中波帯電磁波ノイズ観測、大気重力波観測による地震発生予測実験

 当ページの色分けは次の通りです。 原則としてM5.0未満の予測は記載しないこととしています。

赤(P) :M5.5以上の予測
青(P) :M5.5未満M5.0以上の予測
緑(R) :予測に対応した発生地震
黒(P,R):M5.0未満の予測、および予測していなかった発生地震

- 地震予知情報作成日時:2015/05/21 20:35(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 地震予知情報掲載日時:2015/05/21 22:50 -

1. 総説

 「東北地方内陸北部もしくは太平洋沖で05/11±7(遅れ現象2)にM6.9」が発生するだろうと予測し、その結果
  R:05/13 06:12 宮城県沖(N38.9, E142.1) 震度5強 h46km M6.8(暫定値)
 が発生し、岩手県花巻市大迫町(N39.5,E141.3)で震度5強が観測された。
 ユーラシア大陸の広大な大気重力波により、当初M8半ばと推定し、 後に04/14のサーチによりM7前後の複数の地震と修正したが、 その結果04/25ネパールM7.8であり、05/05のパプアニューギニアのM7.5であったわけだが、 「まだ残存分があり、今後発生する可能性がある」と05/08述べた。 その結果05/12ネパールM7.3、05/13宮城県沖M6.8が発生した。 「まだ残存分があり日本周辺で再度大地震が予測されます。 これを裏づけるように、05/13に日本周辺で広大な面積に大気重力波が出現しました」と前回(05/14)に述べた。
 この広大な大気重力波からマグニチュードが計算されたので、会員ページに掲載した。 5/13の宮城県沖M6.8よりははるかに大きな地震で、要警戒だ。地震動、津波に警戒が必要だ。

 前回(04/14)記載の「またトルコからヨーロッパ方面、東経60度ラインでの大地震も未発生」 については、その一部が発生した。
  R:M 5.5 Tajikistan 05/20 03:31:42 UTC 38.662°N 70.155°E h11.2 km(USGS)
  R:M 5.4 Pakistan  05/14 16:01:20 UTC 24.094°N 61.248°E h12.4 km(USGS)

 箱根火山については会員ページ参照。

地域別予測に関しては会員ページをご覧ください (東日本大震災の余震域については原則M6以上、そのほかの地域は原則M5.5以上)。 会員ページ記載の予測の漏洩ならびに転用は厳禁です。

2.地域別予測

(1) 北海道

 「03/31以降に出現した大気重力波により次のように予測します。
  P1504-01:2015/06/02±6 ウラジオストック周辺 深発 M6.6
 については、05/05のパプアニューギニアM7.5の前兆とダブっていた可能性もあります。 下記が発生しましたがMが異なるためこのまま様子とします。
  R:05/16 00:31:58 ウラジオストック周辺 N42.1211 E133.6700 h503.5km M5.0(Hi-net)

 前回(05/01)記載の「現在は04/28の大気重力波から以下とします。
  P1504-08:2015/05/14±5 サハリン南方沖(N45.5,E143.6) M5.9
 については、05/05のパプアニューギニアM7.5の前兆とダブっていた可能性もありますが、様子見とします。

(2) 東北地方

 現在は05/13以降の大気重力波から以下とします。
  P1505-04:北海道南東沖から東北地方太平洋沖(N41.1, E143.9) M7.5
 発生日について検討します。 昨今は遅れ現象2が適用できるらしいことが、5/13宮城県沖M6.8の発生からわかりました。 その場合は9月初旬となります。しかしながら、 このM7.5の大気重力波による前兆は5/13宮城県沖M6.8発生直後から見られ、 独立した1個の地震というよりは、広義の前震と考えたほうが良さそうです。 また麒麟地震研究所の1号機から5号機が地震の直近と思われる信号をキャッチしています。 したがって、5月下旬から6月中旬までと考えたほうが良さそうです。 最も早いケースでは5/26(上弦)前後が考えられ、要警戒です。

(4) 関東地方

 前々回(05/01)記載の「「またO4/30の大気重力波から以下とします。
  P1504-10:2015/05/13±4 関東東方沖(N35.3,E141.8) M5.5」
 については、05/05のパプアニューギニアM7.5の前兆とダブっていたとします。

 前回(05/08)記載の「箱根火山でレベル2となり、火口付近の立ち入りが制限されました。 05/07に火山噴火の特徴的な前兆である短波長の大気重力波が見られましたが、非常に小規模でした。 むしろ地震が発生する見込みです。
  P1505-01:2015/5/14または5/19それぞれ±3 箱根 M5.1浅い震源と見られ、その場合は震度5程度か」
 については、予測通り噴火はせず、地震の多発となって現れました。
  R:05/10 18:07 神奈川県西部(N35.2, E139.0) 震度2 h0km M3.1 他有感地震多数。
 その後5/15にも火山現象を表す短波長の大気重力波が見られましたが、 そのエネルギーはせいぜい地震に換算してM4.6相当で、噴火したとしても非常に小規模です。 ちなみに当NPO法人国際地震予知研究会により予知に成功した2014年9月27日の御嶽山の噴火は 地震のエネルギーに換算してM6.5相当でした。

(5) 中部地方

 前回(05/14)記載の「能登半島付近で小さな地震があるでしょう」 については、下記が発生しました。
  R:05/15 17:30:26 N36.891 E136.902 h284.0 M3.0V TOYAMA PREF(一元化)

(6) 近畿、中四国、九州および南西諸島

 前々回(05/08)「05/6にも似た大気重力波が見られたので、暫定を外し、以下のように修正します。
  P1504-11:2015/06/07±6または07/10±6 東シナ海(N32.4,E123.5) M6.7
 発生日の前者は遅れ現象2による。後者は大陸構造とした場合」 については、未発生と考えられます。

 前回(05/14)記載の「現在は05/14の大気重力波から以下とします。
  P1505-02:2015/5/31±4 九州北部(N33.5, E130.2) M5.5
 については、下記が発生しましたが、Mが異なるためこのままとします。
  R:5/16 00:42 山口県北西沖(N34.1, E130.8)震度1 h10km M3.0

  P1505-03:2015/5/31±4 種子島近海(N33.530.2, E130.2130.7) M5.5
 については、未発生です。

(7) その他

 「ヨーロッパ〜トルコ、東経60度ラインについては、様子見。」 については、下記が発生しましたが、Mが異なるためこのままとします。
  R:M 5.5 Tajikistan 05/20 03:31:42 UTC 38.662°N 70.155°E h11.2 km(USGS)
  R:M 5.4 Pakistan  05/14 16:01:20 UTC 24.094°N 61.248°E h12.4 km(USGS)

3.アウターライズ地震

 「FIJIの地震(2009年11月)の1年4ヶ月後に3.11東日本大震災が発生していることに留意する必要があります。  この16ヶ月の先行時間は初生地震の場合ですが、懸念されているアウターライズ地震は誘発地震と考えられます。 度々会員ページで述べたように、中小の地震の場合、初生地震と誘発地震とでは先行時間が異なります。 想定している様な巨大地震でも同じかどうかは分かりませんが、もう少し早めに発生する可能性があります」
 については、地球全体の大気重力波の11/9の結果では全地球の約4割弱にその分布が見られ、 マグニチュードは9.0と計算され、今迄の結果と変わらないことが分かりました。 発生時期に関しては上記の通りですが早ければ今夏、遅くとも来春か。
 また北海道南東はるか沖(アウターライズ)の海水温が上昇してきましたので、 東北地方のアウターライズのみならず、この領域も要注意です。

 次回は地球惑星科学連合大会に出席のためお休みとします。 再開は06/04の予定。


- 地震予知情報作成日時:2015/05/14 20:15(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 地震予知情報掲載日時:2015/05/14 23:40 -
- 地震予知情報修正日時:2015/05/16 19:40 -

1. 総説

  R:05/13 06:12 宮城県沖(N38.9, E142.1) 震度5強 h46km M6.8(暫定値)
               M 6.8 38.902°N 142.032°E h38.9 km(USGS)
 が発生し、岩手県花巻市大迫町(N39.5,E141.3)で震度5強が観測されました。 これはNPO法人国際地震予知研究会が発表した以下の予測に対応するものです。

- 引用ここから -

- 地震予知情報作成日時:2015/05/08 02:10(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -

(2) 東北地方

 前々回(04/24)記載の「4/6以降大陸に広範囲に出現している大気重力波によって次のように予測されます。
  P1504-05:2015/04/26±7(通常)、 もしくは05/02±7(遅れ現象)、最近はもっと遅れ現象もみられます。
 その場合は05/11±7(遅れ現象2;関東地方P1504-03参照)、東北地方内陸北部もしくは太平洋沖(N40.00,E141.05) M6.9
」 については、05/05のパプアニューギニアM7.5の前兆とダブっていた可能性もありますが、様子見とします。

 以下略。

- 引用ここまで -

解説

 最大震度5強が海岸部ではなく内陸の花巻市で観測された奇妙な地震でした。 予実差は次の通りです。
 発生日:遅れ現象2からの中央値(05/11)から2日遅く誤差範囲(±7)内。
 M   ;0.1(USGS、気象庁暫定値)。
 震央距離(D);約150km。
 最大震度5強を観測の花巻市はD=60km。
 なお下記も発生しています。
  Ra:05/11 20:37 秋田県内陸南部(N39.9, E140.8) 震度1 h10km M3.1
    予実差;M以外発生日、震央は一致。

 世界的には下記のように大地震が次から次へと発生しています。 このように大地震が短期間に連続して発生するのはかなり珍しく、後に何が控えているのか恐ろしくなります。   M6.8 Japan 05/12 21:12:58 UTC 38.9 km deep
  M7.3 Nepal 05/12 07:05:19 UTC 15.0 km deep
  M7.1 Papua New Guinea 05/07 07:10:22 UTC 23.2 km deep
  M7.5 Papua New Guinea 05/05 01:44:05 UTC 42.0 km deep
  M6.8 Papua New Guinea 05/01 08:06:04 UTC 57.0 km deep
  M6.7 Papua New Guinea 04/30 10:45:05 UTC 48.9 km deep
  M6.7 Nepal 04/26 07:09:10 UTC 17.3 km deep
  M6.6 Nepal 04/25 06:45:21 UTC 14.6 km deep
  M7.8 Nepal 04/25 06:11:26 UTC 15.0 km deep
  M7.5 Papua New Guinea 03/29 23:48:31 UTC 41.0 km deep
 以上(USGS)
 「北半球の広大な大気重力波により、当初M8半ばと推定し、 後に04/14のサーチによりM7前後の複数の地震と修正したが、 その結果はネパールのM7.8であり、05/05のパプアニューギニアのM7.5であったわけだが、 まだ残存分があり、今後発生する可能性がある」と前回(05/08)述べた。 その一つが05/13宮城県沖M6.8ですが、まだ残存分があり日本周辺で再度大地震が予測されます。 これを裏づけるように、05/13に日本周辺で広大な面積に大気重力波が出現しました。
 またトルコからヨーロッパ方面、東経60度ラインでの大地震も未発生です。

 箱根火山については会員ページ参照。

地域別予測に関しては会員ページをご覧ください (東日本大震災の余震域については原則M6以上、そのほかの地域は原則M5.5以上)。 会員ページ記載の予測の漏洩ならびに転用は厳禁です。

2.地域別予測

(1) 北海道

 「03/31以降に出現した大気重力波により次のように予測します。
  P1504-01:2015/06/02±6 ウラジオストック周辺 深発 M6.6
 については、05/05のパプアニューギニアM7.5の前兆とダブっていた可能性もありますが、様子見とします。

 04/17記載の「現在は04/14の大気重力波から以下とします。
  P1504-06:2015/04/28±5 北海道東方沖(N44.2,E146.5) M5.7」
 については、下記が発生しました。 前兆はカムチャッカ半島南西沖まで認められていたことから対応地震とします。 予測日は遅れ現象から推定したものですが、発生はさらに遅れ、遅れ現象3のようです。
  R:05/11 16:35:44 47.018 154.388 30 M5.5D 5.7V FAR FIELD(一元化)

 前回(05/01)記載の「現在は04/28の大気重力波から以下とします。
  P1504-08:2015/05/14±5 サハリン南方沖(N45.5,E143.6) M5.9
 については、05/05のパプアニューギニアM7.5の前兆とダブっていた可能性もありますが、様子見とします。

(2) 東北地方

 04/24記載の「「4/6以降大陸に広範囲に出現している大気重力波によって次のように予測されます。
  P1504-05:2015/04/26±7(通常)、 もしくは05/02±7(遅れ現象)、最近はもっと遅れ現象もみられます。
 その場合は05/11±7(遅れ現象2;関東地方P1504-03参照)、東北地方内陸北部もしくは太平洋沖(N40.00,E141.05) M6.9」 については、05/05のパプアニューギニアM7.5の前兆とダブっていた可能性もありますが、様子見とします。
 東北地方の大気重力波は04/26以降出現していません。 04/25のネパールM7.8 と関係があったかどうかは、不明です。」」 については、総説および予測対応地震の発生欄で述べたように下記が発生しました。
  R:05/13 06:12 宮城県沖(N38.9, E142.1) 震度5強 h46km M6.8(暫定値)
 なお下記も発生しています。
  Ra:05/11 20:37 秋田県内陸南部(N39.9, E140.8) 震度1 h10km M3.1
  予実差;M以外発生日、震央は一致。

 現在は05/13の大気重力波からM7以上の大地震が日本周辺で予測されますが、 まだ前兆が出現してから日が浅いため、確定するにはしばらく時間を要します。 次回以降掲載する予定です。

(4) 関東地方

 前々回(05/01)記載の「「現在04/26の大気重力波から以下とします。
  P1504-09:2015/05/09±5 小笠原諸島近海(N27.6,E140.5) M5.6」
 については、05/05のパプアニューギニアM7.5の前兆とダブっていた可能性もありますが、様子見とします。」」 については、下記が発生しました。
  R5:M 5.6 05/11 06:25:46 (JST) 31.247°N 142.375°E h18.0 km(USGS)
           31.232 142.146 h10 M6.3D 5.9V (一元化)
  R4:05/11 09:03:57 N31.243 E142.14  h38km M5.3D 4.9V 鳥島近海(一元化)
  R3:05/11 02:14:32 N31.165 E142.020 h53km M4.5V 5.3d
  R2:05/11 01:54:40 N31.247 E142.166 h8km  M5.7D 5.3V
  R1:05/08 7:48   N23.09  E143.96  h92.5 M5.2v 硫黄島近海(一元化)

 前々回(05/01)記載の「「またO4/30の大気重力波から以下とします。
  P1504-10:2015/05/13±4 関東東方沖(N35.3,E141.8) M5.5
 については、05/05のパプアニューギニアM7.5の前兆とダブっていた可能性もありますが、様子見とします」」 については、下記が発生しましたが、しばらく様子見とします
  R:05/09,04:35 36.3 N 143.9 E 60 km Mj 3.9 関東東方沖(F-NET)

 前回(05/08)記載の「箱根火山でレベル2となり、火口付近の立ち入りが制限されました。 06 05/07に火山噴火の特徴的な前兆である短波長の大気重力波が見られましたが、非常に小規模でした。 むしろ地震が発生する見込みです。
  P1505-01:2015/5/14または5/19それぞれ±3 箱根 M5.1浅い震源と見られ、その場合は震度5程度か
 については、予測通り地震の多発となって現れましたが、Mが異なるためこのままとします。
  R:05/10 18:07 神奈川県西部(N35.2, E139.0) 震度2 h0km M3.1
 他有感地震多数(M2.3,M2.2,M2.0,M1.9,M1.4,M1.3,M2.1)。

 ちなみに、04/02に以下のように予測していましたが、 これは箱根火山周辺の地震活動を予め捉えていたと考えられます。 04/01ころから準備が進行していたと考えるのが妥当でしょう。 「地震予知情報作成日時:2015/04/24 00:50(作成者:IAEP理事長 宇田進一)
 前々回(04/02)記載の「現在は04/01の大気重力波から以下とします。
  P1504-02:2015/04/10±3 伊豆半島周辺(N34.9,E139.0) M5.1」
 については、その後R3が発生しました。やはり小さめでした。
  R3:04/23 19:14 伊豆大島近海 (N34.7, E139.3 ) 震度1 h0km M2.7
  R2:04/16 11:59 伊豆半島中部 (N35.03, E138.88) h156km M2.5(Hi-net)
  R1:04/14 15:57 山梨県中・西部(N35.7, E138.2 ) 震度1 h20km M2.5」

(5) 中部地方

 能登半島付近で小さな地震があるでしょう。

(6) 近畿、中四国、九州および南西諸島

 前回(05/08) 「05/6にも似た大気重力波が見られたので、暫定を外し、以下のように修正します。
  P1504-11:2015/06/07±6または07/10±6 東シナ海(N32.4,E123.5) M6.7
 発生日の前者は遅れ現象2による。後者は大陸構造とした場合」 については、未発生と考えられます。

 現在は05/14の大気重力波から以下とします。
  P1505-02:2015/5/31±4 九州北部 (N33.5, E130.2) M5.5
  P1505-03:2015/5/31±4 種子島近海(N33.530.2, E130.2130.7) M5.5

(7) その他

 ヨーロッパ〜トルコ、東経60度ラインについては、様子見。

3.アウターライズ地震

 「FIJIの地震(2009年11月)の1年4ヶ月後に3.11東日本大震災が発生していることに留意する必要があります。
 この16ヶ月の先行時間は初生地震の場合ですが、懸念されているアウターライズ地震は誘発地震と考えられます。 度々会員ページで述べたように、中小の地震の場合、初生地震と誘発地震とでは先行時間が異なります。 想定している様な巨大地震でも同じかどうかは分かりませんが、もう少し早めに発生する可能性があります」 については、地球全体の大気重力波の11/9の結果では全地球の約4割弱にその分布が見られ、 マグニチュードは9.0と計算され、今迄の結果と変わらないことが分かりました。 発生時期に関しては上記の通りですが早ければ今夏、遅くとも来春か。
 また北海道南東はるか沖(アウターライズ)の海水温が上昇してきましたので、 東北地方のアウターライズのみならず、この領域も要注意です。


- 地震予知情報作成日時:2015/05/08 02:10(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 地震予知情報掲載日時:2015/05/08 23:30 -

1. 総説

  R:M 7.5 Papua New Guinea 05-05 01:44:05 UTC 5.465°S 151.886°E h42.0 km(USGS)

 が発生した。 メカニズムは上記の通り。

 「大地震が続いている」と述べたのはつい先週(05/01)のことだったが、 またしてもパプアニューギニアで前回(03/30)と同じ規模のM7.5が05/05に発生した。 メカニズムも上記のようにほぼ同じで、主応力の方向が日本方向に向いている逆断層だ。 しかも直前に台湾で大地震が発生(04/20,M6.8)していることまで同じだ。 4/25のネパールのM7.8の大地震といい、パプアニューギニアの連続する大地震といい、 一体今後地球はどうなっていくのか。
 この05/05のパプアニューギニアM7.5も、先週述べた北半球の広大な大気重力波による前兆の一環であろう。 当初M8半ばと推定し、後に04/14のサーチによりM7前後の複数の地震と修正したが、 その結果はネパールのM7.8であり、05/05のパプアニューギニアのM7.5であったわけだが、 まだ残存分があり、今後発生する可能性がある。

 箱根火山については会員ページ参照。

地域別予測に関しては会員ページをご覧ください (東日本大震災の余震域については原則M6以上、そのほかの地域は原則M5.5以上)。 会員ページ記載の予測の漏洩ならびに転用は厳禁です。

2.地域別予測

(1) 北海道

 「03/31以降に出現した大気重力波により次のように予測します。
  P1504-01:2015/06/02±6 ウラジオストック周辺 深発 M6.6
 については、05/05のパプアニューギニアM7.5の前兆とダブっていた可能性もありますが、様子見とします。

 04/17記載の 「現在は04/14の大気重力波から以下とします。
  P1504-06:2015/04/28±5 北海道東方沖(N44.2,E146.5) M5.7
 については、05/05のパプアニューギニアM7.5の前兆とダブっていた可能性もありますが、様子見とします。

 前回(05/01)記載の 「現在は04/28の大気重力波から以下とします。
  P1504-08:2015/05/14±5 サハリン南方沖(N45.5,E143.6) M5.9
 については、05/05のパプアニューギニアM7.5の前兆とダブっていた可能性もありますが、様子見とします。

(2) 東北地方

 前々回(04/24)記載の 「4/6以降大陸に広範囲に出現している大気重力波によって次のように予測されます。
  P1504-05:2015/04/26±7(通常)、 もしくは05/02±7(遅れ現象)、最近はもっと遅れ現象もみられます。
 その場合は05/11±7(遅れ現象2;関東地方P1504-03参照)、東北地方内陸北部もしくは太平洋沖(N40.00,E141.05) M6.9
」 については、05/05のパプアニューギニアM7.5の前兆とダブっていた可能性もありますが、様子見とします。
 東北地方の大気重力波は04/26以降出現していません。 04/25のネパールM7.8と関係があったかどうかは、不明です。

(4) 関東地方

 前回(05/01)記載の 「現在04/26の大気重力波から以下とします。
  P1504-09:2015/05/09±5 小笠原諸島近海(N27.6,E140.5) M5.6
 については、05/05のパプアニューギニアM7.5の前兆とダブっていた可能性もありますが、様子見とします。

 前回(05/01)記載の「またO4/30の大気重力波から以下とします。
  P1504-10:2015/05/13±4 関東東方沖(N35.3,E141.8) M5.5
 については、05/05のパプアニューギニアM7.5の前兆とダブっていた可能性もありますが、様子見とします。

 箱根火山でレベル2となり、火口付近の立ち入りが制限されました。 06/07に火山噴火の特徴的な前兆である短波長の大気重力波が見られましたが、非常に小規模でした。 むしろ地震が発生する見込みです。
  P1505-01:2015/5/14または5/19それぞれ±3 箱根 M5.1 浅い震源と見られ、その場合は震度5程度か。

(5)中部地方

(6) 近畿、中四国、九州および南西諸島

 前回(05/01)記載の 「現在04/28,30の大気重力波から以下とします。
  P1504-11(暫定):2015/06/19±6 東シナ海(N32.1,E124.7) M6.2」
 については、05/6にも似た大気重力波が見られたので、暫定を外し、以下のように修正します。
  P1504-11:2015/06/07±6または07/10±6 東シナ海(N32.4,E123.5) M6.7
 発生日の前者は遅れ現象2による。 後者は大陸構造とした場合。

(7) その他

 ヨーロッパ、東経60度ラインについては、様子見。

3.アウターライズ地震

 「FIJIの地震(2009年11月)の1年4ヶ月後に3.11東日本大震災が発生していることに留意する必要があります。
 この16ヶ月の先行時間は初生地震の場合ですが、懸念されているアウターライズ地震は誘発地震と考えられます。 度々会員ページで述べたように、中小の地震の場合、初生地震と誘発地震とでは先行時間が異なります。 想定している様な巨大地震でも同じかどうかは分かりませんが、もう少し早めに発生する可能性があります」 については、地球全体の大気重力波の11/9の結果では全地球の約4割弱にその分布が見られ、 マグニチュードは9.0と計算され、今迄の結果と変わらないことが分かりました。 発生時期に関しては上記の通りですが早ければ今夏、遅くとも来春か。
 また北海道南東はるか沖(アウターライズ)の海水温が上昇してきましたので、 東北地方のアウターライズのみならず、この領域も要注意です。


- 地震予知情報作成日時:2015/05/01 01:25(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 地震予知情報掲載日時:2015/05/02 16:50 -

1. 総説

  1.  

     大地震が続いてる。 04/20の与那国島近海(台湾近海)M6.8に引き続き、 4/25 15:11(JST) ネパールの首都カトマンズの近くでM7.8の大地震が発生した。 甚大な被害が発生し、多くの方々が亡くなりました。ご冥福をお祈り申し上げます。 寄付は様々な機関が受け付けているようです。
     地震を予知する仕事は本当に切なく辛い。 大地震の予知が曲がりなりにも成功したということは、同時にそこでは人が亡くなっているということになる。 純粋なサイエンスとは異なり、被災を未然に防いでこそ「成功」と言えるのだが、まだまだ途は遠い。 まったく予知できないわけではないが(前回の総説D.)参照)予知の精度を上げるためには、 前回(4/24)にB.で述べたように、多くの人材か、コンピュータソフトが必要である。
      R:04/25 15:11(JST) N28.15, E84.71 h15.0km M7.8

     この地震を起こした断層は北にゆるく傾く低角度の逆断層でいわゆるヒマラヤフロントスラストと呼ばれるもので、 インドプレートがユーラシアプレートに衝突して、ヒマラヤ山脈を形成し、現在も活発に活動している断層です。
     この地震に関しては前回(04/24)、総説D.で述べた 「M7前後の複数の地震」に対応するものです。 マンパワー不足で、詳細は詰めることができないのが悔しいが、何も分からなかったわけではない。 資料:前回(04/24)の記述;  D. 「「また「ユーラシア大陸の高緯度(N40〜N45付近からN70〜N80) 地域および大西洋、北米大陸、太平洋(いずれも北半球)に見られ、ほぼ地球を一周していました。 これらは完全に連続しているわけではなく、島状に大気重力波の非存在地域を含んでいました。 単純に計算するとM8半ばとなります。 しかし、上記のように連続帯ではないため、確信が持てません。 一方、沿磁力線信号と思われるシグナル(未発表)では、 イラン北部からトルクメニスタン、ウズベキスタンが震央と見なせる大地震の前兆が見られました。 しかしこの信号は観測者によって、観測上のノイズとみなされ、記録から削除されてしまっています。 記録は記録でそのまま残し、これこれの理由でノイズとみなすとの注釈を加えればいいだけの話で、 削除は望ましい措置とは思えません。
     さて、M8半ばだとすると甚大な被害が発生します。 震源地としては上記東経60度前後ライン(イラン北部からトルクメニスタン、ウズベキスタン) が第1候補となります。 発生時期は7月下旬から8月上旬、と計算されました。
    -中略-」
    については、次のように修正します。 4/14の大気重力波をサーチした結果、連続した大気重力波ではないため、 M8半ばではなく、M7前後の複数の地震と推定されました。
    -中略-
     マンパワーに余裕がないため、このまま様子見とします。」」

     発生地震がM7.8なので大気重力波による前兆面積は1700万km2となり、残存分が計算できる。

  2.  

     上記のように複数のM7前後の残存分が、未発生です。 一つは日本で P1504-05:東北地方内陸もしくは太平洋沖。 他は東経60度前後ライン、ヨーロッパ(トルコ〜バルカン半島)。

地域別予測に関しては会員ページをご覧ください (東日本大震災の余震域については原則M6以上、そのほかの地域は原則M5.5以上)。 会員ページ記載の予測の漏洩ならびに転用は厳禁です。

2.地域別予測

(1) 北海道

 前々回(4/17)に取り消した「03/31以降に出現した大気重力波により次のように予測します。
  P1504-01:2015/06/02±6 ウラジオストック周辺 深発 M6.6
 については、台湾での大きめの地震に後続する傾向があることからそのままとします。

 前々回(04/17)記載の「現在は04/14の大気重力波から以下とします。
  P1504-06:2015/04/28±5 北海道東方沖(N44.2,E146.5) M5.7
 については、未発生です。

 現在は04/28の大気重力波から以下とします。
  P1504-08:2015/05/14±5 サハリン南方沖(N45.5,E143.6) M5.9

(2) 東北地方

 前回(04/24)記載の 「4/6以降大陸に広範囲に出現している大気重力波によって次のように予測されます。 4/14にもサーチしたところ、似た範囲に出現していましたが、連続はしていない模様です。
  P1504-05:2015/04/26±7(通常)、 もしくは05/02±7(遅れ現象)、最近はもっと遅れ現象もみられます。 その場合は05/11±7(遅れ現象2;関東地方P1504-03参照)、 東北地方内陸北部もしくは太平洋沖(N40.00,E141.05) M6.9。
 震央は小数点以下2桁(ほぼ1km単位)に挑戦してみました。
 麒麟地震研究所の電磁波観測機のうち1号機に4/23にかなり強いノイズが見られ、 また2、3、4号機は最近収束傾向にあり、近日中の発生が推定されます。 4/26が上弦なのでこの前後の可能性が高い。被害が予測されますので十分ご注意ください」 については、下記が発生しましたが、Mが異なるためこのままとします。 またネパールの4/25 M7.8の影響は受けていなかったと判断されます。
  R:04/30 01:10 岩手県沖(N40.1, E142.8) 震度3 h30km M5.3

(4) 関東地方

 現在04/26の大気重力波から以下とします。
  P1504-09:2015/05/09±5 小笠原諸島近海(N27.6,E140.5) M5.6

 またO4/30の大気重力波から以下とします。
  P1504-10:2015/05/13±4 関東東方沖(N35.3,E141.8) M5.5

(5) 中部地方

 前回(04/24)記載の 「現在は04/22の大気重力波から以下とします。
  P1504-07:2015/05/09±5 M6.1
       震央候補地A;東海道はるか沖(N33.2,E137.8)
            B;紀伊半島はるか南方沖(N31.3, E136.2)
            C;八丈島近海(N32.4,E139.1)
            D:八丈島はるか東方沖(N33.0, E142.2)

 については、下記が発生しましたが、Mが異なるためこのままとします。
  R:04/30 06:41:11 32.4257 138.1819 340.5 M3.3(Hi-net)
  R:04/29 15:17:04 32.2907 137.9925 374.2 M4.3(Hi-net)
  R:鳥島近海 04/27 03:10:17 30.167N 139.237E 472.5km M4.9(Hi-net)
  R:04/25 15:36 八丈島東方沖(N32.9, E140.5) 震度2 h80km M5.0
                32.967 140.547 h81.2 M5.1D 5.1V(一元化)
                M 5.3 32.847°N 140.448°E h77.2 km(USGS)
  R:04/24 07:35:59 静岡県南方はるか沖 33.80N 137.70E h339.8km M4.0 (Hi-net)

(6) 近畿、中四国、九州および南西諸島

 現在04/28,30の大気重力波から以下とします。
  P1504-11(暫定):2015/06/19±6 東シナ海(N32.1,E124.7) M6.2

(7) その他

 前回(04/24)記載の「「中国奥地(上海の西約千キロ)でM6台半ばから後半が4月下旬に予測されますが、 日本ではないため詳細は詰めないこととします。」 については、下記がR1,R2,R3が発生しましたが、しばらく様子見とします。
  R3:M 5.3 04/15 07:39:27 UTC 39.736°N 106.425°E h10.0 km(USGS)
  R2:M 4.5 04/15 07:08:37 UTC 35.469°N 104.021°E h10.3 km(USGS)
  R1:M 5.4 03/30 01:47:35 UTC 26.689°N 108.802°E h14.6 km(USGS)」」
 については、ネパールM7.8の前兆域だったと判断されます。

3.アウターライズ地震

 「FIJIの地震(2009年11月)の1年4ヶ月後に3.11東日本大震災が発生していることに留意する必要があります。
 この16ヶ月の先行時間は初生地震の場合ですが、 懸念されているアウターライズ地震は誘発地震と考えられます。 度々会員ページで述べたように、中小の地震の場合、初生地震と誘発地震とでは先行時間が異なります。 想定している様な巨大地震でも同じかどうかは分かりませんが、 もう少し早めに発生する可能性があります
 については、地球全体の大気重力波の11/9の結果では全地球の約4割弱にその分布が見られ、 マグニチュードは9.0と計算され、今迄の結果と変わらないことが分かりました。 発生時期に関しては上記の通りです。