中波帯電磁波ノイズ観測、大気重力波観測による地震発生予測実験

 当ページの色分けは次の通りです。 原則としてM5.0未満の予測は記載しないこととしています。

赤(P) :M5.5以上の予測
青(P) :M5.5未満M5.0以上の予測
緑(R) :予測に対応した発生地震
黒(P,R):M5.0未満の予測、および予測していなかった発生地震


- 地震予知情報作成日時:2013/01/25 01:35(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 地震予知情報掲載日時:2013/01/25 23:20-

1. 総説

  1. 地震予知について - (1)

     地震予知情報を発信している多くの方々が、当サイトの情報を少しデフォルメして(変えて) 自分の情報として発信しているようです。 もちろん引用はありません。 似た情報を他のサイトで見た場合は、その情報の発信日を確かめてください。 必ず当サイトより後です。
     そのサイトの情報が、当サイトの盗用であることは、 その情報の基となったデータと予測地震との間に整合性がありません。 科学に必要なことは、法則による再現性にあります。 それらのサイトはこの再現性(同じデータが出現した場合はほぼ同じ地震が発生する)が見られません。 従って的中率が著しく落ちます。 “たまに当たる”サイトには要注意です。

  2. アウターライズ地震について

     2011年3月末以来度々アウターライズ地震について述べてきました。 アウターライズ地震という用語も、経緯はともかく、一般に知れ渡るようになりました。 この想定される巨大地震の震源域およびMについては既に述べました。 問題は何時発生するのかということですが、当サイトはそのために心血を注いでいます。 過去ログでお分かりのように当サイトの地震予知情報は相当の信頼性があります。 昨年(2012年)1年間に日本周辺で発生したM7.0以上の地震は1/1鳥島近海M7.0、 8/14 オホーツク海M7.4、12/7 アウターライズM7.3の3個のみですが、 いずれも当NPO法人国際地震予知研究会によって予知されていました。
     従って今後は慎重な情報の取り扱いが必要と考え、 以降のアウターライズ地震に関する情報は会員ページでのみ述べることとします。

  3.  近畿地方(琵琶湖周辺?)で、串田嘉男氏によって大被害地震が予測されているようですが、 当会の見解については地域別予測を参照してください。

 地域別予測に関しては会員ページをご覧ください (余震域については原則M6以上のみ,そのほかの地域は原則M5.5以上)。 会員ページ記載の予測の漏洩ならびに転用は厳禁です。

3.地域別予測

(1) 北海道

 前回(01/18)に「現在は大きめの地震の前兆は観測されていません。」 としていましたが、下記が発生しました。
  R:01/24 06:34根室半島南東沖(N43.1, E145.9) 震度4 h70km M5.2
 これは1/20,21の根室沖から択捉島南方沖にかけて見られた大気重力波によるもので M5.3、発生日は1/28±3と計算されました。
 このようにM5前半程度の地震では前兆と発生とが1週間以内で完結することが多く、 この先行時間程度で被害地震が発生することはありません。

 現在は大きめの地震の前兆は観測されていません。

(2)東北地方

 前回(01/18)記載の 「現在は1/13の大気重力波から次のように予測されますが、 この大気重力波の分布は (3) 北陸地方 で述べているP1301-01と大部分がダブっているため、 両方で予測されるMで発生するかどうかは不明です。 両方でやや小さめのMで発生する可能性もあります。
  P1301-05:2013/01/25±4 宮城県沖(N38.0, E142.3) M5.8
 については、下記が発生しました。 小さめと予測しましたが、小さめ過ぎなのでこのままとします。
  R:01/24 11:32 宮城県沖(N38.3, E141.9) 震度2 h50km M4.1
  R:01/24 06:31 福島県沖(N37.8, E141.6) 震度3 h50km M4.6
                        M4.9 37.808 141.538 H36.3 (USGS)
  R:01/22 15:00 宮城県沖(N38.5, E142.2) 震度1 h30km M4.2
  R:01/21 03:34 宮城県沖(N38.3, E141.8) 震度2 h50km M4.0

(3) 北陸地方

 01/10以来記載の
 「P1301-01:2013/01/17±4または2/7±4 能登半島西方沖(N37.2, E136.0) M5.6 予測日の後者は深発の場合」
 については、前回(01/18)(2)東北地方を参照してください。」としていましたが、下記が発生しました。
  01/24 17:41:02日本海(37.5 135.8) h317 M3.8 (Hi-net)
  01/23 00:03:46日本海(37.4 135.0) h395 M3.7 (Hi-net)

(4) 関東地方

 12/20以来記載し、前回(01/18)「1/12の大気重力波により微修正した
 「P1212-08c:2013/01/21±3 伊豆大島近海(N34.6, E139.7) M5.8±0.2
 震央については神奈川県中部から東京湾の可能性もあります(N35.2,E139.5)

については、このままとします。
 昨年(2012)12月7日にアウターライズでM7.3 (およびM不明の地震;気象庁により再度修正されました)が発生しましたが、 この直前に、11/27の大気重力波から予測していた
 「P1212-01:2012/12/8±4 房総半島周辺(N35.4, E140.3) M5.6」
 が発生しなかったことが思い出されます。 大地震を後に控えている時は、前兆どおりに発生しないことがしばしば見られます。

 前々回(01/10)記載の 「また1/7の大気重力波から次のように予測されます。
  P1301-03:2013/01/16±4 千葉県東方沖(N35.7, E141.7) M5.4またはM4.7」
 については、下記が発生しました。
  R:01/22 04:47 銚子付近(N35.9, E141.0) h16km 震度4 M5.1D,5.2V (一元化)
                        M4.9  N35.832 E140.870 h5.7km (USGS)
                        Mw4.7 N35.9, E141.0 h10.0km (AQUA-CMT)

 海域のみの場合の補正係数の採用が妥当のようです。

 前々回(01/10)記載の 「また1/8の大気重力波から次のように予測されます。
  P1301-04:2013/01/14±3 三宅島近海(N33.8, E139.5) M5.0
 -02と-04は同じ地震かもしれません。」 については、下記が発生しました。
  R:01/22 16:38 三宅島近海(N34.1, E139.5) h0km 震度1 M2.0
 小さな噴火が見られたようです。

(5) 中部地方

 12/28以来記載の 「現在は12/22の大気重力波から次のように予測されます。
  P1212-14:2013/01/05±5 伊勢湾(N34.9, E136.6)または紀伊半島南東沖 (N33.8, E137.0) M6.1」
 については、前々回(01/10)に 上記以外に静岡県中西部の可能性もあります。」 とし、前回(01/18) 「予測日を過ぎていますがこのままとします」 としていましたが、01/22、01/24に規模を拡大して大気重力波が発生していますので、修正して以下とします。
  P1212-14b :2013/01/28±3 M6.6±0.2
  震央候補地:伊勢湾(N34.9, E136.6)
      または紀伊半島南東沖(N33.8, E137.0)
      または岐阜県中部(N35.7, E137.4)
 マグニチュードが最大M6.8の場合もありうるので誤差範囲を加えました。 被害地震となる可能性があり、警戒が必要です。 大気重力波の波長が長くなってきましたので発生は迫っていると解釈されます。

(6) 近畿、中四国、九州および南西諸島

 琵琶湖周辺でM7.8が串田嘉男氏によって予測されているようですが、 当会の前兆観測では、1/24現在もそのような大被害地震は予測されていません。 予測日は度々変更されているようです。
 ただ、大地震の前によく現れる筋状の雲が、 12/31以来毎日のように日本列島の南方沖または南部に東北東-西南西方向に現れています。 過去の事例から言うと、この雲が現れると必ず大地震が発生するわけではなく、従って予知には使えませんが、 念のため常日頃述べているような家具の固定ほかの注意が必要です。
 M7.8よりは一桁小さい予測ですが中部地方を参照してください。

 11/02以来記載の 「現在は11/1の大気重力波から以下とします。
  P1211-03:2012/11/20±7 台湾周辺(N24.0, E121.9) M6.8」
 については、前々回(12/28)の「だいぶ時間がたっていますが、このままとします。 大陸構造の先行時間では2013/01/08±7となります。 12/5に述べた四川省の大きめの地震については、上記台湾もしくは雲南省?貴州省境付近(N26,E105)とし、 同一の地震と見なします。」 の内、四川省の部分については、下記が発生しました。
  M5.4 01/18 12:42:54(UTC) N31.046 E99.556 h31.2 WESTERN SICHUAN, CHINA(USGS)
 台湾のM6.8の予測は12/7のアウターライズ地震M7.3と前兆がダブっていたと解釈され、 1/10に述べた下記を対応地震とします。
  R:01/07 15:49 与那国島近海(N24.5, E122.8) 震度3 h72km M5.4D, 5.6V
  R:01/04 12:30 台湾付近(N24.0, E122.3) 震度1 h23km M5.0D, 4.9V 以上 (一元化)

 現在は01/08以降も、台湾方面を示す中規模の大気重力波が見られますが、 詳細を詰める余裕がありませんので概略を述べるにとどめます。
 台湾付近、M6台半ば、3/7前後1週間程度(大陸地殻とみなす)


- 地震予知情報作成日時:2013/01/18 11:05(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 地震予知情報掲載日時:2013/01/19 12:10 -

1. 総説

  1. 地震予知について - (1)

     地震予知情報を発信している多くの方々が、 当サイトの情報を少しデフォルメして(変えて)自分の情報として発信しているようです。 もちろん引用はありません。 似た情報を他のサイトで見た場合は、その情報の発信日を確かめてください。 必ず当サイトより後です。
     そのサイトの情報が、当サイトの盗用であることは、 その情報の基となったデータと予測地震との間に整合性がありません。 科学に必要なことは、法則による再現性にあります。 それらのサイトはこの再現性(同じデータが出現した場合はほぼ同じ地震が発生する)が見られません。 従って的中率が著しく落ちます。“たまに当たる”サイトには要注意です。

  2.  アウターライズ地震について

     2011年3月末以来度々アウターライズ地震について述べてきました。 アウターライズ地震という用語も、経緯はともかく、一般に知れ渡るようになりました。 この想定される巨大地震の震源域およびMについては既に述べました。 問題は何時発生するのかということですが、当サイトはそのために心血を注いでいます。 過去ログでお分かりのように当サイトの地震予知情報は相当の信頼性があります。 従って今後は慎重な情報の取り扱いが必要と考え、 以降のアウターライズ地震に関する情報は会員ページでのみ述べることとします。

  3.  近畿地方(琵琶湖周辺?)で、串田嘉男氏によって大被害地震が予測されているようですが、 これについては地域別予測を参照してください。

 地域別予測に関しては会員ページをご覧ください (余震域については原則M6以上のみ,そのほかの地域は原則M5.5以上)。 会員ページ記載の予測の漏洩ならびに転用は厳禁です。

3.地域別予測

(1) 北海道

 前回(01/10) 「現在は大きめの地震の前兆は観測されていません。」 としていましたが、下記が発生しました。
  R:01/12 22:37:22 千島列島(N47.1 E153.9) h30  M5.6V 5.1W(一元化)
                            M5.3 M47.4 E153.4 h35.0 (USGS)
 これは1/12の大気重力波によるものでM5.4と計算されました。 先行時間の随分と短い地震でした。

 現在は大きめの地震の前兆は観測されておりません。

(2) 東北地方

 前々回(12/28)記載の 「現在は12/22の大気重力波から次のように予測されます。
  P1212-12:2013/01/06±3 日本海中部(N38.5, E137.3) M5.1 深発か?」
 については、下記が発生しました。
  R:01/17 05:20:21 日本海(N39.2 E137.1) h299  M3.8 (Hi-net)

 現在は1/13の大気重力波から次のように予測されますが、 この大気重力波の分布は(3) 北陸地方 で述べているP1301-01と大部分がダブっているため、両方で予測されるMで発生するかどうかは不明です。 両方でやや小さめのMで発生する可能性もあります。
  P1301-05:2013/01/25±4 宮城県沖(N38.0, E142.3) M5.8

(3) 北陸地方

 前回(01/10)記載の「1/6から1/9にかけての大気重力波から次のように予測されます。
  P1301-01:2013/01/17±4または2/7±4 能登半島西方沖(N37.2, E136.0) M5.6
 予測日の後者は深発の場合」 については、未発生です。 (2) 東北地方を参照してください。

(4) 関東地方

 12/20に「また12/19の大気重力波から次のように予測されます。
  P1212-08:2012/12/30±4 伊豆大島近海(N34.6, E139.7) M5.6」
 と記載し、前々回(12/28)に「12/27の大気重力波から微修正した
  P1212-08b:2013/01/01±4 伊豆大島近海(N34.6, E139.7) M5.8±0.2」
については、予測日を過ぎていますが1/12に発生した大気重力波により微修正し以下とします。
  P1212-08c:2013/01/21±3 伊豆大島近海(N34.6, E139.7) M5.8±0.2
 震央については神奈川県中部から東京湾の可能性もあります(N35.2,E139.5)。

 前回(01/10)記載の 「現在は1/6の大気重力波から次のように予測されます。
  P1301-02:2013/01/18±4 八丈島近海(N32.3, E141.4) M5.0またはM5.8」
 については、下記が発生しました。 海域のみの場合の補正係数で良いようです。
  R:01/15 11:58:09 八丈島東方沖(N32.6, E141.8) h15km M4.8V, 4.8W (一元化)
                         M5.0 N32.4 E141.6 h44km (USGS)
  R:01/10 13:43:27 八丈島東方沖(N32.4, E142.1) h35 M4.1V (一元化)
                         M4.7 N32.4 E141.6 h53.6 (USGS)
  R:01/10 13:28:39 八丈島東方沖(N32.5, E141.8) h46 M4.3V (一元化)

 前回(01/10)記載の 「また1/7の大気重力波から次のように予測されます。
  P1301-03:2013/01/16±4 千葉県東方沖(N35.7, E141.7) M5.4またはM4.7
 については、下記が発生しましたが、Mがことなるためこのままとします。
  R:01/17 21:25:48 房総半島東方沖(N35.2, E141.6) h21km M2.7(Hi-net)

 前回(01/10)記載の 「また1/8の大気重力波から次のように予測されます。
  P1301-04:2013/01/14±3 三宅島近海(N33.8, E139.5) M5.0
 -02と-04は同じ地震かもしれません。」 については、下記が発生しましたが念のためこのままとします。
  R:01/13 12:35:03東海地方南方はるか沖(33.2N 138.4E) h315km M3.7V (一元化)

(5) 中部地方

 前々回(12/28)記載の 「現在は12/22の大気重力波から次のように予測されます。
  P1212-14:2013/01/05±5 伊勢湾(N34.9, E136.6)または紀伊半島南東沖(N33.8, E137.0) M6.1
 今回は、台湾から雲南省方面の大地震の前兆とダブっているため、震央に関する精度は少し落ちます。 上記以外に静岡県中西部の可能性もあります。」 については、予測日を過ぎていますがこのままとします。

(6) 近畿、中四国、九州および南西諸島

 12/29に琵琶湖周辺でM7.8が串田嘉男氏によって予測されているようですが、 当会の前兆観測では、1/17現在もそのような大被害地震は予測されていません。 予測日は度々変更されているようです。
 ただ、大地震の前によく現れる筋状の雲が、 12/31以来毎日のように日本列島の南方沖または南部に東北東-西南西方向に現れています。 過去の事例から言うと、この雲が現れると必ず大地震が発生するわけではなく、 従って予知には使えませんが、念のため常日頃述べているような注意が必要です。

 11/02以来記載の 「現在は11/1の大気重力波から以下とします。
  P1211-03:2012/11/20±7 台湾周辺(N24.0, E121.9) M6.8
 については、前々回(12/28)の「だいぶ時間がたっていますが、このままとします。 大陸構造の先行時間では2013/01/08±7となります。 12/5に述べた四川省の大きめの地震については、 上記台湾もしくは雲南省-貴州省境付近(N26,E105)とし、同一の地震と見なします。」 については、このままとします。

 12/20の大気重力波からの予測
  P1212-10:2012/12/31±4 沖縄近海(N25.7, E128.3) M5.7
については、下記が発生しました。 大気重力波が海域のみの場合の補正係数の適用が不明のため前回(01/10)に 「しばらくこのままとします。」としていましたが、 海域のみの補正係数の適用が妥当だった(M4.9相当)と判断し、以下を予測対応地震とします。
  R:01/01 18:19 沖縄本島近海(N27.1, E127.5) 震度1 h94km M4.0D,4.3V (一元化)
                             M4.9 N26.9 E127.5 h98km (USGS)
  R:12/31 04:23 沖縄本島近海(N26.0, E127.2) 震度1 h43km M3.8V (一元化)


- 地震予知情報作成日時:2013/01/10 00:45(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 地震予知情報掲載日時:2013/01/10 23:00 -

1. 総説

  1.  アラスカ南東部で下記のようにM7.5の地震が発生しました。 これは2012年10月28日に発生したクイーンシャーロッテ諸島M7.7の震央から北西に約300kmの地点での発生で、 誘発地震と考えられます。
      M7.5 2013/01/05 08:58:20(UTC) N55.368 W134.621 h9.8km (USGS)

     2012年11月18日に述べたように、クイーンシャーロッテ諸島M7.7はほぼ予測に近い発生でしたが、 Mは8以上と予測しており、少し小さめでしたので、このたびのM7.5の発生は十分うなずけるものです。

  2.  アウターライズ地震について(前回と同じ文章です)

      R:12/07 17:18 三陸沖(N37.8 E144.3) 震度5弱 h46km M7.4D,M8.0V (一元化)
                          USGSでは   Mw7.3 N37.9 E144.1 h36km
                          AQUA-CMTでは Mw7.2 N37.7 E144.1 h14km

     が発生しました。 震央は確かにアウターライズなのですが、 メカニズム解を見るとUSGSとAQUA-CMT(防災科技研)では異なっており、不可解な地震です。
     その後の解析によると最初に逆断層が活動し、引き続いて正断層が活動したようです。
     これは“予測対応地震の発生”で述べたように予測P1210-04に対応するものです。
    大気重力波による地震予知ではマグニチュード、発生日は度々述べているように正確です。 震央はプレートテクトニクスでいうところのひずみ領域の東端と指摘した点では妥当ですが、 南北には離れていました(10/19に次のように述べておりました。 「大気重力波による地震予知では、大地震の場合は震央に関する精度は低くなりますので、 北日本方面の方は注意が必要です」)。 地震発生後、再度衛星画像を点検したところ、 今回の震央付近も候補地の一つとして挙げられることが分かりました。
     しかしこの地震は2011年3月末以来述べている巨大地震に相当するものではありません。 この地震発生後の12/8にアジア大陸からアメリカ大陸まで(大西洋は除く)調べたところ 相変わらず大気重力波は発生しています。
     “予測対応地震の発生“で述べたように2011.3.09と2011.3.11の関係から 今回もまた巨大地震が直ちに発生するのではないかと懸念された方も多いと思います。 伊勢観測点で1号機に大きな値が出現したので、もしも三陸沖M7.4の余震がM6クラスで連続すれば、 非常に警戒しなければならないと懸念し、TWITTERで宏観異常現象の収集を行いました。 多くの方々から情報をお寄せいただきました。 その結果東北地方、関東地方南部、中部地方から磁石の落下、 ケータイ-PC-TV-各種センサー-カーナビ等の不具合など地震電磁気現象と思われる現象が報告されました。 これらから次の様な結論に至りました。

    1.  三陸沖N7.4の余震としてM6クラスは継続的に発生していない。
    2.  宏観異常現象の範囲が限定的で、差し渡し800kmしかなく、とても巨大地震の前兆とは思えない。
    3.  海水干退現象の報告は無い。

     以上のことから、伊勢観測点の1号機での大きな値の出現はあるものの必ずしも直前だと断定は出来ず、 巨大地震に至る長い道のりの一部ではないかと思われます。 引き続き皆様の情報の提供をお願いしたいと思います。

     2011年3月末、4月初めにアウターライズ巨大地震発生を憂慮し、世界で初めて当会が警告を発してきました。 これに対して複数の公的機関からも同様な指摘があり(引用がないのが残念ですが)、 マスコミが記事にしたことから世の中に知れ渡るようになりました。 当初は2006年11月の千島列島の逆断層と2007年1月のアウターライズの正断層とのセットが、 丁度2ヶ月後の同じ月の位置で発生していることから、 3.11の2ヶ月後である2011年5月の上弦前後に非常な危機感を持って経過を見守りましたが、 当時は発生しませんでした。 M9クラスは先行時間が非常に長いことが、種々の検討から分かってきました。 過去ログに述べましたように、種々の観測を通して、発生時期の把握に努めているところです。 今回(12/7)のアウターライズ地震M7.4や本年(2012)3.14のM6.9アウターライズ地震などが発生しており、 巨大アウターライズ地震は遠からず発生することが懸念されます。 どうか油断しないで、万全の準備をしてください。
     想定しているアウターライズ地震が正断層の場合は再度3.11を上回る大津波が発生します。 震源域が陸から大分離れていますので津波到達までは時間に余裕があります。 今度は逃げ切る事が出来るでしょう。 もしも正断層ではなく、本年4.11のスマトラM8.6のように横ずれ断層の場合は大津波にはならないと思われます。
     どちらの発生になるのかは予め知ることが出来ませんので、 近い将来津波の襲来を受けると思われる原発では一日も早く安全対策をしていただきたく思います。

  3.  近畿地方(琵琶湖周辺?)で、串田嘉男氏によって大被害地震が予測されているようですが、 これについては地域別予測を参照してください。

 地域別予測に関しては会員ページをご覧ください (余震域については原則M6以上のみ,そのほかの地域は原則M5.5以上)。 会員ページ記載の予測は漏洩が禁止されています。 ご注意ください。

3.地域別予測

(1) 北海道

 前回(12/28)記載の 「現在は12/28の大気重力波から次のように予測されます。
  P1212-11:2013/01/06±4 択捉島南方沖(N43.9,E148.5) M5.4」
 については、下記が発生しました。 複合前兆だったようです。
  R:01/06 07:04 北海道東方沖(N43.8, E147.0) 震度2 h80km M4.5
  R:01/01 16:35:50 N47.0 E150.7 h30km M5.3V 千島列島(一元化)
            M5.7 N46.9 E151.0 h49km(USGS)

 現在は大きめの地震の前兆は観測されていません。

(2) 東北地方

 前々回(12/20) 「12/14に見られた大気重力波により微修正した
  P1212-05b:2012/12/28±5 三陸はるか沖(N39.3, E144.5) M6.1」
 については、下記が発生しました。
  R:12/29 23:59 宮城県沖(N38.7, E142.2) 震度4 h40km M5.5D,5.6V
  R:12/29 01:11:23 N38.3 E143.8 h44km M4.4V 4.6d
                       以上(一元化)

 前回(12/28)記載の「現在は12/22の大気重力波から次のように予測されます。
  P1212-12:2013/01/06±3 日本海中部(N38.5, E137.3) M5.1 深発か?
 については、未発生です。

 同じく「また12/28の大気重力波から次のように予測されます。
  P1212-13:2013/01/05±4 青森県東方沖(N40.6, E143.0) M5.3」
 については、下記が発生しました。
  R:01/08 16:51 岩手県沖(N40.1, E142.5) 震度3 h30km M5.4
  R:01/03 14:28 岩手県沖(N40.4, E143.0) 震度1 h11km M4.3D, 4.4V
  R:01/01 12:32 青森県東方沖(N40.4, E141.7) 震度3 h104km M4.0D 4.5V 以上(一元化)。

 現在は大きめの地震の前兆は観測されていません。

(3) 北陸地方

 1/6から1/9にかけての大気重力波から次のように予測されます。
  P1301-01:2013/01/17±4または2/7±4 能登半島西方沖(N37.2, E136.0) M5.6
 予測日の後者は深発の場合。

(4) 関東地方

 12/14以来記載の「現在は12/10,12の大気重力波から次のように予測されます。
  P1212-06:2012/12/25±5 火山列島付近(N23.0, E145.0) M6.2またはM5.4
 これは度々述べていますが、海域のみの場合の補正係数によります。」 については、下記が発生しました。 エネルギーの合計はMt=5.6vで海域のみの補正係数の適用が妥当のようです。
  2013.1.7  03:51:29 N23.7 E141.8 h168km M4.8d,5.5v 硫黄島付近
  2013.1.4  21:42:52 N22.6 E143.5 h157km M5.1v 硫黄島付近
  2012.12.23 01:00:58 N22.8 E143.7 h213km M5.2v 硫黄島付近
                           以上(一元化)。

 12/20に 「また12/19の大気重力波から次のように予測されます。
  P1212-08:2012/12/30±4 伊豆大島近海(N34.6, E139.7) M5.6」
 と記載し、前回(12/28)に「12/27の大気重力波から微修正した
  P1212-08b:2013/01/01±4 伊豆大島近海(N34.6, E139.7) M5.8±0.2
 については、まだ発生していません。 予測日を過ぎていますがこのままとします。

 現在は1/6の大気重力波から次のように予測されます。
  P1301-02:2013/01/18±4 八丈島近海(N32.3, E141.4) M5.0またはM5.8
 また1/7の大気重力波から次のように予測されます。
  P1301-03:2013/01/16±4 千葉県東方沖(N35.7, E141.7) M5.4またはM4.7
 また1/8の大気重力波から次のように予測されます。
  P1301-04:2013/01/14±3 三宅島近海(N33.8, E139.5) M5.0
 -02と-04は同じ地震かもしれません。

(5) 中部地方

 前回(12/28)記載の 「現在は12/22の大気重力波から次のように予測されます。
  P1212-14:2013/01/05±5 伊勢湾(N34.9, E136.6)または紀伊半島南東沖 (N33.8, E137.0) M6.1
 今回は、台湾から雲南省方面の大地震の前兆とダブっているため、震央に関する精度は少し落ちます。 上記以外に静岡県中西部の可能性もあります。」 については、下記が発生しましたが、Mが異なるためこのままとします。
  R:2013/01/05 05:22:12伊勢湾(34.673N 136.704E ) h361.0km M3.5 (Hi-net)

 「また12/27の大気重力波から駿河湾で12/30前後にM4程度が予測されます。」 については、下記が発生しました。
  R:12/31 03:16:21 駿河湾南方沖(N34.1, E138.6) h250km M4.2(Hi-net)

(6) 近畿、中四国、九州および南西諸島

 12/29に琵琶湖周辺でM7.8が串田嘉男氏によって予測されているようですが、 当会の前兆観測では、1/9現在もそのような大被害地震は予測されていません。 予測日は再々々度変更されたようです。
 ただ、大地震の前によく現れる筋状の雲が、 12/31以来毎日のように日本列島の南方沖または南部に東北東-西南西方向に現れています。 過去の事例から言うと、この雲が現れると必ず大地震が発生するわけではなく、 従って予知には使えませんが、念のため常日頃述べているような注意が必要です。

 11/02以来記載の 「現在は11/1の大気重力波から以下とします。
  P1211-03:2012/11/20±7 台湾周辺(N24.0, E121.9) M6.8
 については、前回(12/28)「だいぶ時間がたっていますが、このままとします。 大陸構造の先行時間では2013/01/08±7となります。 12/5に述べた四川省の大きめの地震については、 上記台湾もしくは雲南省-貴州省境付近(N26,E105)とし、同一の地震と見なします。」 としていましたが、下記が発生しました。 しかしMが小さいこと、およびこの地震発生後も大気重力波がみられることからこのままとします。
  R:01/07 15:49 与那国島近海(N24.5, E122.8) 震度3 h72km M5.4D, 5.6V
  R:01/04 12:30 台湾付近(N24.0, E122.3)   震度1 h23km M5.0D, 4.9V
                                以上(一元化)

 12/14以来記載の
  P1212-07:2012/12/19±4奄美大島近海(N28.1, E130.0) M5.5」
 については、前回(12/28)に「下記R3が発生しました。 これについては奇異な感じを持つ方も多いと思いますが、 上記予測の根拠となった大気重力波は東海道はるか沖から奄美大島西方域に及んでいました。 従って、奄美大島周辺の予測は下記の2つ(R1,R2)をもって該当とし、M5.5は取り消しとします。」 としていましたが、R4が発生しました。 取り消したのは間違いだったようです。
  R4:01-05 13:11:48 奄美大島北西沖(N28.8 E128.6) 震度2 h15km M5.1D 4.7V (一元化)
                           M5.4 N28.7 E128.6 h39km (USGS)

  R3:12/26 02:09 東海道南方沖(N32.0, E138.2) 震度1 h390km M5.1
  R2:12/16 06:02 奄美大島北東沖(N29.3 E130.0) 震度1 h60km M4.2
  R1:12/16 06:02 奄美大島近海(N28.4 E129.5)  震度2 h30km M3.9

 前々回(12/20)記載の「現在は12/18の大気重力波から次のように予測されます。
  P1212-09:2012/12/25±3 種子島近海(N30.7, E131.2) M5.1」
 については、下記が発生。マグニチュードが異なりますが該当とします。
  R:01/04 05:10 大隅半島東方沖(N31.1, E131.8) 震度1 h34km M3.9D,3.9V (一元化)
 12/20の大気重力波からの予測
  P1212-10:2012/12/31±4 沖縄近海(N25.7, E128.3) M5.7
 については、下記が発生しました。 大気重力波が海域のみの場合の補正係数は0.3なのでこれを適用すればM4.9(下記USGS)となります。 事前に0.3を採用しなかったのは、沖縄本島が含まれていたからでしたが、 どちらが正しいかは今のところ不明ですのでしばらくこのままとします。
  R:01/01 18:19 沖縄本島近海(N27.1, E127.5) 震度1 h94km M4.0D,4.3V (一元化)
                          M4.9 N26.9 E127.5 h98km (USGS)
  R:12/31 04:23 沖縄本島近海(N26.0, E127.2) 震度1 h43km M3.8V (一元化)

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