中波帯電磁波ノイズ観測、大気重力波観測による地震発生予測実験

 当ページの色分けは次の通りです。 原則としてM5.0未満の予測は記載しないこととしています。

赤(P) :M5.5以上の予測
青(P) :M5.5未満M5.0以上の予測
緑(R) :予測に対応した発生地震
黒(P,R):M5.0未満の予測、および予測していなかった発生地震


- 地震予知情報作成日時:2014/04/24 21:00(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 地震予知情報掲載日時:2014/04/26 00:40 -
- 地震予知情報修正日時:2014/04/26 23:20(着色ミスの訂正) -

1. 総説

A.、E.には新しい記事を追加しました。

  1.  

     3.11東日本大震災の約1年前の2/27にチリでM8.8の巨大地震がありました。 east pacific riseでわき上がったマントル物質が固化して太平洋プレートを形成し、 南東に移動したプレートは南米大陸の下に潜り込み、一方北西に移動したプレートは、 アリューシャン列島から日本列島の下に潜り込んでいます。 したがって、チリでの大地震はやがて日本列島周辺での大地震に影響を与えると考えて、注視しておりました。 2014年4/2にチリでM8.2の巨大地震が発生してしまいました。B.でアウターライズ地震について掲載を続けてきましたが、 この発生時期を考察するためのチリの地震が今回発生したと考えられます。ここではこれ以上詳述はできませんが、新たな決意が必要と考えます(4/3記)。
     その後4/11のパプアニューギニアM7.1、4/13のソロモン諸島M7.6、同M7.4、4/18のメキシコM7.2、 4/19のパプアニューギニアM7.5(いずれもUSGS)と大きめの地震が頻発しています。

  2.  アウターライズ地震について

     2011年3月末以来アウターライズ地震について世界で初めて述べました。 アウターライズ地震という用語も、経緯はともかく、一般に知れ渡るようになりました。 この想定される巨大地震の震源域およびMについては既に述べました。 問題は何時発生するのかということですが、当サイトはそのために心血を注いでいます。
     懸念していたアウターライズ地震については、 2013/10/26にM7.1(この地震も予知成功)として発生しましたが、 これは想定している規模よりはるかに小規模で、広義の前震と考えられます。巨大地震は未発生です。
     2014/3/10 19時のNHK ニュースでアウターライズ地震に言及していました。 一般に広く知れ渡ることは防災上大事なことで提唱し続けて良かったと思いました。
     この地震の発生時期に関する考察はA.参照。

  3.  

     日本周辺で赤文字(M5.5以上)の予測が増えてきています。要注意です。

  4.  

     すでに何度も指摘しているように当会の予測マグニチュードは非常に正確です。 特に大地震では正確です。 事前に正確なマグニチュードを求めることが出来るということの意義は小さくはないと考えられます。

  5.  

     3/13に 「西日本で大地震の予測が公表されていますが、現在のところ、当会ではそれらしき前兆は確認されていません。 現在当会が予測している最大のマグニチュードはM6.7です」と述べました。 これに対して3/14伊予灘でMw6.3 震度5強の地震が発生しました。 大地震でなくてほっとしましたが、 M6.7の予測に対して発生したMw6.3は役不足ですので新たな中地震(M6.4)が予測されます。 大気重力波にもM6.4相当の前兆の出現がありました。
     またM6台後半の前兆も現れてきました。 しかし、日本列島周辺でM7を大きく超える前兆は今のところ現れておりません。

  6.  

     なし

  7.  

     2011.3.11から3年がたちました。 亡くなった方々のご冥福をお祈り申し上げます。 また現在もつらい生活を余儀なくされている方々にはかける言葉もありません。 とりわけ親を亡くした子供達にはどうか永続的なご援助をお願いする次第です。
    http://www.ashinaga.org/support/entry-374.html。 勝手にリンクをはらせていただきました。

  8.  地震予知分野の魑魅魍魎について掲載を続ける前に、魑魅魍魎とは正反対のフェアな科学者達について述べておくべきだろうと思います。 ひとりは Dr.Dimitar Ouzounov, Chapman University & NASA/GSFC, USAです。 この方は、さる国際シンポジウムで私が大気重力波による地震予知の方法についてポスターで発表したときに、 いろいろと議論した後、このポスターの写真を撮っても良いかと聞いてきたのです。えっと耳を疑いました。 それまでの日本の学会ではポスターの写真を無断で撮るのは当たり前だと、諸氏の振る舞いから思っていましたが、Dr.Ouzounovは違っていました。 自分の業績と他人の業績を明瞭に区別し、ポスターの中身から何かヒントを得たならば、 必ず引用しようという態度は当然と言えば当然ですが。
     もうひとかたは故池谷元司博士(大阪大学名誉教授)です。 この方は、定年後1年で(2006年3月)お亡くなりになり、非常に残念に思いました。 実はお互いが地震予知分野に踏み入る前に知っており、 池谷博士のESR(Electron Spin Resonance)に関する国際シンポジウム(当時山口大学)に参加したのが、始まりでした。 どういうわけか、その後お互いに地震予知分野で再会し、生前非常に多くの議論をしました。 巷間言われている地震の前兆現象は、おおむね電磁気現象で説明がつくといって、高圧に畜電したバンデグラフで実験を重ねておられました。 必ずしもこの実験には賛成しかねるものがありましたが、未知の分野に果敢にも挑戦し続ける姿勢は好感が持てるものでした。 1999年のトルコの大地震(IZMIT)の前に海水準が低下し、 海上にいた漁師が船もろとも海底についてしまったという証言を実証しようと実験を重ね、 海底の断層に海水が大量に流入すれば、この現象は発生してもおかしくないとの結論に達し、 仙台での地震学会で発表しようとしていました。 しかし直前に相談があり、実は発表しようかどうか迷っているのだとおっしゃっていました。 そこで、私は阪神淡路大震災を起こした野島断層を調査したボーリングコアで、 地表水が大量かつ高速に断層沿いに流入した証拠を見つけたこと、 1993年の北海道南西沖地震の前に海水準が下がっていた事実があるので、 トルコのような事例を待っていたのだと申し上げた所、理解していただき、池谷博士は発表を終えました。 その後このことに関する論文を執筆なさいましたが、その中で(宇田による私信で)と引用していただきました。
     Motoji IKEYA et al,2002: Split sea and walls of water  Moses’phenomenon at the Izmit earthquake, Turkey Proc.Japan Acad.,78Ser.B
     すべからく科学者たるものはフェアでなければいけないと肝に銘じたものでした。 しかし、フェアでない人が多いのが非常に残念です。

 地域別予測に関しては会員ページをご覧ください (余震域については原則M6以上のみ,そのほかの地域は原則M5.5以上)。 会員ページ記載の予測の漏洩ならびに転用は厳禁です。

2.地域別予測

(1) 北海道

 3/27以来記載の「また3/25の大気重力波から以下とします。
  P1403-13:2014/03/30±6または04/10±6または5/20±6 M6.4
       釧路沖(N41.8, E145.0)または上川支庁(N43.6,E143.0)
 発生日のうち最初はP1401-01cが継続している場合、 2番目は3/25の大気重力波を初現とした場合の発生日、3番目はこれが深発の場合。」
については、R4以降R5.R6.R7も発生しましたが、Mが異なるためこのままとします。
  R7:04/21 16:47 十勝沖(N42.5, E143.6)震度2 h70km M4.2
  R6:04/18 11:01 根室半島南東沖(N42.9, E146.3)震度1 h50km M4.2
               42.934 146.319 44.9 M4.3D 4.3V(一元化)
  R5:04/18 09:02 日高地方西部(N42.6, E142.2)震度2 h110km M4.2
                 42.605 142.195 110.1 M4.2D 4.4W(一元化)

  R4:M 4.0 04/16 05:35:03 43.576°N 144.032°E h87.5km(USGS)
  R3:04/15 02:55 釧路沖(N43.0, E145.3)震度1 h50km M3.1
  R2:04/04 14:12 釧路沖(N43.0, E145.4)震度1 h50km M3.1
  R1:03/28 03:18 日高地方西部(N42.8, E142.7)震度2 h30km M4.1ほか2

 前回(4/10)記載の「現在は4/07の大気重力波から以下とします。
  P1404-05:2014/04/14±3 択捉島南東沖(N44.3,E149.0) M5.1

 については、R2以降R3が発生しました。
  R3:04/18 07:59:46 千島列島(46.77 153.61) h30 M5.3V 5.5d (一元化)
  R2:04/16 05:35 北海道東方沖(N43.2, E146.8)震度1 h60km M4.1
                 M4.0 43.576°N 144.032°E(USGS)
  R1:M 4.8 04/13 11:23:07(JST) 46.781°N 153.192°E h36.1km(USGS)
           46.673 153.714 h30 M5.1V KURILE ISLANDS REGION(一元化)

 現在は4/18の大気重力波から以下とします。
  P1404-11:2014/04/28±4 北海道東方沖(N43.1,E147.5) M5.5
 また4/22の大気重力波から以下とします。
  P1404-12:2014/04/29±3 苫小牧沖(N41.7,E141.3) M5.1

(2) 東北地方

 前々回(4/10)記載の「現在は4/10の大気重力波から以下とします。
  P1404-06:2014/04/23±5 岩手県沖(N39.8,E142.1) M5.9
 については、R1以降R2が発生しましたが、Mが異なるためこのままとします。
  R2:04/20 16:08 青森県東方沖(N40.7,E142.4) 震度2 h60km M4.0
  R1:04/16 21:16 岩手県沖(N39.1,E142.4) 震度2 h40km M4.3
                M 4.4 39.226°N 142.217°E h35.0km(USGS)

 前回(4/17)記載の「現在は04/15の大気重力波から以下とします。
  P1404-08:2014/04/26±4 青森県西方沖(N41.3,E139.5) M5.6
 については、下記が発生しましたがMが異なるためこのままとします。
  R:04/24 07:55 日本海東部(N43.18,E138.36) h263km M4.8(Hi-net)

 現在は新たな大きめの前兆は観測されていません。

(4) 関東地方

 4/3以降記載の「現在は3/21以降、小笠原諸島から台湾、ルソン海峡付近まで分布する大気重力波から以下とします。
  P1404-02:M6.1 小笠原諸島(N26, E142) 2014/4/5±5または5/7±5
 発生日のうち後者は深発の場合。

については、下記が発生しました。 なお深発の可能性もあるためこのままとします。
  R:M5.5 04/22 05:45 ルソン島西方沖(17.440°N 119.887°E) h11.3km(USGS)
  R:M4.9 04/21 05:16:53 父島近海(28.084°N 143.029°E) h34.2km(USGS)
                   28°11.6'N 142°51.7'E h28km M4.8 父島近海(一元化)

 前回(4/10)記載の「現在は4/05の大気重力波から以下とします。
  P1404-07:2014/04/15±4 房総半島南東沖(N34.5,E140.7) M5.5」
 については、下記が発生しました。
  R:04/22 20:47 八丈島東方沖(N33.8,E140.8) 震度1 h70km M4.8
                 33.798 140.810 h54.5 M4.8D 5.0V(一元化)
                 M 4.9 33.692°N 140.896°E h49.5km(USGS)
  R:04/22 06:22 千葉県東方沖 (N35.6,E141.1) 震度2 h20km M4.7
  R:04/18 07:53 茨城県南部  (N36.1,E139.8) 震度4 h49km M4.7D,4.7W

  R:04/17 21:20 房総半島南方沖(N34.4,E140.1) 震度1 h50km M3.5

 前回(4/17)記載の「現在は04/14の大気重力波から暫定的に以下とします。
  暫定P1404-09:2014/05/03±7 鳥島近海(N30.2,E140.5) M6.8」
については、暫定を外し、深発の場合も考慮し、以下とします。
  P1404-09:2014/5/03±7 または6/22±7鳥島近海(N30.2,E140.5) M6.8

 現在は4/23の大気重力波から以下とします。
  P1404-13:2014/04/30±3 八丈島近海(N33.1,E139.3) M5.1

(5) 中部地方

 前回(4/17)、深発と考えて修正しP1403-10cとしました。
  P1403-10c:2014/05/13±6 紀伊半島南東沖(N34.0,E136.3) M6.4
 については、下記が発生しましたがMが異なるためこのままとします。
  R:04/23 19:39:43 紀伊半島南東沖(34.20N, 136.80E) h382km M4.0(Hi-net)
  R:04/19 02:17:50 N34.114 E137.096 h347km M3.4V ENSYUNADA(一元化)

(6) 近畿、中四国、九州および南西諸島

 4/3以来記載の「現在は04/01の大気重力波から以下とします。」
  P1404-04:M6.0 2014/04/14±5 沖縄本島近海(N24.8,E128.0)
                  または台湾近海(N23.7,E123.2)」
 については、下記が発生しました。R5,R8を対応地震とします。
  R8:04/24 07:25 奄美大島近海(N27.6,E129.6) 震度2 h20km M4.6
                               M5.0(USGS)
  R7:04/11 23:21:37 奄美大島近海(28.60, 29.61) h54 M4.1D 4.3V(一元化)

  R6:04/10 20:08:28 台湾 N23.976 E122.326 h15.4 M4.1D,4.0V(一元化)
  R5:04/10 11:38 与那国島近海(N23.7,E123.0) 震度1 h50km M4.8
                23.729 123.026 48.2 M4.8D 4.5W (一元化)
                M 4.8 23.78N 123.14E h21.5km (USGS)
  R4:04/08 10:21 N25.14 E128.20 H45 M3.3 沖縄本島近海(一元化)
  R3:04/08 03:36   宮古島近海(N24.9,E125.7) 震度1 h40km M3.6
  R2:04/07 17:12:31 奄美大島近海28.814 129.951 36 M4.4D 4.5W (一元化)
  R1:04/06 15:33   石垣島近海(N24.6,E123.5) 震度1 h20km M4.1

 前回(4/17)記載の「現在は04/13以降の大気重力波から以下とします。
  P1404-10:2014/04/29±6 九州地方西方沖(N31.9,E129.1) M6.5」
 については、4/20の大気重力波から震央を微修正し、P1404-10bとします。
  P1404-10b:2014/04/29±6 九州地方西方沖(N31.2,E128.3) M6.5

3.アウターライズ地震

 日本周辺の海水温については、 04/23現在、想定しているアウターライズ震源域での高温異常の領域は消滅し、低温域の面積が広がってきました。 わずかに残っていた岩手県沖の高温域も消滅しました。 黒潮の流路に沿って分布していた高温帯は 宮城県沖、福島県沖、茨城県沖と拡大して分布するようになりました。 この流路を外れた高温域の変化について注視していく必要があります。 また本州南方沖では低温異常の範囲が広域となってきました。 また北海道はるか南東沖のアウターライズでの高温異常域も消滅しました。 これは3.11大震災の前と少し異なります。 地球全体に目を転じると、4/21現在、赤道付近の海水温の低水温域の拡大は止まり、より低温となってきました。 ボルネオからニューギニアにかけての低温域が減少して来、3.11の前と少し似てきました。 注意深く経緯を観察することとします。
 2012年の8/14オホーツク海南部M7.7(USGS)、2013年の5/24のサハリン近海M8.0、 同9/2のウラジオストクM5.8、同10/01オホーツク海M6.7(USGS)など、いずれも深発が発生しており、 なおかつサハリン近海のM8.0から1年近くが経過しています。 北海道南東沖から千島列島にかけての大地震およびアウターライズ地震に対して要注意現象と考えられ、 経緯を注視する必要があります。
 2013年10/26福島県沖(アウターライズ)でのM7.1は広義の前震と考えられ、 警戒感をもって注視する必要があります。 これ以降房総半島周辺の地震活動が活発化しており、スロースリップも伴っております。
 伊勢観測点の2号機での長期にわたる電磁気の異常、 日本周辺でM6後半の前兆が一つならず現れてきていることなど、 要注意現象です。
 最近、予測したマグニチュードよりかなり小さめの発生であったり、相当な遅れを見ることが多くなってきました。
 これら最近の予測からのずれや、 火山活動の活発化(桜島、西ノ島新島、新燃岳(2/20)、 韓国岳(3/22)、三宅島(3/22))、最近の南西諸島から台湾付近での地震の活発化など は巨大地震が後に控えていることを示唆しているように思えます。 また最近の日本全国の小地震の多発は、応力の増加を示唆しているようにも見えます。
 2014/4/2のチリM8.2の発生は日本周辺での巨大地震の発生を示唆する危険なシグナルです。 後続する日本列島周辺の地震については調査中ですが、 最も早い例では、2ヶ月後、遅くとも2年後くらいには大地震が発生するように見えます。 具体的な日にちを提示できなく申し訳なく思いますが、直前には様々な前兆が現れるものと思います。 この欄での記載が、 予知の実績の裏付けをもって、徐々に危機感が現れてきていることに気がついている人も多いと思いますが、 種々の準備をそろそろ始めた方が良いかと思われます。


- 地震予知情報作成日時:2014/04/17 23:35(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 地震予知情報掲載日時:2014/04/18 23:40 -

1. 総説

B.からH.は前々回(4/3)と同じ記事です。

  1.  

     3.11東日本大震災の約1年前の2/27にチリでM8.8の巨大地震がありました。 east pacific riseでわき上がったマントル物質が固化して太平洋プレートを形成し、 南東に移動したプレートは南米大陸の下に潜り込み、一方北西に移動したプレートは、 アリューシャン列島から日本列島の下に潜り込んでいます。 したがって、チリでの大地震はやがて日本列島周辺での大地震に影響を与えると考えて、注視しておりました。 2014年4/2にチリでM8.2の巨大地震が発生してしまいました。 B. でアウターライズ地震について掲載を続けてきましたが、 この発生時期を考察するためのチリの地震が今回発生したと考えられます。 ここではこれ以上詳述はできませんが、新たな決意が必要と考えます(4/3記)。
     その後4/11のパプアニューギニアM7.1、4/13のソロモン諸島M7.6、同M7.4 (いずれもUSGS)が発生しました。

  2.  アウターライズ地震について

     2011年3月末以来アウターライズ地震について世界で初めて述べました。 アウターライズ地震という用語も、経緯はともかく、一般に知れ渡るようになりました。 この想定される巨大地震の震源域およびMについては既に述べました。 問題は何時発生するのかということですが、当サイトはそのために心血を注いでいます。
     懸念していたアウターライズ地震については、 2013/10/26にM7.1(この地震も予知成功)として発生しましたが、 これは想定している規模よりはるかに小規模で、広義の前震と考えられます。 巨大地震は未発生です。
     2014/3/10 19時のNHK ニュースでアウターライズ地震に言及していました。 一般に広く知れ渡ることは防災上大事なことで提唱し続けて良かったと思いました。
     この地震の発生時期に関する考察はA.参照

  3.  

     日本周辺で赤文字(M5.5以上)の予測が増えてきています。 要注意です。

  4.  

     すでに何度も指摘しているように当会の予測マグニチュードは非常に正確です。 特に大地震では正確です。 事前に正確なマグニチュードを求めることが出来るということの意義は小さくはないと考えられます。

  5.  

     3/13に「西日本で大地震の予測が公表されていますが、 現在のところ、当会ではそれらしき前兆は確認されていません。 現在当会が予測している最大のマグニチュードはM6.7です」と述べました。 これに対して3/14伊予灘でMw6.3 震度5強の地震が発生しました。 大地震でなくてほっとしましたが、 M6.7の予測に対して発生したMw6.3は役不足ですので新たな中地震(M6.4)が予測されます。 大気重力波にもM6.4相当の前兆の出現がありました。
     想定南海地震に相当する巨大地震の前兆については、まだ明瞭には現れていませんが、 ユーラシア大陸に気になる現象も見られることから注意深く観察を続けることとします。
     その他、日本周辺でM6台半ばの前兆も現れており、 会員ページで詳述しています(以上前回(3/27記)。

  6.  

     上記E.で述べた“ユーラシア大陸の気になる現象”は4/2発生のチリM8.2の前兆だったと考えられます。 大気重力波の見られていたユーラシア大陸の黒海より西側の地域はチリの北東方約1万数千kmで、 これに数千kmの幅を与えれば、M8.2相当の前兆となります。 これを証明するには時系列的にも空間的にも膨大な検討が必要で、 当会のマンパワーでは不可能ではありませんが、 相当な長時間が必要で、今のところ時間がとれるかどうか不明です。

  7.  

     2011.3.11から3年がたちました。 亡くなった方々のご冥福をお祈り申し上げます。 また現在もつらい生活を余儀なくされている方々にはかける言葉もありません。 とりわけ親を亡くした子供達にはどうか永続的なご援助をお願いする次第です。 http://www.ashinaga.org/support/entry-374.html。 勝手にリンクをはらせていただきました。

  8.  

     地震予知分野の魑魅魍魎について掲載を続ける前に、 魑魅魍魎とは正反対のフェアな科学者達について述べておくべきだろうと思います。 ひとりは Dr.Dimitar Ouzounov, Chapman University & NASA/GSFC, USAです。 この方は、さる国際シンポジウムで私が大気重力波による地震予知の方法についてポスターで発表したときに、 いろいろと議論した後、このポスターの写真を撮っても良いかと聞いてきたのです。 えっと耳を疑いました。 それまでの日本の学会ではポスターの写真を無断で撮るのは当たり前だと、 諸氏の振る舞いから思っていましたが、Dr.Ouzounovは違っていました。 自分の業績と他人の業績を明瞭に区別し、 ポスターの中身から何かヒントを得たならば、必ず引用しようという態度は当然と言えば当然ですが。
     もうひとかたは故池谷元司博士(大阪大学名誉教授)です。 この方は、定年後1年で(2006年3月)お亡くなりになり、非常に残念に思いました。 実はお互いが地震予知分野に踏み入る前に知っており、 池谷博士のESR(Electron Spin Resonance)に関する国際シンポジウム(当時山口大学)に参加したのが、 始まりでした。 どういうわけか、その後お互いに地震予知分野で再会し、生前非常に多くの議論をしました。 巷間言われている地震の前兆現象は、おおむね電磁気現象で説明がつくといって、 高圧に畜電したバンデグラフで実験を重ねておられました。 必ずしもこの実験には賛成しかねるものがありましたが、 未知の分野に果敢にも挑戦し続ける姿勢は好感が持てるものでした。 1999年のトルコの大地震(IZMIT)の前に海水準が低下し、 海上にいた漁師が船もろとも海底についてしまったという証言を実証しようと実験を重ね、 海底の断層に海水が大量に流入すれば、この現象は発生してもおかしくないとの結論に達し、 仙台での地震学会で発表しようとしていました。 しかし直前に相談があり、実は発表しようかどうか迷っているのだとおっしゃっていました。 そこで、私は阪神淡路大震災を起こした野島断層を調査したボーリングコアで、 地表水が大量かつ高速に断層沿いに流入した証拠を見つけたこと、 1993年の北海道南西沖地震の前に海水準が下がっていた事実があるので、 トルコのような事例を待っていたのだと申し上げた所、理解していただき、池谷博士は発表を終えました。 その後このことに関する論文を執筆なさいましたが、その中で(宇田による私信で)と引用していただきました。 Motoji IKEYA et al,2002: Split sea and walls of water  Moses’phenomenon at the Izmit earthquake, Turkey  Proc.Japan Acad.,78Ser.B  すべからく科学者たるものはフェアでなければいけないと肝に銘じたものでした。 しかし、フェアでない人が多いのが非常に残念です。

 地域別予測に関しては会員ページをご覧ください (余震域については原則M6以上のみ,そのほかの地域は原則M5.5以上)。 会員ページ記載の予測の漏洩ならびに転用は厳禁です。

2.地域別予測

(1) 北海道

 3/27以来記載の「また3/25の大気重力波から以下とします。
  P1403-13:2014/03/30±6または04/10±6または5/20±6 M6.4
       釧路沖(N41.8, E145.0)または上川支庁(N43.6,E143.0)
 発生日のうち最初はP1401-01cが継続している場合、 2番目は3/25の大気重力波を初現とした場合の発生日、3番目はこれが深発の場合。
」 については、R1、R2のほかR3、R4も発生しましたが、 Mが異なるためこのままとします。
  R4:M 4.0 04/16 05:35:03 43.576°N 144.032°E h87.5km(USGS)
  R3:04/15 02:55 釧路沖(N43.0, E145.3)震度1 h50km M3.1

  R2:04/04 14:12 釧路沖(N43.0, E145.4)震度1 h50km M3.1
  R1:03/28 03:18 日高地方西部(N42.8, E142.7)震度2 h30km M4.1ほか2

 前回(4/10)記載の「現在は4/07の大気重力波から以下とします。
  P1404-05:2014/04/14±3 択捉島南東沖(N44.3,E149.0) M5.1」  については、下記が発生しました。
  R:04/16 05:35 北海道東方沖(N43.2, E146.8)震度1 h60km M4.1
  M4.0 43.576°N 144.032°E(USGS)
  R:M 4.8 04/13 11:23:07(JST) 46.781°N 153.192°E h36.1km(USGS)
  46.673 153.714 h30 M5.1V KURILE ISLANDS REGION(一元化)

(2) 東北地方

 前回(4/10)記載の 「現在は4/10の大気重力波から以下とします。
  P1404-06:2014/04/23±5 岩手県沖(N39.8,E142.1) M5.9
 については、下記が発生しましたが、Mが異なるためこのままとします。
  R:04/16 21:16 岩手県沖(N39.1,E142.4) 震度2 h40km M4.3
           M 4.4 39.226°N 142.217°E h35.0km(USGS)

 現在は04/15の大気重力波から以下とします。
  P1404-08:2014/04/26±4 青森県西方沖(N41.3,E139.5) M5.6

(4) 関東地方

 01/30以来記載し、02/27に微修正した 「マリアナ方面で3月下旬前後にM6半ばの深発地震が予測されますが、 遠地のため、詳細は詰めないこととします。」については、前回(4/10)報告のほかR3が発生しました。 この前兆はかなり強烈だったため上記の様な予測としたものですが、 おそらくは4/11のパプアニューギニアM7.1、4/13のソロモン諸島M7.6、同M7.4 (いずれもUSGS)の前兆の一部だったと推定されます。 推定ではなく確定させるためには、空間的にも、時系列的にも膨大なデータの検証が必要ですが、マンパワーが足りません。 どなたか挑戦してみてはいかがでしょうか。
  R3:M 4.5 04/16 08:08:30 16.287° N 145.673°E 531.2km(USGS)
  R2:M 4.8 04/09 13:24:52 18.9523°N 146.043°E 96.8km(USGS)
  R1:M 5.4 03/06 14:42:37 18.570° N 145.574°E 208.9km(USGS)

 前々回(4/3)記載の 「現在は3/21以降、小笠原諸島から台湾、ルソン海峡付近まで分布する大気重力波から以下とします。
  P1404-02:M6.1 小笠原諸島(N26, E142) 2014/4/5±5または5/7±5
 発生日のうち後者は深発の場合。
」 については、未発生です

 前々回(4/3)記載の「また3/29の大気重力波から以下とします。
  P1404-03:2014/04/03±3 神奈川県西部(N35.2,E139.2) M4.9」
 については、R1のほかR2が発生しました。
  R2:04/15 20:43 山梨県東部・富士五湖(N35.5, E139.0)震度2 h10km M3.6

  R1:04/09 15:44 新島・神津島近海(N34.4, E139.2)震度2 h10km M2.4ほか1個

 前回(4/10)記載の「現在は4/05の大気重力波から以下とします。
  P1404-07:2014/04/15±4 房総半島南東沖(N34.5,E140.7) M5.5
 については、下記が発生しましたがMが異なるためこのままとします。
  R:04/17 21:20 房総半島南方沖(N34.4,E140.1) 震度1 h50km M3.5

 現在は04/14の大気重力波から暫定的に以下とします。
  暫定P1404-09:2014/05/03±7 鳥島近海(N30.2,E140.5) M6.8

(5)中部地方

 03/16,18の大気重力波からの予測P1403-10については、 3/26の大気重力波により震央候補地を1カ所追加し、P1403-10bとしました。 前回(4/10)報告の他、それぞれの震央候補地で小さな地震(R13からR15)が発生しました。 まだM6.4相当の発生を見ない所をみると、おそらくは深発地震と推定されますので、 修正しP1403-10cとします。
  P1403-10b:2014/03/27±6 または4/3±6 M6.4
        震央候補地1.紀伊半島南東沖(N34.0,E136.3)
        震央候補地2.四国東部(N33.6,E134.5)
        震央候補地3.周防灘(N33.8,E131.4)
        震央候補地4.兵庫県北部(N35.5,E134.6)
 発生予測日のうち前者は誘発地震とした場合、後者は通常地震の場合です
  R15:4/17 07:52 伊予灘(N33.6. E131.8) h85km M2.9(Hi-net)
  R14:4/12 18:55 紀伊半島南東沖(N33.9. E136.8) h385km M3.6(Hi-net)
  R13:4/11 07:43 兵庫県南西部(N35.0. E134.6) 震度2 h10km M3.7
  R12:4/09 23:52 紀伊半島南東沖(N34.57, E136.85) h370.5km M3.7 (Hi-net)

  R11:4/08 23:11 京都府南部(N35.2. E135.3) 震度2 h10km M3.3
  R10:4/08 18:19 土佐湾(N33.4. E134.0) 震度2 h30km M3.7
  R9 :4/08 03:42 和歌山県南方沖(N33.5. E135.6) 震度1 h30km M3.6
  R8 :4/07 01:00 鳥取県西部(N35.2. E133.4) 震度1 h20km M3.0
  R7 :4/04 12:55 京都府南部(N35.0. E135.7) 震度2 h10km M3.5
  R6 :4/04 06:20 京都府南部(N35.2. E135.3) 震度2 h10km M3.3
  R5 :4/03 00:38 徳島県南部(N33.8. E134.5) 震度2 h10km M3.6
  R4 :4/01 04:43 安芸灘(N34.1. E132.9) 震度1 h40km M3.0
  R3 :3/30 15:51 大分県中部(N33.3. E131.5) 震度1 h10km M2.0
  R2 :3/22 20:05 伊予灘(N33.7. E131.9) 震度3 h80km M4.2
  R1 :3/22 14:05 紀伊水道(N34.1. E135.1) 震度3 h0km M3.9
  P1403-10c:2014/05/13±6 紀伊半島南東沖(N34.0,E136.3) M6.4

(6) 近畿、中四国、九州および南西諸島

3/27記載の「現在は3/27の大気重力波から以下とします。
  P1403-14:2014/03/30±2 奈良県(N34.4.5,E135.7) M4.5」
 については、R1,R2発生後も様子見としていましたが、R3,R4が発生しました。
  R4:04/12 21:52:43 34.51 135.97 380 M3.3 (Hi-net)
  R3:04/12 12:29 和歌山県中部(N34.0,E135.6) h59km M3.3(Hi-net)

  R2:04/05 03:24 和歌山県北部(N34.2,E135.3) 震度2 h10km M2.7
  R1:04/03 19:16 和歌山県北部(N34.2,E135.2) 震度2 h0km M3.1

 前々回(4/3)記載の「現在は04/01の大気重力波から以下とします。」
  P1404-04:M6.0 2014/04/14±5 沖縄本島近海(N24.8,E128.0)
                 または台湾近海(N23.7,E123.2)

 については、下記が発生しましたが、Mが異なるためこのままとします。
  R:04/10 20:08:28 N23.976 E122.326 h15.4 M4.1D,4.0V TAIWAN REGION(一元化)
  R:04/10 11:38 与那国島近海(N23.7,E123.0) 震度1 h50km M4.8
                M 4.8 23.78N 123.14 E h21.5km (USGS)
  R:4 /8 10:21 N25.14 E128.20 H45 M3.3 沖縄本島近海(一元化)
  R:04/08 03:36 宮古島近海(N24.9,E125.7) 震度1 h40km M3.6
  R:04/06 15:33 石垣島近海(N24.6,E123.5) 震度1 h20km M4.1

 現在は04/13以降の大気重力波から以下とします。
  P1404-10:2014/04/29±6 九州地方西方沖(N31.9,E129.1) M6.5

3.アウターライズ地震

 日本周辺の海水温については、04/16現在、 想定しているアウターライズ震源域での高温異常の領域は消滅し、低温域の面積が広がってきました。 わずかに残っていた岩手県沖の高温域も消滅しました。 黒潮の流路に沿って分布していた高温帯は 福島県沖で前回(4/3)記載よりもさらに北方迄分布するようになりました。 この流路を外れた高温域の変化について注視していく必要があります。 また本州南方沖では低温異常の範囲が広域となってきました。 また北海道はるか南東沖のアウターライズでの高温異常域も消滅しました。 これは3.11大震災の前と少し異なります。 地球全体に目を転じると、4/17現在、赤道付近の海水温の低水温域の拡大は止まり、より低温となってきました。 ボルネオからニューギニアにかけての低温域が減少して来、 3.11の前と少し似てきました。 注意深く経緯を観察することとします。
 2012年の8/14オホーツク海南部M7.7(USGS)、2013年の5/24のサハリン近海M8.0、 同9/2のウラジオストクM5.8、同10/01オホーツク海M6.7(USGS)など、いずれも深発が発生しており、 なおかつサハリン近海のM8.0から1年近くが経過しています。 北海道南東沖から千島列島にかけての大地震およびアウターライズ地震に対して要注意現象と考えられ、 経緯を注視する必要があります。
 2013年10/26福島県沖(アウターライズ)でのM7.1は広義の前震と考えられ、警戒感をもって注視する必要があります。 これ以降房総半島周辺の地震活動が活発化しており、スロースリップも伴っております。
 伊勢観測点の2号機での長期にわたる電磁気の異常、 日本周辺でM6後半の前兆が一つならず現れてきていることなど、要注意現象です。
 最近、予測したマグニチュードよりかなり小さめの発生であったり、相当な遅れを見ることが多くなってきました。
 これら最近の予測からのずれや、 火山活動の活発化(桜島、西ノ島新島、新燃岳(2/20)、 韓国岳(3/22)、三宅島(3/22))、最近の南西諸島から台湾付近での地震の活発化など は巨大地震が後に控えていることを示唆しているように思えます。 また最近の日本全国の小地震の多発は、応力の増加を示唆しているようにも見えます。
 2014/4/2のチリM8.2の発生は日本周辺での巨大地震の発生を示唆する危険なシグナルです。 後続する日本列島周辺の地震については調査中ですが、 最も早い例では、2ヶ月後、遅くとも2年後くらいには大地震が発生するように見えます。 具体的な日にちを提示できなく申し訳なく思いますが、直前には様々な前兆が現れるものと思います。 この欄での記載が、予知の実績の裏付けをもって、 徐々に危機感が現れてきていることに気がついている人も多いと思いますが、 種々の準備をそろそろ始めた方が良いかと思われます。


- 地震予知情報作成日時:2014/04/10 22:25(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 地震予知情報掲載日時:2014/04/11 01:00

1. 総説

前回(4/3)と同じ記事です。

  1.  

     3.11東日本大震災の約1年前の2/27にチリでM8.8の巨大地震がありました。 east pacific riseでわき上がったマントル物質が固化して太平洋プレートを形成し、 南東に移動したプレートは南米大陸の下に潜り込み、一方北西に移動したプレートは、 アリューシャン列島から日本列島の下に潜り込んでいます。 したがって、チリでの大地震はやがて日本列島周辺での大地震に影響を与えると考えて、注視しておりました。 2014年4/2にチリでM8.2の巨大地震が発生してしまいました。 B.でアウターライズ地震について掲載を続けてきましたが、 この発生時期を考察するためのチリの地震が今回発生したと考えられます。 ここではこれ以上詳述はできませんが、新たな決意が必要と考えます。

  2.  アウターライズ地震について

     2011年3月末以来アウターライズ地震について世界で初めて述べました。 アウターライズ地震という用語も、経緯はともかく、一般に知れ渡るようになりました。 この想定される巨大地震の震源域およびMについては既に述べました。 問題は何時発生するのかということですが、当サイトはそのために心血を注いでいます。
     懸念していたアウターライズ地震については、 2013/10/26にM7.1(この地震も予知成功)として発生しましたが、 これは想定している規模よりはるかに小規模で、広義の前震と考えられます。 巨大地震は未発生です。
     2014/3/10 19時のNHK ニュースでアウターライズ地震に言及していました。 一般に広く知れ渡ることは防災上大事なことで提唱し続けて良かったと思いました。
     この地震の発生時期に関する考察はA.参照

  3.  

     日本周辺で赤文字(M5.5以上)の予測が増えてきています。 要注意です。

  4.  

     すでに何度も指摘しているように当会の予測マグニチュードは非常に正確です。 特に大地震では正確です。 事前に正確なマグニチュードを求めることが出来るということの意義は小さくはないと考えられます。

  5.  

     3/13に「西日本で大地震の予測が公表されていますが、 現在のところ、当会ではそれらしき前兆は確認されていません。 現在当会が予測している最大のマグニチュードはM6.7です」と述べました。 これに対して3/14伊予灘でMw6.3 震度5強の地震が発生しました。 大地震でなくてほっとしましたが、 M6.7の予測に対して発生したMw6.3は役不足ですので新たな中地震(M6.4)が予測されます。 大気重力波にもM6.4相当の前兆の出現がありました。
     想定南海地震に相当する巨大地震の前兆については、まだ明瞭には現れていませんが、 ユーラシア大陸に気になる現象も見られることから注意深く観察を続けることとします。
     その他、日本周辺でM6台半ばの前兆も現れており、 会員ページで詳述しています(以上前回(3/27記)。

  6.  

     上記E.で述べた“ユーラシア大陸の気になる現象”は4/2発生のチリM8.2の前兆だったと考えられます。 大気重力波の見られていたユーラシア大陸の黒海より西側の地域はチリの北東方約1万数千kmで、 これに数千kmの幅を与えれば、M8.2相当の前兆となります。 これを証明するには時系列的にも空間的にも膨大な検討が必要で、 当会のマンパワーでは不可能ではありませんが、 相当な長時間が必要で、今のところ時間がとれるかどうか不明です。

  7.  

     2011.3.11から3年がたちました。 亡くなった方々のご冥福をお祈り申し上げます。 また現在もつらい生活を余儀なくされている方々にはかける言葉もありません。 とりわけ親を亡くした子供達にはどうか永続的なご援助をお願いする次第です。 http://www.ashinaga.org/support/entry-374.html。 勝手にリンクをはらせていただきました。

  8.  

     地震予知分野の魑魅魍魎について掲載を続ける前に、 魑魅魍魎とは正反対のフェアな科学者達について述べておくべきだろうと思います。 ひとりは Dr.Dimitar Ouzounov, Chapman University & NASA/GSFC, USAです。 この方は、さる国際シンポジウムで私が大気重力波による地震予知の方法についてポスターで発表したときに、 いろいろと議論した後、このポスターの写真を撮っても良いかと聞いてきたのです。 えっと耳を疑いました。 それまでの日本の学会ではポスターの写真を無断で撮るのは当たり前だと、 諸氏の振る舞いから思っていましたが、Dr.Ouzounovは違っていました。 自分の業績と他人の業績を明瞭に区別し、 ポスターの中身から何かヒントを得たならば、必ず引用しようという態度は当然と言えば当然ですが。
     もうひとかたは故池谷元司博士(大阪大学名誉教授)です。 この方は、定年後1年で(2006年3月)お亡くなりになり、非常に残念に思いました。 実はお互いが地震予知分野に踏み入る前に知っており、 池谷博士のESR(Electron Spin Resonance)に関する国際シンポジウム(当時山口大学)に参加したのが、 始まりでした。 どういうわけか、その後お互いに地震予知分野で再会し、生前非常に多くの議論をしました。 巷間言われている地震の前兆現象は、おおむね電磁気現象で説明がつくといって、 高圧に畜電したバンデグラフで実験を重ねておられました。 必ずしもこの実験には賛成しかねるものがありましたが、 未知の分野に果敢にも挑戦し続ける姿勢は好感が持てるものでした。 1999年のトルコの大地震(IZMIT)の前に海水準が低下し、 海上にいた漁師が船もろとも海底についてしまったという証言を実証しようと実験を重ね、 海底の断層に海水が大量に流入すれば、この現象は発生してもおかしくないとの結論に達し、 仙台での地震学会で発表しようとしていました。 しかし直前に相談があり、実は発表しようかどうか迷っているのだとおっしゃっていました。 そこで、私は阪神淡路大震災を起こした野島断層を調査したボーリングコアで、 地表水が大量かつ高速に断層沿いに流入した証拠を見つけたこと、 1993年の北海道南西沖地震の前に海水準が下がっていた事実があるので、 トルコのような事例を待っていたのだと申し上げた所、理解していただき、池谷博士は発表を終えました。 その後このことに関する論文を執筆なさいましたが、その中で(宇田による私信で)と引用していただきました。 Motoji IKEYA et al,2002: Split sea and walls of water  Moses’phenomenon at the Izmit earthquake, Turkey  Proc.Japan Acad.,78Ser.B  すべからく科学者たるものはフェアでなければいけないと肝に銘じたものでした。 しかし、フェアでない人が多いのが非常に残念です。

 地域別予測に関しては会員ページをご覧ください (余震域については原則M6以上のみ,そのほかの地域は原則M5.5以上)。 会員ページ記載の予測の漏洩ならびに転用は厳禁です。

2.地域別予測

(1) 北海道

 前々回(3/27)記載の「また3/25の大気重力波から以下とします。
  P1403-13:2014/03/30±6または04/10±6または5/20±6 M6.4
       釧路沖(N41.8, E145.0)または上川支庁(N43.6,E143.0)
 発生日のうち最初はP1401-01cが継続している場合、2番目は3/25の大気重力波を初現とした場合の発生日、3番目はこれが深発の場合。
」 については、R1のほかR2も発生しましたが、Mが異なるためこのままとします。
  R2:04/04 14:12 釧路沖   (N43.0, E145.4)震度1 h50km M3.1
  R1:03/28 03:18 日高地方西部(N42.8, E142.7)震度2 h30km M4.1ほか2

 現在は4/07の大気重力波から以下とします。
  P1404-05:2014/04/14±3 択捉島南東沖(N44.3,E149.0) M5.1

(2) 東北地方

 前回(4/3)記載の「現在は03/28の大気重力波から以下とします。
  P1404-01:2014/4/2±3 秋田県(N40.0, E140.2) M4.9」
 については、下記が発生しました。
  R2:04/06 17:29 秋田県南部(39.583N, 140.132E) h175.3km M2.7(Hi-net)
  R1:04/05 10:16 岩手県沖 (N39.2, E142.4)震度3 h40km M5.2

 通常の波長10kmの大気重力波とは違い東北地方北部の東西に分布している霧中の細かな波長の大気重力波による推定でした。

 現在は4/10の大気重力波から以下とします。
  P1404-06:2014/04/23±5 岩手県沖(N39.8,E142.1) M5.9

(4) 関東地方

 01/30以来記載し、02/27に微修正した 「マリアナ方面で3月下旬前後にM6半ばの深発地震が予測されますが、 遠地のため、詳細は詰めないこととします。」 については、R2が発生しましたがこのままとします。
  R2:M 4.8 04/09 13:24:52 18.9523°N 146.043°E 96.8km(USGS)
  R1:M 5.4 03/06 14:42:37 18.570°N 145.574°E 208.9km(USGS)

 前回(4/3)記載の 「現在は3/21以降、小笠原諸島から台湾、ルソン海峡付近まで分布する大気重力波から以下とします。
  P1404-02:M6.1 小笠原諸島(N26, E142) 2014/4/5±5または5/7±5
 発生日のうち後者は深発の場合。
」 については、未発生です
 前回(4/3)記載の「また3/29の大気重力波から以下とします。
  P1404-03:2014/04/03±3 神奈川県西部(N35.2,E139.2) M4.9」
 については、下記が発生しました。
  R:04/09 15:44新島・神津島近海(N34.4, E139.2)震度2 h10km M2.4ほか1個

 現在は4/05の大気重力波から以下とします。
  P1404-07:2014/04/15±4 房総半島南東沖(N34.5,E140.7) M5.5

(5) 中部地方

 03/16,18の大気重力波からの予測P1403-10については、 3/26の大気重力波により震央候補地を1カ所追加し、P1403-10bとしました。 それぞれの震央候補地で小さな地震(R6からR12)が発生しましたがMが異なるため このままとします。 候補地の優先順序は1,3,4,2です。
  P1403-10b:2014/03/27±6 または4/3±6 M6.4
        震央候補地1.紀伊半島南東沖(N34.0,E136.3)
        震央候補地2.四国東部(N33.6,E134.5)
        震央候補地3.周防灘(N33.8,E131.4)
        震央候補地4.兵庫県北部(N35.5,E134.6)
 発生予測日のうち前者は誘発地震とした場合、後者は通常地震の場合です

  R12:04/09 23:52 紀伊半島南東沖(N34.57, E136.85) h370.5km M3.7 (Hi-net)
  R11:04/08 23:11 京都府南部(N35.2. E135.3) 震度2 h10km M3.3
  R10:04/08 18:19 土佐湾  (N33.4. E134.0) 震度2 h30km M3.7
  R9 :04/08 03:42 和歌山県南方沖(N33.5. E135.6) 震度1 h30km M3.6
  R8 :04/07 01:00 鳥取県西部(N35.2. E133.4) 震度1 h20km M3.0
  R7 :04/04 12:55 京都府南部(N35.0. E135.7) 震度2 h10km M3.5
  R6 :04/04 06:20 京都府南部(N35.2. E135.3) 震度2 h10km M3.3

  R5 :04/03 00:38 徳島県南部(N33.8. E134.5) 震度2 h10km M3.6
  R4 :04/01 04:43 安芸灘  (N34.1. E132.9) 震度1 h40km M3.0
  R3 :03/30 15:51 大分県中部(N33.3. E131.5) 震度1 h10km M2.0
  R2 :03/22 20:05 伊予灘  (N33.7. E131.9) 震度3 h80km M4.2
  R1 :03/22 14:05 紀伊水道 (N34.1. E135.1) 震度3 h0km M3.9

(6) 近畿、中四国、九州および南西諸島

 3/20記載の「現在は03/20の大気重力波から以下とします。
  P1403-11:2014/03/29±4 日向灘(N31.5,E131.5) M5.4
 大気重力波による前兆分布域はP1403-10(M6.4)とダブっているため、発生しない可能性もあります」 については、前回(4/3)報告のR3の他R4も発生しました。
  R4:04/04 00:46 日向灘(N32.6, E132.1) 震度3 h30km M4.3
           M 4.6 32.545°N 132.070°E 40.1km(USGS)

  R3:03/26 17:49:42 28.130 131.605 h77 M5.3D 5.4W N PHILIPPINE BASIN(一元化)
    M 5.6 28.168°N 131.472°E 10.0km(USGS)
  R2:03/25 23:43 日向灘(N32.0, E131.6) 震度2 h30km M3.8
           31.98 131.60 h37.0 M3.8D 3.7V(一元化)
  R1:03/22 16:25 鹿児島県薩摩地方(N31.3, E130.4) 震度1 h160km M4.1
           31.29 130.43 h154.3 M4.0D,4.4V(一元化) M4.6(USGS), Mw4.3(AQUA-CMT)

 前々回(3/27)記載の「現在は3/27の大気重力波から以下とします。
  P1403-14:2014/03/30±2 奈良県(N34.4.5,E135.7) M4.5」
 については、R1発生後も様子見としていましたが、R2が発生しました。
  R2:04/05 03:24 和歌山県北部(N34.2,E135.3) 震度2 h10km M2.7
  R1:04/03 19:16 和歌山県北部(N34.2,E135.2) 震度2 h0km  M3.1

 前回(4/3)記載の「現在は04/01の大気重力波から以下とします。」
  P1404-04:M6.0 2014/04/14±5 沖縄本島近海(N24.8,E128.0)
          または台湾近海(N23.7,E123.2)

 については、下記が発生しましたが、Mが異なるためこのままとします。
  R:04/10 11:38 与那国島近海(N23.7,E123.0) 震度1 h50km M4.8
          M 4.8 23.78N 123.14 E h21.5km (USGS)
  R:04/08 10:21 N25.14 E128.20 H45 M3.3 沖縄本島近海(一元化)
  R:04/08 03:36 宮古島近海(N24.9,E125.7) 震度1 h40km M3.6
  R:04/06 15:33 石垣島近海(N24.6,E123.5) 震度1 h20km M4.1

3.アウターライズ地震;

 日本周辺の海水温については、04/09現在、 想定しているアウターライズ震源域での高温異常の領域は消滅し、低温域の面積が広がってきました。 わずかに残っていた岩手県沖の高温域も消滅しました。 黒潮の流路に沿って分布していた高温帯は 福島県沖で前回(4/3)記載よりもさらに北方迄分布するようになりました。 この流路を外れた高温域の変化について注視していく必要があります。 また本州南方沖では低温異常の範囲が広域となってきました。 また北海道はるか南東沖のアウターライズでの高温異常域も非常に縮小してきました。 これは3.11大震災の前と少し異なります。 地球全体に目を転じると、4/10現在、赤道付近の海水温の低水温域の拡大は止まり、 ボルネオからニューギニアにかけての低温域が減少して来、 3.11の前と少し似てきました。 注意深く経緯を観察することとします。
 2012年の8/14オホーツク海南部M7.7(USGS)、2013年の5/24のサハリン近海M8.0、 同9/2のウラジオストクM5.8、同10/01オホーツク海M6.7(USGS)など、いずれも深発が発生しており、 北海道南東沖から千島列島にかけての大地震およびアウターライズ地震に対して要注意現象と考えられ、 経緯を注視する必要があります。
 2013年10/26福島県沖(アウターライズ)でのM7.1は広義の前震と考えられ、 警戒感をもって注視する必要があります。 これ以降房総半島周辺の地震活動が活発化しており、スロースリップも伴っております。
 伊勢観測点の2号機での長期にわたる電磁気の異常、 日本周辺でM6後半の前兆が一つならず現れてきていることなど、 要注意現象です。
 最近、予測したマグニチュードよりかなり小さめの発生であったり、 相当な遅れを見ることが多くなってきました。
 これら最近の予測からのずれや、火山活動の活発化(桜島、西ノ島新島、新燃岳(2/20)、 韓国岳(3/22)、三宅島(3/22))、最近の南西諸島から台湾付近での地震の活発化など は巨大地震が後に控えていることを示唆しているように思えます。 また最近の日本全国の小地震の多発は、応力の増加を示唆しているようにも見えます。 2014/4/2のチリM8.2の発生は日本周辺での巨大地震の発生を示唆する危険なシグナルです。 具体的な日にちを提示できなく申し訳なく思いますが、直前には様々な前兆が現れるものと思います。 この欄での記載が、予知の実績の裏付けをもって、 徐々に危機感が現れてきていることに気がついている人も多いと思いますが、 種々の準備をそろそろ始めた方が良いかと思われます。


- 地震予知情報作成日時:2014/04/03 22:20(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 地震予知情報掲載日時:2014/04/04 02:20 -

1. 総説

  1.  

     3.11東日本大震災の約1年前の2/27にチリでM8.8の巨大地震がありました。 east pacific riseでわき上がったマントル物質が固化して太平洋プレートを形成し、 南東に移動したプレートは南米大陸の下に潜り込み、一方北西に移動したプレートは、 アリューシャン列島から日本列島の下に潜り込んでいます。 したがって、チリでの大地震はやがて日本列島周辺での大地震に影響を与えると考えて、注視しておりました。 2014年4/2にチリでM8.2の巨大地震が発生してしまいました。 B.でアウターライズ地震について掲載を続けてきましたが、 この発生時期を考察するためのチリの地震が今回発生したと考えられます。 ここではこれ以上詳述はできませんが、新たな決意が必要と考えます。

  2.  アウターライズ地震について

     2011年3月末以来アウターライズ地震について世界で初めて述べました。 アウターライズ地震という用語も、経緯はともかく、一般に知れ渡るようになりました。 この想定される巨大地震の震源域およびMについては既に述べました。 問題は何時発生するのかということですが、当サイトはそのために心血を注いでいます。
     懸念していたアウターライズ地震については、 2013/10/26にM7.1(この地震も予知成功)として発生しましたが、 これは想定している規模よりはるかに小規模で、広義の前震と考えられます。 巨大地震は未発生です。
     2014/3/10 19時のNHK ニュースでアウターライズ地震に言及していました。 一般に広く知れ渡ることは防災上大事なことで提唱し続けて良かったと思いました。
     この地震の発生時期に関する考察はA.参照

  3.  

     日本周辺で赤文字(M5.5以上)の予測が増えてきています。 要注意です。

  4.  

     すでに何度も指摘しているように当会の予測マグニチュードは非常に正確です。 特に大地震では正確です。 事前に正確なマグニチュードを求めることが出来るということの意義は小さくはないと考えられます。

  5.  

     3/13に「西日本で大地震の予測が公表されていますが、 現在のところ、当会ではそれらしき前兆は確認されていません。 現在当会が予測している最大のマグニチュードはM6.7です」と述べました。 これに対して3/14伊予灘でMw6.3 震度5強の地震が発生しました。 大地震でなくてほっとしましたが、 M6.7の予測に対して発生したMw6.3は役不足ですので新たな中地震(M6.4)が予測されます。 大気重力波にもM6.4相当の前兆の出現がありました。
     想定南海地震に相当する巨大地震の前兆については、まだ明瞭には現れていませんが、 ユーラシア大陸に気になる現象も見られることから注意深く観察を続けることとします。
     その他、日本周辺でM6台半ばの前兆も現れており、 会員ページで詳述しています(以上前回(3/27記)。

  6.  

     上記E.で述べた“ユーラシア大陸の気になる現象”は4/2発生のチリM8.2の前兆だったと考えられます。 大気重力波の見られていたユーラシア大陸の黒海より西側の地域はチリの北東方約1万数千kmで、 これに数千kmの幅を与えれば、M8.2相当の前兆となります。 これを証明するには時系列的にも空間的にも膨大な検討が必要で、 当会のマンパワーでは不可能ではありませんが、 相当な長時間が必要で、今のところ時間がとれるかどうか不明です。

  7.  

     2011.3.11から3年がたちました。 亡くなった方々のご冥福をお祈り申し上げます。 また現在もつらい生活を余儀なくされている方々にはかける言葉もありません。 とりわけ親を亡くした子供達にはどうか永続的なご援助をお願いする次第です。 http://www.ashinaga.org/support/entry-374.html。 勝手にリンクをはらせていただきました。

  8.  

     地震予知分野の魑魅魍魎について掲載を続ける前に、 魑魅魍魎とは正反対のフェアな科学者達について述べておくべきだろうと思います。 ひとりは Dr.Dimitar Ouzounov, Chapman University & NASA/GSFC, USAです。 この方は、さる国際シンポジウムで私が大気重力波による地震予知の方法についてポスターで発表したときに、 いろいろと議論した後、このポスターの写真を撮っても良いかと聞いてきたのです。 えっと耳を疑いました。 それまでの日本の学会ではポスターの写真を無断で撮るのは当たり前だと、 諸氏の振る舞いから思っていましたが、Dr.Ouzounovは違っていました。 自分の業績と他人の業績を明瞭に区別し、 ポスターの中身から何かヒントを得たならば、必ず引用しようという態度は当然と言えば当然ですが。
     もうひとかたは故池谷元司博士(大阪大学名誉教授)です。 この方は、定年後1年で(2006年3月)お亡くなりになり、非常に残念に思いました。 実はお互いが地震予知分野に踏み入る前に知っており、 池谷博士のESR(Electron Spin Resonance)に関する国際シンポジウム(当時山口大学)に参加したのが、 始まりでした。 どういうわけか、その後お互いに地震予知分野で再会し、生前非常に多くの議論をしました。 巷間言われている地震の前兆現象は、おおむね電磁気現象で説明がつくといって、 高圧に畜電したバンデグラフで実験を重ねておられました。 必ずしもこの実験には賛成しかねるものがありましたが、 未知の分野に果敢にも挑戦し続ける姿勢は好感が持てるものでした。 1999年のトルコの大地震(IZMIT)の前に海水準が低下し、 海上にいた漁師が船もろとも海底についてしまったという証言を実証しようと実験を重ね、 海底の断層に海水が大量に流入すれば、この現象は発生してもおかしくないとの結論に達し、 仙台での地震学会で発表しようとしていました。 しかし直前に相談があり、実は発表しようかどうか迷っているのだとおっしゃっていました。 そこで、私は阪神淡路大震災を起こした野島断層を調査したボーリングコアで、 地表水が大量かつ高速に断層沿いに流入した証拠を見つけたこと、 1993年の北海道南西沖地震の前に海水準が下がっていた事実があるので、 トルコのような事例を待っていたのだと申し上げた所、理解していただき、池谷博士は発表を終えました。 その後このことに関する論文を執筆なさいましたが、その中で(宇田による私信で)と引用していただきました。 Motoji IKEYA et al,2002: Split sea and walls of water  Moses’phenomenon at the Izmit earthquake, Turkey  Proc.Japan Acad.,78Ser.B  すべからく科学者たるものはフェアでなければいけないと肝に銘じたものでした。 しかし、フェアでない人が多いのが非常に残念です。

 地域別予測に関しては会員ページをご覧ください (余震域については原則M6以上のみ,そのほかの地域は原則M5.5以上)。 会員ページ記載の予測の漏洩ならびに転用は厳禁です。

2.地域別予測

(1) 北海道

 前回(3/27)記載の「現在は03/22の大気重力波から以下とします。
  P1403-12:2014/03/28±3 択捉島近海(N43.9.5,E147.6) M4.9」
については、下記が発生しました。 (一元化)は3/29に掲載されています。
  R:3.27 15:39 44.069 148.059 h0 M4.7V SE OFF ETOROFU(一元化)

 前回(3/27)記載の「また3/25の大気重力波から以下とします。
  P1403-13:2014/03/30±6または04/10±6または5/20±6 M6.4
       釧路沖(N41.8, E145.0)または上川支庁(N43.6,E143.0)
 発生日のうち最初はP1401-01cが継続している場合、2番目は3/25の大気重力波を初現とした場合の発生日、 3番目はこれが深発の場合。
」 については、下記が発生しましたが、Mが異なるためこのままとします。
  R:03/28 03:18 日高地方西部(N42.8, E142.7)震度2 h30km M4.1ほか2

(2) 東北地方

 前回(3/27)記載の 「現在は新たな大きめの地震の前兆は確認されていません」 については、その通りでした。
 なお
  R1:4/03 08:22 岩手県沿岸南部(N39.2, E141.8)震度4 h70km M5.3
                   M 5.6 39.196°N 141.766°E 55.6km
 については、3/25の大気重力波による予測P1403-13の東北地方の部分に対応して発生したものです。 P1403-13は大陸の沿海州から日本海、北海道、東北地方に分布した大気重力波の合計からの予測でしたが、 上記R1の発生によってこの部分の面積を差し引いて計算しましたが、M6.4を修正する必要はありませんでした。

 現在は03/28の大気重力波から以下とします。
  P1404-01:2014/4/2±3 秋田県(N40.0, E140.2) M4.9

(4) 関東地方

 01/30以来記載し、02/27に微修正した 「マリアナ方面で3月下旬前後にM6半ばの深発地震が予測されますが、 遠地のため、詳細は詰めないこととします。」 については、下記が発生しましたが、今回もこのままとします。
  R:M 5.4 Mariana Islands 03-06 14:42:37 18.570°N 145.574°E 208.9km(USGS)

 3/6以来記載の「現在は03/01、03、06の大気重力波から以下とします。
  P1403-03:2014/03/11±4 房総半島周辺(N35.0,E141.1) M5.6」
 については、前回(3/27)に 「その後R5,R6が発生しました。トータルでM5.0相当となります。 スロースリップが起きていた地域なので、前兆と結果が一対一で対応しなかった可能性があります。」 としていましたが、R7が発生しました。
  R7:03/29 10:54 茨城県沖  (N36.4, E142.0)震度2 h0km M5.3
  R6:03/25 16:09 千葉県東方沖(N35.8, E141.0)震度1 h10km M3.8
  R5:03/22 03:33 茨城県沖  (N36.0, E141.3)震度2 h10km M4.4
 R7については、少し時間がかかり過ぎの感がありますが、Mが予測値に近く、これらR1からR7を対応地震とします。

 P1403-09三宅島周辺の予測については、引き続き気象庁発表にご注意ください。 http://www.jma.go.jp/jp/volcano/info_03_20140322143517.html ただP1403-09で予測したマグニチュードが5.3と小さいのでそれほど大きな火山活動とはならないはずです。  (西ノ島新島の時は予測したマグニチュードが6.8と大きかったため、 すぐに収束する様な火山活動ではないと予想されましたが、その通りで、現在も活動は続いているようです。)

 現在は3/21以降、小笠原諸島から台湾、ルソン海峡付近まで分布する大気重力波から以下とします。
  P1404-02:M6.1 小笠原諸島(N26, E142) 2014/4/5±5または5/7±5
 発生日のうち後者は深発の場合。

 また3/29の大気重力波から以下とします。
  P1404-03:2014/04/03±3 神奈川県西部(N35.2,E139.2) M4.9

(5) 中部地方

 03/16,18の大気重力波からの予測P1403-10については、 3/26の大気重力波により震央候補地を1カ所追加し、以下とします。
  P1403-10b:2014/03/27±6 または4/3±6 M6.4
        震央候補地1.紀伊半島南東沖(N34.0,E136.3)
        震央候補地2.四国東部(N33.6,E134.5)
        震央候補地3.周防灘(N33.8,E131.4)
        震央候補地4.兵庫県北部(N35.5,E134.6)

 発生予測日のうち前者は誘発地震とした場合、後者は通常地震の場合です」 なお下記のようにその後も候補地2,3の震央付近での小さい地震の発生を見ましたが、 Mが異なるためこのままとします。
  R5:4/03 00:38 徳島県南部(N33.8, E134.5) 震度2 h10km M3.6
  R4:4/01 04:43 安芸灘  (N34.1, E132.9) 震度1 h40km M3.0
  R3:3/30 15:51 大分県中部(N33.3, E131.5) 震度1 h10km M2.0

  R2:3/22 20:05 伊予灘  (N33.7, E131.9) 震度3 h80km M4.2
  R1:3/22 14:05 紀伊水道 (N34.1, E135.1) 震度3 h0km  M3.9

(6) 近畿、中四国、九州および南西諸島

 3/20記載の「現在は03/20の大気重力波から以下とします。
  P1403-11:2014/03/29±4 日向灘(N31.5,E131.5) M5.4
 大気重力波による前兆分布域はP1403-10(M6.4)とダブっているため、発生しない可能性もあります」 については、前回(3/27)「下記が発生しましたがMが異なるためこのままとします。」 としていましたが、R3を対応地震とします。 日向灘と奄美大島近海(フィリピン海盆北部)を別々の地震と考えていましたが、 M5.6(USGS)もありうるとすれば、これらの前兆を合体させた場合のマグニチュードと合うからです。
  R3:03/26 17:49:42 28.130 131.605 h77 M5.3D 5.4W N PHILIPPINE BASIN(一元化)
            M 5.6 28.168°N 131.472°E 10.0km(USGS)

  R2:03/25 23:43 日向灘(N32.0, E131.6) 震度2 h30km M3.8
              31.98 131.60 h37.0 M3.8D 3.7V(一元化)
  R1:03/22 16:25 鹿児島県薩摩地方(N31.3, E130.4) 震度1 h160kmM4.1
              31.29 130.43 h154.3 M4.0D,4.4V(一元化), M4.6(USGS), Mw4.3(AQUA-CMT)

 前回(3/27)記載の「現在は3/27の大気重力波から以下とします。
  P1403-14:2014/03/30±2 奈良県(N34.4.5,E135.7) M4.5」
 については、下記が発生しました。
  R:04/03 19:16 和歌山県北部(N34.2,E135.2) 震度2 h0km M3.1
 Mが異なるためなお数日様子見とします。

 現在は04/01の大気重力波から以下とします。」
  P1404-04:M6.0 2014/04/14±5 沖縄本島近海(N24.8,E128.0)
                  または台湾近海(N23.7,E123.2)

3.アウターライズ地震

 日本周辺の海水温については、04/02現在、 想定しているアウターライズ震源域での高温異常の領域は消滅し、低温域の面積が広がってきました。 わずかに残っていた岩手県沖の高温域も消滅しました。 黒潮の流路に沿って分布していた高温帯は福島県沖でさらに北方迄分布するようになりました。 この流路を外れた高温域の変化について注視していく必要があります。 また本州南方沖では低温異常の範囲が広域となってきました。 また北海道はるか南東沖のアウターライズでの高温異常域も非常に縮小してきました。 これは3.11大震災の前と少し異なります。 地球全体に目を転じると、3/31現在、赤道付近の海水温の低水温域が次第に拡大は止まり、 ボルネオからニューギニアにかけての低温域が減少して来、 3.11の前と少し似てきました。 注意深く経緯を観察することとします。
 2012年の8/14オホーツク海南部M7.7(USGS)、2013年の5/24のサハリン近海M8.0、 同9/2のウラジオストクM5.8、同10/01オホーツク海M6.7(USGS)など、いずれも深発が発生しており、 北海道南東沖から千島列島にかけての大地震およびアウターライズ地震に対して要注意現象と考えられ、 経緯を注視する必要があります。
 2013年10/26福島県沖(アウターライズ)でのM7.1は広義の前震と考えられ、 警戒感をもって注視する必要があります。 これ以降房総半島周辺の地震活動が活発化しており、スロースリップも伴っております。
 伊勢観測点の2号機での長期にわたる電磁気の異常、 日本周辺でM6後半の前兆が一つならず現れてきていることなど、 要注意現象です。
 最近、予測したマグニチュードよりかなり小さめの発生であったり、 相当な遅れを見ることが多くなってきました。
 これら最近の予測からのずれや、火山活動の活発化(桜島、西ノ島新島、新燃岳(2/20)、 韓国岳(3/22)、三宅島(3/22))、最近の南西諸島から台湾付近での地震の活発化などは 巨大地震が後に控えていることを示唆しているように思えます。 また最近の日本全国の小地震の多発は、応力の増加を示唆しているようにも見えます。 2014/4/2のチリM8.2の発生は日本周辺での巨大地震の発生を示唆する危険なシグナルです。 具体的な日にちを提示できなく申し訳なく思いますが、直前には様々な前兆が現れるものと思います。 この欄での記載が、予知の実績の裏付けをもって、 徐々に危機感が現れてきていることに気がついている人も多いと思いますが、 種々の準備をそろそろ始めた方が良いかと思われます。


- 地震予知情報作成日時:2014/03/27 22:25(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 地震予知情報掲載日時:2014/03/28 00:50 -

1. 総説

  1.  

     2011.3.11から3年がたちました。 亡くなった方々のご冥福をお祈り申し上げます。 また現在もつらい生活を余儀なくされている方々にはかける言葉もありません。 とりわけ親を亡くした子供達にはどうか永続的なご援助をお願いする次第です。 http://www.ashinaga.org/support/entry-374.html。 勝手にリンクをはらせていただきました。

  2.  アウターライズ地震について

     2011年3月末以来アウターライズ地震について世界で初めて述べました。 アウターライズ地震という用語も、経緯はともかく、一般に知れ渡るようになりました。 この想定される巨大地震の震源域およびMについては既に述べました。 問題は何時発生するのかということですが、当サイトはそのために心血を注いでいます。
     懸念していたアウターライズ地震については、 2013/10/26にM7.1(この地震も予知成功)として発生しましたが、 これは想定している規模よりはるかに小規模で、広義の前震と考えられます。 巨大地震は未発生です。
     3/10 19時のNHK ニュースでアウターライズ地震に言及していました。 一般に広く知れ渡ることは防災上大事なことで提唱し続けて良かったと思いました。

  3.  

     日本周辺で赤文字(M5.5以上)の予測が増えてきています。 要注意です。

  4.  

     すでに何度も指摘しているように当会の予測マグニチュードは非常に正確です。 特に大地震では正確です。 事前に正確なマグニチュードを求めることが出来るということの意義は小さくはないと考えられます。

  5.  

     前々回(3/13)に 「西日本で大地震の予測が公表されていますが、現在のところ、当会ではそれらしき前兆は確認されていません。 現在当会が予測している最大のマグニチュードはM6.7です」と述べました。 これに対して3/14伊予灘でMw6.3 震度5強の地震が発生しました。 大地震でなくてほっとしましたが、 M6.7の予測に対して発生したMw6.3は役不足ですので新たな中地震(M6.4)が予測されます。 大気重力波にもM6.4相当の前兆の出現がありました。
     想定南海地震に相当する巨大地震の前兆については、まだ明瞭には現れていませんが、 ユーラシア大陸に気になる現象も見られることから注意深く観察を続けることとします。
     その他、日本周辺でM6台半ばの前兆も現れており、会員ページで詳述しています。

  6.  地域別予測に関しては会員ページをご覧ください (余震域については原則M6以上のみ,そのほかの地域は原則M5.5以上)。 会員ページ記載の予測の漏洩ならびに転用は厳禁です。

    2.地域別予測

    (1) 北海道

     前回(3/20)記載の「現在は新たな大きめの地震の前兆は確認されていません」については、その通りでした。

     現在は03/22の大気重力波から以下とします。
      P1403-12:2014/03/28±3 択捉島近海(N43.9.5,E147.6) M4.9
     また3/25の大気重力波から以下とします。
      P1403-13:2014/03/30±6または04/10±6または5/20±6 M6.4
           釧路沖(N41.8, E145.0)または上川支庁(N43.6,E143.0)
     発生日のうち最初はP1401-01cが継続している場合、 2番目は3/25の大気重力波を初現とした場合の発生日、3番目はこれが深発の場合。

    (2) 東北地方

     前回(3/20)記載の 「現在は新たな大きめの地震の前兆は確認されていません」 については、その通りでした。

     現在は新たな大きめの地震の前兆は確認されていません。

    (4) 関東地方

     1/23以来記載の「現在は01/17以降の大気重力波から以下とします。
      P1401-07:2014/3/14±6 鳥島はるか沖(N31.5, E143.5)M6.4 深発」
     については、前回(3/20)未発生としていましたが、下記が発生しました。
      R:M 4.9 03/26 00:18:16 29.230°N 141.177°E 96.2km(USGS)
              29°23.9'N 141°46.1'E h66 M5.0 鳥島近海(一元化)
      R:03/22 23:19 鳥島近海(N29.4, E139.9)震度2 h430km M5.3
              29.358 139.820 433.5 5.3D 5.3V (一元化)
              M 5.4 29.271°N 139.357°E h411.8km(USGS)

     01/30以来記載し、02/27に微修正した 「マリアナ方面で3月下旬前後にM6半ばの深発地震が予測されますが、 遠地のため、詳細は詰めないこととします。」 については、下記が発生しましたが、このままとします。
      M 5.4 Mariana Islands 03/06 14:42:37 18.570°N 145.574°E 208.9km(USGS)

     3/6以来記載の「現在は03/01、03、06の大気重力波から以下とします。
      P1403-03:2014/03/11±4 房総半島周辺(N35.0,E141.1) M5.6」
     については、その後R5,R6が発生しました。 トータルでM5.0相当となります。 スロースリップが起きていた地域なので、前兆と結果が一対一で対応しなかった可能性があります。
      R6:03/25 16:09 千葉県東方沖(N35.8, E141.0)震度1 h10km M3.8
      R5:03/22 03:33 茨城県沖(N36.0, E141.3)震度2 h10km M4.4

     前回(3/20)記載の「現在は03/18,19の大気重力波から以下とします。
      P1403-09:2014/03/26±4 三宅島周辺(N34.8,E139.8) M5.3
     また神奈川県西部で3/23前後にM4前後が予測されます」 については、下記が発生しました。 また気象庁により三宅島火山の状況に関して解説情報1号が3/22発表されました。 この前兆を捉えていたと考えられます。
      R:03/22 14:20 三宅島近海(N34.1,E139.5) 震度2 h10km M2.6
    http://www.jma.go.jp/jp/volcano/info_03_20140322143517.html
     現在も大気重力波による前兆が出現し続けていますので、気象庁発表にご注意ください。

     現在は新たな大きめの地震の前兆は確認されていません。

    (5) 中部地方

     03/16,18の大気重力波からの予測P1403-10については、 3/26の大気重力波により震央候補地を1カ所追加し、以下とします。
      P1403-10b:2014/03/27±6 または4/3±6 M6.4
            震央候補地1.紀伊半島南東沖(N34.0,E136.3)
            震央候補地2.四国東部(N33.6,E134.5)
            震央候補地3.周防灘(N33.8,E131.4)
            震央候補地4.兵庫県北部(N35.5,E134.6)

     発生予測日のうち前者は誘発地震とした場合、後者は通常地震の場合です」 なお下記のように候補地2,3の震央付近での小さい地震の発生を見ましたが、 Mが異なるためこのままとします。
      R:3/22 20:05 伊予灘 (N33.7. E131.9) 震度3 h80km M4.2
      R:3/22 14:05 紀伊水道(N34.1. E135.1) 震度3 h0km M3.9

    (6) 近畿、中四国、九州および南西諸島

     前回(3/20)記載の「現在は03/20の大気重力波から以下とします。
      P1403-11:2014/03/29±4 日向灘(N31.5,E131.5) M5.4
     大気重力波による前兆分布域はP1403-10(M6.4)とダブっているため、 発生しない可能性もあります」 については、下記が発生しましたがMが異なるためこのままとします。
      R:03/25 23:43 日向灘(N32.0, E131.6) 震度2 h30km M3.8
              31.98 131.60 h37.0 M3.8D 3.7V(一元化)
      R:03/22 16:25 鹿児島県薩摩地方(N31.3, E130.4) 震度1 h160km M4.1
              31.29 130.43 h154.3 M4.0D,4.4V(一元化) M4.6(USGS), Mw4.3(AQUA-CMT)

     現在は3/27の大気重力波から以下とします。
      P1403-14:2014/03/30±2 奈良県(N34.4.5,E135.7) M4.5

    3.アウターライズ地震

    日本周辺の海水温については、03/26現在、 想定しているアウターライズ震源域での高温異常の領域は消滅し、低温域の面積が広がってきました。 わずかに残っていた岩手県沖の高温域も消滅しました。 また本州南方沖では低温異常の範囲が広域となってきました。 また北海道はるか南東沖のアウターライズでの高温異常域も非常に縮小してきました。 これは3.11大震災の前と少し異なります。 地球全体に目を転じると、3/27現在、 赤道付近の海水温の低水温域が次第に拡大してきており、3.11の前と少し似てきました。 注意深く経緯を観察することとします。
     2012年の8/14オホーツク海南部M7.7(USGS)、2013年の5/24のサハリン近海M8.0、 同9/2のウラジオストクM5.8、同10/01オホーツク海M6.7(USGS)など、いずれも深発が発生しており、 北海道南東沖から千島列島にかけての大地震およびアウターライズ地震に対して要注意現象と考えられ、 経緯を注視する必要があります。
     2013年10/26福島県沖(アウターライズ)でのM7.1は広義の前震と考えられ、 警戒感をもって注視する必要があります。 これ以降房総半島周辺の地震活動が活発化しており、スロースリップも伴っております。
     伊勢観測点の2号機での長期にわたる電磁気の異常、 日本周辺でM6後半の前兆が一つならず現れてきていることなど、要注意現象です。
     最近、予測したマグニチュードよりかなり小さめの発生であったり、 相当な遅れを見ることが多くなってきました。
     これら最近の予測からのずれや、火山活動の活発化(桜島、西ノ島新島、新燃岳(2/20)、 韓国岳(3/22)、三宅島(3/22))、最近の南西諸島から台湾付近での地震の活発化などは 巨大地震が後に控えていることを示唆しているように思えます。 また最近の日本全国の小地震の多発は、応力の増加を示唆しているようにも見えます。 具体的な日にちを提示できなく申し訳なく思いますが、直前には様々な前兆が現れるものと思います。 この欄での記載が、予知の実績の裏付けをもって、 徐々に危機感が現れてきていることに気がついている人も多いと思いますが、 種々の準備をそろそろ始めた方が良いかと思われます。


    - 地震予知情報作成日時:2014/03/20 21:10(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
    - 地震予知情報掲載日時:2014/03/20 22:30 -

    1. 総説

    1.  

       2011.3.11から3年がたちました。 亡くなった方々のご冥福をお祈り申し上げます。 また現在もつらい生活を余儀なくされている方々にはかける言葉もありません。 とりわけ親を無くした子供達にはどうか永続的なご援助をお願いする次第です。 http://www.ashinaga.org/support/entry-374.html。 勝手にリンクをはらせていただきました。

    2.  アウターライズ地震について

       2011年3月末以来アウターライズ地震について世界で初めて述べました。 アウターライズ地震という用語も、経緯はともかく、一般に知れ渡るようになりました。 この想定される巨大地震の震源域およびMについては既に述べました。 問題は何時発生するのかということですが、当サイトはそのために心血を注いでいます。
       懸念していたアウターライズ地震については、 2013/10/26にM7.1(この地震も予知成功)として発生しましたが、 これは想定している規模よりはるかに小規模で、広義の前震と考えられます。 巨大地震は未発生です。
       3/10 19時のNHK ニュースでアウターライズ地震に言及していました。 一般に広く知れ渡ることは防災上大事なことで提唱し続けて良かったと思いました。

    3.  

       日本周辺で赤文字(M5.5以上)の予測が増えてきています。 要注意です。

    4.  

       すでに何度も指摘しているように当会の予測マグニチュードは非常に正確です。 特に大地震では正確です。 事前に正確なマグニチュードを求めることが出来るということの意義は小さくはないと考えられます。

    5.  

       前回(3/13)に 「西日本で大地震の予測が公表されていますが、現在のところ、当会ではそれらしき前兆は確認されていません。 現在当会が予測している最大のマグニチュードはM6.7です」と述べました。 これに対して3/14伊予灘でMw6.3 震度5強の地震が発生しました。 大地震でなくてほっとしましたが、 M6.7の予測に対して発生したMw6.3は役不足ですので新たな中地震(M6.4)が予測されます。 大気重力波にもM6.4相当の前兆の出現がありました。

     地域別予測に関しては会員ページをご覧ください (余震域については原則M6以上のみ,そのほかの地域は原則M5.5以上)。 会員ページ記載の予測の漏洩ならびに転用は厳禁です。

    2.地域別予測

    (1) 北海道

     前回(3/6)記載の「現在は03/01の大気重力波から以下とします。
      P1403-01:2014/03/10±4 北海道東方沖(N44.3, E146.7) M5.3」
     については、前回(3/13)報告のR1,2,3の他R4が発生しました。
      R4:M 4.5 03/14 19:53:34 45.056°N 147.182°E h162.4km(USGS)
                   44.77N 147.30E 157 M4.5 択捉島付近(一元化)

      R3:03/12 00:30 択捉島南東沖(N44.1, E148.1) h0 M4.7
      R2:03/11 14:24 根室地方北部(N43.7, E145.1)震度2 h150km M3.8
      R1:03/10 00:13 根室半島南東沖(N43.3, E145.8)震度3 h90km M4.6
        03/10 00:13:22 43.274 145.876 90.0 M4.6D 5.1V 4.6W(一元化)
                43.260N 145.912E 92.6km M5.1(Hi-net)
                M 4.9 43.343°N 145.860°E h93.5km(USGS)

     北海道上川・空知地方の予測については、(2) 東北地方参照

     現在は新たな大きめの地震の前兆は確認されていません。

    (2) 東北地方

     前回(3/13)に深発について検討し、修正した
     「P1401-01c:2014/03/30±7 M6.7 震央はオホーツク海(N46, E146)または
      北海道上川・空知地方(N43.8, E142.6) いずれも深発地震」
     について伊予灘Mw6.3発生後再検討しました。
     この予測の基となった188万km2の大気重力波の分布面積は 伊予灘Mw6.3相当の面積(90万km2)と新たな西日本の予測M6.4相当の面積に等しく、 従ってP1401-01cはとりけしとします。

     前回(3/13)記載の「現在は3/12の大気重力波から以下とします。
      P1403-07:2014/03/18±3 宮城県沖(N37.9, E141.6) M5.0」
     については、下記が発生しました。
      R:03/20 18:18 宮城県沖(N38.5, E142.0)震度2 h50km M4.0
      R:03/20 17:16 福島県沖(N37.6, E142.0)震度1 h30km M4.2
      R:03/18 10:49 福島県沖(N37.4, E141.4)震度2 h30km M3.9
      R:03/17 18:03 福島県沖(N36.9, E141.4)震度3 h20km M5.1
              36.911 141.470 33.0 5.1D 5.1V(一元化)
              36.9N 141.4E 5.0km Mw4.7(AQUA-CMT)
              M 5.0 36.982°N 141.492°E 13.4km(USGS)
      R:03/17 11:52 宮城県沖(N37.982,E143.939) h45 M4.6D 4.9V(一元化)
      R:03/14 04:41 宮城県沖(N38.2, E141.9)震度2 h70km M4.2

     現在は新たな大きめの地震の前兆は確認されていません。

    (4) 関東地方

     1/23以来記載の「現在は01/17以降の大気重力波から以下とします。
      P1401-07:2014/3/14±6 鳥島はるか沖(N31.5, E143.5)M6.4 深発
     については、未発生です

     01/30以来記載し、02/27に微修正した 「マリアナ方面で3月下旬前後にM6半ばの深発地震が予測されますが、 遠地のため、詳細は詰めないこととします。」 については、このままとします。

     前回(3/6)記載の「現在は03/01、03、06の大気重力波から以下とします。
      P1403-03:2014/03/11±4 房総半島周辺(N35.0,E141.1) M5.6
     については、前回(3/13)報告のR1,2の他R3,R4が発生しました。 トータルでM4.9相当となります。 スロースリップが起きていた地域なので、前兆と結果が一対一で対応してない可能性もありますが、 Mが異なるためこのままとします
      R4:03/16 09:05 千葉県東方沖(N35.7, E140.8)震度2 h60km M4.3
      R3:03/19 02:24 千葉県北西部(N35.8, E140.1)震度2 h80km M4.0

      R2:03/12 05:04 千葉県北西部(N35.8, E140.1)震度3 h90km M4.4
                                    Mw4.6(JMA)
              35.8N 140.1E 56.0km Mw4.5(AQUA-CMT)
              M 4.9 35.733°N 139.990°E 86.9km (USGS)
      R1:03/08 03:34 千葉県東方沖(N35.7, E140.8)震度2 h60km M4.5
              35.743 140.675 51.0 M4.5D 4.1V (一元化)
                          Mw4.7(JMA)
               Mw4.8(AQUA-CMT)、M4.8(USGS)

     前回(3/6)記載の「同じく03/04の大気重力波から以下とします。
      P1403-04:2014/03/15±4小笠原諸島なかでも西之島近海(N26.2,E140.6) M5.7
     火山活動のあらたな前兆の可能性もあります。」 については、下記が発生しました。
      R:M 5.3 03/15 01:28:57 25.063°N 141.633°E h502km 硫黄島近海(USGS)
           N25.393 E141.491 h512 M5.5V IOTO ISLANDS REGION(一元化)
      R:3/14 08:12 56 N27.1 E140.5 h520 M5.4V 5.3v 小笠原諸島西方沖(一元化)

     現在は03/18,19の大気重力波から以下とします。
      P1403-09:2014/03/26±4 三宅島周辺(N34.8,E139.8) M5.3
     また神奈川県西部で3/23前後にM4前後が予測されます。

    (5) 中部地方

     前回(3/13)記載の 「現在は3/9にも日本海に大規模な大気重力波が出現していますが、 おそらくP1401-01cとダブっていると判断されます」については、 (6) 伊予灘Mw6.3を参照

     現在は03/16,18の大気重力波から以下とします。
      P1403-10:2014/03/27±6 または4/3±6 M6.4
           震央候補地1.紀伊半島南東沖(N34.0,E136.3)
           震央候補地2.四国東部(N33.6,E134.5)
           震央候補地3.周防灘(N33.8,E131.4)

     発生予測日のうち前者は誘発地震とした場合、後者は通常地震の場合です。

    (6) 近畿、中四国、九州および南西諸島

     前々回(3/13)記載の下記の二つの予測についてはR1,R2が発生しました。 「現在は03/03以降の大気重力波から以下とします。
      P1403-05:2014/03/09±4沖縄本島近海地震(3/3)の余震もしくは誘発地震 M5.8
     同じく03/05の大気重力波から以下とします。
      P1403-06:2014/03/16±4 台湾近海(N24.2,E122.3) M5.7」
      R2:03/19 21:19 台湾付近(N24.0, E122.3)震度2 h30km M6.0
                    M 5.6 24.087°N 122.261°E h10.0km (USGS)
      R1:03/17 22:13 与那国島近海(N23.9, E122.2)震度2 h10km M5.4
                      N23.971 E122.419 h21.2km M5.4D 5.1V(一元化)
                      M 5.3 24.025°N 122.451°E 25.9km(USGS)

     前回(3/13)記載の「現在は3/13の大気重力波から以下とします。
      P1403-08:2014/03/21±4 四国沖(N32,7, E133.2)または伊予灘(N33.5, E132.0) M5.0
     については、下記が発生しました。
      R:03/14 02:07 伊予灘(N33.7, E131.9) 震度5強 h80km M6.1
                 N33.692 E131.891 h78.0 M6.2D 6.1V(一元化)
                 Mw6.3(JMA CMT) N33.6 E131.9 深さ 約85km
                 M 6.3 33.683°N 131.737°E h82.9km(USGS)

     大陸と日本海には1月から大規模な大気重力波が出現し続けており、 このことからP1401-01a,b,cと大きめの予測を継続しておりました。 とりわけ3/5には3.11大震災の直前と似た現象が発生し、 懸念されていたアウターライズ地震M9.0かと緊張しましたが、 西方に大気重力波を追っかけていくと消滅しており、Mはそれほど大きくはないと分かりほっとしました。 この日本海と大陸の大気重力波に相当するMw6.3の伊予灘の地震が発生したものと思われます。 上記P1403-08の伊予灘の予測では震央は予測通りでした。 3/13には直前の前兆が出現したものでしょう。 大規模な日本海、大陸の大気重力波による前兆 (3/5の大気重力波の分布は1/24の分布に比べれば、南方に偏っており、したがって) 伊予灘とを結びつけるべきでした。

     現在は03/20の大気重力波から以下とします。
      P1403-11:2014/03/29±4 日向灘(N31.5,E131.5) M5.4
     大気重力波による前兆分布域はP1403-10(M6.4)とダブっているため、 発生しない可能性もあります。

    3.アウターライズ地震

     日本周辺の海水温については、03/12現在、 想定しているアウターライズ震源域での高温異常の領域は消滅し、低温域の面積が広がってきました。 わずかに残っていた岩手県沖の高温域も消滅しました。 また本州南方沖では低温異常の範囲が広域となってきました。 また北海道はるか南東沖のアウターライズでの高温異常域も非常に縮小してきました。 これは3.11大震災の前と少し異なります。 地球全体に目を転じると、3/17現在、 赤道付近の海水温の低水温域が次第に拡大してきており、3.11の前と少し似てきました。 注意深く経緯を観察することとします。
     2012年の8/14オホーツク海南部M7.7(USGS)、2013年の5/24のサハリン近海M8.0、同9/2のウラジオストクM5.8、 同10/01オホーツク海M6.7(USGS)など、いずれも深発が発生しており、 北海道南東沖から千島列島にかけての大地震およびアウターライズ地震に対して要注意現象と考えられ、 経緯を注視する必要があります。
     2013年10/26福島県沖(アウターライズ)でのM7.1は広義の前震と考えられ、 警戒感をもって注視する必要があります。 これ以降房総半島周辺の地震活動が活発化しており、スロースリップも伴っております。
     伊勢観測点の2号機での長期にわたる電磁気の異常、 日本周辺でM6後半の前兆が一つならず現れてきていることなど、要注意現象です。
     最近、予測したマグニチュードよりかなり小さめの発生であったり、 相当な遅れを見ることが多くなってきました。
     再び霧島火山新燃岳の活動(レベル2;火口周辺規制)が報告されています(2/20、気象庁)。
    これら最近の予測からのずれや、火山活動の活発化(桜島、西ノ島新島、新燃岳)などは 巨大地震が後に控えていることを示唆しているように思えます。 また最近の日本全国の小地震の多発は、応力の増加を示唆しているようにも見えます。 具体的な日にちを提示できなく申し訳なく思いますが、直前には様々な前兆が現れるものと思います。 この欄での記載が、予知の実績の裏付けをもって、 徐々に危機感が現れてきていることに気がついている人も多いと思いますが、 種々の準備をそろそろ始めた方が良いかと思われます。


    - 地震予知情報作成日時:2014/03/13 23:15(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
    - 地震予知情報掲載日時:2014/03/14 22:50 -

    1. 総説

    1.  

       2011.3.11から3年がたちました。 亡くなった方々のご冥福をお祈り申し上げます。 また現在もつらい生活を余儀なくされている方々にはかける言葉もありません。 とりわけ親を無くした子供達にはどうか永続的なご援助をお願いする次第です。 http://www.ashinaga.org/support/entry-374.html。 勝手にリンクをはらせていただきました。

    2.  アウターライズ地震について

       2011年3月末以来アウターライズ地震について世界で初めて述べました。 アウターライズ地震という用語も、経緯はともかく、一般に知れ渡るようになりました。 この想定される巨大地震の震源域およびMについては既に述べました。 問題は何時発生するのかということですが、当サイトはそのために心血を注いでいます。
       懸念していたアウターライズ地震については、 2013/10/26にM7.1(この地震も予知成功)として発生しましたが、 これは想定している規模よりはるかに小規模で、広義の前震と考えられます。 巨大地震は未発生です。
       3/10 19時のNHK ニュースでアウターライズ地震に言及していました。 一般に広く知れ渡ることは防災上大事なことで提唱し続けて良かったと思いました。

    3.  

       日本周辺で赤文字(M5.5以上)の予測が増えてきています。 要注意です。

    4.  

       すでに何度も指摘しているように当会の予測マグニチュードは非常に正確です。 特に大地震では正確です。 事前に正確なマグニチュードを求めることが出来るということの意義は小さくはないと考えられます。

    5.  

       西日本で大地震の予測が公表されていますが、 現在のところ、当会ではそれらしき前兆は確認されていません。 現在当会が予測している最大のマグニチュードはM6.7です。

     地域別予測に関しては会員ページをご覧ください (余震域については原則M6以上のみ,そのほかの地域は原則M5.5以上)。 会員ページ記載の予測の漏洩ならびに転用は厳禁です。

    2.地域別予測

    (1) 北海道

     前回(3/6)記載の「現在は03/01の大気重力波から以下とします。
      P1403-01:2014/03/10±4 北海道東方沖(N44.3, E146.7) M5.3」
     については、下記が発生しました。
      R:03/12 00:30 択捉島南東沖(N44.1, E148.1)h0 M4.7
      R:03/11 14:24 根室地方北部(N43.7, E145.1)震度2 h150km M3.8
      R:03/10 00:13 根室半島南東沖(N43.3, E145.8)震度3 h90km M4.6
        03/10 00:13:22 43.274 145.876 90.0 M4.6D 5.1V 4.6W(一元化)
                43.260N 145.912E 92.6km M5.1(Hi-net)
       M 4.9 43.343°N 145.860°E h93.5km(USGS)

    北海道上川・空知地方の予測については、(2) 東北地方参照。

    (2) 東北地方

     前回(3/6)に 「01/30に微修正した
      P1401-01b:2014/02/07±7 M6.7
            青森県東方沖(N41.0, E143.0)または十勝支庁(N43.3, E143.0)
            被害が発生する可能性があります。
     については、結局M6.7相当の地震は発生しませんでした。
     下記のP1402-06がほぼ予測した震央で、少し小さなMで発生しているため、 上記の大きめの発生は無いものと考えられます。 ではP1401-01bの予測の根拠となった、前兆対応はどうなったのか?
     おそらく日本海もしくはオホーツク海での深発として現れる可能性がありますが、現在は不詳です。」 と述べました。 深発について検討した結果次のように修正します。
      P1401-01c:2014/03/30±7 M6.7 震央はオホーツク海(N46, E146)
                     または北海道上川・空知地方(N43.8, E142.6) いずれも深発地震

     前回(3/6)記載の「現在は02/28の大気重力波から以下とします。
      P1403-02:2014/03/06±3 岩手県沖(N39.6, E142.2) M5.0」
     については、下記が発生しました。
      R:03/10 15:53 宮城県沖(N38.7, E142.3)震度2 h40km M4.2
      h38km M4.3D, 4.4V(一元化)  M4.5(USGS)

     現在は3/12の大気重力波から以下とします。
      P1403-07:2014/03/018±3 宮城県沖(N37.9, E141.6) M5.0

    (4) 関東地方

     1/23以来記載の「現在は01/17以降の大気重力波から以下とします。
      P1401-07:2014/3/14±6 鳥島はるか沖(N31.5, E143.5)M6.4 深発
     については、未発生です

     01/30以来記載し、前々回(02/27)に微修正した 「マリアナ方面で3月下旬前後にM6半ばの深発地震が予測されますが、 遠地のため、詳細は詰めないこととします。」 については、このままとします。

     前回(3/6)記載の「現在は03/01、03、06の大気重力波から以下とします。
      P1403-03:2014/03/11±4 房総半島周辺(N35.0,E141.1) M5.6
     については、下記が発生しましたがMが異なるためこのままとします
      R:03/11 05:04 千葉県北西部(N35.8, E140.1)震度3 h90km M4.4
                     35.8N 140.1E 56.0km Mw4.5(AQUA-CMT)
                     M 4.9 35.733°N 139.990°E 86.9km (USGS)
      R:03/08 03:34 千葉県東方沖(N35.7, E140.8)震度2 h60km M4.5
                     35.743 140.675 51.0 M4.5D 4.1V (一元化)
                     Mw4.8(AQUA-CMT)、M4.8(USGS)

     前回(3/6)記載の「同じく03/04の大気重力波から以下とします。
      P1403-04:2014/03/15±4小笠原諸島なかでも西之島近海(N26.2,E140.6) M5.7
     火山活動のあらたな前兆の可能性もあります。」 については、未発生です

    (5) 中部地方

     01/30以来記載の 「現在は1/29の大気重力波から以下とします。
      P1401-09:2014/02/06±4 若狭湾(N35.8, E135.7)M5.3」
     については、前回(3/6)述べた
      R:02/27 14:04石川県能登地方(N37.3, E136.8)震度3 h20km M4.0
     を対応地震とします。 P1401-01cの前兆域とダブっていたために過大予測となったものと思われます。

     現在は3/9にも日本海に大規模な大気重力波が出現していますが、 おそらくP1401-01cとダブっていると判断されます。

    (6) 近畿、中四国、九州および南西諸島

     前回(3/6)記載の下記の二つの予測については、未発生です。
     「現在は03/03以降の大気重力波から以下とします。
      P1403-05:2014/03/09±4沖縄本島近海地震(3/3)の余震もしくは誘発地震 M5.8
     同じく03/05の大気重力波から以下とします。
      P1403-06:2014/03/16±4 台湾近海(N24.2,E122.3) M5.7

     現在は3/13の大気重力波から以下とします。
      P1403-08:2014/03/21±4 四国沖(N32,7, E133.2)または伊予灘(N33.5, E132.0) M5.0

    3.アウターライズ地震

     日本周辺の海水温については、03/12現在、 想定しているアウターライズ震源域での高温異常の領域は消滅し、低温域の面積が広がってきました。 わずかに残っていた岩手県沖の高温域も消滅しました。 また本州南方沖では低温異常の範囲が広域となってきました。 また北海道はるか南東沖のアウターライズでの高温異常域も縮小してきました。 これは3.11大震災の前と少し異なります。 地球全体に目を転じると、3/13現在、赤道付近の海水温の低水温域が次第に拡大してきており、 3.11の前と少し似てきました。 注意深く経緯を観察することとします。
     2012年の8/14オホーツク海南部M7.7(USGS)、2013年の5/24のサハリン近海M8.0、 同9/2のウラジオストクM5.8、同10/01オホーツク海M6.7(USGS)など、いずれも深発が発生しており、 北海道南東沖から千島列島にかけての大地震およびアウターライズ地震に対して要注意現象と考えられ、 経緯を注視する必要があります。
     2013年10/26福島県沖(アウターライズ)でのM7.1は広義の前震と考えられ、 警戒感をもって注視する必要があります。 これ以降房総半島周辺の地震活動が活発化しており、スロースリップも伴っております。
     伊勢観測点の2号機での長期にわたる電磁気の異常、 日本周辺でM6後半の前兆が一つならず現れてきていることなど、 要注意現象です。
     最近、予測したマグニチュードよりかなり小さめの発生であったり、 相当な遅れを見ることが多くなってきました。
     再び霧島火山新燃岳の活動(レベル2;火口周辺規制)が報告されています(2/20、気象庁)。
     これら最近の予測からのずれや、火山活動の活発化(桜島、西ノ島新島、新燃岳)などは 巨大地震が後に控えていることを示唆しているように思えます。 また最近の日本全国の小地震の多発は、応力の増加を示唆しているようにも見えます。 具体的な日にちを提示できなく申し訳なく思いますが、直前には様々な前兆が現れるものと思います。 この欄での記載が、予知の実績の裏付けをもって、 徐々に危機感が現れてきていることに気がついている人も多いと思いますが、 種々の準備をそろそろ始めた方が良いかと思われます。


    - 地震予知情報作成日時:2014/03/06 23:50(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
    - 地震予知情報掲載日時:2014/03/07 01:05 -

    1. 総説:

    1.  前回と同じ文章です

       2003年6月中旬に東北地方から北海道南東沖の大地震を示唆する信号 ※1を私がキャッチしたので、 関係者に集まってもらい対応を協議しました。 このとき仙台市周辺でガス臭がするというニュースがありました。 それらの箇所が北東-南西方向に分布しているように見えたことから、 これから起る大地震によって長町-利府断層 ※2が刺激を受けた可能性がある ※3と判断し、 詳しい位置をガス会社に聴取しようということになりました。 そこで、我々民間人が行くよりも大学院生の方がよかろうと、 当時社会人で大学院生だったA君に仙台に行ってもらいました。 その結果、予想通り長町-利府断層に沿っていることが判明しました。 従って大地震が発生することは間違い無さそうなので、 なんとか国民に知らせるすべはないものかと協議した結果、 A君によれば防災に関心のある比較的地位の高い公務員がいらっしゃるとのことで、 この方に相談しようということになりました。
       そこで今迄の地震予知の成功例を多数用意し、説明に上がりました。 この時、多くの国民に知らせるには、日本全国の商店連合会という組織があり、 その重鎮が納得すればかなりの人に伝わるだろうということで、同席くださいました。 またB新聞の記者も呼ばれていました。 この記者さんは会議の後半に参加したため、私の説明は聞くことが出来ませんでした。 さて会議が終了した時に、 「地震予知を研究しているグループがあり、上記の地震に危惧を抱いており、 さらに確からしさを増すために宏観異常現象を収集しようとしている」 と記事に書けないかと打診しましたが、断られました。今思えば当然ですね。 さてこの時A君は記者さんに自分がこのグループの代表だから、 地震がおきたら自分に連絡してほしいと記者さんに言っておりました。 A君は代表ではなく、ただのメッセンジャーボーイで、勿論地震予知成功に実績はありません。 A君は妙なことを言っているなあとは思いましたが、深くは気に留めませんでした。
       そうこうしているうちに7/237/26 07:13に宮城県北部でM6.2(Mw6.1)震度6強(38.4N 141.2E 深さ10km)が発生し、 深さが浅いこともあってかなりの被害が発生しました。 震央は長町-利府断層の北東端より少し離れた所でした。 これを受けてB新聞は地震予知成功と大きな記事を掲載しました。 記事を見てビックリしました。A君が予知していたというものでした。 後で記者さんと話したのですが、A君が熱心にアプローチしたようです。 記者さんは上記の会議に遅れて参加したため、事情をよくご存知ではなく、A君とのやり取りの結果記事を書いたのでした。
       もちろんその後A君には我々のグループから外れてもらいました。 A君は当然ながら、その後の地震に関しては一切予知成功例はありません。 このことが悲しいのです。 地震予知は多くの人に知ってもらい事前に準備をしなければ意味が無いのです。 ところが記事は「誰が」を間違えたわけで、間違った人を世に出すことによって、 その人による地震予知成功の後続がなくなってしまい、 ああー、やっぱり地震予知は出来ないんだと多くの人に思わせてしまいます。
       この話には後続があり、前回述べたように9/26には北海道十勝沖でM8.0が発生しました。 7/26の宮城県北部地震の後にもっと大きい地震がくると考え、観測、解析を継続していましたが、 私は春に大手術を受けており、この解析作業に疲労困憊し、8月末にはギブアップしてしまいました。 結果はM8.0でした。
       地震予知分野の魑魅魍魎についてはまだまだ話が満載で次回以降続編を。 (記憶に基づいて述べているため、細かいことは正確でないかもしれませんが、大筋ではまちがっておりません)

      1.  この信号はグローバルな観測データによっていますが、 当時見られた信号は現在ではノイズと判断され、自動的に削除されてしまっています。 科学のデータではノイズを含んだ元データと、削除したデータを並記していただきたいものです。 どこに真実が隠されているのかは分かりません。
      2.  長町-利府断層については私は学生時代から知っておりました。
      3.  大きな地震の前には離れた断層であっても、断層が抱えている流体が地表に流出することがあることは、 2000年の三宅島噴火に際しての跡津川断層の挙動から得た知見でした。 半無限弾性体モデルではこの現象は解けません。
    2.  アウターライズ地震について

       2011年3月末以来度々アウターライズ地震について世界で初めて述べました。 アウターライズ地震という用語も、経緯はともかく、一般に知れ渡るようになりました。 この想定される巨大地震の震源域およびMについては既に述べました。 問題は何時発生するのかということですが、当サイトはそのために心血を注いでいます。
       懸念していたアウターライズ地震については、 2013/10/26にM7.1(この地震も予知成功)として発生しましたが、 これは想定している規模よりはるかに小規模で、広義の前震と考えられます。 巨大地震は未発生です。

    3.  

       日本周辺で赤文字(M5.5以上)の予測が増えてきています。 要注意です。

    4.  

       予測対応地震の発生欄を参照してください。 すでに何度も指摘しているように当会の予測マグニチュードは非常に正確です。 このように事前に正確なマグニチュードを求めることが出来るということの意義は小さくはないと考えられます。

     地域別予測に関しては会員ページをご覧ください (余震域については原則M6以上のみ,そのほかの地域は原則M5.5以上)。 会員ページ記載の予測の漏洩ならびに転用は厳禁です。

    2.地域別予測

    (1) 北海道

     十勝支庁の予測( (2) 東北地方参照)については、下記が発生しました。
      R:03/01 15:04 北海道留萌地方中北部(N44.7, E142.0)震度1 h250km M4.5
                         44.661 141.997 253.3 M4.7D 5.1V (一元化)
                         44.5N 142.1E 260.0km Mw4.8(AQUA-CMT)
                         M 4.6 44.681°N 141.960°E h242.0km(USGS)

     前回(02/27)記載の「現在は新たな大きめの前兆は観測されていません」 については、その通りでした。

     現在は03/01の大気重力波から以下とします。
      P1403-01:2014/03/10±4 北海道東方沖(N44.3, E146.7) M5.3

    (2) 東北地方

     01/30に微修正した
      P1401-01b:2014/02/07±7 M6.7
            青森県東方沖(N41.0, E143.0)または十勝支庁(N43.3, E143.0)
      被害が発生する可能性があります。
     については、結局M6.7相当の地震は発生しませんでした。
     下記のP1402-06がほぼ予測した震央で、少し小さなMで発生しているため、 上記の大きめの発生は無いものと考えられます。 ではP1401-01bの予測の根拠となった、前兆対応はどうなったのか?  おそらく日本海もしくはオホーツク海での深発として現れる可能性がありますが、現在は不詳です。

     前々回(02/20)記載の「現在は02/20の大気重力波から以下とします。
      P1402-06:2014/03/02±3 岩手県沖(N40.2, E142.3)M5.2
     もしも本予測通りに発生した場合はP1401-01bに関しては再考が必要です」 については、その後下記が発生しました。
      R:03/05 09:08 岩手県沖   (N39.2, E142.4)震度1 h30km M3.8
      R:03/05 02:30 岩手県沿岸北部(N39.7, E141.9)震度2 h30km M4.0
      R:03/01 23:58 岩手県沖   (N39.9, E142.1)震度2 h50km M4.1
                      39.879 142.169 47.8 M4.0D 4.1V(一元化)
                      M4.3(USGS)、Mw4.1(AQUA-CMT)

      R:02/22 14:53 岩手県沖   (N39.3, E142.3)震度1 h40km M3.2V
      R:02/22 08:45 岩手県沖   (N40.2, E142.4)震度1 h40km M4.2D,4.4V
                      40.2N 142.6E 43.0km Mw4.3(AQUA-CMT)
      R:02/22 08:04 岩手県沖   (N39.6, E142.1)震度1 h50km M3.3V
     Mt=4.6

     前回(02/27)記載の「現在は新たな大きめの前兆は観測されていません」 については、その通りでした。

     現在は02/28の大気重力波から以下とします。
      P1403-02:2014/03/06±3 岩手県沖(N39.6, E142.2) M5.0

    (4) 関東地方

     1/23以来記載の「現在は01/17以降の大気重力波から以下とします。
      P1401-07:2014/02/02±6 鳥島はるか沖(N31.5, E143.5)M6.4
     については、
     前回(02/27)に 「未発生です。 02/04、20のほか02/21にも同じ様な前兆が見られました。 おそらく深発と推定され3/14±6となります。」 としていましたが、下記が発生しました。 しかしMが異なるためこのままとします。
      R:M 4.7 03/06 00:02:45 31.359°N 138.194°E h383.3km(USGS)
           鳥島近海(31.412N, 138.577E) h411.1km M5.2(Hi-net)
      R:03/04 14:49 鳥島近海(N30.980, E141.546) h36km M5.0D 5.1V(一元化)
                  M 5.0 30.872°N 141.008°E h54.3km(USGS)

     01/30以来記載の 「マリアナ方面で2月中旬前後にM6前半が予測されますが、遠地のため、詳細は詰めないこととします。」 については、前回(02/27)に 「2/18にも大気重力波による前兆が出現したことから微修正し以下とします マリアナ方面で3月下旬前後にM6半ばの深発地震が予測されますが、 遠地のため、詳細は詰めないこととします。」 としていましたが、下記が発生しました。 しかし、Mが異なるためこのままとします。
      R:M 5.4 03/06 14:42:37 18.570°N 145.574°E 208.9km(USGS)

     前回(02/27)に「02/24にも規模をやや大きくして大気重力波が発生したことから、修正し以下とします。
      P1402-02c:2014/03/02±5 房総半島周辺もしくは三宅島近海(N34.1,E139.5)M5.8」
     としていましたが、発生しませんでした。
     しかし、02/28以降も同様な大気重力波が断続的に出現し続けているので、 予測を継続すべきか、新たな予測とするべきか迷いましたが、 房総半島周辺ではスロースリップが起きていることから、P1402-02c は発生しなかったと判断しました。

     現在は03/01、03、06の大気重力波から以下とします。
      P1403-03:2014/03/11±4 房総半島周辺(N35.0,E141.1) M5.6
     同じく03/04の大気重力波から以下とします。
      P1403-04:2014/03/15±4小笠原諸島なかでも西之島近海(N26.2,E140.6) M5.7
    火山活動のあらたな前兆の可能性もあります。

    (5) 中部地方

     01/30以来記載の「現在は1/29の大気重力波から以下とします。
      P1401-09:2014/02/06±4 若狭湾(N35.8, E135.7)M5.3
     については、前回(02/27)に 「下記が発生しましたがMが異なるためこのままとします。おそらく深発と推定されます。
      R:02/27 14:04石川県能登地方(N37.3, E136.8)震度3 h20km M4.0」
     としていましたが、未発生です

    (6) 近畿、中四国、九州および南西諸島

     2/13以来記載の 「現在は02/10以降の大気重力波から以下とします。
      P1402-03:2014/02/26±6 台湾周辺からルソン海峡(N19.1, E120.2)M6.4
     および前々回(2/20)記載の「現在は02/20の大気重力波から以下とします。
      P1402-07:2014/03/05±5 日向灘(N31.2, E132.3)M6.0」
     については、下記が発生しました。
      R:03/03 05:11 沖縄本島北西沖(N27.4, E127.4)震度4 h120km M6.6
                      27.383 127.395 115.7 M6.4D 6.2V(一元化)
                      M 6.5 27.405°N 127.335°E 111.2km(USGS)

     マグニチュードは予測どおりです。 発生日もほぼ予測通りです。 P1402-03とP1402-07との別々の地震と予測しましたが、実発生は丁度両者の中間の沖縄本島北西沖でした。 2/19の大気重力波からは沖縄本島近海も震央候補地の一つとして挙げられていましたが、 2/20の大気重力波では沖縄を避けるように分布していたこと、 大気重力波は全体としてひとかたまりの分布をしており、 その中で、大気重力波の態様が異なっていたことから、 最終的には上記の様にやや大きめの二つの地震と判断しました。
     予測したM6.4(P1402-03)とM6.0(P1402-07)の合計エネルギーはM6.5相当となります。

     現在は03/03以降の大気重力波から以下とします。
      P1403-05:2014/03/09±4沖縄本島近海地震(3/3)の余震もしくは誘発地震 M5.8
     同じく03/05の大気重力波から以下とします。
      P1403-06:2014/03/16±4 台湾近海(N24.2,E122.3) M5.7

    3.アウターライズ地震

     日本周辺の海水温については、03/05現在、 想定しているアウターライズ震源域での高温異常の領域はほぼ消滅し、低温域の面積が広がってきました。 わずかに残っていた岩手県沖の高温域もほぼ消滅しました。 また本州南方沖では低温異常の範囲が広域となってきました。 一方、北海道はるか南東沖のアウターライズでは高温異常域が目立ちます。 これは3.11大震災の前と少し異なります。 地球全体に目を転じると、3/6現在、赤道付近の海水温の低水温域が次第に拡大してきており、 3.11の前と少し似てきました。 注意深く経緯を観察することとします。
     2012年の8/14オホーツク海南部M7.7(USGS)、2013年の5/24のサハリン近海M8.0、 同9/2のウラジオストクM5.8、同10/01オホーツク海M6.7(USGS)など、いずれも深発が発生しており、 北海道南東沖から千島列島にかけての大地震およびアウターライズ地震に対して要注意現象と考えられ、 経緯を注視する必要があります。
     2013年10/26福島県沖(アウターライズ)でのM7.1は広義の前震と考えられ、 警戒感をもって注視する必要があります。 これ以降房総半島周辺の地震活動が活発化しており、スロースリップも伴っております。
     伊勢観測点の2号機での長期にわたる電磁気の異常、 日本周辺でM6後半の前兆が一つならず現れてきていることなど、要注意現象です。
     最近、予測したマグニチュードよりかなり小さめの発生であったり、 相当な遅れを見ることが多くなってきました。
     再び霧島火山新燃岳の活動(レベル2;火口周辺規制)が報告されています(2/20、気象庁)。
     これら最近の予測からのずれや、火山活動の活発化(桜島、西ノ島新島、新燃岳)などは 巨大地震が後に控えていることを示唆しているように思えます。 また最近の日本全国の小地震の多発は、応力の増加を示唆しているようにも見えます。 具体的な日にちを提示できなく申し訳なく思いますが、直前には様々な前兆が現れるものと思います。 この欄での記載が、予知の実績の裏付けをもって、 徐々に危機感が現れてきていることに気がついている人も多いと思いますが、 種々の準備をそろそろ始めた方が良いかと思われます。


    - 地震予知情報作成日時:2014/02/27 19:45(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
    - 地震予知情報掲載日時:2014/02/27 23:15 -
    - 地震予知情報修正日時:2014/03/01 21:55 -

    1. 総説:

    1.  前回と同じ文章です

       2003年6月中旬に東北地方から北海道南東沖の大地震を示唆する信号 ※1を私がキャッチしたので、 関係者に集まってもらい対応を協議しました。 このとき仙台市周辺でガス臭がするというニュースがありました。 それらの箇所が北東-南西方向に分布しているように見えたことから、 これから起る大地震によって長町-利府断層 ※2が刺激を受けた可能性がある ※3と判断し、 詳しい位置をガス会社に聴取しようということになりました。 そこで、我々民間人が行くよりも大学院生の方がよかろうと、 当時社会人で大学院生だったA君に仙台に行ってもらいました。 その結果、予想通り長町-利府断層に沿っていることが判明しました。 従って大地震が発生することは間違い無さそうなので、 なんとか国民に知らせるすべはないものかと協議した結果、 A君によれば防災に関心のある比較的地位の高い公務員がいらっしゃるとのことで、 この方に相談しようということになりました。
       そこで今迄の地震予知の成功例を多数用意し、説明に上がりました。 この時、多くの国民に知らせるには、日本全国の商店連合会という組織があり、 その重鎮が納得すればかなりの人に伝わるだろうということで、同席くださいました。 またB新聞の記者も呼ばれていました。 この記者さんは会議の後半に参加したため、私の説明は聞くことが出来ませんでした。 さて会議が終了した時に、 「地震予知を研究しているグループがあり、上記の地震に危惧を抱いており、 さらに確からしさを増すために宏観異常現象を収集しようとしている」 と記事に書けないかと打診しましたが、断られました。今思えば当然ですね。 さてこの時A君は記者さんに自分がこのグループの代表だから、 地震がおきたら自分に連絡してほしいと記者さんに言っておりました。 A君は代表ではなく、ただのメッセンジャーボーイで、勿論地震予知成功に実績はありません。 A君は妙なことを言っているなあとは思いましたが、深くは気に留めませんでした。
       そうこうしているうちに7/26 07:13に宮城県北部でM6.2(Mw6.1)震度6強(38.4N 141.2E 深さ10km)が発生し、 深さが浅いこともあってかなりの被害が発生しました。 震央は長町-利府断層の北東端より少し離れた所でした。 これを受けてB新聞は地震予知成功と大きな記事を掲載しました。 記事を見てビックリしました。A君が予知していたというものでした。 後で記者さんと話したのですが、A君が熱心にアプローチしたようです。 記者さんは上記の会議に遅れて参加したため、事情をよくご存知ではなく、A君とのやり取りの結果記事を書いたのでした。
       もちろんその後A君には我々のグループから外れてもらいました。 A君は当然ながら、その後の地震に関しては一切予知成功例はありません。 このことが悲しいのです。 地震予知は多くの人に知ってもらい事前に準備をしなければ意味が無いのです。 ところが記事は「誰が」を間違えたわけで、間違った人を世に出すことによって、 その人による地震予知成功の後続がなくなってしまい、 ああー、やっぱり地震予知は出来ないんだと多くの人に思わせてしまいます。
       この話には後続があり、前回述べたように9/26には北海道十勝沖でM8.0が発生しました。 7/26の宮城県北部地震の後にもっと大きい地震がくると考え、観測、解析を継続していましたが、 私は春に大手術を受けており、この解析作業に疲労困憊し、8月末にはギブアップしてしまいました。 結果はM8.0でした。
       地震予知分野の魑魅魍魎についてはまだまだ話が満載で次回以降続編を。 (記憶に基づいて述べているため、細かいことは正確でないかもしれませんが、大筋ではまちがっておりません)

      1.  この信号はグローバルな観測データによっていますが、 当時見られた信号は現在ではノイズと判断され、自動的に削除されてしまっています。 科学のデータではノイズを含んだ元データと、削除したデータを並記していただきたいものです。 どこに真実が隠されているのかは分かりません。
      2.  長町-利府断層については私は学生時代から知っておりました。
      3.  大きな地震の前には離れた断層であっても、断層が抱えている流体が地表に流出することがあることは、 2000年の三宅島噴火に際しての跡津川断層の挙動から得た知見でした。 半無限弾性体モデルではこの現象は解けません。
    2.  アウターライズ地震について

       2011年3月末以来度々アウターライズ地震について世界で初めて述べました。 アウターライズ地震という用語も、経緯はともかく、一般に知れ渡るようになりました。 この想定される巨大地震の震源域およびMについては既に述べました。 問題は何時発生するのかということですが、当サイトはそのために心血を注いでいます。
       懸念していたアウターライズ地震については、 2013/10/26にM7.1(この地震も予知成功)として発生しましたが、 これは想定している規模よりはるかに小規模で、広義の前震と考えられます。 巨大地震は未発生です。

     地域別予測に関しては会員ページをご覧ください (余震域については原則M6以上のみ,そのほかの地域は原則M5.5以上)。 会員ページ記載の予測の漏洩ならびに転用は厳禁です。

    2.地域別予測

    (1) 北海道

     十勝支庁の予測については(2) 東北地方参照。

     前回(02/20)記載の「現在は02/14の大気重力波から以下とします。
      P1402-05:2014/02/21±3 択捉島近海(N45.7, E148.0)M5.1」
     については、下記が発生しました。
      R:02/23 13:54 北海道東方沖(N43.5, E147.6)震度2 h10km M5.4
                     43.367 147.648 12 M5.5D 5.9V(一元化)
                     M 5.5 43.548°N 147.747°E h10.0km(USGS)
      R:M 4.6 02/23 11:29:13 45.355°N 148.487°E 150.2km(USGS)
      R:02/21 08:13 宗谷海峡(N45.9, E142.7)震度1 h340km M4.9
                   45.743 142.749 336.2 M4.9D 5.1V(一元化)
                   46.2N 142.8E 340.0km Mw5.0 (AQUA-CMT)
                   M 4.8 45.863°N 142.613°E h324.5km(USGS)

     現在は新たな大きめの前兆は観測されていません。

    (2)東北地方

     前々回(01/30)微修正した
      P1401-01b:2014/02/07±7 M6.7
            青森県東方沖(N41.0, E143.0)または十勝支庁(N43.3, E143.0)
      被害が発生する可能性があります。
     については、前回(2/13)記載のようにR1からR6の地震が発生しましたが、M6.7相当は未発生と考えられます。

     前回(02/20)記載の「現在は02/20の大気重力波から以下とします。
      P1402-06:2014/03/02±3 岩手県沖(N45.7, E148.0N40.2, E142.3)M5.2
     もしも本予測通りに発生した場合はP1401-01bに関しては再考が必要です」 については、下記が発生しましたが、Mが異なるためこのままとします。
      R:02/22 14:53 岩手県沖(N39.3, E142.3)震度1 h40km M3.2
      R:02/22 08:45 岩手県沖(N40.2, E142.4)震度1 h40km M4.4
              40.2N 142.6E 43.0km Mw4.3(AQUA-CMT)
      R:02/22 08:04 岩手県沖(N39.6, E142.1)震度1 h50km M3.3

     現在は新たな大きめの前兆は観測されていません。

    (4) 関東地方

     1/23以来記載の「現在は01/17以降の大気重力波から以下とします。
      P1401-07:2014/02/02±6 鳥島はるか沖(N31.5, E143.5)M6.4
     については、未発生です。 02/04、20のほか02/21にも同じ様な前兆が見られました。 おそらく深発と推定され3/14±6となります。

     01/30以来記載の 「マリアナ方面で2月中旬前後にM6前半が予測されますが、遠地のため、詳細は詰めないこととします。」 については、2/18にも大気重力波による前兆が出現したことから微修正し以下とします。 「マリアナ方面で3月下旬前後にM6半ばの深発地震が予測されますが、 遠地のため、詳細は詰めないこととします。」

     前々回(2/13)記載の「現在は02/13の大気重力波から以下とします。
      P1402-02:2014/02/20±3 三宅島近海(N34.1,E139.5)M5.1」
     については、02/18にもやや大きめの大気重力波が見られたことから、前回(2/20)に修正した
      P1402-02b:2014/02/28±4 房総半島周辺もしくは三宅島近海(N34.1,E139.5)M5.5」
     については、下記が発生しましたがMが異なること、 02/24にも規模をやや大きくして大気重力波が発生したことから、修正し以下とします。
      P1402-02c:2014/03/02±5 房総半島周辺もしくは三宅島近海(N34.1,E139.5)M5.8
      R:02/27 09:32:51 34.7N 140.1E 80.0km Mw3.8(AQUA-CMT)

    (5) 中部地方

     01/30以来記載の「現在は1/29の大気重力波から以下とします。
      P1401-09:2014/02/06±4 若狭湾(N35.8, E135.7)M5.3
     については、下記が発生しましたがMが異なるためこのままとします。 おそらく深発と推定されます。
      R:02/27 14:04 石川県能登地方(N37.3, E136.8)震度3 h20km M4.0

    (6) 近畿、中四国、九州および南西諸島

     01/30記載の「現在は01/28,30の大気重力波から以下とします。
      P1401-10:2014/02/04±3 周防灘(N33.8, E131.2)M5.1」
     については、前回報告の他下記が発生しました。
      R:02/25 15:00 伊予灘(N33.5, E132.1)震度1 h60km M3.3

     前々回(2/13)記載の「現在は02/10以降の大気重力波から以下とします。
      P1402-03:2014/02/26±6 台湾周辺からルソン海峡(N19.1, E120.2)M6.4
     または香港はるか南方沖(N20,E116)こんなところで発生するでしょうか?」 については、前回(2/20)報告のように下記が発生しましたが、 今回もこのままとします。
      R:M 5.8 02/17 14:55:58 (JST) 18.555°N 120.427°E 10.4km(USGS)

     前々回(2/13)記載の「同じく現在は02/12の大気重力波から以下とします。   P1402-04:2014/02/18±3 種子島近海(N30.4, E131.1)M5.0」  については、前回報告のR1からR4の他R5,R6,R7が発生しました。Mt4.5相当。
      R7:02/26 15:03 種子島近海   (N30.4, E131.2)h30km 震度1 M3.5
      R6:02/25 08:39 鹿児島県薩摩地方(N31.3, E130.4)震度1 h150km M4.3
                M 4.6 31.238°N 130.447°E 159.8km(USGS)
      R5:02/24 21:37 種子島南東沖  (N30.5, E132.6) h62km Mw4.0(AQUA-CMT)

      R4:02/17 19:46 薩摩半島西方沖 (N31.4, E129.5)震度1 h0km M3.5
      R3:02/16 17:49 鹿児島県薩摩地方(N31.9, E130.8)震度1 h0km M1.8
      R2:02/16 17:14 鹿児島県薩摩地方(N31.7, E130.9)震度2 h10km M2.6
      R1:02/14 10:53 種子島南東沖  (N30.2, E131.9)震度1 h10km M4.2

     前回(2/20)記載の「現在は02/20の大気重力波から以下とします。
      P1402-07:2014/03/05±5 日向灘(N31.2, E132.3)M6.0
     については、未発生です

  7. 3.アウターライズ地震;

     日本周辺の海水温については、02/26現在、 想定しているアウターライズ震源域での高温異常の領域はほぼ消滅し、低温域の面積が広がってきました。 また本州南方沖では低温異常の範囲が広域となってきました。 これは3.11大震災の数ヶ月前に似ています。 地球全体に目を転じると、2/24現在、赤道付近の海水温の分布が、3.11の直前と少し似てきました。 注意深く経緯を観察することとします。
     2012年の8/14オホーツク海南部M7.7(USGS)、2013年の5/24のサハリン近海M8.0、 同9/2のウラジオストクM5.8、同10/01オホーツク海M6.7(USGS)など、いずれも深発が発生しており、 北海道南東沖から千島列島にかけての大地震およびアウターライズ地震に対して要注意現象と考えられ、 経緯を注視する必要があります。
     2013年10/26福島県沖(アウターライズ)でのM7.1は広義の前震と考えられ、 警戒感をもって注視する必要があります。 これ以降房総半島周辺の地震活動が活発化しており、スロースリップも伴っております。
     伊勢観測点の2号機での長期にわたる電磁気の異常、 日本周辺でM6後半の前兆が一つならず現れてきていることなど、要注意現象です。
     最近、予測したマグニチュードよりかなり小さめの発生であったり、相当な遅れを見ることが多くなってきました。
     再び霧島火山新燃岳の活動(レベル2;火口周辺規制)が報告されています(2/20、気象庁)。 これら最近の予測からのずれや、火山活動の活発化(桜島、西ノ島新島、新燃岳)などは 巨大地震が後に控えていることを示唆しているように思えます。 また最近の日本全国の小地震の多発は、応力の増加を示唆しているようにも見えます。 具体的な日にちを提示できなく申し訳なく思いますが、直前には様々な前兆が現れるものと思います。 この欄での記載が、予知の実績の裏付けをもって、 徐々に危機感が現れてきていることに気がついている人も多いと思いますが、 種々の準備をそろそろ始めた方が良いかと思われます。


    - 地震予知情報作成日時:2014/02/20 22:30(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
    - 地震予知情報掲載日時:2014/02/21 01:00 -
    - 地震予知情報掲載日時:2014/02/25 22:40 -

    1. 総説

    1.  前回と同じ文章です

       2003年6月中旬に東北地方から北海道南東沖の大地震を示唆する信号 ※1を私がキャッチしたので、 関係者に集まってもらい対応を協議しました。 このとき仙台市周辺でガス臭がするというニュースがありました。 それらの箇所が北東-南西方向に分布しているように見えたことから、 これから起る大地震によって長町-利府断層 ※2が刺激を受けた可能性がある ※3と判断し、 詳しい位置をガス会社に聴取しようということになりました。 そこで、我々民間人が行くよりも大学院生の方がよかろうと、 当時社会人で大学院生だったA君に仙台に行ってもらいました。 その結果、予想通り長町-利府断層に沿っていることが判明しました。 従って大地震が発生することは間違い無さそうなので、 なんとか国民に知らせるすべはないものかと協議した結果、 A君によれば防災に関心のある比較的地位の高い公務員がいらっしゃるとのことで、 この方に相談しようということになりました。
       そこで今迄の地震予知の成功例を多数用意し、説明に上がりました。 この時、多くの国民に知らせるには、日本全国の商店連合会という組織があり、 その重鎮が納得すればかなりの人に伝わるだろうということで、同席くださいました。 またB新聞の記者も呼ばれていました。 この記者さんは会議の後半に参加したため、私の説明は聞くことが出来ませんでした。 さて会議が終了した時に、 「地震予知を研究しているグループがあり、上記の地震に危惧を抱いており、 さらに確からしさを増すために宏観異常現象を収集しようとしている」 と記事に書けないかと打診しましたが、断られました。今思えば当然ですね。 さてこの時A君は記者さんに自分がこのグループの代表だから、 地震がおきたら自分に連絡してほしいと記者さんに言っておりました。 A君は代表ではなく、ただのメッセンジャーボーイで、勿論地震予知成功に実績はありません。 A君は妙なことを言っているなあとは思いましたが、深くは気に留めませんでした。
       そうこうしているうちに7/237/26 07:13に宮城県北部でM6.2(Mw6.1)震度6強(38.4N 141.2E 深さ10km)が発生し、 深さが浅いこともあってかなりの被害が発生しました。 震央は長町-利府断層の北東端より少し離れた所でした。 これを受けてB新聞は地震予知成功と大きな記事を掲載しました。 記事を見てビックリしました。A君が予知していたというものでした。 後で記者さんと話したのですが、A君が熱心にアプローチしたようです。 記者さんは上記の会議に遅れて参加したため、事情をよくご存知ではなく、A君とのやり取りの結果記事を書いたのでした。
       もちろんその後A君には我々のグループから外れてもらいました。 A君は当然ながら、その後の地震に関しては一切予知成功例はありません。 このことが悲しいのです。 地震予知は多くの人に知ってもらい事前に準備をしなければ意味が無いのです。 ところが記事は「誰が」を間違えたわけで、間違った人を世に出すことによって、 その人による地震予知成功の後続がなくなってしまい、 ああー、やっぱり地震予知は出来ないんだと多くの人に思わせてしまいます。
       この話には後続があり、前回述べたように9/26には北海道十勝沖でM8.0が発生しました。 7/26の宮城県北部地震の後にもっと大きい地震がくると考え、観測、解析を継続していましたが、 私は春に大手術を受けており、この解析作業に疲労困憊し、8月末にはギブアップしてしまいました。 結果はM8.0でした。
       地震予知分野の魑魅魍魎についてはまだまだ話が満載で次回以降続編を。 (記憶に基づいて述べているため、細かいことは正確でないかもしれませんが、大筋ではまちがっておりません)

      1.  この信号はグローバルな観測データによっていますが、 当時見られた信号は現在ではノイズと判断され、自動的に削除されてしまっています。 科学のデータではノイズを含んだ元データと、削除したデータを並記していただきたいものです。 どこに真実が隠されているのかは分かりません。
      2.  長町-利府断層については私は学生時代から知っておりました。
      3.  大きな地震の前には離れた断層であっても、断層が抱えている流体が地表に流出することがあることは、 2000年の三宅島噴火に際しての跡津川断層の挙動から得た知見でした。 半無限弾性体モデルではこの現象は解けません。
    2.  アウターライズ地震について

       2011年3月末以来度々アウターライズ地震について世界で初めて述べました。 アウターライズ地震という用語も、経緯はともかく、一般に知れ渡るようになりました。 この想定される巨大地震の震源域およびMについては既に述べました。 問題は何時発生するのかということですが、当サイトはそのために心血を注いでいます。
       懸念していたアウターライズ地震については、 2013/10/26にM7.1(この地震も予知成功)として発生しましたが、 これは想定している規模よりはるかに小規模で、広義の前震と考えられます。 巨大地震は未発生です。

    3.  

       日本周辺で赤文字(M5.5以上)の予測が増えてきています。 要注意です。

    4.  

       房総半島周辺のスロースリップについて、地震調査委員会からMw6.5相当だったと2/12に発表がありました。 一方同発表の添付資料では下記のようにMw6.1とも指摘されております。

      •  2013年12月31日より房総半島沖で地震が群発的に発生し,これと同期して傾斜変動が観測された。 勝浦東(KT2H)観測点で約0.4μradの北西下がりの傾斜変動
      •  群発地震は,過去の房総スロースリップイベントに伴う地震発生域の北端周辺で発生
      •  群発地震発生域の特徴は2007年8月の房総半島沖スロースリップイベントに類似し,傾斜変動はこの時の約1/2
      •  傾斜変動から推定されたすべり域の位置は2007,2011年とほぼ同じだが規模は小さい(Mw=6.1)
      以上防災科技研による。

     地域別予測に関しては会員ページをご覧ください (余震域については原則M6以上のみ,そのほかの地域は原則M5.5以上)。 会員ページ記載の予測の漏洩ならびに転用は厳禁です。

    2.地域別予測

    (1) 北海道

     前回(2/13)記載の「現在は新たな大きめの予測はありません。」 については、その通りでした。 十勝支庁の予測については(2) 東北地方参照

     現在は02/14の大気重力波から以下とします。
      P1402-05:2014/02/21±3 択捉島近海(N45.7, E148.0N40.2, E142.3)M5.1

    (2) 東北地方

     前々回(01/30)微修正した
      P1401-01b:2014/02/07±7 M6.7
            青森県東方沖(N41.0, E143.0)または十勝支庁(N43.3, E143.0)
            被害が発生する可能性があります。

     については、前回(2/13)記載のようにR1からR6の地震が発生しましたが、 M6.7相当は未発生と考えられます。

     前回(2/13)記載の「現在は新たな大きめの予測はありません。」 については、その通りでした。

     現在は02/20の大気重力波から以下とします。
      P1402-06:2014/03/02±3 岩手県沖(N45.7, E148.0)M5.2
     もしも本予測通りに発生した場合はP1401-01bに関しては再考が必要です。

    (4) 関東地方

     1/23以来記載の「現在は01/17以降の大気重力波から以下とします。
      P1401-07:2014/02/02±6 鳥島はるか沖(N31.5, E143.5)M6.4
     については、未発生です。 02/04、20にも同じ様な前兆が見られました。 おそらく深発と推定され3/14±6となります。

     01/30以来記載の「マリアナ方面で2月中旬前後にM6前半が予測されますが、遠地のため、詳細は詰めないこととします。」 については、2/18にも大気重力波による前兆が出現したことから微修正し以下とします
     「マリアナ方面で3月下旬前後にM6半ばの深発地震が予測されますが、 遠地のため、詳細は詰めないこととします。」

     前回(2/13)記載の「現在は02/13の大気重力波から以下とします。
      P1402-02:2014/02/20±3 三宅島近海(N36.1, E140.9)(N34.1,E139.5)M5.1」 については、02/18にもやや大きめの大気重力波が見られたことから、修正し以下とします。
      P1402-02b:2014/02/28±4 房総半島周辺もしくは三宅島近海(N34.1,E139.5)M5.5

    (5) 中部地方

     01/30以来記載の「現在は1/29の大気重力波から以下とします。
      P1401-09:2014/02/06±4 若狭湾(N35.8, E135.7)M5.3
     については、未発生です

    (6) 近畿、中四国、九州および南西諸島

     前々回(01/30)記載の「現在は01/28,30の大気重力波から以下とします。
      P1401-10:2014/02/04±3 周防灘(N33.8, E131.2)M5.1」
     については、下記を対応地震。とします。Mが著しく異なりました。
      R:02/20 08:33 福岡県筑後地方(N33.0, E130.5)震度1 h10km M2.6
      R:02/15 22:11 安芸灘    (N34.1, E132.7)震度1 h40km M3.1
      R:02/15 01:46 瀬戸内海中部 (N34.1, E133.2)震度1 h10km M3.1

     前回(2/13)記載の「現在は02/10以降の大気重力波から以下とします。
      P1402-03:2014/02/26±6 台湾周辺からルソン海峡(N19.1, E120.2)M6.4
     または香港はるか南方沖(N20,E116)こんなところで発生するでしょうか?」
    については、下記が発生しましたがMが異なること、 2/19,20にも大気重力波による前兆が出現しているためこのままとします。
      R:M 5.8 02/17 14:55:58 (JST) 18.555°N 120.427°E 10.4km(USGS)

     前回(2/13)記載の「同じく現在は02/12の大気重力波から以下とします。
      P1402-04:2014/02/18±3 種子島近海(N30.4, E131.1)M5.0」
     については、下記が発生しました。
      R:02/17 19:46 薩摩半島西方沖 (N31.4, E129.5)震度1 h0km  M3.5
      R:02/16 17:49 鹿児島県薩摩地方(N31.9, E130.8)震度1 h0km  M1.8
      R:02/16 17:14 鹿児島県薩摩地方(N31.7, E130.9)震度2 h10km M2.6
      R:02/14 10:53 種子島南東沖  (N30.2, E131.9)震度1 h10km M4.2

     現在は02/20の大気重力波から以下とします。
      P1402-07:2014/03/05±5 日向灘(N31.2, E132.3)M6.0

    3.アウターライズ地震

     日本周辺の海水温については、02/19現在、 想定しているアウターライズ震源域での高温異常の領域はほぼ消滅し、低温域の面積が広がってきました。 また本州南方沖では低温異常の範囲が広域となってきました。 これは3.11大震災の数ヶ月前に似ています。地球全体に目を転じると、 2/20現在、赤道付近の海水温の分布が、3.11の直前と少し似てきました。 注意深く経緯を観察することとします。
     「昨年の8/14オホーツク海南部M7.7(USGS)、今年の5/24のサハリン近海M8.0、9/2のウラジオストクM5.8、 10/01オホーツク海M6.7(USGS)など、いずれも深発が発生しており、北海道南東沖から千島列島にかけての大地震、 アウターライズ地震に対して要注意現象と考えられ、経緯を注視する必要があります。」 と述べましたが、10/26福島県沖(アウターライズ)でM7.1が発生しました。 広義の前震と考えられ、警戒感をもって注視する必要があります。
     伊勢観測点の2号機での長期にわたる電磁気の異常、 日本周辺でM6後半の前兆が一つならず現れてきたことなど、要注意現象です。
     最近、予測したマグニチュードよりかなり小さめの発生であったり、相当な遅れを見ることが多くなってきました。 3.11大震災の前には「発生時期が予測より遅れて発生していること」、 「霧島火山新燃岳の活動が活発であるのは、後に控えている大地震の前兆であること」などを指摘しておりました。 最近の予測からのずれや、火山活動(7/8鹿児島県桜島火山の噴火、噴煙が3400m、同8/18噴火、5km)の活発化 などは巨大地震が後に控えていることを示唆しているように思えます。 また最近の日本全国の小地震の多発は、応力の増加を示唆しているようにも見えます。 具体的な日にちを提示できなく申し訳なく思いますが、直前には様々な前兆が現れるものと思います。 この欄での記載が、予知の実績の裏付けをもって、 徐々に危機感が現れてきていることに気がついている人も多いと思いますが、 種々の準備をそろそろ始めた方が良いかと思われます。
     11/20以降小笠原諸島の西ノ島付近で新たな火山活動により新島の誕生が確認されています。 上記の様に新たな火山活動はしばしば、新たな大地震の前触れであることがあり、 経緯に注目する必要があります。


    - 地震予知情報作成日時:2014/02/13 20:30(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
    - 地震予知情報掲載日時:2014/02/14 18:00 -
    - 地震予知情報修正日時:2014/02/14 21:50 -

    1. 総説

    1.  2003年6月中旬に東北地方から北海道南東沖の大地震を示唆する信号 ※1を私がキャッチしたので、 関係者に集まってもらい対応を協議しました。 このとき仙台市周辺でガス臭がするというニュースがありました。 それらの箇所が北東-南西方向に分布しているように見えたことから、 これから起る大地震によって長町-利府断層 ※2が刺激を受けた可能性がある ※3と判断し、 詳しい位置をガス会社に聴取しようということになりました。 そこで、我々民間人が行くよりも大学院生の方がよかろうと、 当時社会人で大学院生だったA君に仙台に行ってもらいました。 その結果、予想通り長町-利府断層に沿っていることが判明しました。 従って大地震が発生することは間違い無さそうなので、 なんとか国民に知らせるすべはないものかと協議した結果、 A君によれば防災に関心のある比較的地位の高い公務員がいらっしゃるとのことで、 この方に相談しようということになりました。
       そこで今迄の地震予知の成功例を多数用意し、説明に上がりました。 この時、多くの国民に知らせるには、日本全国の商店連合会という組織があり、 その重鎮が納得すればかなりの人に伝わるだろうということで、同席くださいました。 またB新聞の記者も呼ばれていました。 この記者さんは会議の後半に参加したため、私の説明は聞くことが出来ませんでした。 さて会議が終了した時に、 「地震予知を研究しているグループがあり、上記の地震に危惧を抱いており、 さらに確からしさを増すために宏観異常現象を収集しようとしている」 と記事に書けないかと打診しましたが、断られました。今思えば当然ですね。 さてこの時A君は記者さんに自分がこのグループの代表だから、 地震がおきたら自分に連絡してほしいと記者さんに言っておりました。 A君は代表ではなく、ただのメッセンジャーボーイで、勿論地震予知成功に実績はありません。 A君は妙なことを言っているなあとは思いましたが、深くは気に留めませんでした。
       そうこうしているうちに7/237/26 07:13に宮城県北部でM6.2(Mw6.1)震度6強(38.4N 141.2E 深さ10km)が発生し、 深さが浅いこともあってかなりの被害が発生しました。 震央は長町-利府断層の北東端より少し離れた所でした。 これを受けてB新聞は地震予知成功と大きな記事を掲載しました。 記事を見てビックリしました。A君が予知していたというものでした。 後で記者さんと話したのですが、A君が熱心にアプローチしたようです。 記者さんは上記の会議に遅れて参加したため、事情をよくご存知ではなく、A君とのやり取りの結果記事を書いたのでした。
       もちろんその後A君には我々のグループから外れてもらいました。 A君は当然ながら、その後の地震に関しては一切予知成功例はありません。 このことが悲しいのです。 地震予知は多くの人に知ってもらい事前に準備をしなければ意味が無いのです。 ところが記事は「誰が」を間違えたわけで、間違った人を世に出すことによって、 その人による地震予知成功の後続がなくなってしまい、 ああー、やっぱり地震予知は出来ないんだと多くの人に思わせてしまいます。
       この話には後続があり、前回述べたように9/26には北海道十勝沖でM8.0が発生しました。 7/26の宮城県北部地震の後にもっと大きい地震がくると考え、観測、解析を継続していましたが、 私は春に大手術を受けており、この解析作業に疲労困憊し、8月末にはギブアップしてしまいました。 結果はM8.0でした。
       地震予知分野の魑魅魍魎についてはまだまだ話が満載で次回以降続編を。 (記憶に基づいて述べているため、細かいことは正確でないかもしれませんが、大筋ではまちがっておりません)
      1.  この信号はグローバルな観測データによっていますが、 当時見られた信号は現在ではノイズと判断され、自動的に削除されてしまっています。 科学のデータではノイズを含んだ元データと、削除したデータを並記していただきたいものです。 どこに真実が隠されているのかは分かりません。
      2.  長町-利府断層については私は学生時代から知っておりました。
      3.  大きな地震の前には離れた断層であっても、断層が抱えている流体が地表に流出することがあることは、 2000年の三宅島噴火に際しての跡津川断層の挙動から得た知見でした。 半無限弾性体モデルではこの現象は解けません。
    2.  アウターライズ地震について

       2011年3月末以来度々アウターライズ地震について世界で初めて述べました。 アウターライズ地震という用語も、経緯はともかく、一般に知れ渡るようになりました。 この想定される巨大地震の震源域およびMについては既に述べました。 問題は何時発生するのかということですが、当サイトはそのために心血を注いでいます。
       懸念していたアウターライズ地震については、2013/10/26にM7.1(この地震も予知成功)として発生しましたが、 これは想定している規模よりはるかに小規模で、広義の前震と考えられます。巨大地震は未発生です。

    3.  

       日本周辺で赤文字(M5.5以上)の予測が増えてきています。 要注意です。

     地域別予測に関しては会員ページをご覧ください (余震域については原則M6以上のみ,そのほかの地域は原則M5.5以上)。 会員ページ記載の予測の漏洩ならびに転用は厳禁です。

    2.地域別予測

    (1) 北海道

     前々回(1/23)記載の「現在は01/21の大気重力波から以下とします。
      P1401-06:2014/01/31±4 根室はるか沖(N42.0, E145.4)M5.5 」
     については、R1,R2以降R3,R4,R5が発生しました。
      R5:02/09 22:34 北海道東方沖(N43.4 E147.1) 震度2 h60km M4.5
                      43.41N 147.11E h63 M4.7D,5.2V(一元化)
                      M4.9(USGS)
      R4:02/08 21:13 北海道東方沖(N43.7 E148.0) 震度1 h10km M4.8
                      43.679 147.803 0 M4.9V(一元化)
                      M4.6(USGS)
      R3:02/07 12:14 北海道東方沖(N43.4 E147.3) 震度1 h60km M4.7
                      43.308 147.285 33.9 4.7V 4.3d(一元化)
                      M4.8 43.353°N 147.344°E 43.1km(USGS)

      R2:02/03 12:09 北海道東方沖(N43.5 E147.0) 震度2 h40km M4.2
                      43.357 146.792 44.6 M4.2D 4.6V (一元化)
      R1:02/03 00:11 根室半島沖 (N42.9 E145.5) h100.5km M4.1(AQUA-REAL)

     十勝支庁の予測については(2) 東北地方参照。

     現在は新たな大きめの予測はありません。

    (2) 東北地方

     前々回(01/30)微修正した
      P1401-01b:2014/02/07±7 M6.7
            青森県東方沖(N41.0, E143.0)または十勝支庁(N43.3, E143.0)
       被害が発生する可能性があります。

     については、下記のように沢山の地震が発生しましたが、 M6.7相当は未発生と考えられます。
      R6:02/11 15:05 浦河沖(N41.9 E142.3) 震度2 h70km M4.5
      02/11 15:05:29 41.916 142.329 72.4 4.6D 4.6V S OFF URAKAWA
      R5:02/10 19:31 三陸沖(N39.6 E143.6) 震度1 h10km M4.3
        02/10 19:30 39.647 143.687 26 4.6D 4.7V FAR E OFF SANRIKU
           19:30:47 39.6N 143.7E h26km Mw4.2(AQUA-CMT)
      R4:02/10 19:06 三陸沖(N39.7 E143.8) 震度1 h10km M4.6
        02/10 19:05 39.665 143.655 16.3 4.8D 5.2V FAR E OFF SANRIKU
      R3:02/10 19:04 三陸沖(N39.7 E143.7) 震度2 h10km M4.9
        02/10 19:03 39.672 143.698 18 5.0D 5.4V FAR E OFF SANRIKU
           19:03:59 39.6N 43.7E h23km Mw5.0(AQUA-CMT)
           19:04:00 M 4.8 39.652°N 143.476°E 30.4km(USGS)
      R2:02/10 18:38 三陸沖(N39.7 E144.1) 震度1 h10km M4.8
        02/10 18:38 39.692 143.636 29 5.0D 5.0V FAR E OFF SANRIKU
           18:38:04 M5.0 39.662°N 143.441°E 30.8km(USGS)
      R1:02/10 18:30 39.666 143.611 33 4.7D 4.6V FAR E OFF SANRIKU
        02/10 18:30:35 M 4.7 39.757°N 143.405°E 26.0km(USGS)
                39.6N 143.7E h17km Mw4.5(AQUA-CMT)
     Mt=5.6

     現在は新たな大きめの予測はありません。

    (4) 関東地方

     1/23以来記載の「現在は01/17以降の大気重力波から以下とします。
      P1401-07:2014/02/02±6 鳥島はるか沖(N31.5, E143.5)M6.4
     については、未発生です。 02/04にも同じ様な前兆が見られました。 もしも深発なら3/14±6となります。

     前々回(01/30)記載の 「マリアナ方面で2月中旬前後にM6前半が予測されますが、遠地のため、詳細は詰めないこととします。」 については、このままとします。

     前回(2/6)記載の 「現在は02/01,02/06の大気重力波から以下とします。
      P1402-01:2014/02/11±4 茨城県沖(N36.1, E140.9)M5.6
     については、下記が発生しました。 予測対応地震の発生欄参照。
      R3:R1:02/12 00:22 千葉県東方沖 (N35.6 E141.1) 震度2 h10km M4.3
      R2:  02/11 04:14 房総半島南方沖(N34.20 E140.17)震度3 h90.7km
                 M5.3D,5.5V
                 34.2N 140.1E 79.0km Mw5.3 (AQUA-CMT)
                 M5.3 34.071°N 139.893°E h92.9km(USGS)
      R1:02/10 09:52 茨城県沖(N34.1 E139.5)震度2 h10km M3.7

     現在は02/13の大気重力波から以下とします。
      P1402-02:2014/02/20±3 三宅島近海(N36.1, E140.9N34.1, E139.5)M5.1

    (5) 中部地方

     前々回(01/30)記載の 「現在は1/29の大気重力波から以下とします。
      P1401-09:2014/02/06±4 若狭湾(N35.8, E135.7)M5.3
     については、未発生です

    (6) 近畿、中四国、九州および南西諸島

     下記Rの発生後も記載を続けてきたP1311-04dについては、予測Mでは発生しませんでした。 従って下記R(既報)を対応地震としますが、M6.5の非発生は非常に珍しいケースです。 理由は不明です。
     「P1311-04d:2014/01/20±6 台湾付近(N24.4, E122.8) M6.5」
      R:01/09 03:15石垣島近海(N24.6 E123.5)震度4 h70km M5.6
      N24.579 E123.459 h69.7km M5.5D 5.4V(一元化)
      M 5.4 24.584°N 123.451°E 67.2km(USGS)

     前々回(01/30)記載の「現在は01/28,30の大気重力波から以下とします。
      P1401-10:2014/02/04±3 周防灘(N33.8, E131.2)M5.1
     については、未発生です

     現在は02/10以降の大気重力波から以下とします。
      P1402-03:2014/02/26±6 台湾周辺からルソン海峡(N19.1, E120.2)M6.4
     または香港はるか南方沖(N20,E116)こんなところで発生するでしょうか?
     同じく現在は02/12の大気重力波から以下とします。
      P1402-04:2014/02/18±3 種子島近海(N30.4, E131.1)M5.0

    3.アウターライズ地震

     日本周辺の海水温については、02/12現在、 想定しているアウターライズ震源域での高温異常の領域はほぼ消滅し、低温域の面積が広がってきました。 また本州南方沖では低温異常の範囲が広域となってきました。 これは3.11大震災の数ヶ月前に似ています。地球全体に目を転じると、 赤道付近の海水温の分布が、3.11の直前と少し似てきました。 注意深く経緯を観察することとします。
     「昨年の8/14オホーツク海南部M7.7(USGS)、今年の5/24のサハリン近海M8.0、9/2のウラジオストクM5.8、 10/01オホーツク海M6.7(USGS)など、いずれも深発が発生しており、 北海道南東沖から千島列島にかけての大地震、アウターライズ地震に対して要注意現象と考えられ、 経緯を注視する必要があります。」 と述べましたが、10/26福島県沖(アウターライズ)でM7.1が発生しました。 広義の前震と考えられ、警戒感をもって注視する必要があります。
     伊勢観測点の2号機での長期にわたる電磁気の異常、 日本周辺でM6後半の前兆が一つならず現れてきたことなど、要注意現象です。
     最近、予測したマグニチュードよりかなり小さめの発生であったり、 相当な遅れを見ることが多くなってきました。 3.11大震災の前には「発生時期が予測より遅れて発生していること」、 「霧島火山新燃岳の活動が活発であるのは、後に控えている大地震の前兆であること」 などを指摘しておりました。 最近の予測からのずれや、火山活動(7/8鹿児島県桜島火山の噴火、噴煙が3400m、同8/18噴火、5km) の活発化などは巨大地震が後に控えていることを示唆しているように思えます。 また最近の日本全国の小地震の多発は、応力の増加を示唆しているようにも見えます。 具体的な日にちを提示できなく申し訳なく思いますが、直前には様々な前兆が現れるものと思います。 この欄での記載が、予知の実績の裏付けをもって、 徐々に危機感が現れてきていることに気がついている人も多いと思いますが、 種々の準備をそろそろ始めた方が良いかと思われます。
     11/20以降小笠原諸島の西ノ島付近で新たな火山活動により新島の誕生が確認されています。 上記の様に新たな火山活動はしばしば、新たな大地震の前触れであることがあり、 経緯に注目する必要があります。


    - 地震予知情報作成日時:2014/02/06 23:50(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
    - 地震予知情報掲載日時:2014/02/08 00:50 -

    1. 総説

    1.  

       2003年は奇数月(5,7,9)の26日に大地震が発生しました。 11/26にも大地震かと騒がれた年でした。 結局11/26には起きませんでした。
       このうちの7/26発生の宮城県北部地震の予測および発生に際しての魑魅魍魎について次回述べる予定です。

    2.  アウターライズ地震について

       2011年3月末以来度々アウターライズ地震について世界で初めて述べました。 アウターライズ地震という用語も、経緯はともかく、一般に知れ渡るようになりました。 この想定される巨大地震の震源域およびMについては既に述べました。 問題は何時発生するのかということですが、当サイトはそのために心血を注いでいます。
       懸念していたアウターライズ地震については、10/26にM7.1(この地震も予知成功)として発生しましたが、 これは想定している規模よりはるかに小規模で、広義の前震と考えられます。 巨大地震は未発生です。

    3.  

       日本周辺で赤文字(M5.5以上)の予測が増えてきています。 要注意です。

     地域別予測に関しては会員ページをご覧ください (余震域については原則M6以上のみ,そのほかの地域は原則M5.5以上)。 会員ページ記載の予測の漏洩ならびに転用は厳禁です。

    2.地域別予測

    (1) 北海道

     前々回(1/23)記載の「現在は01/21の大気重力波から以下とします。
      P1401-06:2014/01/31±4 根室はるか沖(N42.0, E145.4)M5.5
     については、下記が発生しましたがMが異なるためこのままとします。
      R:02/03 12:09 北海道東方沖(N43.5 E147.0) 震度2 h40km M4.2
      R:02/03 00:11根室半島沖(N42.9 E145.5) h100.5km M4.1(AQUA-REAL)

     十勝支庁の予測については(2) 東北地方参照。

    (2) 東北地方

     前回(01/30)微修正した
      P1401-01b:2014/02/07±7 M6.7
            青森県東方沖(N41.0, E143.0)または十勝支庁(N43.3, E143.0)
            被害が発生する可能性があります。

     については、未発生です。 2/2,3にも前兆が見られました。
      R:02/06 02:32 宮城県沖(N38.6 E142.4) 震度4 h40km M5.6
              38.6N 142.5E 48.0km Mw5.2(AQUA-CMT)
              M 5.3 38.679°N 142.326°E 57.9km(USGS)
     が発生しました。 この大気重力波による前兆は01/27に見られ、M5.4、発生日は2/5±4と計算されていましたが、 上記P1401-01bの一部と認識しており、新たな予測とはしませんでした。

    (4) 関東地方

     前々回(1/23)記載の「現在は01/17以降の大気重力波から以下とします。
      P1401-07:2014/02/02±6 鳥島はるか沖(N31.5, E143.5)M6.4
     については、未発生です。 02/04にも同じ様な前兆が見られました。
    もしも深発なら3/14±6となります。

     前回(01/30)記載の 「現在は01/30の大気重力波から以下とします。
      P1401-08:2014/02/05±3 茨城県沖(N36.8, E140.9)M5.0」
     については、下記が発生しました。
      R:02/04 09:35福島県沖(N37.78 E141.63)震度2 h48km M4.7D、4.8V M4.8(USGS)

     前回(01/30)記載の 「マリアナ方面で2月中旬前後にM6前半が予測されますが、遠地のため、詳細は詰めないこととします。」 については、下記が発生しましたがMが異なるためこのままとします。
      R:M 5.0 02/05 12:47:21(JST) 13.083°N 145.218°E  19.6km(USGS)
      R:M 5.5 02/05 03:49:16(JST) 13.386°N 144.094°E 134.7km(USGS)

     現在は02/01,02/06の大気重力波から以下とします。
      P1402-01:2014/02/11±4 茨城県沖(N36.1, E140.9)M5.6

    (5) 中部地方

     前回(01/30)記載の「現在は1/29の大気重力波から以下とします。
      P1401-09:2014/02/06±4 若狭湾(N35.8, E135.7)M5.3
     については、未発生です。

    (6) 近畿、中四国、九州および南西諸島

     01/14以来記載の
     「P1311-04d:2014/01/20±6 台湾付近(N24.4, E122.8) M6.5
     については、このままとします。

     前回(01/30)記載の「現在は01/28,30の大気重力波から以下とします。
      P1401-10:2014/02/04±3 周防灘(N33.8, E131.2)M5.1
     については、未発生です。

    3.アウターライズ地震;

     日本周辺の海水温については、02/05現在、 想定しているアウターライズ震源域での高温異常の領域はほぼ消滅し、低温域の面積が広がってきました。 また本州南方沖では低温異常の範囲が広域となってきました。これは3.11大震災の数ヶ月前に似ています。 地球全体に目を転じると、赤道付近の海水温の分布が、3.11の直前と少し似てきました。 注意深く経緯を観察することとします。
     「昨年の8/14オホーツク海南部M7.7(USGS)、今年の5/24のサハリン近海M8.0、 9/2のウラジオストクM5.8、10/01オホーツク海M6.7(USGS)など、いずれも深発が発生しており、 北海道南東沖から千島列島にかけての大地震、アウターライズ地震に対して要注意現象と考えられ、 経緯を注視する必要があります。」 と述べましたが、 10/26福島県沖(アウターライズ)でM7.1が発生しました。 広義の前震と考えられ、警戒感をもって注視する必要があります。
     伊勢観測点の2号機での長期にわたる電磁気の異常、 日本周辺でM7前後の前兆が一つならず現れてきたことなど、 要注意現象です。
     最近、予測したマグニチュードよりかなり小さめの発生であったり、 相当な遅れを見ることが多くなってきました。 3.11大震災の前には「発生時期が予測より遅れて発生していること」、 「霧島火山新燃岳の活動が活発であるのは、後に控えている大地震の前兆であること」 などを指摘しておりました。 最近の予測からのずれや、 火山活動(7/8鹿児島県桜島火山の噴火、噴煙が3400m、同8/18噴火、5km)の活発化などは 巨大地震が後に控えていることを示唆しているように思えます。 また最近の日本全国の小地震の多発は、応力の増加を示唆しているようにも見えます。 具体的な日にちを提示できなく申し訳なく思いますが、直前には様々な前兆が現れるものと思います。 この欄での記載が、予知の実績の裏付けをもって、 徐々に危機感が現れてきていることに気がついている人も多いと思いますが、 種々の準備をそろそろ始めた方が良いかと思われます。
     11/20以降小笠原諸島の西ノ島付近で新たな火山活動により新島の誕生が確認されています。 上記の様に新たな火山活動はしばしば、新たな大地震の前触れであることがあり、 経緯に注目する必要があります。