺 Mj≧6.8 評価はMwによって行う
    番号情報発信日予測日実発生差(日)予測震央差(km)マグニチュード備考
    緯度(N)経度(E)予測発生(MW)
    12011.12.301.51.1423144最小2306.86.80.1
    1.141330.5140.86.6
    22012.3.112.15※3.141340.2〜45.3142.2〜151.74406.96.90※3月1日予測維持ゆえ予実差13とした
    32012.8.87.278.14最小1348.6142.2最小5306.27.7(Mj7.3)1.1 (0.7)
    9.9431316.1
    8.140.11456.2
    7.21341426.4
    Mt=6.6
    42012.12.511.27※12.7244.4 42.2147 146.5810 5327.27.30.1※12月5日予測維持ゆえ予実差2とした
    52013.4.184.19大規模7.24.17大気重力波から大規模地震警告
    (cf.パキスタン4.16 M7.8)
    62013.6.26.119.45133.4138.8最小1805.46.5 (Mj6.8)0.2 (0.1)
    2013.6.197.1281436.2
    2013.7.37.1531.6139.25.9
    7.11371545.8
    Mt=6.7
    72013.10.2210.1710.26938.6142,62307.17.10 
    82014.7.107.127.12035.5143.42006.96.5 (Mj7.0)0.4 (0.1) 
    92015.22.19※2.172※   6.7※6.70※※発信は間に合わず。
    地震後の計測ではM6.7
    麒麟地震研究所事前に警告発す
    102015.4.17       6.3 (Mj6.8) ※台湾周辺また大きめ地震(マンパワー不足)
    112015.5.85.115.13240141.051506.96.80.1 
    122015.5.215.265.3 5.30441.1143.915007.5(7.9)7.90.4 (0)( )は地震後再計測

     全ての大地震については必ず大気重力波による前兆は存在しておりMの予実差は非常に小さい。
     大地震について遺漏なく予知することが大切だと考える。
     マグニチュードは1違うとエネルギーは32倍、2違うと32×32=1024倍、3違うと32700倍異なる。
     例えて言うならば、第2次世界大戦で使われた最大の爆弾の1個のエネルギーはM5.5程度と言われている。 つまりM6.5は32個一度に爆発させたもの、M7.5は1000個一度に爆発させたもの、 M8.5は32000個一度に爆発させたもので、まるで違う。 M5.5と予測し、実発生がM8.5であった場合、的中と評価するのは恥ずかしいことだ。 この程度の基礎知識は地震大国日本に住む住民にとっては必須事項である。

     震度5弱以上のみで評価すると重大な多くの地震を見逃しても良いことになってしまい 評価方法としては適切ではないことを示した。 どうしても震度で評価したいのであれば、震度とマグニチュードの両縛りで評価するのが適切である。

地域別予測に関しては会員ページをご覧ください (東日本大震災の余震域については原則M6以上、そのほかの地域は原則M5.5以上)。 会員ページ記載の予測の漏洩ならびに転用は厳禁です。

2.地域別予測

(1) 北海道

 6/19記載の「遅れ現象1を考慮に入れて計算すると6/26となりますので、次のように修正します。
  P1506-01c:北海道南東はるか沖アウターライズ(N41.9, E147.0)
       または三陸はるか沖アウターライズ(N39.7, E144.3) M7.0
       発生日は2015/06/26±7

 については、未発生です。

 現在は06/22の大気重力波から以下とします。
  無番号;2015/06/28±3 釧路地方中南部(N43.5,E144.0) M4.9

(2) 東北地方

 前回(06/19)記載の「現在は06/12以降の大気重力波から以下とします。
  P1506-02:2015/06/27±6 M6.3
       岩手県(N39.6,E141.3)または佐渡島近海(N38.3, E137.0 139.0)

 については、下記が発生しましたが、Mが異なるためこのままとします。
  R:06/23 21:18:24 38.5901 134.4440 h452.3 M5.6(Hi-net)
            38.549  134.445  h447.1 M4.3V SEA OF JAPAN(一元化)
  R:06/19 03:49 新潟県中越地方(N37.0,E138.6)震度2 h20km M2.5

 現在は06/22の大気重力波から以下とします。
  P1506-04:2015/07/01±3 三陸はるか沖( N38.9, E144.8) M5.1
 遅れ現象1による。

(4) 関東地方

 6/4記載の 「現在は06/03の大気重力波から鳥島近海でM6.0前後が近日中に発生する見込みですが、 誘発地震と考えられ、通常の計算値より早まりそうです。」 については、その後R5,R6が発生しました。
  R6:06/23 21:19 小笠原諸島西方沖(N27.7,E140.3)震度4 h480km M6.9
 その後気象庁のCMT解析によるとMw6.5と修正されました(Mjは6.8)。
                    M 6.3 27.669°N 139.793°E h455.9 km (USGS)
  R5:06/19 17:10 父島近海(N27.1,E143.8)震度1 h10km M5.3

  R4:06/16 10:01:11 31.9 137.9 h437 M3.7V(一元化)
                M4.3 31.777°N 137.685°E h399.1 km(USGS)
  R3:06/15 07:23 小笠原諸島西方沖(N27.5,E140.6)震度1 h380km M5.4
                27.427 140.657 404 M5.5D 5.2V(一元化)
                M4.8(USGS)
  R2:2015/06/12 19:30:10 31.1193 137.9452 465.3 M4.8
  R1:2015/06/03 17:16 31.2 N 142.1 E ごく浅い Mj 5.1 鳥島東方沖(F-NET)

 前回(06/19)記載の「現在は06/18の大気重力波から以下とします。
  P1506-03:2015/06/29±4 関東東方沖(三重会合点 N34.0, E142.0) M5.3
 については、下記が発生しましたがMが異なるためこのままとします。
  R:06/24 01:32JST 関東地方東方沖(N35.60,E141.93) h31km M4.3(USGS)

(5) 中部地方

 現在は01/01の大気重力波から以下とします。
  P1506-05:2015/07/15±4 東海道はるか沖( N32.3, E137.4) M5.3
 深発として計算

(6) 近畿、中四国、九州および南西諸島

 05/08記載の「05/6にも似た大気重力波が見られたので、暫定を外し、以下のように修正します。
  P1504-11:2015/06/07±6または07/10±6 東シナ海(N32.4,E123.5) M6.7
 発生日の前者は遅れ現象2による。 後者は大陸構造とした場合」 については、そのままとします。
  R2:06/09,09:24 26.2 N 125.5 E 10 km Mj 3.5 東シナ海(F-NET)
  R1:M 4.6 05/21 16:05:32 UTC 黄海36.866°N 121.797°E h20.4km(USGS)

 現在は06/19の大気重力波から以下とします。
  おそらく口永良部火山の噴火かまたは地震 6/29±4 M5.2相当

 現在は06/19の大気重力波から以下とします。
  P1506-06:2015/06/29±4 台湾近海( N24.0, E121.6) M5.2

(7) その他

 「ヨーロッパ〜トルコ、東経60度ラインについては、様子見。」 については、下記が発生しましたが、Mが異なるためこのままとします。
  R:M 5.5 Tajikistan 05/20 03:31:42 UTC 38.662°N 70.155°E h11.2 km(USGS)
  R:M 5.4 Pakistan  05/14 16:01:20 UTC 24.094°N 61.248°E h12.4 km(USGS)

3.アウターライズ地震

 「FIJIの地震(2009年11月)の1年4ヶ月後に3.11東日本大震災が発生していることに留意する必要があります。
 この16ヶ月の先行時間は初生地震の場合ですが、懸念されているアウターライズ地震は誘発地震と考えられます。度々会員ページで述べたように、中小の地震の場合、初生地震と誘発地震とでは先行時間が異なります。 想定している様な巨大地震でも同じかどうかは分かりませんが、もう少し早めに発生する可能性があります」
については、地球全体の大気重力波の11/9の結果では全地球の約4割弱にその分布が見られ、 マグニチュードは9.0と計算され、今迄の結果と変わらないことが分かりました。 発生時期に関しては上記の通りですが早ければ今夏、遅くとも来春か。
 また北海道南東はるか沖(アウターライズ)の海水温が上昇してきましたので、 東北地方のアウターライズのみならず、この領域も要注意です。 P1506-01cの予測はまさにこの地域です。 しかし規模はM7.0と小さめです。


- 地震予知情報作成日時:2015/06/19 02:50(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 地震予知情報掲載日時:2015/06/20 01:20 -
- 地震予知情報修正日時:2015/06/20 21:40 -

1. 総説
  1.  

     M7.0と修正されたP1506-01cの震央(震源地の真上)、および発生日については、会員ページで検討する。

  2.  

     2012年1月1日から2015年6月10日の日本周辺のMj≧6.8はF-NETによれば次の通りである (2011.3.11以降年末までは地震多発につき評価対象外とする)。

 2012.1.1〜2015.6.10 日本周辺で Mj>=6.8 Mwはモーメントマグニチュード(気象庁)
番号地震発生時刻(JST)緯度(N)経度(E)深さ(km)マグニチュード震源地
MjMw
12012/01/01, 14:27:5231.428138.566539776.8NEAR_TORISHIMA_IS
22012/03/14, 18:08:3340.7753145.2275646.96.9FAR_SE_OFF_HOKKAIDO
32012/08/14, 11:59:3649.1833145.88176547.37.7SOUTHERN_SEA_OF_OKHOTSK
42012/12/07, 17:18:2037.8158144.3153467.37.3FAR_E_OFF_NORTH_HONSHU
52013/04/19, 12:05:5445.3008150.957212577.2KURILE_ISLANDS_REGION
62013/09/04, 09:18:2029.9358139.41754456.86.5NEAR_TORISHIMA_IS
72013/10/26, 02:10:1837.1963144.5687567.17.1FAR_E_OFF_NORTH_HONSHU
82014/07/12, 04:22:0037.05142.32083376.5E_OFF_FUKUSHIMA_PREF
92015/02/17, 08:06:3439.8723143.1927126.96.7FAR_E_OFF_SANRIKU
102015/04/20, 10:42:5523.9557122.4273226.86.3NW_OFF_ISHIGAKIJIMA_IS
112015/05/13, 06:12:5838.8628142.1502466.86.8E_OFF_MIYAGI_PREF
122015/05/30, 20:23:0227.8608140.68256818.17.9W_OFF_OGASAWARA

 (以上F-NETにMwを追加)
 4番はMj7.3に変更

 この12個の地震に対してどのような予測があったのか次表に示す。

2012.1.1〜2015.6.10 日本周辺 Mj>=6.8 評価はMwによって行う
番号情報発信日予測日実発生差(日)予測震央差(dkm)マグニチュード備考
緯度(N)経度(E)予測発生(MW)
12011.12.301.51.1423144最小2306.86.80.1
1.141330.5140.86.6
22012.3.112.15※3.141340.2〜45.3142.2〜151.74406.96.90※3月1日予測維持ゆえ予実差13とした
32012.8.87.278.14最小1348.6142.2最小5306.27.7(Mj7.3)1.1 (0.7)
9.9431316.1
8.140.11456.2
  7.21341426.4
Mt=6.6
42012.12.511.27※12.7244.4 42.2 6/20訂正147 146.5 6/20 訂正810 530 6/20 訂正7.27.30.1※12月5日予測維持ゆえ予実差2とした
52013.4.184.19大規模7.24.17大気重力波から大規模地震警告 (cf.パキスタン4.16 M7.8)
62013.6.26.119.45133.4138.8最小5.46.5 (Mj6.8)0.2
2013.6.197.1281431806.2(Mj6.8)(0.1)
2013.7.37.1531.6139.25.9
7.11371545.8
Mt=6.7
72013.10.2210.1710.26938.6142,62307.17.10
82014.7.107.127.12035.5143.42006.96.5
(Mj7.0)
0.4
(0.1)
92015.22.19※2.172※6.7※6.70※※発信は間に合わず。地震後の計測ではM6.7 麒麟地震研究所事前に警告発す
102015.4.176.3 (Mj6.8)※台湾周辺また大きめ地震(マンパワー不足)
112015.5.85.115.13240141.051506.96.80.1
122015.5.215.265.3441.1143.915007.5(7.9)7.90.4 (0)( )は地震後再計測

 全ての大地震については必ず大気重力波による前兆は存在しておりMの予実差は非常に小さい。 大地震について遺漏なく予知することが大切だと考える。
 マグニチュードは1違うとエネルギーは32倍、2違うと32×32=1024倍、3違うと32700倍異なる。
 例えて言うならば、第2次世界大戦で使われた最大の爆弾の1個のエネルギーはM5.5程度と言われている。 つまりM6.5は32個一度に爆発させたもの、M7.5は1000個一度に爆発させたもの、 M8.5は32000個一度に爆発させたもので、まるで違う。 M5.5と予測し、実発生がM8.5であった場合、的中と評価するのは恥ずかしいことだ。 この程度の基礎知識は地震大国日本に住む住民にとっては必須事項である。

地域別予測に関しては会員ページをご覧ください (東日本大震災の余震域については原則M6以上、そのほかの地域は原則M5.5以上)。 会員ページ記載の予測の漏洩ならびに転用は厳禁です。

2.地域別予測

(1) 北海道

 前回(6/4)記載の「現在は05/31の大気重力波から以下します。
  P1506-01:北海道南東はるか沖(アウターライズ)(N41.9, E147.0) M7.2
 発生日について検討します。 5/30日の小笠原Mw7.9の発生後間髪を入れず5/31に大規模な大気重力波が発生しています。 もしも通常なら7月初旬となるのですが、P1505-04同様早めに発生するはずです。 アウターライズ地震は下弦の月前後に発生する確率が高く、6/10±8と予測されます。 予測通りの震央ならば、陸地における振動は大きくはならないはずです。 津波は発生しますが、大きな被害にはならない見込みです。 発生日に関しては麒麟地震研究所のツイッターに注意してください。 大地震の直前信号が現れることが度々ありました」 については、総説で述べたように多くの中地震が上記大気重力波分布域内で発生した。 この発生分を差し引くとマグニチュードは7.0と計算されたので次のように修正する。
 前回(06/12)北日本の中程度の地震の多発により修正した
 「P1506-01b:北海道南東はるか沖アウターライズ(N41.9, E147.0)
       または三陸はるか沖アウターライズ(N39.7, E144.3) M7.0
       発生日はそのまま。」
 については、未発生です。 すでに予測日は過ぎていますが、この予測は通常の計算値より早めとなっていました。 遅れ現象1を考慮に入れて計算すると6/26となりますので、次のように修正します。
  P1506-01c:北海道南東はるか沖アウターライズ(N41.9, E147.0)
       または三陸はるか沖アウターライズ(N39.7, E144.3) M7.0
       発生日は2015/06/26±7

(2) 東北地方

 現在は06/12以降の大気重力波から以下とします。
  P1506-02:2015/06/27±6 M6.3
       岩手県(N39.6,E141.3)または佐渡島近海(N38.3, E139.0)

(4) 関東地方

 前々回(6/4)記載の 「現在は06/03の大気重力波から鳥島近海でM6.0前後が近日中に発生する見込みですが、 誘発地震と考えられ、通常の計算値より早まりそうです。」 については、下記が発生しました。
  R:06/17 11:24:19 30.0072 139.6370 429.1 M5.1(Hi-net)
                         3.9V(一元化)
  R:06/16 10:01:11 31.9348 137.9015 h437.7 M5.1(Hi-net)
                          M3.7V(一元化)
                          M4.3 31.777°N 137.685°E h399.1 km(USGS)
  R:06/15 07:23 小笠原諸島西方沖(N27.5,E140.6)震度1 h380km M5.4
                    27.427 140.657 404 M5.5D 5.2V(一元化)
                               M4.8(USGS)

  R:2015/06/12 19:30:10 31.1193 137.9452 465.3 M4.8
  R:2015/06/03 17:16 31.2 N 142.1 E ごく浅い Mj 5.1 鳥島東方沖(F-NET)

 前回(06/12)記載の 「現在は6/11の大気重力波から関東地方南部でM4台前半が6/14±2ころの発生が見込まれます」 については、下記が発生しました。
  R:06/18 08:39 東京湾(N35.5,E139.9)震度1 h80km M3.5

 現在は06/18の大気重力波から以下とします。
  P1506-03:2015/06/29±4 関東東方沖(三重会合点 N34.0, E142.0) M5.3

(5) 中部地方

(6) 近畿、中四国、九州および南西諸島

 05/08記載の「05/6にも似た大気重力波が見られたので、暫定を外し、以下のように修正します。
  P1504-11:2015/06/07±6または07/10±6 東シナ海(N32.4,E123.5) M6.7
 発生日の前者は遅れ現象2による。 後者は大陸構造とした場合」 については、そのままとします。
  R2:06/09,09:24 26.2 N 125.5 E 10 km Mj 3.5 東シナ海(F-NET)
  R1:M 4.6 05/21 16:05:32 UTC 黄海36.866°N 121.797°E h20.4km(USGS)

(7)その他

 「ヨーロッパ〜トルコ、東経60度ラインについては、様子見。」 については、下記が発生しましたが、Mが異なるためこのままとします。
  R:M 5.5 Tajikistan 05/20 03:31:42 UTC 38.662°N 70.155°E h11.2 km(USGS)
  R:M 5.4 Pakistan  05/14 16:01:20 UTC 24.094°N 61.248°E h12.4 km(USGS)

3.アウターライズ地震

 「FIJIの地震(2009年11月)の1年4ヶ月後に3.11東日本大震災が発生していることに留意する必要があります。
 この16ヶ月の先行時間は初生地震の場合ですが、 懸念されているアウターライズ地震は誘発地震と考えられます。 度々会員ページで述べたように、中小の地震の場合、 初生地震と誘発地震とでは先行時間が異なります。 想定している様な巨大地震でも同じかどうかは分かりませんが、 もう少し早めに発生する可能性があります」 については、地球全体の大気重力波の11/9の結果では全地球の約4割弱にその分布が見られ、 マグニチュードは9.0と計算され、今迄の結果と変わらないことが分かりました。 発生時期に関しては上記の通りですが早ければ今夏、遅くとも来春か。
 また北海道南東はるか沖(アウターライズ)の海水温が上昇してきましたので、 東北地方のアウターライズのみならず、この領域も要注意です。 P1506-01cの予測はまさにこの地域です。 しかし規模はM7.0と小さめです。

 2012.1.1〜2015.6.10 日本周辺で Mj≧6.8 Mwはモーメントマグニチュード(気象庁)
番号地震発生時刻(JST)緯度(N)経度(E)深さ(km)マグニチュード震源地
MjMw
12012/01/01, 14:27:5231.428138.566539776.8NEAR_TORISHIMA_IS
22012/03/14, 18:08:3340.7753145.2275646.96.9FAR_SE_OFF_HOKKAIDO
32012/08/14, 11:59:3649.1833145.88176547.37.7SOUTHERN_SEA_OF_OKHOTSK
42012/12/07, 17:18:2037.8158144.3153467.47.3FAR_E_OFF_NORTH_HONSHU
52013/04/19, 12:05:5445.3008150.957212577.2KURILE_ISLANDS_REGION
62013/09/04, 09:18:2029.9358139.41754456.86.5NEAR_TORISHIMA_IS
72013/10/26, 02:10:1837.1963144.5687567.17.1FAR_E_OFF_NORTH_HONSHU
82014/07/12, 04:22:0037.05142.32083376.5E_OFF_FUKUSHIMA_PREF
92015/02/17, 08:06:3439.8723143.1927126.96.7FAR_E_OFF_SANRIKU
102015/04/20, 10:42:5523.9557122.4273226.86.3NW_OFF_ISHIGAKIJIMA_IS
112015/05/13, 06:12:5838.8628142.1502466.86.8E_OFF_MIYAGI_PREF
122015/05/30, 20:23:0227.8608140.68256818.17.9W_OFF_OGASAWARA

(以上F-NETにMwを追加)

4番 Mj7.3 Mw7.3 (これは気象庁による) 1.


- 地震予知情報作成日時:2015/06/12 00:20(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 地震予知情報掲載日時:2015/06/13 00:20 -

1. 総説

前回(6/4) 「最近大地震が世界的にも日本的にも連続して起きており、超異常と言えよう。 2011年4月に世界で初めてアウターライズ地震の可能性を当会が指摘した。 昨年の4月2日(日本時間)にチリでM8.2が、11月2日にフィージーでM7.1が、 今年の5月30日に小笠原でMw7.9が発生し、2011.3.11の直前に似てきた。 アウターライズで巨大地震が発生すれば、大津波の襲来となろう。 身震いがする。 気をつけようがない。ただ逃げるだけだ。そのとき何を持って逃げるか。 どう逃げるか、あらかじめ決めておいたほうが良い。
 現在またも大地震の前兆が現れた。いまのところマグニチュードは7.2と計算されているが、 今後、拡大するかもしれない。」と述べた。
その後中程度の地震が下記のように連続して発生し、心胆を寒からしめている。
  2015/06/11,13:56 39.6 N 143.5 E 10 km Mj 5.4 三陸沖
  2015/06/11,13:51 39.6 N 143.8 E 10 km Mj 5.7 三陸沖
  2015/06/11,13:45 39.7 N 143.7 E 10 km Mj 5.8 三陸沖
  2015/06/11,05:07 41.7 N 144.4 E 10 km Mj 4.9 十勝沖
  2015/06/10,17:33 39.6 N 143.7 E 10 km Mj 5.6 三陸沖
  2015/06/08,22:24 46.2 N 152.2 E 30 km Mj 4.9 千島列島
  2015/06/08,15:01 41.5 N 142.0 E 70 km Mj 5.5 青森県東方沖
  (以上F-NETより)

 これらは、上記M7.2の前兆としての大気重力波の分布域内(500万km2)で発生している。 従って、予測したM7.2からこの発生分の面積を差し引かなければならない。 三陸沖の地震のトータルエネルギーはM6.1相当となる。 6/8の青森県東方沖はMw6.1(JMA)とされている。 おのおの必要な面積は約60万km2づつ。 これと十勝沖M4.9、千島列島M4.9に必要な面積を計算すると合計140万km2となる。 従って、500万-140万=360万となり、これからM7.0と計算される。 よって上記M7.2はM7.0と修正された。 震央(震源地の真上の意味)、発生日に関しては会員頁において検討する。

 M7.0の予測が赤道方面の大地震の影響圏内にあるかもしれないので、 5/31分の衛星画像を南極近くまでサーチした。 その結果赤道より南方でかなり大きな地震の前兆が見られたが、 日本周辺とは1000km程度非存在地域を挟んでいるので、おそらく影響圏ではないと判断された。 日本ではないので詳細は検討しないが、 おそらくパプアニューギニアからニュージーランド方面かと推測される。

 箱根火山については会員ページ参照。 今の所予測通りに推移しているので今後特段のことがない限り言及しない。

地域別予測に関しては会員ページをご覧ください (東日本大震災の余震域については原則M6以上、そのほかの地域は原則M5.5以上)。 会員ページ記載の予測の漏洩ならびに転用は厳禁です。

2.地域別予測

(1) 北海道

 前回(6/4)記載の 「現在は05/31の大気重力波から以下します。
  P1506-01:北海道南東はるか沖(アウターライズ)(N41.9, E147.0) M7.2
 発生日について検討します。 5/30日の小笠原Mw7.9の発生後間髪を入れず5/31に大規模な大気重力波が発生しています。 もしも通常なら7月初旬となるのですが、P1505-04同様早めに発生するはずです。 アウターライズ地震は下弦の月前後に発生する確率が高く、6/10±8と予測されます。 予測通りの震央ならば、陸地における振動は大きくはならないはずです。 津波は発生しますが、大きな被害にはならない見込みです。 発生日に関しては麒麟地震研究所のツイッターに注意してください。 大地震の直前信号が現れることが度々ありました」 については、総説で述べたように多くの中地震が上記大気重力波分布域内で発生した。 この発生分を差し引くとマグニチュードは7.0と計算されたので次のように修正する。
  P1506-01b:北海道南東はるか沖アウターライズ(N41.9, E147.0)
       または三陸はるか沖アウターライズ(N39.7, E144.3) M7.0
 発生日はそのまま。

(2) 東北地方

 北海道参照。

(4) 関東地方

 前回(6/4)記載の 「現在は06/03の大気重力波から 鳥島近海でM6.0前後が近日中に発生する見込みですが、 誘発地震と考えられ、通常の計算値より早まりそうです。」 については、下記が発生しましたがMが異なるためこのままとします。
  R:2015/06/03 17:16 31.2 N 142.1 E ごく浅い Mj 5.1 鳥島東方沖(F-NET)

 現在は6/11の大気重力波から関東地方南部でM4台前半が6/14±2ころの発生が見込まれます。

(5) 中部地方

(6) 近畿、中四国、九州および南西諸島

 05/08記載の「05/6にも似た大気重力波が見られたので、暫定を外し、以下のように修正します。
  P1504-11:2015/06/07±6または07/10±6 東シナ海(N32.4,E123.5) M6.7
 発生日の前者は遅れ現象2による。後者は大陸構造とした場合」
については、その後R2が発生しましたが、予測地震は未発生と考えられます。
  R2:06/09,09:24 26.2 N 125.5 E 10 km Mj 3.5 東シナ海(F-NET)
  R1:M 4.6 05/21 16:05:32 UTC 黄海36.866°N 121.797°E h20.4km(USGS)

(7) その他

 「ヨーロッパ〜トルコ、東経60度ラインについては、様子見。」 については、下記が発生しましたが、Mが異なるためこのままとします。
  R:M 5.5 Tajikistan 05/20 03:31:42 UTC 38.662°N 70.155°E h11.2 km(USGS)
  R:M 5.4 Pakistan 05/14 16:01:20 UTC 24.094°N 61.248°E h12.4 km(USGS)

3.アウターライズ地震

 「FIJIの地震(2009年11月)の1年4ヶ月後に3.11東日本大震災が発生していることに留意する必要があります。
 この16ヶ月の先行時間は初生地震の場合ですが、 懸念されているアウターライズ地震は誘発地震と考えられます。 度々会員ページで述べたように、中小の地震の場合、初生地震と誘発地震とでは先行時間が異なります。 想定している様な巨大地震でも同じかどうかは分かりませんが、 もう少し早めに発生する可能性があります」
 については、地球全体の大気重力波の11/9の結果では全地球の約4割弱にその分布が見られ、 マグニチュードは9.0と計算され、今迄の結果と変わらないことが分かりました。 発生時期に関しては上記の通りですが 早ければ今夏、遅くとも来春か。
 また北海道南東はるか沖(アウターライズ) の海水温が上昇してきましたので、 東北地方のアウターライズのみならず、この領域も要注意です。 P1506-01bの予測はまさにこの地域です。 しかし規模はM7.0と小さめです。


- 地震予知情報作成日時:2015/06/04 23:25(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 地震予知情報掲載日時:2015/06/06 00:00 -

1. 総説

  R:05/30 20:23:02 N27.861 E140.683 h682km M8.1D, Mw7.9 小笠原諸島西方沖(一元化)
 が発生した。 この地震についてはNPO法人国際地震予知研究会が下記のように予測していた。 5/21発表。
 「P1505-04:北海道南東沖から東北地方太平洋沖(N41.1, E143.9) M7.5
 発生日に関しては5月下旬から6月中旬までと考えたほうが良さそうです(一部略)。」
詳しくは会員ページ参照。
 総説では、 「この広大な大気重力波からマグニチュードが計算されたので、会員ページに掲載した。 5/13の宮城県沖M6.8よりははるかに大きな地震で、要警戒だ。地震動、津波に警戒が必要だ」と述べた。

解説

 当会の地震予知ではマグニチュードおよび発生日については正確であることは数々の実績が示している。 今回はマグニチュードが0.3(USGS)、または0.4(Mw7.9;JMA)異なっていた。これについて検討する。 5/13の人工衛星画像で東経170度までサーチして、上記M7.5と予測した。 東経150度から158度まで大気重力波は見られなく、 一方東経158度より東側に大規模な大気重力波が存在していることには、この時気がついてはいたが、 昨年11月2日のFIJI M7.1の時のように当該海域の大気重力波による前兆は 南方の地震の前兆の可能性もあると考え、それ以上追求しなかった。 地震発生後、改めてこの海域の大気重力波をサーチしたところ、 東端は西経160度付近(ハワイ)にまで及んでおり、総面積は870万km2であった。 これに当初M7.5と予測した面積960万km2とを合計すると1800万km2となり、 これからマグニチュードは7.9と計算され、モーメントマグニチュード(Mw)7.9と一致した。
 震央は1500kmあまり離れていた。 5/13の画像では実震央付近にも大気重力波は見られたが、大規模でもなく、強烈でもなかった。 おそらく、超深発地震であることにその因があると推定される。

 最近大地震が世界的にも日本的にも連続して起きており、超異常と言えよう。 2011年4月に世界で初めてアウターライズ地震の可能性を当会が指摘した。 昨年の4月2日(日本時間)にチリでM8.2が、11月2日にフィージーでM7.1が、 今年の5月30日に小笠原でMw7.9が発生し、2011.3.11の直前に似てきた。 アウターライズで巨大地震が発生すれば、大津波の襲来となろう。 身震いがする。 気をつけようがない。ただ逃げるだけだ。そのとき何を持って逃げるか。 どう逃げるか、あらかじめ決めておいたほうが良い。

 現在またも大地震の前兆が現れた。 いまのところマグニチュードは7.2と計算されているが、今後、拡大するかもしれない。

 箱根火山については会員ページ参照。 今の所予測通りに推移している。

地域別予測に関しては会員ページをご覧ください (東日本大震災の余震域については原則M6以上、そのほかの地域は原則M5.5以上)。 会員ページ記載の予測の漏洩ならびに転用は厳禁です。

2.地域別予測

(1) 北海道

 「03/31以降に出現した大気重力波により次のように予測します。
  P1504-01:2015/06/02±6 ウラジオストック周辺 深発 M6.6」
 についてはその後R2が発生しました。
  R2:M 5.1 Russiaウラジオストック周辺 05/25 06:37:40 UTC 41.844°N 135.486°E h386.5 km(USGS)
                  41.7N 136.0E 426.2km M5.3(AQUA-REAL)
                  41.772 135.820 418.5 M5.1D 5.2V SEA OF JAPAN(一元化)
                  Mw5.2(JMA)

  R1:05/16 00:31:58 ウラジオストック周辺 N42.1211 E133.6700
                       h503.5km M5.0(Hi-net)

 05/01記載の「現在は04/28の大気重力波から以下とします。
  P1504-08:2015/05/14±5 サハリン南方沖(N45.5,E143.6) M5.9」
 については、発生しませんでした。

  R:06/04 04:34 釧路地方中南部(雌阿寒岳付近)(N43.5, E144.1)震度5弱 h0km M5.0
 については、5/31の大気重力波がその前兆だったと考えられます。

 現在は05/31の大気重力波から以下とします。
  P1506-01:北海道南東はるか沖(アウターライズ)(N41.9, E147.0) M7.2
 発生日について検討します。5/30日の小笠原Mw7.9の発生後間髪を入れず5/31に大規模な大気重力波が発生しています。 もしも通常なら7月初旬となるのですが、P1505-04同様早めに発生するはずです。 アウターライズ地震は下弦の月前後に発生する確率が高く、6/10±8と予測されます。 予測通りの震央ならば、陸地における振動は大きくはならないはずです。 津波は発生しますが、大きな被害にはならない見込みです。 発生日に関しては麒麟地震研究所のツイッターに注意してください。 大地震の直前信号が現れることが度々ありました。

(2) 東北地方

 前回(05/21)記載の  「現在は05/13以降の大気重力波から以下とします。
  P1505-04:北海道南東沖から東北地方太平洋沖(N41.1, E143.9) M7.5
 発生日について検討します。 昨今は遅れ現象2が適用できるらしいことが、5/13宮城県沖M6.8の発生からわかりました。 その場合は9月初旬となります。 しかしながら、このM7.5の大気重力波による前兆は5/13宮城県沖M6.8発生直後から見られ、 独立した1個の地震というよりは、広義の前震と考えたほうが良さそうです。 また麒麟地震研究所の1号機から5号機が地震の直近と思われる信号をキャッチしています。 したがって、5月下旬から6月中旬までと考えたほうが良さそうです。 最も早いケースでは5/26(上弦)前後が考えられ、要警戒です」 については、下記が発生しました。 詳細は総説参照。
  R:M 7.8 - 189km WNW of Chichi-shima, Japan 05/30 11:23:02 UTC
          27.831°N 140.493°E 677.6 km(USGS)
          N27.861 E140.683 h682km M8.1D, Mw7.9 小笠原諸島西方沖(JMA)

(4) 関東地方

   現在は06/03の大気重力波から鳥島近海でM6.0前後が近日中に発生する見込みですが、 誘発地震と考えられ、通常の計算値より早まりそうです。

(5) 中部地方

(6) 近畿、中四国、九州および南西諸島

 05/08記載の 「05/6にも似た大気重力波が見られたので、暫定を外し、以下のように修正します。
  P1504-11:2015/06/07±6または07/10±6 東シナ海(N32.4,E123.5) M6.7
 発生日の前者は遅れ現象2による。 後者は大陸構造とした場合」 については、下記が発生しましたが、未発生と考えられます。
  R:M 4.6 05/21 16:05:32 UTC 黄海36.866°N 121.797°E h20.4km(USGS)

 前回(05/14)記載の「現在は05/14の大気重力波から以下とします。
  P1505-02:2015/5/31±4  九州北部(N33.5, E130.2) M5.5」
 については、その後R2が発生しました。
  R2:5/27 16:11 福岡県筑後地方(N33.0, E130.5)震度3 h10km M4.0
  R1:5/16 00:42 山口県北西沖(N34.1, E130.8)震度1 h10km M3.0

  P1505-03:2015/5/31±4 種子島近海(N33.530.2, E130.2130.7) M5.5
 については、下記が発生しました。
  R:5/22 22:28 奄美大島近海(N28.6, E129.6)震度5弱 h20km M5.1
          8.562 129.620 20.6 M5.1D 5.3V(一元化)
          M 5.2 28.573°N 129.567°E h35.9 km(USGS)

予実差:
 M   ;0.3(USGS)、0.4または0.2(一元化)
 震央 ;大気重力波の北端付近を震央としましたが、実際には南端付近でした。
     震央距離(D)は約200km
 発生日;遅れ現象2からの計算値より9日早い。
     M5.1で計算するとT=6.9M-28.4(宇田式)から、6.8日(通常値)で5月21日となる。
     しかし、Mが異なるためもう少し発生するはずだと考えていましたが、
     下記のとおりたくさんの地震が発生しました。
  R:5/27 10:51 薩摩半島西方沖(N31.2, E130.4)震度1 h150km M4.1
         31.1N 130.5E h150km Mw4.5(AQUA-CMT)
         M 4.8 31.220°N 130.410°E h150.2 km(USGS)
  R:5/26 01:35 日向灘(N31.8, E130.2)震度2 h20km M4.3
  R:05/24 22:50:50 30.537N 129.619E h305.5km M3.1(Hi-net)
  R:M 4.5 05/24 00:09:38 UTC 31.262°N 130.367°E 161.7 km(USGS)
  R:05/23 09:27:32 28.3722 130.5188 48.4 M4.0 (Hi-net)
  R:5/23 08:00 種子島近海(N30.5, E130.2)震度3 h0km M2.6

(7) その他

 「ヨーロッパ〜トルコ、東経60度ラインについては、様子見。」 については、下記が発生しましたが、Mが異なるためこのままとします。
  R:M 5.5 Tajikistan 05/20 03:31:42 UTC 38.662°N 70.155°E h11.2 km(USGS)
  R:M 5.4 Pakistan  05/14 16:01:20 UTC 24.094°N 61.248°E h12.4 km(USGS)

3.アウターライズ地震

 「FIJIの地震(2009年11月)の1年4ヶ月後に3.11東日本大震災が発生していることに留意する必要があります。
 この16ヶ月の先行時間は初生地震の場合ですが、懸念されているアウターライズ地震は誘発地震と考えられます。 度々会員ページで述べたように、中小の地震の場合、初生地震と誘発地震とでは先行時間が異なります。 想定している様な巨大地震でも同じかどうかは分かりませんが、もう少し早めに発生する可能性があります」
 については、地球全体の大気重力波の11/9の結果では全地球の約4割弱にその分布が見られ、 マグニチュードは9.0と計算され、今迄の結果と変わらないことが分かりました。 発生時期に関しては上記の通りですが早ければ今夏、遅くとも来春か。
 また北海道南東はるか沖(アウターライズ)の海水温が上昇してきましたので、 東北地方のアウターライズのみならず、この領域も要注意です。 今回(06/04)の予測はまさにこの地域です。 しかし規模はM7.2と小さめです。