中波帯電磁波ノイズ観測、大気重力波観測による地震発生予測実験

 当ページの色分けは次の通りです。 原則としてM5.0未満の予測は記載しないこととしています。

赤(P) :M5.5以上の予測
青(P) :M5.5未満M5.0以上の予測
緑(R) :予測に対応した発生地震
黒(P,R):M5.0未満の予測、および予測していなかった発生地震


- 地震予知情報作成日時:2012/03/31 21:05(作成者:IAEP 理事長 宇田進一) -
- 地震予知情報掲載日時:2012/03/31 23:00 -

1.総説

  R:03/27 20:00 岩手県沖(N39.8 E142.3) h20km M6.6D, 6.0W 震度5弱(一元化)
                        M6.O(USGS)、Mw5.9(AQUA-REAL)

 が発生しました。 北東-南西方向の圧縮による逆断層でした。

(防災科学技術研究所による)

 これはNPO法人国際地震予知研究会が3/24に地域別予測ページで発表した 下記のP1203-01の予測に対応するものです。
 「現在は上記アウターライズ地震の余震と思われる大気重力波が03/22に発生しました。 このことから下記を予測します。 発生日は余震である事を考慮しています。
  P1203-01:2012/03/30±5 三陸沖(N40.7 E145.2) M6.0」
 発生した地震の震央は予測より西南西方に約260km離れていました。 予測した震央付近およびアウターライズでは下記のようM5前後が多発しています。 複合した前兆だったようです。
  R:M4.5 03/30 12:54:54(UTC) N40.859 E144.795 h10.3 OFF THE EAST COAST OF HONSHU (USGS)
  R:03/30 19:55 三陸沖(N40.8, E145.0) M4.8 h10km 震度1 USGSではM5.1
  R:M4.8 03/30 08:24:13(UTC) N39.050 E144.730 h35.3 OFF THE EAST COAST OF HONSHU (USGS)
  R:03/25 23:50 北海道南東はるか沖(40.747N, 145.415E) M4.6 h44.3km(Hi-net)
  R:M4.7 03/25 14:50:47(UTC) N40.665 E145.201 h10.0 OFF THE EAST COAST OF HONSHU (USGS)

 ただ、発生した地震のマグニチュードが上記のように6.6から5.9までと、観測機関によって随分異なる事から、 地震前に発生していた前兆(例えば、3/25の大気重力波)を消化しきれているか検討が難しい状態です。

 想定しているアウターライズの一角で、03/14にM6.9Dの発生を見ました。 もしもこの震央から南南西方向に余震が多発、移動してくる様なことがあれば、要注意ですが、 上記のように、今のところそのような傾向は伺えません。 想定しているアウターライズ地震は最悪の場合M9.2としています。 この震源断層から海岸までは3百数十kmありますので、 地震発生から、津波到達まで3.11の時よりは少しだけ時間に余裕があると思われますので、 パニックにならないように落ち着いて、行動してください。 地震は昼間に発生するとは限りません。 夜間に発生する場合も想定してください。
 津波の高さが2倍以上かもしれないという根拠は、 マグニチュードが最悪9.2(大気重力波による)と考えられること、 3.11の時に発生した断層は低角度の逆断層でしたが、 今回予測している断層は、高角度の正断層なので、断層の(高さの)落差が、 3.11の時のおそらく2倍以上になるだろうということです。
 太平洋戦争で300万人もの命を失ってなおかつ、日本中が焼け野原の状態から日本は立ち直りました。 しかし、もしも再び、原子力発電所が大事故を起こせば、日本の復興はかなり困難になります。
 原子力発電所関係者は、巨大地震の発生を待たないで、予め対処してください。 どうかお願いします。 どんな対処が可能なのでしょうか。 燃料棒を予め避難させておく事はできないのでしょうか? 防潮堤はおそらく間に合わないでしょう。 せめて高台に非常用電源と水源を用意しておく事でしょうか。 水源としてはアースダムが有効でしょうか。 その他考えうるありとあらゆる対策をお願いしたいと思います。

 北大の森谷先生のえりも観測点で、3.11以前よりも長い期間地震エコーが観測されており、 再度巨大地震の発生を見ると地震学会で報告されています。 昨年末以降の状況は、03/22発売の週刊文春3月29日号によれば、 2012年2月以降減衰傾向にあり、地震の発生時期はまだ不明とのことです。

 最近のデータの出方から、予測している地震の発生はそう遠い話ではないように思え、以下に述べます。

  1.  京都観測点 での逆ラジオの振り切れるほどのデータが約3ヶ月近く継続していましたが、 9月20日から終息気味となって、現在も低い値が継続しています。
     02/10(満月+2日)にフルスケールでの棒状の高まりが、 また3月は4、6、9日(満月前後)および21日(新月前後)に棒状の高まりがあり、その後は静かなままです。 今後は満月または新月がキイワードになる可能性があります。
  2.  非常に敏感な観測点である伊勢観測点での直前信号(断定は出来ませんが)と思われる高まりが継続し、 2月は小さくなってきましたが、その後また高まりが現れ、03/14のM6.8、M6.1の発生を見ました。 前回(3/24)に 「約7万/10分とかなり高い値が観測されています。 これが現在予測している大きめの余震の前兆だと良いのですが。」 としていましたが、3/27の岩手県沖M6.6D としてほぼ予測通り発生しました。 3/30の14:40に86000/10分の高い値が観測されました。 これも今回予測している大きめの余震の前兆と思われます。 地域別予測を参照してください(会員ページ)。
  3.  岐阜大学の各観測点のラドン については前回記載した事項から大きく異なる点はありません。
  4.  そもそもマグニチュードに関しては非常に正確な大気重力波によって最悪 M9.2を想定しているわけですが、 3.11の前兆は何時始まったのかを時系列をさかのぼって確かめなければなりません。 しかし2010年2月27日にチリ沖でM8.8が発生しており、これより前は両者の前兆の区別が出来ません。
  5.  再度海水干退現象が直前に起きるのだろうか?
  6.  その他様々な、例えば温泉の急激な変化などのような宏観異常現象が発生するのだろうか?
  7.  想定している震源域で、直前には中小地震が頻発する可能性があると度々述べていますが、 発生が継続している様に見受けられ、特に最近はM5.0前後の中規模の前震(?)が増えて注目していたところ、 3/14のM6.8(速報値)が発生しました。 今後ともこの領域での発生状況は要注意です。
     一昨年(2010年12月22日)に小笠原諸島の父島近海でM7.4(一元化ではM7.8)深さ10kmが発生しており、 これを2011.3.11のM9.0の広義の前震と考えておりましたので((昨年(2011年)12月17日総説参照))、 元旦の鳥島近海のM7.0の発生は今後の巨大地震の予測に対して相当の警戒感をもって臨まねばなりません。
  8.  3/14のアウターライズでのM6.9Dは
     「P1112-01:2011/12/15±7 岩手県沖(N40.2, E142.2)〜千島列島沖(N45.3, E151.7) M6.9」
     の予測に対応するものですが随分と遅れての発生で、この現象は要注意です。
  9.  最近の地球全体での地震活動が昨年の3.11の数ヶ月前と似てきました。 注視する必要があります。
  10.  大陸で再び大規模な大気重力波がたびたび見られるようになってきました。 その都度大きめの地震の発生をみていますが、注意深くWATCHする必要があります。
  11.  03/01に述べたJAMSTECのアウターライズに配置した地震計のデータに関して、問い合わせしたところ、 この地震計は回収型で、現在は配置されていない事が分かりました。 こちらを参照してください。

 5)、6)については皆様からの情報をお待ちしています。

 地域別予測に関しては会員ページをご覧ください。 会員ページ記載の予測に関する記事は漏洩が禁止されています。 ご注意ください。


- 地震予知情報作成日時:2012/03/24 07:45(作成者:IAEP 理事長 宇田進一) -
- 地震予知情報掲載日時:2012/03/24 10:00 -

1.総説

 昨年(2011年)の2月には大地震の到来を予測し、02/22の当会の理事会において、 「大地震が迫っているので、電磁波観測点のうち非稼働地点の再開を急いでほしい」 と理事に伝えましたが、間に合いませんでした。 この時点ではM9.0とは思いもよらず、M7.3と予測し、03/09に発生したM7.3を該当と判断しました。 しかし、2011/03/10に急速に拡大してきた大気重力波により大きめの余震がすぐに発生するぞ、と2011/03/10夕刻に述べました。 余震ではなく、本震M9.0でした。 報道される被害は甚大で、心に深い傷が残りました。
 地震予知という観点で眺めれば、これで通常通り、余震が次第に減少していくものと思っていましたが、 再度巨大地震の前兆を捉え、それ以来極度の緊張が、続いています。 このため最近は体が悲鳴をあげ、病院通いが仕事になってしまっています。 ためにこのHPの更新が遅れ、皆様にご迷惑をおかけしているのを申し訳なく思います。

 想定しているアウターライズの一角で、03/14にM6.9Dの発生を見ました。 もしもこの震央から南南西方向に余震が多発、移動してくる様なことがあれば、要注意ですが、 今のところそのような傾向は伺えません。 想定しているアウターライズ地震は最悪の場合M9.2としています。 この震源断層から海岸までは3百数十kmありますので、 地震発生から、津波到達まで3.11の時よりは少しだけ時間に余裕があると思われますので、 パニックにならないように落ち着いて、行動してください。地震は昼間に発生するとは限りません。 夜間に発生する場合も想定してください。
 津波の高さが2倍以上かもしれないという根拠は、 マグニチュードが最悪9.2(大気重力波による)と考えられること、 3.11の時に発生した断層は低角度の逆断層でしたが、今回予測している断層は、高角度の正断層なので、 断層の(高さの)落差が、3.11の時のおそらく2倍以上になるだろうということです。
 太平洋戦争で300万人もの命を失ってなおかつ、日本中が焼け野原の状態から日本は立ち直りました。 しかし、もしも再び、原子力発電所が大事故を起こせば、日本の復興はかなり困難になります。
 原子力発電所関係者は、巨大地震の発生を待たないで、予め対処してください。 どうかお願いします。 どんな対処が可能なのでしょうか。 燃料棒を予め避難させておく事はできないのでしょうか? 防潮堤はおそらく間に合わないでしょう。 せめて高台に非常用電源と水源を用意しておく事でしょうか。 水源としてはアースダムが有効でしょうか。 その他考えうるありとあらゆる対策をお願いしたいと思います。

 北大の森谷先生のえりも観測点で、3.11以前よりも長い期間地震エコーが観測されており、 再度巨大地震の発生を見ると地震学会で報告されています。 昨年末以降の状況は、03/22発売の週刊文春3月29日号によれば、 2012年2月以降減衰傾向にあり、地震の発生時期はまだ不明とのことです。

 最近のデータの出方から、 予測している地震の発生はそう遠い話ではないように思え、以下に述べます。

  1.  京都観測点 での逆ラジオの振り切れるほどのデータが約3ヶ月近く継続していましたが、 9月20日から終息気味となって、現在も低い値が継続しています。 12/19(下弦)のみ棒状の高まりがありました。 1月の下弦(01/16)では小さな高まりがありました。
     02/10(満月+2日)にフルスケールでの棒状の高まりが、 また3月は4、6、9日(満月前後)および21日(新月前後)に棒状の高まりがありました。 今後は満月または新月がキイワードになる可能性があります。
  2.  非常に敏感な観測点である伊勢観測点での直前信号(断定は出来ませんが) と思われる高まりが継続し、2月は小さくなってきましたが、 その後また高まりが現れ、03/14のM6.8、M6.1の発生を見ました。 前回(03/16)に「ここ数日の伊勢観測点の挙動は非常に重要で、注視する必要があります。」 としていましたが、約7万/10分とかなり高い値が観測されています。 これが現在予測している大きめの余震の前兆だと良いのですが。
  3.  岐阜大学の割石温泉のラドン が9月、10月、11月、12月、01月の上弦の月前後で高まりを示していません。 12/14から12/23までの下弦の月での高まりが見られました。 その後は棒状の高まりは無く低い値で推移しています。
     また根尾谷断層上の福井県大野市和泉の平成の湯観測点のラドン値が、 9月28日以降3.11大震災直前の値より大きな値が観測された後、増減を繰り返し、 現在もかなり高い値を示しています。 「02/13(下弦-2日)に棒状の高まりが短時間に観測されていますが、それほど気にする必要はありません。」 と述べてきましたが、近くで大地震の発生はありませんでした。
     また養老断層上の養老地点、阿寺断層上の中津川市川上地点とも最近大きめの値が継続しています。 注意深くWATCHする必要があります。
  4.  そもそもマグニチュードに関しては非常に正確な大気重力波によって最悪 M9.2を想定しているわけですが、 3.11の前兆は何時始まったのかを時系列をさかのぼって確かめなければなりません。 しかし2010年2月27日にチリ沖でM8.8が発生しており、これより前は両者の前兆の区別が出来ません。
  5.  再度海水干退現象が直前に起きるのだろうか?
  6.  その他様々な、例えば温泉の急激な変化などのような宏観異常現象が発生するのだろうか?
  7.  想定している震源域で、直前には中小地震が頻発する可能性があると度々述べていますが、 発生が継続している様に見受けられ、特に最近はM5.0前後の中規模の前震(?)が増えて注目していたところ、 3/14のM6.8(速報値)が発生しました。 今後ともこの領域での発生状況は要注意です。
     一昨年(2010年12月22日)に小笠原諸島の父島近海でM7.4(一元化ではM7.8)深さ10kmが発生しており、 これを2011.3.11のM9.0の広義の前震と考えておりましたので((昨年(2011年)12月17日総説参照))、 元旦の鳥島近海のM7.0の発生は今後の巨大地震の予測に対して相当の警戒感をもって臨まねばなりません。
  8.   P1112-01:2011/12/15±7 岩手県沖(N40.2, E142.2)〜千島列島沖(N45.3, E151.7) M6.9
     の対応地震は3/14のM6.9Dと思われます。 随分と遅れての発生で、この現象は要注意です。
  9.  最近の地球全体での地震活動が昨年の3.11の数ヶ月前と似てきました。 注視する必要があります。
  10.  大陸に再び大規模な大気重力波がたびたび見られるようになってきました。 注意深くWATCHする必要があります。
  11.  前々回(03/01)に述べたJAMSTECのアウターライズに配置した地震計のデータに関して、問い合わせしたところ、 この地震計は回収型で、現在は配置されていない事が分かりました。

 5)、6)については皆様からの情報をお待ちしています。

 地域別予測に関しては会員ページをご覧ください。 会員ページ記載の予測に関する記事は漏洩が禁止されています。 ご注意ください。


- 地震予知情報作成日時:2012/03/16 19:15 (作成者:IAEP 理事長 宇田進一) -
- 地震予知情報掲載日時:2012/03/17 10:55 -

1.総説

  R:03/14 18:09 三陸沖(N40.7 E145.2) h10km M6.8 震度4 (速報値)
                     h64.0km M6.9D M7.1V (一元化)、
                     AQUA-REALではMw7.0 h11.0km

 が発生しました。 これは昨年(2011年)3月末から世界で初めて当会が警告し、 その後も警告を持続していたアウターライズでの地震ですが、 位置が、予測していた震源断層の北北東延長部にあたり、100kmほど離れています。 また当会の予測は最悪M9.2ですがマグニチュードが異なります。 この地震の第一報を電話で聞いたときには、2011.3.9に前震があり、 3.11に本震の発生を見たことが頭をよぎり、血の気が引きました。
 大急ぎで帰宅、データを詳細に見ると位置は海溝の屈曲部の外側(外洋側)にあたり、 地震のメカニズムは南北方向の引張りによるものでした。 当会の予測は岩手県はるか沖から房総半島はるか東方沖にかけての正断層による地震で、 東西方向の引張りによって生じると予測しています。 従って、とりあえずは安心かと安堵したのですが、 19:49に発生した約10km南での余震M6.0D(一元化)は、 東西方向の引張りによるもので、心配材料が増えました。
 したがってアウターライズでの応力が大きな破壊を起こす事の出来る段階に至っていることは間違いなく、 当会の予測しているアウターライズ地震の発生のカウントダウンが始まったと考えられます。
 発生時期に関して検討します。 前回(03/01)、それまで述べていた「巨大地震は当面(2ヶ月くらいは)起きないと思われます」の文章を削除し、 代わりに、「3月の下弦(3/15前後3日間)からは注意が必要です」と述べましたが、 ほぼ予測通り下弦-1日にアウターライズ地震の前震の一つと考えられる地震が発生しました。 まだ下弦の引力の影響範囲を脱していないことと、非常に敏感な観測点である伊勢観測点では、 本日(03/16)約3万/10分のやや高い値が午前中から観測されていることから、ここ2、3日は一応警戒が必要です。
 もしもここ2、3日を無事に過ごす事ができたなら、M9.2は何時発生するのかが非常に重要です。 残念ながら明瞭に答える事が出来ないのが申し訳なく思います。 Hi-netのアウターライズでの発生状況や、 前回(03/01)に述べたJAMSTECのアウターライズに配置した地震計のデータが公表されれば、 ある程度の精度で予測できる可能性はあります。
 精度は落ちますが、現時点での種々のデータを見ると、 1年も2年も先という程の話ではないように思えますので、巷間言われている準備が必要です。 前回以前に述べた事を再読していただきたく思います。


(USGSによる)

 また同日
  R:03/14 21:05 千葉県東方沖(N35.8 E141.1) h10km M6.1 震度5強
 が発生しました。 前回(03/01)、(4) 関東地方の項で下記のように述べました。
 「2/27、28の大気重力波の分布域(M6.1相当)が上記予測の前兆域とダブっているため 判断は難しいのですが、Mが異なるため微修正し以下とします。
  P1202-05b:2012/03/05±6関東はるか沖三重会合地点付近(N34.3, E142.5) M6.4」
 上記のように2/27,28の大気重力波からM6.1と計算されていました。 先行日数は計算上14日となります。 従って発生日は2/27+14で3/12±5となり、理論通りの発生でした。 2/27の大気重力波の分布を見れば、一目瞭然で、もしも三重会合点での発生を予測していない時期でしたら、 M、震央、発生日ともにほぼ予測通りでしたでしょう。
 さてこの位置の地震は従来太平洋プレートの上面での逆断層が普通でし  たが、今回は上部地殻内の東西方向の引張りによる正断層で、東日本の東部の引張り領域が、 今までは茨城県北部までだったのが、さらに南下してきたという事でしょう。 千葉県には南北方向の活断層は知られていないので、ただちに断層が活発化するとは思えませんが、 伏在している(活)断層がないとは断言できないため一応の注意は必要でしょう。

 想定しているアウターライズの断層から海岸までは3百数十kmありますので、 地震発生から、津波到達まで3.11の時よりは少しだけ時間に余裕があると思われますので、 パニックにならないように落ち着いて、行動してください。 地震は昼間に発生するとは限りません。夜間に発生する場合も想定してください。
 津波の高さが2倍以上かもしれないという根拠は、マグニチュードが最悪9.2と考えられること、 3.11の時に発生した断層は低角度の逆断層でしたが、今回予測している断層は、高角度の正断層なので、 断層の(高さの)落差が、3.11の時のおそらく2倍以上になるだろうということです。
 太平洋戦争で300万人もの命を失ってなおかつ、日本中が焼け野原の状態から日本は立ち直りました。 しかし、もしも再び、原子力発電所が大事故を起こせば、日本の復興はかなり困難になります。
 原子力発電所関係者は、巨大地震の発生を待たないで、予め対処してください。 どうかお願いします。 どんな対処が可能なのでしょうか。 燃料棒を予め避難させておく事はできないのでしょうか? 防潮堤はおそらく間に合わないでしょう。 せめて高台に非常用電源と水源を用意しておく事でしょうか。 水源としてはアースダムが有効でしょうか。 その他考えうるありとあらゆる対策をお願いしたいと思います。

 北大の森谷先生のえりも観測点で、3.11以前よりも長い期間地震エコーが観測されており、 再度巨大地震の発生を見ると報告されています。 現在の森谷先生の89.9MHzの地震エコーの状況は不明ですが、 私どもの観測からは上記のようにそう遠い話ではないように思えます。

 最近のデータの出方から、予測している地震の発生はそう遠い話ではないように思え、以下に述べます。

  1.  京都観測点 での逆ラジオの振り切れるほどのデータが約3ヶ月近く継続していましたが、 9月20日から終息気味となって、現在も低い値が継続しています。 12/19(下弦)のみ棒状の高まりがありました。 1月の下弦(01/16)では小さな高まりがありました。
     02/10(満月+2日)にフルスケールでの棒状の高まりが、 また3月は4、6、9日(満月前後)に棒状の高まりがありました。 今後は満月がキイワードになる可能性があります。
  2.  非常に敏感な観測点である伊勢観測点での直前信号(断定は出来ませんが)と思われる高まりが継続し、 ここ1ヶ月は小さくなってきましたが、数日前からまた高まりが現れ、03/14のM6.8、M6.1の発生を見ました。 ここ数日の伊勢観測点の挙動は非常に重要で、注視する必要があります。
  3.  岐阜大学の割石温泉のラドン が9月、10月、11月、12月、01月の上弦の月前後で高まりを示していません。 12/14から12/23までの下弦の月での高まりが見られました。 その後は棒状の高まりは無く低い値で推移しています。
     また根尾谷断層上の福井県大野市和泉の平成の湯観測点のラドン値が、 9月28日以降3.11大震災直前の値より大きな値が観測された後、 増減を繰り返し、現在もかなり高い値を示しています。 「02/13(下弦-2日)に棒状の高まりが短時間に観測されていますが、それほど気にする必要はありません。」 と述べてきましたが、近くで大地震の発生はありませんでした。
     また養老断層上の養老地点、阿寺断層上の中津川市川上地点とも 最近大きめの値が継続しています。 注意深くWATCHする必要があります。
  4.  そもそもマグニチュードに関しては非常に正確な大気重力波によって最悪 M9.2を想定しているわけですが、 3.11の前兆は何時始まったのかを時系列をさかのぼって確かめなければなりません。 しかし2010年2月27日にチリ沖でM8.8が発生しており、これより前は両者の前兆の区別が出来ません。
  5.  再度海水干退現象が直前に起きるのだろうか?
  6.  その他様々な、例えば温泉の急激な変化などのような宏観異常現象が発生するのだろうか?
  7.  想定している震源域で、直前には中小地震が頻発する可能性があると度々述べていますが、 発生が継続している様に見受けられ、特に最近はM5.0前後の中規模の前震(?)が増えて注目していたところ、 3/14のM6.8(速報値)が発生しました。 今後ともこの領域での発生状況は要注意です。
     一昨年(2010年12月22日)に小笠原諸島の父島近海でM7.4(一元化ではM7.8)深さ10kmが発生しており、 これを2011.3.11のM9.0の広義の前震と考えておりましたので((昨年(2011年)12月17日総説参照))、 元旦の鳥島近海のM7.0の発生は今後の巨大地震の予測に対して相当の警戒感をもって臨まねばなりません。
  8.  余震域より離れている地域で、地震が予測通り発生かどうか皆さんで注視していてください。 最近少し予測よりずれてきているようにも見えます。
  9.  最近の地球全体での地震活動が昨年の3.11の数ヶ月前と似てきました。 注視する必要があります。
  10.  大陸に再び大規模な大気重力波がたびたび見られるようになってきました。 注意深くWATCHする必要があります。

 5)、6)については皆様からの情報をお待ちしています。

 地域別予測に関しては会員ページをご覧ください。 会員ページ記載の予測に関する記事は漏洩が禁止されています。 ご注意ください。


- 地震予知情報作成日時:2012/03/01 01:40 (作成者:IAEP 理事長 宇田進一) -
- 地震予知情報掲載日時:2012/03/02 00:30 -

1.総説

 2011年3月の大震災発生直後から再び大地震が発生する可能性があること、 それはアウターライズ地震であること(3/31、04/03記載)を述べて参りました。 この考えは多くの研究者や、公的機関によって追認されております。 最近このサイトを初めて訪れる人が増えていますが、3月以来の全部の文章を是非読んで戴きたく思います。

 01/31の朝のNHKニュース(下記;リンク切れ)でJAMSTECがアウターライズに配置した地震計によって、 正断層型の地震が増えていることが分かり、引張りによって大津波地震が発生する可能性が指摘されていました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120131/t10015654121000.html
これは昨年3月末以来私が主張している事と全く同じです。 地震計のデータによって信憑性が増したということでしょう。

 私が想定している断層から海岸までは3百数十kmありますので、 地震発生から、津波到達まで3.11の時よりは少しだけ時間に余裕があると思われますので、 パニックにならないように落ち着いて、行動してください。 地震は昼間に発生するとは限りません。 夜間に発生する場合は、照明が必要となります。
 津波の高さが2倍以上かもしれないという根拠は、マグニチュードが最悪9.2と考えられること、 3.11の時に発生した断層は低角度の逆断層でしたが、 今回予測している断層は、高角度の正断層なので、 断層の(高さの)落差が、3.11の時のおそらく2倍以上になるだろうということです。
 アウターライズでの正断層は引張り応力によって発生しますが、 これはプレートの運動のうち、プレート引きがプレート押しに勝っている場合に起ると考えられています。 3.11東日本大震災およびその後の地殻運動(海岸部の沈降など)の地質学的な意味合いについて、 新妻信明静岡大学名誉教授 が明らかにしています。 ここではアウターライズという用語は使用せず周縁隆起帯(MARGINAL SWELL)としています。 2010年12月22日発生の父島近海M7.4(一元化ではM7.8)を、 私どもは、広義の前震と考えていましたが、この考え方でよさそうです。
 太平洋戦争で300万人もの命を失ってなおかつ、日本中が焼け野原の状態から日本は立ち直りました。 しかし、もしも再び、原子力発電所が大事故を起こせば、日本の復興はかなり困難になります。
 原子力発電所関係者は、巨大地震の発生を待たないで、予め対処してください。どうかお願いします。 どんな対処が可能なのでしょうか。 燃料棒を予め避難させておく事はできないのでしょうか? 防潮堤はおそらく間に合わないでしょう。 せめて高台に非常用電源と水源を用意しておく事でしょうか。 水源としてはアースダムが有効でしょうか。 その他考えうるありとあらゆる対策をお願いしたいと思います。

 北大の森谷先生のえりも観測点での89.9MHzの地震エコーは、3.11以前よりも長い期間観測されており、 再度巨大地震の発生を見ると報告されています。 これは2011年3月以来提示し続けている、私どもの大気重力波その他の観測による予測と同じです。 森谷先生から新たなデータの報告はありません。

 「最悪M9.2と大気重力波から予測されるアウターライズ地震の発生時期について検討してきましたが、 当初は誘発地震だと思い、従って先行時間は短いとの思い込みから毎日非常に緊張して解析を進めてきました。 しかしどうやら誘発地震ではなく今度発生する地震が本震かもしれないと思うようになりました。 歴史地震にそのような記録が無い事は承知していましたが、有史以前にはあったはずだと調べて参りましたが、 直接の証拠ではなく、間接証拠ですが見つける事ができました。 これについては次回以降述べたいと思います。」 と01/08に記載しました。それは次の様な資料を見つけたからです。
 貞観の大津波地震については25年前に東北大学の箕浦幸治先生によって発見、報告されていました。 しかし、学界や社会が認めようとはしませんでした。 2004年のスマトラの大津波地震の発生をうけて、 日本での連動大地震の可能性について、地質学の分野からのアプローチが、 つまり仙台平野をはじめ東北地方での過去の津波堆積物の調査が産総研などによって行われ、 その結果箕浦先生と同じように貞観の津波堆積物、さらに千年まえの津波堆積物、 さらにもう千年前の(つまり3千年前の)津波堆積物も発見され、 約千年間隔で巨大地震が起っている事がわかりました。 しかし3.11の大震災の被害軽減には役に立ちませんでした。
 私は、巨大地震に引き続いておこる巨大アウターライズ地震の発生を3.11大震災直後から、 大気重力波から計算されるマグニチュードをもとに警告してきました。 人間の歴史記録には無くても、 引き続き起った巨大津波地震の痕跡はあったはずだとの思いから箕浦先生の資料や、 産総研の資料を調べて参りました。 その結果、貞観の津波堆積物はわずか数cmの厚さにたいして 3千年前の堆積物はその10数倍もの厚さがある事が分かりました。 いままで、地震の繰り返し間隔のみが議論されてきましたが、この異常なまでの厚い津波堆積物こそ、 短時間(地質学的な時間)のうちに再来した大津波の証拠と考えられます。 正確を期すためにはこの厚い堆積物の詳細な解析、分析が必要ですが、 一回での堆積物にしては厚すぎることから間違いは無いだろうと思います。 このような事は本来ここに書くべき事ではなく、論文とするのが常套手段ですが、今は非常時です。 やむを得ず公表する事としましたが、 研究者が同様の内容を発表する際は盗作ととられないためには、わたしのこの文章を引用する必要があります。
 参照した文献はこちらです。 石巻平野の柱状図、特にA測線やこの近くの工事中の路頭をよく見てください。

 最近のデータの出方から、予測している地震の発生はそう遠い話ではないように思え、以下に述べます。

  1.  京都観測点 での逆ラジオの振り切れるほどのデータが約3ヶ月近く継続していましたが、 9月20日から終息気味となって、現在も低い値が継続しています。 12/19(下弦)のみ棒状の高まりがありました。 1月の下弦(01/16)では小さな高まりがありました。 “下弦”がキイワードとなるかもしれません。
     02/10(満月+2日)にフルスケールでの棒状の高まりがありました。 02/15の下弦の月前後には高まりがありませんでした。
  2.  非常に敏感な観測点である伊勢観測点での直前信号(断定は出来ませんが) と思われる高まりが継続していましたが、最近は小さくなってきました。
  3.  岐阜大学の割石温泉のラドン が9月、10月、11月、12月、01月の上弦の月前後で高まりを示していません。 12/14から12/23までの下弦の月での高まりが見られました。 1月および2月の下弦(01/16、02/15前後)では高まりがありませんでした。 現在は低い値で推移しています。 この意味するところを注視する必要があります。
     また根尾谷断層上の福井県大野市和泉の平成の湯観測点のラドン値が、 9月28日以降3.11大震災直前の値より大きな値が観測された後、 増減を繰り返し、現在もかなり高い値を示しています。 02/13(下弦-2日)に棒状の高まりが短時間に観測されていますが、それほど気にする必要はありません。
     また養老断層上の養老地点、阿寺断層上の中津川市川上地点とも最近大きめの値が継続しています。 注意深くWATCHする必要があります。
  4.  そもそもマグニチュードに関しては非常に正確な大気重力波によって最悪 M9.2を想定しているわけですが、 3.11の前兆は何時始まったのかを時系列をさかのぼって確かめなければなりません。 しかし膨大なデータ量なので、検討に非常に時間を要します。 当初M8程度のアウターライズ地震も想定しましたが、もう既に9か月経過しており、 M8ならば、既に発生しているはずで、発生を見ないという事はM9クラスの可能性が高くなったと言えるでしょう。
     膨大なデータをすべて照査する事はマンパワー不足で出来ません。 間引いたデータでの検討もまだ終了していませんが、現時点では1年以上前から発生していた可能性があります。 しかし2010年2月27日にチリ沖でM8.8が発生しており、これより前は両者の前兆の区別が出来ません。
  5.  再度海水干退現象が直前に起きるのだろうか?
  6.  その他様々な、例えば温泉の急激な変化などのような宏観異常現象が発生するのだろうか?
  7.  想定している震源域で、直前には中小地震が頻発する可能性があると度々述べていますが、 発生が継続している様に見受けられます(Hi-net参照)。 南端付近で予測したM6.5は発生せず、かわりに元旦に鳥島近海でM7.0が発生しました。 一昨年(2010年12月22日)に小笠原諸島の父島近海でM7.4(一元化ではM7.8)深さ10kmが発生しており、 これを2011.3.11のM9.0の広義の前震と考えておりましたので((昨年(2011年)12月17日総説参照))、 元旦の鳥島近海のM7.0の発生は今後の巨大地震の予測に対して相当の警戒感をもって臨まねばなりません。
  8.  余震域より離れている地域では、予測より少し遅れて発生する傾向が出ています。 地域別予測を参照してください。
     3.11の大震災の前には約3ヶ月前よりこのような傾向があり、 2010年12月以来この現象について述べておりました。
     ただ、2012年元旦の鳥島近海M7.0や1月12日の福島県沖M5,8、 02/08の佐渡島近海のM5.7などが法則通り発生していました。 したがって予測通り発生しているうちは巨大地震は起きないだろうと前回までに述べました。 地域別予測が法則通り発生するかどうか皆さんで注視していてください。 最近少し予測よりずれてきているようにも見えます。
     下弦がキイワードになると1)で述べましたが、3月の下弦(3/15前後3日間)からは注意が必要です。
  9.  1月の上弦(01/01)ではM7.0鳥島近海が発生しました。
     上記で縷々のべたように切迫性が認められるので、1年以上先の話ではないように思え、警戒が必要です。 上弦前後での警戒を呼びかけておりましたが、 割石温泉や京都観測点での測定値の高まりが下弦や満月となってきたことなど、 変化が見られます。 注意深く監視する事とします。
  10.  最近の地球全体での地震活動が昨年の3.11の数ヶ月前と似てきました。 注視する必要があります。
  11.  首都圏の最近の地震活動から、将来の発生確率の変更が東大地震研究所の研究グループによって発表されました。 これについて私はコメントする立場にはありません。 数字が一人歩きをしているようで、誤差を含むものであることなどを、 地震研のアウトリーチ室が公開しています。 是非一読してください。
  12.  02/28,29の両日でM5.0以上が6個(そのうち震度4が3個)とかなり地震活動が活発となってきました。 また、地域別予測には赤の予測(M5.5以上)が大変多くなってきました。 これらの予測は個々に発生しないで、一つのより大きな地震となる場合があります。 JAMSTECがアウターライズに配置した地震計の観測結果の公表を注視したいと思います。
  13.  大陸に再び大規模な大気重力波がたびたび見られるようになってきました。 注意深くWATCHする必要があります。

 5)、6)については皆様からの情報をお待ちしています。

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