中波帯電磁波ノイズ観測、大気重力波観測による地震発生予測実験

 当ページの色分けは次の通りです。 原則としてM5.0未満の予測は記載しないこととしています。

赤(P) :M5.5以上の予測
青(P) :M5.5未満M5.0以上の予測
緑(R) :予測に対応した発生地震
黒(P,R):M5.0未満の予測、および予測していなかった発生地震


地震予知情報作成日時:2012/09/23 23:55(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
地震予知情報掲載日時:2012/09/24 01:15 -

1. 総説

  1. 前回参照。
  2. アウターライズ地震について
    1.  2012/04/11 にスマトラ沖でM8.6の巨大地震が発生しました。 この地震の大気重力波による前兆は約1年1ヶ月前であったこと、 3.11大震災の震源域を挟んだ海溝の外側(アウターライズ)に予測している巨大地震は最悪M9.2から少し減じて、 M9.0となったことは04/18に述べました。
       想定しているアウターライズの一角で、03/14にM6.9Dの発生を見ました。 もしもこの震央から南南西方向に余震が多発、移動してくる様なことがあれば、要注意ですが、 今のところそのような傾向は伺えません。
       6/21に 「ただ最近アウターライズで中程度の地震が以前よりは多めに発生していることと、 3/14のM6.9Dの震央から北東方向に小地震が連続して発生していること、 またこの海域の水温が平年値に比べ1度程高めで推移している事など、 今までに想定していたアウターライズのほかに北海道南東沖の アウターライズも候補の一つとして考えられる事など、注視する必要があります。」 と述べました。 その後の海水温の異常に関しては下記を参照してください。 3.11大震災の前年(2010年)よりも異常の程度が激しさを増し、とうとう平年値+6℃となり、 千島海溝の北海道南東沖(N42, E147)から東方に分布しています。 http://www.data.kishou.go.jp/db/kaikyo/daily/sst_jp.html
      グローバルな分布状況は下図参照
    2.  8/14のオホーツク海南部の深発地震は潜り込んだ太平洋プレートの先端が破壊されたものですが、 ここで発生すると後続して潜り込み地点付近で大きめの地震が発生する傾向があるようです(茂木清夫(2005))。
       十勝沖、釧路沖など3つの事例の内、最短約2ヶ月後、最長約3年。発生地震はM7.5、M8.0 ,M8.2。 今後発生する地震が、前例のように太平洋プレート上面なのか、アウターライズなのかは判断できませんが、 上記海水温度の上昇現象を勘案すると、要注意です
    3.  北大の森谷先生からは連絡がありませんので、NO NEWS IS GOOD NEWSと今回も判断されます。
    4.  最近のデータの出方から、予測している地震の発生はそう遠い話ではないように思え、以下に述べます。
    1.  京都観測点 での逆ラジオのデータが月の位置に対応して突発的に高まることがあります。 この出現の仕方を注意深く見守る必要があります。 7/15以降の午後の高まりは気象によるものと考えられます。 しかし深夜や早朝の高まりは地震と関係していると考えた方がいいでしょう。
    2.  非常に敏感な観測点である伊勢観測点での高まりが継続した後、 大きめの地震が発生する傾向にあることがはっきりとしています。 これは中央構造線の上に位置しているのが原因と考えられます。 中央構造線の上が何故敏感であるのかについては、未発表のためここでは述べることができません。
       7/12から8/29まで高めの値で推移していて、8/29にM5.8の警告を発したところ8/30早朝、 震度5強(M5.7速報値)が宮城県沖で発生しました。 現在も2号機は高めの値が継続しています。1号機は9/18以降終息気味と変化が見られます。
    3.  岐阜大学の各観測点のラドン については、4.11のスマトラ地震M8.6以降、著しい変化が見られるようになってきました。 とくに最近は各観測点ともに著しい変化が見られます。 注意深くwatchする必要があります。
    4.  先行時間に関しては4.11,M8.6スマトラ地震によって約1年1ヶ月という事例が得られました。
    5.  極端な海水干退現象が直前に起きるのだろうか?
    6.  その他様々な、例えば温泉の急激な変化などのような宏観異常現象が発生するのだろうか?
    7.  想定している震源域で、直前には中小地震が頻発する可能性があると度々述べていますが、 発生が継続している様に見受けられ、 M5.0前後の中規模の前震(?)が増えて注目していたところ、3/14のM6.9Dが発生しました。 今後ともこの領域での発生状況は要注意です。
       一昨年(2010年12月22日)に小笠原諸島の父島近海でM7.4(一元化ではM7.8)深さ10kmが発生しており、 これを2011.3.11のM9.0の広義の前震と考えておりましたので((昨年(2011年)12月17日総説参照))、 元旦の鳥島近海のM7.0の発生(NPO法人国際地震予知研究会により予知されていた)は 今後の巨大地震の予測に対して相当の警戒感をもって臨まねばなりません。
    8.  3/14のアウターライズでのM6.9Dは
       「P1112-01:2011/12/15±7 岩手県沖(N40.2, E142.2)から千島列島沖(N45.3, E151.7) M6.9」
       の予測に対応するものですが随分と遅れての発生で、この遅れ現象は要注意です。
    9.  2011年3月11日の大震災発生時刻には丁度、同年1月19日に発表した
       (6)近畿地方、中国四国、九州および南西諸島の
       「P:2011/03/15±7中国四川省もしくは雲南省  M6.9」
       の予測にたいして
       「R:03/10 04:58(UTC) 雲南省(N24.73 E97.96) h10km M5.5
       が発生したため、「対応地震が発生しました」と執筆している最中でした。 結果として、大震災に比べればどうでもよいこの対応地震の発生は発表しませんでした。 予測のM値との差は、地球を1周する前兆の一部であったためと考えられます。
       「最近の地球全体での地震活動が昨年の3.11の数ヶ月前と似てきました(2012.1.31)」 としたのは1.29にやはり雲南省(N27/E105)でM6.3の前兆が見られたからでした。 この予測に対応して、
       「R:06/24 07:59(UTC) 雲南省(N27.78 E100.78) h10km M5.5
       が発生しました。 随分と遅れての発生でした。 その後もミャンマーでは続発しています。
        2012 07 01 04:13 N25.59 E94.70 h58 M5.6 ミャンマー (USGS)
        M5.7 07/29 02:21 N23.0 E94.3 h68.4 MYANMAR (USGS)

       必ずしも同じ轍を踏むとは限りませんが、似た応力状態にあることが伺えます。 9/7の雲南省の地震については A.前回参照
    10.  大陸で再び大規模な大気重力波がたびたび見られるようになってきました。 その都度大きめの地震の発生をみていますが、注意深くWATCHする必要があります。 大陸を西方にたどって、どこまで大気重力波が分布しているかを 2012年5月21日について、空間分解能250mの衛星画像で検証しました。 その結果やはり地球を1周しており、地球表面積の約5割強にその分布が見られ、 単純な計算結果ではM9.1となりました。 したがって想定している次期巨大地震がM9クラスである事が再度確認されました。
    11.  想定しているアウターライズ地震が正断層の場合は再度大津波が発生します。 震源域が陸から大分離れていますので津波到達までは時間に余裕があります。 今度は逃げ切る事が出来るでしょう。 もしも正断層ではなく、本年4.11のスマトラM8.6のように横ずれ断層の場合は大津波にはならないと思われます。
    12.  4.11スマトラM8.6以降応力状態が変化したのか、日本におけるM>=6.0以上の発生日が、 M8.6以降は新月(朔)の前後が多くなってきました。 今後は新月がキイワードになるでしょう。

    5)、6)については皆様からの情報をお待ちしています。

  3.  北海道を含み、北方領域(北極圏に至る)、 西方領域(現在大西洋中部までは確認済み)に出現していた大規模な大気重力波は前回a)で述べた フィリピン、コスタリカの大きめの地震の後も発生し続けています。 Mは8を超える見込みです。震源地に関する考察は会員ページで述べます。

noaaによる

 地域別予測に関しては会員ページをご覧ください (余震域については原則M6以上のみ,そのほかの地域は原則M5.5以上)。 会員ページ記載の予測は漏洩が禁止されています。 ご注意ください。


- 地震予知情報作成日時:2012/09/14 19:40(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 地震予知情報掲載日時:2012/09/14 23:30 -

1. 総説

  1.  前回参照
  2.  アウターライズ地震について
    1.  2012/04/11 にスマトラ沖でM8.6の巨大地震が発生しました。 この地震の大気重力波による前兆は約1年1ヶ月前であったこと、 3.11大震災の震源域を挟んだ海溝の外側(アウターライズ)に予測している巨大地震は最悪M9.2から少し減じて、 M9.0となったことは04/18に述べました。
       想定しているアウターライズの一角で、03/14にM6.9Dの発生を見ました。 もしもこの震央から南南西方向に余震が多発、移動してくる様なことがあれば、 要注意ですが、今のところそのような傾向は伺えません。
       6/21に「ただ最近アウターライズで中程度の地震が以前よりは多めに発生していることと、 3/14のM6.9Dの震央から北東方向に小地震が連続して発生していること、 またこの海域の水温が平年値に比べ1度程高めで推移している事など、 今までに想定していたアウターライズのほかに北海道南東沖のアウターライズも 候補の一つとして考えられる事など、注視する必要があります。」 と述べました。 その後の海水温の異常に関してはこちらを参照してください。 3.11大震災の前年(2010年)よりも異常の程度が激しさを増しています。
    2.  8/14のオホーツク海南部の深発地震は潜り込んだ太平洋プレートの先端が破壊されたものですが、 ここで発生すると後続して潜り込み地点付近で大きめの地震が発生する傾向があるようです(茂木清夫(2005))。
       十勝沖、釧路沖など3つの事例の内、最短約2ヶ月後、最長約3年。 発生地震はM7.5、M8.0 ,M8.2。今後発生する地震が、前例のように太平洋プレート上面なのか、 アウターライズなのかは判断できませんが、上記海水温度の上昇現象を勘案すると、要注意です
    3.  北大の森谷先生からは連絡がありませんので、NO NEWS IS GOOD NEWSと今回も判断されます。
    4.  最近のデータの出方から、予測している地震の発生はそう遠い話ではないように思え、以下に述べます。
    1.  京都観測点 での逆ラジオのデータが月の位置に対応して突発的に高まることがあります。 この出現の仕方を注意深く見守る必要があります。 7/15以降の午後の高まりは気象によるものと考えられます。 しかし深夜や早朝の高まりは地震と関係していると考えた方がいいでしょう。
    2.  非常に敏感な観測点である伊勢観測点での高まりが継続した後、 大きめの地震が発生する傾向にあることがはっきりとしています。 これは中央構造線の上に位置しているのが原因と考えられます。 中央構造線の上が何故敏感であるのかについては、未発表のためここでは述べることができません。
       7/12から8/29まで高めの値で推移していて、 8/29にM5.8の警告を発したところ8/30早朝、震度5強(M5.7速報値)が宮城県沖で発生しました。 この後も2号機は高めの値が継続しています。 1号機は終息気味と変化が見られます。
    3.  岐阜大学の各観測点のラドンについては、 4.11のスマトラ地震M8.6以降、著しい変化が見られるようになってきました。 とくに最近は各観測点ともに著しい変化が見られます。注意深くwatchする必要があります。
    4.  先行時間に関しては4.11,M8.6スマトラ地震によって約1年1ヶ月という事例が得られました。
    5.  極端な海水干退現象が直前に起きるのだろうか?
    6.  その他様々な、例えば温泉の急激な変化などのような宏観異常現象が発生するのだろうか?
    7.  想定している震源域で、直前には中小地震が頻発する可能性があると度々述べていますが、 発生が継続している様に見受けられ、 M5.0前後の中規模の前震(?)が増えて注目していたところ、3/14のM6.9Dが発生しました。 今後ともこの領域での発生状況は要注意です。
       一昨年(2010年12月22日)に小笠原諸島の父島近海でM7.4(一元化ではM7.8)深さ10kmが発生しており、 これを2011.3.11のM9.0の広義の前震と考えておりましたので((昨年(2011年)12月17日総説参照))、 元旦の鳥島近海のM7.0の発生(NPO法人国際地震予知研究会により予知されていた)は 今後の巨大地震の予測に対して相当の警戒感をもって臨まねばなりません。
    8.  3/14のアウターライズでのM6.9Dは
       「P1112-01:2011/12/15±7 岩手県沖(N40.2, E142.2)〜千島列島沖(N45.3, E151.7) M6.9」
       の予測に対応するものですが随分と遅れての発生で、この遅れ現象は要注意です。
    9.  2011年3月11日の大震災発生時刻には丁度、同年1月19日に発表した
        (6)近畿地方、中国四国、九州および南西諸島の
       「P:2011/03/15±7中国四川省もしくは雲南省  M6.9」
       の予測にたいして
       「R:03/10 04:58(UTC) 雲南省(N24.73 E97.96) h10km M5.5
       が発生したため、「対応地震が発生しました」と執筆している最中でした。 結果として、大震災に比べればどうでもよいこの対応地震の発生は発表しませんでした。 予測のM値との差は、地球を1周する前兆の一部であったためと考えられます。
       「最近の地球全体での地震活動が昨年の3.11の数ヶ月前と似てきました(2012.1.31)」 としたのは1.29にやはり雲南省(N27/E105)でM6.3の前兆が見られたからでした。 この予測に対応して、
       「R:06/24 07:59(UTC) 雲南省(N27.78 E100.78) h10km M5.5
       が発生しました。 随分と遅れての発生でした。 その後もミャンマーでは続発しています。
        2012 07 01 04:13 N25.59 E94.70 h58 M5.6 ミャンマー (USGS)
        M5.7 07/29 02:21 N23.0 E94.3 h68.4 MYANMAR (USGS)

       必ずしも同じ轍を踏むとは限りませんが、似た応力状態にあることが伺えます。 9/7の雲南省の地震については A. 前回参照
    10.  大陸で再び大規模な大気重力波がたびたび見られるようになってきました その都度大きめの地震の発生をみていますが、注意深くWATCHする必要があります。 大陸を西方にたどって、どこまで大気重力波が分布しているかを 2012年5月21日について、空間分解能250mの衛星画像で検証しました。 その結果やはり地球を1周しており、地球表面積の約5割強にその分布が見られ、 単純な計算結果ではM9.1となりました。 したがって想定している次期巨大地震がM9クラスである事が再度確認されました。
    11.  想定しているアウターライズ地震が正断層の場合は再度大津波が発生します。 震源域が陸から大分離れていますので津波到達までは時間に余裕があります。 今度は逃げ切る事が出来るでしょう。 もしも正断層ではなく、本年4.11のスマトラM8.6のように横ずれ断層の場合は大津波にはならないと思われます。

     5)、6)については皆様からの情報をお待ちしています。

  3.  北海道を含み、北方領域(北極圏に至る)、西方領域(現在大西洋中部までは確認済み)に出現していた 大規模な大気重力波は前回 A. で述べたフィリピン、コスタリカの大きめの地震の後も発生し続けています。 Mは8を超える見込みです。 震源地に関する考察は会員ページで述べます。

 地域別予測(余震域に関しては原則M6以上のみ,そのほかの地域は原則M5.5以上)に関しては会員ページをご覧ください。 会員ページ記載の予測は漏洩が禁止されています。 ご注意ください。


- 地震予知情報作成日時:2012/09/08 06:15(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 地震予知情報掲載日時:2012/09/08 17:10 -

1. 総説

  1.  最近の汎世界の地震活動フィリピン、コスタリカ、雲南省で地震が立て続けにありました。
     フィリピンは当初M7.9と報告されており、私どもで予測しているM8以上とひょっとしたら同一かもしれないと思いましたが、 その後M7.6と修正されたので、私どもの予測地震とは違うだろうと見当をつけて、 カムチャッカ半島方面の大気重力波を追跡していたところ相変わらず、出現し続けています。 当初、津波注意報が発令されましたが、実際には観測されませんでした。
     コスタリカのM7.6の地震は内陸での発生のようですが、大した被害はないと報告されています。
     雲南省の地震はMは小さいものの被害が出ているようです。
      R4:M5.6 09/07 04:16:30(UTC) N27.582 E103.990 h9.8km
      R3:M5.6 09/07 03:19:42(UTC) N27.508 E103.928 h9.9km
                      SICHUAN-YUNNAN-GUIZHOU REGION (四川-雲南-貴州省境界付近)
      R2:M7.6 09/05 14:42:08(UTC) N10.086 W85.305 h40.0km COSTA RICA
      R1:M7.6 08/31 12:47:35(UTC) N10.838 E126.704  h34.9km
                      PHILIPPINE ISLANDS REGION (以上USGS)
     低緯度地方に東西方向の圧縮応力が強く働いているようです。 R2,R3,R4については或る程度予想がついておりましたが、こんなに早く発生するとは思っていませんでした。 B.(9)で述べているように雲南省での今回の発生は、3.11大震災の前の汎地球の応力状態に似ていると思われます。
  2.  アウターライズ地震について

    1.  2012/04/11 にスマトラ沖でM8.6の巨大地震が発生しました。 この地震の大気重力波による前兆は約1年1ヶ月前であったこと、 3.11大震災の震源域を挟んだ海溝の外側(アウターライズ)に予測している巨大地震は最悪M9.2から少し減じて、 M9.0となったことは04/18に述べました。
       想定しているアウターライズの一角で、03/14にM6.9Dの発生を見ました。 もしもこの震央から南南西方向に余震が多発、移動してくる様なことがあれば、要注意ですが、 今のところそのような傾向は伺えません。
       6/21に「ただ最近アウターライズで中程度の地震が以前よりは多めに発生していることと、 3/14のM6.9Dの震央から北東方向に小地震が連続して発生していること、 またこの海域の水温が平年値に比べ1度程高めで推移している事など、 今までに想定していたアウターライズのほかに北海道南東沖のアウターライズも候補の一つとして考えられる事など、 注視する必要があります。」 と述べました。 その後の海水温の異常に関しては こちらを参照してください。 3.11大震災の前年(2010年)よりも異常の程度が激しさを増しています。
    2.  8/14のオホーツク海南部の深発地震は潜り込んだ太平洋プレートの先端が破壊されたものですが、 ここで発生すると後続して潜り込み地点付近で大きめの地震が発生する傾向があるようです(茂木清夫(2005))。 十勝沖、釧路沖など3つの事例の内、最短約2ヶ月後、最長約3年。 発生地震はM7.5、M8.0 ,M8.2。 今後発生する地震が、前例のように太平洋プレート上面なのか、 アウターライズなのかは判断できませんが、上記海水温度の上昇現象を勘案すると、 要注意です。
    3.  北大の森谷先生からは連絡がありませんので、NO NEWS IS GOOD NEWSと今回も判断されます。
    4.  最近のデータの出方から、予測している地震の発生はそう遠い話ではないように思え、以下に述べます。
    1.  京都観測点 での逆ラジオのデータが月の位置に対応して突発的に高まることがあります。 この出現の仕方を注意深く見守る必要があります。 7/15以降の午後の高まりは気象によるものと考えられます。 しかし深夜や早朝の高まりは地震と関係していると考えた方がいいでしょう。
    2.  非常に敏感な観測点である伊勢観測点での高まりが継続した後、大きめの地震が発生する傾向にあることがはっきりとしています。 これは中央構造線の上に位置しているのが原因と考えられます。 中央構造線の上が何故敏感であるのかについては、未発表のためここでは述べることができません。  7/12から8/29まで高めの値で推移していて、8/29にM5.8の警告を発したところ8/30早朝、震度5強(M5.7速報値)が宮城県沖で発生しました。 この後も高めの値が継続しています。 高めの値の長期間の継続は要注意です。
    3.  岐阜大学の各観測点のラドン については、4.11のスマトラ地震M8.6以降、著しい変化が見られるようになってきました。 とくに最近は各観測点ともに著しい変化が見られます。 注意深くwatchする必要があります。
    4.  先行時間に関しては4.11,M8.6スマトラ地震によって約1年1ヶ月という事例が得られました。
    5.  極端な海水干退現象が直前に起きるのだろうか?
    6.  その他様々な、例えば温泉の急激な変化などのような宏観異常現象が発生するのだろうか?
    7.  想定している震源域で、直前には中小地震が頻発する可能性があると度々述べていますが、 発生が継続している様に見受けられ、 M5.0前後の中規模の前震(?)が増えて注目していたところ、3/14のM6.9Dが発生しました。 今後ともこの領域での発生状況は要注意です。
       一昨年(2010年12月22日)に小笠原諸島の父島近海でM7.4(一元化ではM7.8)深さ10kmが発生しており、 これを2011.3.11のM9.0の広義の前震と考えておりましたので((昨年(2011年)12月17日総説参照))、 元旦の鳥島近海のM7.0の発生(NPO法人国際地震予知研究会により予知されていた)は 今後の巨大地震の予測に対して相当の警戒感をもって臨まねばなりません。
    8.  3/14のアウターライズでのM6.9Dは
       「P1112-01:2011/12/15±7 岩手県沖(N40.2, E142.2)〜千島列島沖(N45.3, E151.7) M6.9」
       の予測に対応するものですが随分と遅れての発生で、この遅れ現象は要注意です。
    9.  2011年3月11日の大震災発生時刻には丁度、同年1月19日に発表した
        (6)近畿地方、中国四国、九州および南西諸島の
       「P:2011/03/15±7中国四川省もしくは雲南省  M6.9」
       の予測にたいして
       「R:03/10 04:58(UTC) 雲南省(N24.73 E97.96) h10km M5.5
       が発生したため、「対応地震が発生しました」と執筆している最中でした。 結果として、大震災に比べればどうでもよいこの対応地震の発生は発表しませんでした。 予測のM値との差は、地球を1周する前兆の一部であったためと考えられます。
       「最近の地球全体での地震活動が昨年の3.11の数ヶ月前と似てきました(2012.1.31)」 としたのは1.29にやはり雲南省(N27/E105)でM6.3の前兆が見られたからでした。 この予測に対応して、
       「R:06/24 07:59(UTC) 雲南省(N27.78 E100.78) h10km M5.5」が発生しました。
       随分と遅れての発生でした。その後もミャンマーでは続発しています。
        2012 07 01 04:13 N25.59 E94.70 h58 M5.6 ミャンマー (USGS)
        M5.7 07/29 02:21 N23.0 E94.3 h68.4 MYANMAR (USGS)

       必ずしも同じ轍を踏むとは限りませんが、似た応力状態にあることが伺えます。 9/7の雲南省の地震についてはA.参照
    10.  大陸で再び大規模な大気重力波がたびたび見られるようになってきました。 その都度大きめの地震の発生をみていますが、注意深くWATCHする必要があります。 大陸を西方にたどって、どこまで大気重力波が分布しているかを 2012年5月21日について、空間分解能250mの衛星画像で検証しました。 その結果やはり地球を1周しており、 地球表面積の約5割強にその分布が見られ、単純な計算結果ではM9.1となりました。 したがって想定している次期巨大地震がM9クラスである事が再度確認されました。
    11.  想定しているアウターライズ地震が正断層の場合は再度大津波が発生します。 震源域が陸から大分離れていますので津波到達までは時間に余裕があります。 今度は逃げ切る事が出来るでしょう。 もしも正断層ではなく、本年4.11のスマトラM8.6のように横ずれ断層の場合は大津波にはならないと思われます。 5)、6)については皆様からの情報をお待ちしています。
  3.  北海道を含み、北方領域(北極圏に至る)、西方領域(現在大西洋中部までは確認済み) に出現していた大規模な大気重力波はA.で述べた大きめの地震の後も発生し続けています。 震源地に関する考察は会員ページで述べます。

5)、6)については皆様からの情報をお待ちしています。

 地域別予測(余震域に関しては原則M6以上のみ,そのほかの地域は原則M5.5以上)に関しては会員ページをご覧ください。 会員ページ記載の予測は漏洩が禁止されています。 ご注意ください。


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