中波帯電磁波ノイズ観測、大気重力波観測による地震発生予測実験

 当ページの色分けは次の通りです。 原則としてM5.0未満の予測は記載しないこととしています。

赤(P) :M5.5以上の予測
青(P) :M5.5未満M5.0以上の予測
緑(R) :予測に対応した発生地震
黒(P,R):M5.0未満の予測、および予測していなかった発生地震


- 地震予知情報作成日時:2012/07/24 23:35(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 地震予知情報掲載日時:2012/07/25 22:15 -

1.総説

 2012/04/11 にスマトラ沖でM8.6の巨大地震が発生しました。 この地震の大気重力波による前兆は約1年1ヶ月前であったこと、 3.11大震災の震源域を挟んだ海溝の外側(アウターライズ)に予測している巨大地震は最悪M9.2から少し減じて、 M9.0となったことは04/18に述べました。
 想定しているアウターライズの一角で、03/14にM6.9Dの発生を見ました。 もしもこの震央から南南西方向に余震が多発、移動してくる様なことがあれば、要注意ですが、 今のところそのような傾向は伺えません。
 6/21に「ただ最近アウターライズで中程度の地震が以前よりは多めに発生していることと、 3/14のM6.9Dの震央から北東方向に小地震が連続して発生していること、 またこの海域の水温が平年値に比べ1度程高めで推移している事など、 今までに想定していたアウターライズのほかに北海道南東沖のアウターライズも候補の一つとして考えられる事など、 注視する必要があります。」 と述べましたが、現在は北陸から山陰の沿岸部を除きほぼ低温となってきました。 直前の静穏期に入ったのでしょうか?

 北大の森谷先生からは連絡がありませんので、NO NEWS IS GOOD NEWSと今回も判断されます。

 最近のデータの出方から、予測している地震の発生はそう遠い話ではないように思え、以下に述べます。

  1.  京都観測点での逆ラジオのデータが月の位置に対応して突発的に高まることがあります。 この出現の仕方を注意深く見守る必要があります。 7/15から7/19の午後の高まりは気象によるものと考えられます。
  2.  非常に敏感な観測点である伊勢観測点での高まりが継続した後、 大きめの地震が発生する傾向にあることがはっきりとしました。 これは中央構造線の上に位置しているのが原因と考えられます。 中央構造線の上が何故敏感であるのかについては、未発表のためここでは述べることができません。 前回(7/16)「現在は添付グラフのように7/12から高めの値で推移しており、7/15,16と高めが連続しています。 地域別予測に述べたように、赤の予測(M5.5以上)が多く見られる事と整合し、要注意です。」 としていましたが、その後グラフのように高めで推移して、最近は収束気味のように見受けられます。

  3.  岐阜大学の各観測点のラドン については、4.11のスマトラ地震M8.6以降、著しい変化が見られるようになってきました。 とくに最近は各観測点ともに著しい変化が見られます。 注意深くwatchする必要があります。
  4.  先行時間に関しては4.11,M8.6スマトラ地震によって約1年1ヶ月という事例が得られました。
  5.  極端な海水干退現象が直前に起きるのだろうか?
  6.  その他様々な、例えば温泉の急激な変化などのような宏観異常現象が発生するのだろうか?
  7.  想定している震源域で、直前には中小地震が頻発する可能性があると度々述べていますが、 発生が継続している様に見受けられ、 M5.0前後の中規模の前震(?)が増えて注目していたところ、3/14のM6.9Dが発生しました。 今後ともこの領域での発生状況は要注意です。
     一昨年(2010年12月22日)に小笠原諸島の父島近海でM7.4(一元化ではM7.8)深さ10kmが発生しており、 これを2011.3.11のM9.0の広義の前震と考えておりましたので((昨年(2011年)12月17日総説参照))、 元旦の鳥島近海のM7.0の発生(NPO法人国際地震予知研究会により予知されていた) は今後の巨大地震の予測に対して相当の警戒感をもって臨まねばなりません。
  8.  3/14のアウターライズでのM6.9Dは 「P1112-01:2011/12/15±7 岩手県沖(N40.2, E142.2)?千島列島沖(N45.3, E151.7) M6.9」 の予測に対応するものですが随分と遅れての発生で、この現象は要注意です。
  9.  2011年3月11日の大震災発生時刻には丁度、同年1月19日に発表した
      (6)近畿地方、中国四国、九州および南西諸島の
     「P:2011/03/15±7中国四川省もしくは雲南省  M6.9」
     の予測にたいして
     「R:03/10 04:58(UTC) 雲南省(N24.73 E97.96) h10km M5.5
     が発生したため、「対応地震が発生しました」と執筆している最中でした。 結果として、大震災に比べればどうでもよいこの対応地震の発生は発表しませんでした。 予測のM値との差は、地球を1周する前兆の一部であったためと考えられます。
     「最近の地球全体での地震活動が昨年の3.11の数ヶ月前と似てきました(2012.1.31)」 としたのは1.29にやはり雲南省(N27/E105)でM6.3の前兆が見られたからでした。 この予測に対応して、
     「R:06/24 07:59(UTC) 雲南省(N27.78 E100.78) h10km M5.5
     が発生しました。 随分と遅れての発生でした。 必ずしも同じ轍を踏むとは限りませんが、似た応力状態にあることが伺えます。
  10.  大陸で再び大規模な大気重力波がたびたび見られるようになってきました その都度大きめの地震の発生をみていますが、注意深くWATCHする必要があります。 大陸を西方にたどって、どこまで大気重力波が分布しているかを2012年5月21日について、 空間分解能250mの衛星画像で検証しました。その結果やはり地球を1周しており、 地球表面積の約5割強にその分布が見られ、単純な計算結果ではM9.1となりました。 したがって想定している次期巨大地震がM9クラスである事が再度確認されました。

5)、6)については皆様からの情報をお待ちしています。

 地域別予測(余震域に関しては原則M6以上のみ,そのほかの地域は原則M5.5以上)に関しては会員ページをご覧ください。 会員ページ記載の予測は漏洩が禁止されています。 ご注意ください。


- 地震予知情報作成日時:2012/07/16 09:15(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 地震予知情報掲載日時:2012/07/16 10:50 -

1. 総説

 2012/04/11 にスマトラ沖でM8.6の巨大地震が発生しました。 この地震の大気重力波による前兆は約1年1ヶ月前であったこと、 3.11大震災の震源域を挟んだ海溝の外側(アウターライズ)に予測している巨大地震は最悪M9.2から少し減じて、 M9.0となったことは04/18に述べました。
 想定しているアウターライズの一角で、03/14にM6.9Dの発生を見ました。 もしもこの震央から南南西方向に余震が多発、移動してくる様なことがあれば、要注意ですが、 今のところそのような傾向は伺えません。
 6/21に「ただ最近アウターライズで中程度の地震が以前よりは多めに発生していることと、 3/14のM6.9Dの震央から北東方向に小地震が連続して発生していること、 またこの海域の水温が平年値に比べ1度程高めで推移している事など、 今までに想定していたアウターライズのほかに北海道南東沖のアウターライズも候補の一つとして考えられる事など、 注視する必要があります。」 と述べましたが、4月末以来約1月半ほど高温であった当該海域は6月の中旬以降消滅しました。 また日本海の水温が5月20日頃より約1ヶ月高温で推移していましたが、 最近6/25,26頃より低温に変化してきました。 太平洋沖、日本海ともほぼ同時期に変化が見られ、今後数週間は注意深く見守る必要があります。 また最近オホーツク海やサハリン周辺の海水温も高くなってきました。
 高温は海底の岩盤からの高温の流体の流出であることがあり(そうでないこともありますが)、 要注意事項の一つではあります。

 北大の森谷先生からは連絡がありませんので、NO NEWS IS GOOD NEWSと今回も判断されます。

 最近のデータの出方から、予測している地震の発生はそう遠い話ではないように思え、以下に述べます。

  1.  京都観測点 での逆ラジオの振り切れるほどのデータが約3ヶ月近く継続していましたが、 9月20日から終息気味となって、現在も低い値が継続しています。 6/19(新月-1日)に2時間と短い時間ですがフルスケールでの高まりがありましたがこの日のみで現在は小さな値で推移しています。 7/9(下弦-2日)にも6/19と同じ様な高まりがありました。 小さな高まりも見ることができるようにスケールを一段、落として表現した結果、見えている小さな高まりは、 3.11大震災の余震域もしくは誘発地震域での小さな地震の前兆となっているようです。 7/15の午後の高まりは気象によるものと考えられます。
  2.  非常に敏感な観測点である伊勢観測点での高まりが継続した後、 大きめの地震が発生する傾向にあることがはっきりとしました。 これは中央構造線の上に位置しているのが原因と考えられます。 中央構造線の上が何故敏感であるのかについては、未発表のためここでは述べることができません。 前回(6/28)、 「現在は6/25,26に中程度の高まりがありました。これが何日も続くようであれば、 大きめの余震もしくは誘発地震が懸念されるため、推移を注目しています。」 としていましたが、その後6/29、7/2にも中程度の高まりがあり、 その結果7/3に千葉県南部(速報では東京湾)でM5.2D(一元化)、最大震度4の発生を見ました。 現在は添付グラフのように7/12から高めの値で推移しており、7/15,16と高めが連続しています。 地域別予測に述べたように、 赤の予測(M5.5以上)が多く見られる事と整合し、要注意です。

  3.  岐阜大学の各観測点のラドンについては、 4.11のスマトラ地震M8.6以降、著しい変化が見られるようになってきました。 とくに最近は各観測点ともに著しい変化が見られます。 注意深くwatchする必要があります。
  4.  先行時間に関しては4.11,M8.6スマトラ地震によって約1年1ヶ月という事例が得られました。
  5.  極端な海水干退現象が直前に起きるのだろうか?
  6.  その他様々な、例えば温泉の急激な変化などのような宏観異常現象が発生するのだろうか?
  7.  想定している震源域で、直前には中小地震が頻発する可能性があると度々述べていますが、 発生が継続している様に見受けられ、 M5.0前後の中規模の前震(?)が増えて注目していたところ、3/14のM6.9Dが発生しました。 今後ともこの領域での発生状況は要注意です。
     一昨年(2010年12月22日)に小笠原諸島の父島近海でM7.4(一元化ではM7.8)深さ10kmが発生しており、 これを2011.3.11のM9.0の広義の前震と考えておりましたので((昨年(2011年)12月17日総説参照))、 元旦の鳥島近海のM7.0の発生(NPO法人国際地震予知研究会により予知されていた)は 今後の巨大地震の予測に対して相当の警戒感をもって臨まねばなりません。
  8.  3/14のアウターライズでのM6.9Dは
     「P1112-01:2011/12/15±7 岩手県沖(N40.2, E142.2)〜千島列島沖(N45.3, E151.7) M6.9」
     の予測に対応するものですが随分と遅れての発生で、この現象は要注意です。
  9.  2011年3月11日の大震災発生時刻には丁度、同年1月19日に発表した
     (6)近畿地方、中国四国、九州および南西諸島 の
     「P:2011/03/15±7中国四川省もしくは雲南省  M6.9」
     の予測にたいして
     「R:03/10 04:58(UTC) 雲南省(N24.73 E97.96) h10km M5.5
     が発生したため、「対応地震が発生しました」と執筆している最中でした。 結果として、大震災に比べればどうでもよいこの対応地震の発生は発表しませんでした。 予測のM値との差は、地球を1周する前兆の一部であったためと考えられます。
     「最近の地球全体での地震活動が昨年の3.11の数ヶ月前と似てきました(2012.1.31)」としたのは 1.29にやはり雲南省(N27/E105)でM6.3の前兆が見られたからでした。 この予測に対応して、
     「R:06/24 07:59(UTC) 雲南省(N27.78 E100.78) h10km M5.5
     が発生しました。 随分と遅れての発生でした。 必ずしも同じ轍を踏むとは限りませんが、似た応力状態にあることが伺えます。
  10.  大陸で再び大規模な大気重力波がたびたび見られるようになってきました その都度大きめの地震の発生をみていますが、注意深くWATCHする必要があります。 大陸を西方にたどって、どこまで大気重力波が分布しているかを2012年5月21日について、 空間分解能250mの衛星画像で検証しました。 その結果やはり地球を1周しており、地球表面積の約5割強にその分布が見られ、単純な計算結果ではM9.1となりました。 したがって想定している次期巨大地震がM9クラスである事が再度確認されました。

 5)、6)については皆様からの情報をお待ちしています。

 地域別予測(余震域に関しては原則M6以上のみ,そのほかの地域は原則M5.5以上)に関しては会員ページをご覧ください。 会員ページ記載の予測は漏洩が禁止されています。 ご注意ください。


- 地震予知情報掲載日時:2012/07/13 06:40 -

予測対応地震の発生(2012/7/10 23:25記)

 本日(7/10, 12:49長野県北部で最大震度5弱の地震がありました。
  R:7/10,12:49 長野県北部(N36.8, E138.4) h20km M5.0 震度5弱

この地震はNPO法人国際地震予知研究会の6/21に発信した次の予測に対応するものですが、少し遅れての発生でした。

  P1206-07:2012/6/29±4 M5.7 震央は長野県南部(N35.4, E138.0)または福井県西方沖(N36.2, E135.6)
 これはP1206-04と同じかもしれません。」

cf.  6/14以来記載の 「現在は、6/9,6/11の大気重力波から以下とします。
  P1206-04:2012/06/17±3静岡県中部(N35.0, E138.4) M5.3
 震度4から5弱程度となる可能性があります。

  07/03 11:31:02 房総半島南部(N35.001 ,E139.870) h88.2km M5.2D 5.1W (一元化) (速報では東京湾、M5.4となっていました)。
 の発生を受けて、7/4に次のように述べました。

 「「前々回(6/21)記載の 「現在は、6/18の大気重力波から以下とします。
  P1206-07:2012/6/29±4 M5.7 震央は長野県南部(N35.4, E138.0)または福井県西方沖(N36.2, E135.6)
 これはP1206-04と同じかもしれません。」 「については、予測震央近くで小さめの発生がありましたが、Mが異なるためこのままとします」 と前回(6/28)のべましたが、長野県南部の外に福井県西方沖でも小さな発生がありました。
  R:07-02 15:09 日本海(N37.3566 E135.3251) h462.1 M4.4 (Hi-net)
  R:07-02 12:52 北陸地方北西沖(N36.8638 E135.5024) h365.1 M3.6
  R:06/24 05:12 長野県南部(N36.0, E137.6) h10km M3.2 震度1

 上記P1206-04とP1206-07は結局同じ地震の前兆であったと考えられます。 P1206-04とP1206-07の予測の基となった6/11と6/18の大気重力波はほぼ同じ形をした分布域を示しており、 両者とも房総半島南部を横断していました。 6/18の大気重力波は島状に飛び飛びに見られたものを包絡して計算したもので、 個々を積み上げればマグニチュードは小さくなります。 従って同一の地震と考えて差し支えありません。」」

 6/11と6/18の大気重力波は同一の地震ではなく、別々の地震であったようで、以下に詳述します。  上記の6/18の飛び飛びの島状の大気重力波の分布域の中でも最大のものは、 その東北端は佐渡島東方沖で、西端は島根県東部、北端は日本海の海岸沿い、 南端は上記佐渡島東方沖から長野県北部そして愛知県北部を通って瀬戸内海北縁にいたる面積約9万km2の地域で、 補正係数1.1を乗じて常用対数をとるとマグニチュードは5.0と計算されました。 今回の長野県北部M5.0の震央には明瞭な大気重力波が見られました。
 以上の事から、7/3の房総半島南部M5.2の前兆は6/11の大気重力波であったようで、ここに訂正致します。


- 地震予知情報作成日時:2012/07/07 01:20(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 地震予知情報掲載日時:2012/07/07 11:40 -

1. 総説

 2012/04/11 にスマトラ沖でM8.6の巨大地震が発生しました。 この地震の大気重力波による前兆は約1年1ヶ月前であったこと、 3.11大震災の震源域を挟んだ海溝の外側(アウターライズ)に予測している巨大地震は最悪M9.2から少し減じて、 M9.0となったことは04/18に述べました。
 想定しているアウターライズの一角で、03/14にM6.9Dの発生を見ました。 もしもこの震央から南南西方向に余震が多発、移動してくる様なことがあれば、 要注意ですが、今のところそのような傾向は伺えません。
 前回(6/21)に 「ただ最近アウターライズで中程度の地震が以前よりは多めに発生していることと、 3/14のM6.9Dの震央から北東方向に小地震が連続して発生していること、 またこの海域の水温が平年値に比べ1度程高めで推移している事など、 今までに想定していたアウターライズのほかに北海道南東沖のアウターライズも 候補の一つとして考えられる事など、注視する必要があります。」 と述べましたが、4月末以来約1月半ほど高温であった当該海域は6月の中旬以降消滅しました。 また日本海の水温が5月20日頃より約1ヶ月高温で推移していましたが、最近6/25,26頃より低温に変化してきました。 太平洋沖、日本海ともほぼ同時期に変化が見られ、今後数週間は注意深く見守る必要があります。 高温は海底の岩盤からの高温の流体の流出であることがあり(そうでないこともありますが)、 要注意事項の一つではあります。

 北大の森谷先生からは連絡がありませんので、NO NEWS IS GOOD NEWSと今回も判断されます。

 最近のデータの出方から、予測している地震の発生はそう遠い話ではないように思え、以下に述べます。

  1.  京都観測点 での逆ラジオの振り切れるほどのデータが約3ヶ月近く継続していましたが、 9月20日から終息気味となって、現在も低い値が継続しています。
     6/19(新月-1日)に2時間と短い時間ですがフルスケールでの高まりがありましたが この日のみで現在は小さな値で推移しています。 小さな高まりも見ることができるようにスケールを一段、落として表現した結果、 見えている小さな高まりは、3.11大震災の余震域もしくは誘発地震域での小さな地震の前兆となっているようです。
  2.  非常に敏感な観測点である伊勢観測点での高まりが継続した後、 大きめの地震が発生する傾向にあることがはっきりとしました。 これは中央構造線の上に位置しているのが原因と考えられます。 中央構造線の上が何故敏感であるのかについては、未発表のためここでは述べることができません。 前回(6/28)、 「現在は6/25,26に中程度の高まりがありました。 これが何日も続くようであれば、大きめの余震もしくは誘発地震が懸念されるため、推移を注目しています。」 としていましたが、その後6/29、7/2にも中程度の高まりがあり、 その結果7/3に千葉県南部(速報では東京湾)でM5.2D(一元化)、最大震度4の発生を見ました。 現在は小さめの値で推移しています。
  3.  岐阜大学の各観測点のラドン については、4.11のスマトラ地震M8.6以降、著しい変化が見られるようになってきました。 とくに最近は各観測点ともに著しい変化が見られます。注意深くwatchする必要があります。
  4.  先行時間に関しては4.11,M8.6スマトラ地震によって約1年1ヶ月という事例が得られました。
  5.  極端な海水干退現象が直前に起きるのだろうか?
  6.  その他様々な、例えば温泉の急激な変化などのような宏観異常現象が発生するのだろうか?
  7.  想定している震源域で、直前には中小地震が頻発する可能性があると度々述べていますが、 発生が継続している様に見受けられ、 M5.0前後の中規模の前震(?)が増えて注目していたところ、3/14のM6.9Dが発生しました。 今後ともこの領域での発生状況は要注意です。
     一昨年(2010年12月22日)に小笠原諸島の父島近海でM7.4(一元化ではM7.8)深さ10kmが発生しており、 これを2011.3.11のM9.0の広義の前震と考えておりましたので((昨年(2011年)12月17日総説参照))、 元旦の鳥島近海のM7.0の発生(NPO法人国際地震予知研究会により予知されていた)は 今後の巨大地震の予測に対して相当の警戒感をもって臨まねばなりません。
  8.  3/14のアウターライズでのM6.9Dは
      「P1112-01:2011/12/15±7 岩手県沖(N40.2, E142.2)〜千島列島沖(N45.3, E151.7) M6.9」
     の予測に対応するものですが随分と遅れての発生で、この現象は要注意です。
  9.  2011年3月11日の大震災発生時刻には丁度、同年1月19日に発表した
     (6) 近畿地方、中国四国、九州および南西諸島の
     「P:2011/03/15±7中国四川省もしくは雲南省  M6.9」
     の予測にたいして
     「R:03/10 04:58(UTC) 雲南省(N24.73 E97.96) h10km M5.5
     が発生したため、「対応地震が発生しました」と執筆している最中でした。 結果として、大震災に比べればどうでもよいこの対応地震の発生は発表しませんでした。 予測のM値との差は、地球を1周する前兆の一部であったためと考えられます。
     「最近の地球全体での地震活動が昨年の3.11の数ヶ月前と似てきました(2012.1.31)」 としたのは1.29にやはり雲南省(N27/E105)でM6.3の前兆が見られたからでした。 この予測に対応して、
     「R:06/24 07:59(UTC) 雲南省(N27.78 E100.78) h10km M5.5
     が発生しました。 随分と遅れての発生でした。 必ずしも同じ轍を踏むとは限りませんが、似た応力状態にあることが伺えます。
  10.  大陸で再び大規模な大気重力波がたびたび見られるようになってきました。 その都度大きめの地震の発生をみていますが、注意深くWATCHする必要があります。 大陸を西方にたどって、どこまで大気重力波が分布しているかを 2012年5月21日について、空間分解能250mの衛星画像で検証しました。 その結果やはり地球を1周しており、地球表面積の約5割強にその分布が見られ、単純な計算結果ではM9.1となりました。 したがって想定している次期巨大地震がM9クラスである事が再度確認されました。

 地域別予測(余震域に関しては原則M6以上のみ,そのほかの地域は原則M5.5以上)に関しては会員ページをご覧ください。 会員ページ記載の予測は漏洩が禁止されています。 ご注意ください。


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