中波帯電磁波ノイズ観測、大気重力波観測による地震発生予測実験

 当ページの色分けは次の通りです。 原則としてM5.0未満の予測は記載しないこととしています。

赤(P) :M5.5以上の予測
青(P) :M5.5未満M5.0以上の予測
緑(R) :予測に対応した発生地震
黒(P,R):M5.0未満の予測、および予測していなかった発生地震


地震予知情報作成日時:2012/09/23 23:55(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
地震予知情報掲載日時:2012/09/24 01:20 -

1. 総説

  1. 前回参照。
  2. アウターライズ地震について
    1.  2012/04/11 にスマトラ沖でM8.6の巨大地震が発生しました。 この地震の大気重力波による前兆は約1年1ヶ月前であったこと、 3.11大震災の震源域を挟んだ海溝の外側(アウターライズ)に予測している巨大地震は最悪M9.2から少し減じて、 M9.0となったことは04/18に述べました。
       想定しているアウターライズの一角で、03/14にM6.9Dの発生を見ました。 もしもこの震央から南南西方向に余震が多発、移動してくる様なことがあれば、要注意ですが、 今のところそのような傾向は伺えません。
       6/21に 「ただ最近アウターライズで中程度の地震が以前よりは多めに発生していることと、 3/14のM6.9Dの震央から北東方向に小地震が連続して発生していること、 またこの海域の水温が平年値に比べ1度程高めで推移している事など、 今までに想定していたアウターライズのほかに北海道南東沖の アウターライズも候補の一つとして考えられる事など、注視する必要があります。」 と述べました。 その後の海水温の異常に関しては下記を参照してください。 3.11大震災の前年(2010年)よりも異常の程度が激しさを増し、とうとう平年値+6℃となり、 千島海溝の北海道南東沖(N42, E147)から東方に分布しています。 http://www.data.kishou.go.jp/db/kaikyo/daily/sst_jp.html
      グローバルな分布状況は下図参照
    2.  8/14のオホーツク海南部の深発地震は潜り込んだ太平洋プレートの先端が破壊されたものですが、 ここで発生すると後続して潜り込み地点付近で大きめの地震が発生する傾向があるようです(茂木清夫(2005))。
       十勝沖、釧路沖など3つの事例の内、最短約2ヶ月後、最長約3年。発生地震はM7.5、M8.0 ,M8.2。 今後発生する地震が、前例のように太平洋プレート上面なのか、アウターライズなのかは判断できませんが、 上記海水温度の上昇現象を勘案すると、要注意です
    3.  北大の森谷先生からは連絡がありませんので、NO NEWS IS GOOD NEWSと今回も判断されます。
    4.  最近のデータの出方から、予測している地震の発生はそう遠い話ではないように思え、以下に述べます。
    1.  京都観測点 での逆ラジオのデータが月の位置に対応して突発的に高まることがあります。 この出現の仕方を注意深く見守る必要があります。 7/15以降の午後の高まりは気象によるものと考えられます。 しかし深夜や早朝の高まりは地震と関係していると考えた方がいいでしょう。
    2.  非常に敏感な観測点である伊勢観測点での高まりが継続した後、 大きめの地震が発生する傾向にあることがはっきりとしています。 これは中央構造線の上に位置しているのが原因と考えられます。 中央構造線の上が何故敏感であるのかについては、未発表のためここでは述べることができません。
       7/12から8/29まで高めの値で推移していて、8/29にM5.8の警告を発したところ8/30早朝、 震度5強(M5.7速報値)が宮城県沖で発生しました。 現在も2号機は高めの値が継続しています。1号機は9/18以降終息気味と変化が見られます。
    3.  岐阜大学の各観測点のラドン については、4.11のスマトラ地震M8.6以降、著しい変化が見られるようになってきました。 とくに最近は各観測点ともに著しい変化が見られます。 注意深くwatchする必要があります。
    4.  先行時間に関しては4.11,M8.6スマトラ地震によって約1年1ヶ月という事例が得られました。
    5.  極端な海水干退現象が直前に起きるのだろうか?
    6.  その他様々な、例えば温泉の急激な変化などのような宏観異常現象が発生するのだろうか?
    7.  想定している震源域で、直前には中小地震が頻発する可能性があると度々述べていますが、 発生が継続している様に見受けられ、 M5.0前後の中規模の前震(?)が増えて注目していたところ、3/14のM6.9Dが発生しました。 今後ともこの領域での発生状況は要注意です。
       一昨年(2010年12月22日)に小笠原諸島の父島近海でM7.4(一元化ではM7.8)深さ10kmが発生しており、 これを2011.3.11のM9.0の広義の前震と考えておりましたので((昨年(2011年)12月17日総説参照))、 元旦の鳥島近海のM7.0の発生(NPO法人国際地震予知研究会により予知されていた)は 今後の巨大地震の予測に対して相当の警戒感をもって臨まねばなりません。
    8.  3/14のアウターライズでのM6.9Dは
       「P1112-01:2011/12/15±7 岩手県沖(N40.2, E142.2)から千島列島沖(N45.3, E151.7) M6.9」
       の予測に対応するものですが随分と遅れての発生で、この遅れ現象は要注意です。
    9.  2011年3月11日の大震災発生時刻には丁度、同年1月19日に発表した
       (6)近畿地方、中国四国、九州および南西諸島の
       「P:2011/03/15±7中国四川省もしくは雲南省  M6.9」
       の予測にたいして
       「R:03/10 04:58(UTC) 雲南省(N24.73 E97.96) h10km M5.5
       が発生したため、「対応地震が発生しました」と執筆している最中でした。 結果として、大震災に比べればどうでもよいこの対応地震の発生は発表しませんでした。 予測のM値との差は、地球を1周する前兆の一部であったためと考えられます。
       「最近の地球全体での地震活動が昨年の3.11の数ヶ月前と似てきました(2012.1.31)」 としたのは1.29にやはり雲南省(N27/E105)でM6.3の前兆が見られたからでした。 この予測に対応して、
       「R:06/24 07:59(UTC) 雲南省(N27.78 E100.78) h10km M5.5
       が発生しました。 随分と遅れての発生でした。 その後もミャンマーでは続発しています。
        2012 07 01 04:13 N25.59 E94.70 h58 M5.6 ミャンマー (USGS)
        M5.7 07/29 02:21 N23.0 E94.3 h68.4 MYANMAR (USGS)

       必ずしも同じ轍を踏むとは限りませんが、似た応力状態にあることが伺えます。 9/7の雲南省の地震については A.前回参照
    10.  大陸で再び大規模な大気重力波がたびたび見られるようになってきました。 その都度大きめの地震の発生をみていますが、注意深くWATCHする必要があります。 大陸を西方にたどって、どこまで大気重力波が分布しているかを 2012年5月21日について、空間分解能250mの衛星画像で検証しました。 その結果やはり地球を1周しており、地球表面積の約5割強にその分布が見られ、 単純な計算結果ではM9.1となりました。 したがって想定している次期巨大地震がM9クラスである事が再度確認されました。
    11.  想定しているアウターライズ地震が正断層の場合は再度大津波が発生します。 震源域が陸から大分離れていますので津波到達までは時間に余裕があります。 今度は逃げ切る事が出来るでしょう。 もしも正断層ではなく、本年4.11のスマトラM8.6のように横ずれ断層の場合は大津波にはならないと思われます。
    12.  4.11スマトラM8.6以降応力状態が変化したのか、日本におけるM>=6.0以上の発生日が、 M8.6以降は新月(朔)の前後が多くなってきました。 今後は新月がキイワードになるでしょう。

    5)、6)については皆様からの情報をお待ちしています。

  3.  北海道を含み、北方領域(北極圏に至る)、 西方領域(現在大西洋中部までは確認済み)に出現していた大規模な大気重力波は前回a)で述べた フィリピン、コスタリカの大きめの地震の後も発生し続けています。 Mは8を超える見込みです。震源地に関する考察は会員ページで述べます。

noaaによる

 地域別予測に関しては会員ページをご覧ください (余震域については原則M6以上のみ,そのほかの地域は原則M5.5以上)。 会員ページ記載の予測は漏洩が禁止されています。 ご注意ください。

2.地域別予測

(1) 北海道

 「P1208-02:2012/8/31±3 北海道南西沖(N42.8. E140.2) M5.7
 については、予測日を大幅に過ぎていますが、似た大気重力波が9/19にも出ているのでこのままとします。

「「P1208-03:2012/9/05±5 北海道北西部(N45.5. E142.2) M6.3」
 については、未発生です。」 としていましたが下記が発生しました。
  M5.2 09/22 09:37(UTC) N46.051 E141.990 h325.1km SAKHALIN (USGS)
              45.8N 142.2E h340.0km Mw5.1 (AQUA-CMT)
              サハリン南部(N45.9695 E142.1355) h338.8km M6.1 (Hi-net)

 解説はTOP PAGEの“予測対応地震の発生欄”(新設)を参照してください。

 「P1209-02:2012/09/14±5 サハリン周辺(N47.7, E144.0)M5.9」
 については、9/22の深発M5.2(USGS)が発生しましたので、これを該当とします

暫定P:M8以上。発生日未定で11月中旬以降。
震央候補地:カムチャッカ半島周辺、その中でも北部のN59, E163辺りの可能性が高い、その他アリューシャン列島、アラスカ半島付近など。

 ただし、大気重力波による地震予知の場合、小さな地震の震央に関する精度は良いが、 巨大地震の場合は精度が劣ることがたまにあり、日本ではないと安心はしていられません。 かつて、2009年にサハリンもしくは千島列島と予測し、実発生はサモアM8.1だったことがありました。 この時、私どものみならず、日本の他の地震前兆観測者(複数)も似た間違いを起こしていました。

 現在は9/19の大気重力波から以下とします。
  P1209-07:2012/10/01±5 根室半島沖(N43.1, E145.2)M5.9

(2) 東北地方

 日本海に広範囲に度々大気重力波が見られるようになりました。 これは内陸または太平洋側での中程度の地震を意味するので注視する必要があります。

 前々回(9/8)記載の 「現在は9/5の大気重力波から以下とします。
  P1209-03:2012/10/18±5 ウラジオストック周辺 M6.0
 は未発生です。
 「「また、9/7の大気重力波から秋田県内陸南部でM4台前半が9/10前後に予測されます。」 については、発生しませんでした。」 としていましたが、下記が発生しました。
  R:09/17 05:31 秋田県内陸南部(N39.5, E140.4) 震度2 h10km M2.7
  R:09/17 04:39 秋田県内陸南部(N39.5, E140.4) 震度1 h20km M2.4

 前回(9/14)記載の 「現在は9/13の大気重力波から以下とします。
  P1209-04:2012/09/25±4 宮城県沖岩手県沖(N39.3, E142.5)M5.8
 N39.3は岩手県沖でしたので字句を訂正しました(9/23記)。
  R:09/21 03:32 三陸沖(N39.6, E143.6) 震度1 h30km M4.9D, 5.1V (一元化)
  R:09/18 04:09 岩手県沖(N39.8, E142.3)震度3 h43km M5.0D, 5.0V (一元化)
                              M5.0 39.808 142.084 h36.7 (USGS)
                              39.8N 142.3E h46.0km Mw5.1 (Aqua-CMT)
  R:09/17 17:22 岩手県沖(N39.1, E142.2) 震度2 h50km M4.1

 現在は9/20の大気重力波から以下とします。
  P1209-08:2012/9/26±3 青森県東方沖(N41.2, E142.3)M5.0

(4) 関東地方

 最近、いわゆるチバラキ(千葉-茨城-栃木-埼玉県境付近)での発生を示唆する大気重力波の前兆が頻繁に現れており、 この前兆に対応して多くの地震が発生しています。 3.11大震災前にはこのような多発を見ていませんでした。 小地震の多発は1ランク上の地震の発生を意味することがあるため、注視する必要があります。
 前回(9/14)記載の 「現在は9/13の大気重力波からマリアナ諸島で9/26前後5日間、M6前後 の地震が予測されますが、深くは詰めないこととします。」 については、このままとします。
 前回(9/14)記載の 「9/13の大気重力波から以下とします。
  P1209-05:2012/09/21±3 伊豆諸島近海(N32.0, E140.0)M5.2」
 については、下記が発生しました。
  R:09/19 02:54 四国海盆(N30.669, E137.889) h510.5km M4.6 (Hi-net)

 前回(9/14)記載の 「また9/14の大気重力波からいわゆるチバラキでM4後半が9/16前後に予測されます。」 については、下記が発生しました。チバラキより少し東方に離れていました。
  R:09/16 01:09 千葉県東方沖(N35.8, E141.1) 震度3 h10km M4.5

 現在は9/17の大気重力波からいわゆるチバラキでM4後半が9/24前後に予測されます。

 また9/22の大気重力波から以下とします。
  P1209-09:2012/9/30±3 八丈島東方沖(N32, E142) M5.2

 また9/23の大気重力波から房総半島はるか東方沖(N34.9, E142.7)でM4台後半が9/28前後に予測されます。

(5) 中部地方

 現在は大地震の兆候は観察されていませんが、静岡県、愛知県などで小地震が度々発生しています。 注意深くWATCHする必要があります。
 前回(9/14)記載の 「現在は9/14の大気重力波から以下とします。
  P1209-06:2012/09/22±3 紀伊半島沖(N32.9, E135.5)M5.2」
 については、下記が発生しました。
  R:09/19 02:24紀伊半島南東沖(N33.046, E136.723) h432.8km M4.4(Hi-net)

 現在は9/21,23の大気重力波から以下とします。
  P1209-10:2012/10/02±4 長野県北部から富山県東部(N36.8, E137.8) M5.4

(6) 近畿、中四国、九州および南西諸島

 現在は9/18の大気重力波から以下とします。
  P1209-11:2012/9/26±3 瀬戸内海西部(N34.0, E132.3) M5.3


- 地震予知情報作成日時:2012/09/14 19:40(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 地震予知情報掲載日時:2012/09/14 23:30 -

1. 総説

  1.  前回参照
  2.  アウターライズ地震について
    1.  2012/04/11 にスマトラ沖でM8.6の巨大地震が発生しました。 この地震の大気重力波による前兆は約1年1ヶ月前であったこと、 3.11大震災の震源域を挟んだ海溝の外側(アウターライズ)に予測している巨大地震は最悪M9.2から少し減じて、 M9.0となったことは04/18に述べました。
       想定しているアウターライズの一角で、03/14にM6.9Dの発生を見ました。 もしもこの震央から南南西方向に余震が多発、移動してくる様なことがあれば、 要注意ですが、今のところそのような傾向は伺えません。
       6/21に「ただ最近アウターライズで中程度の地震が以前よりは多めに発生していることと、 3/14のM6.9Dの震央から北東方向に小地震が連続して発生していること、 またこの海域の水温が平年値に比べ1度程高めで推移している事など、 今までに想定していたアウターライズのほかに北海道南東沖のアウターライズも 候補の一つとして考えられる事など、注視する必要があります。」 と述べました。 その後の海水温の異常に関してはこちらを参照してください。 3.11大震災の前年(2010年)よりも異常の程度が激しさを増しています。
    2.  8/14のオホーツク海南部の深発地震は潜り込んだ太平洋プレートの先端が破壊されたものですが、 ここで発生すると後続して潜り込み地点付近で大きめの地震が発生する傾向があるようです(茂木清夫(2005))。
       十勝沖、釧路沖など3つの事例の内、最短約2ヶ月後、最長約3年。 発生地震はM7.5、M8.0 ,M8.2。今後発生する地震が、前例のように太平洋プレート上面なのか、 アウターライズなのかは判断できませんが、上記海水温度の上昇現象を勘案すると、要注意です
    3.  北大の森谷先生からは連絡がありませんので、NO NEWS IS GOOD NEWSと今回も判断されます。
    4.  最近のデータの出方から、予測している地震の発生はそう遠い話ではないように思え、以下に述べます。
    1.  京都観測点 での逆ラジオのデータが月の位置に対応して突発的に高まることがあります。 この出現の仕方を注意深く見守る必要があります。 7/15以降の午後の高まりは気象によるものと考えられます。 しかし深夜や早朝の高まりは地震と関係していると考えた方がいいでしょう。
    2.  非常に敏感な観測点である伊勢観測点での高まりが継続した後、 大きめの地震が発生する傾向にあることがはっきりとしています。 これは中央構造線の上に位置しているのが原因と考えられます。 中央構造線の上が何故敏感であるのかについては、未発表のためここでは述べることができません。
       7/12から8/29まで高めの値で推移していて、 8/29にM5.8の警告を発したところ8/30早朝、震度5強(M5.7速報値)が宮城県沖で発生しました。 この後も2号機は高めの値が継続しています。 1号機は終息気味と変化が見られます。
    3.  岐阜大学の各観測点のラドンについては、 4.11のスマトラ地震M8.6以降、著しい変化が見られるようになってきました。 とくに最近は各観測点ともに著しい変化が見られます。注意深くwatchする必要があります。
    4.  先行時間に関しては4.11,M8.6スマトラ地震によって約1年1ヶ月という事例が得られました。
    5.  極端な海水干退現象が直前に起きるのだろうか?
    6.  その他様々な、例えば温泉の急激な変化などのような宏観異常現象が発生するのだろうか?
    7.  想定している震源域で、直前には中小地震が頻発する可能性があると度々述べていますが、 発生が継続している様に見受けられ、 M5.0前後の中規模の前震(?)が増えて注目していたところ、3/14のM6.9Dが発生しました。 今後ともこの領域での発生状況は要注意です。
       一昨年(2010年12月22日)に小笠原諸島の父島近海でM7.4(一元化ではM7.8)深さ10kmが発生しており、 これを2011.3.11のM9.0の広義の前震と考えておりましたので((昨年(2011年)12月17日総説参照))、 元旦の鳥島近海のM7.0の発生(NPO法人国際地震予知研究会により予知されていた)は 今後の巨大地震の予測に対して相当の警戒感をもって臨まねばなりません。
    8.  3/14のアウターライズでのM6.9Dは
       「P1112-01:2011/12/15±7 岩手県沖(N40.2, E142.2)〜千島列島沖(N45.3, E151.7) M6.9」
       の予測に対応するものですが随分と遅れての発生で、この遅れ現象は要注意です。
    9.  2011年3月11日の大震災発生時刻には丁度、同年1月19日に発表した
        (6)近畿地方、中国四国、九州および南西諸島の
       「P:2011/03/15±7中国四川省もしくは雲南省  M6.9」
       の予測にたいして
       「R:03/10 04:58(UTC) 雲南省(N24.73 E97.96) h10km M5.5
       が発生したため、「対応地震が発生しました」と執筆している最中でした。 結果として、大震災に比べればどうでもよいこの対応地震の発生は発表しませんでした。 予測のM値との差は、地球を1周する前兆の一部であったためと考えられます。
       「最近の地球全体での地震活動が昨年の3.11の数ヶ月前と似てきました(2012.1.31)」 としたのは1.29にやはり雲南省(N27/E105)でM6.3の前兆が見られたからでした。 この予測に対応して、
       「R:06/24 07:59(UTC) 雲南省(N27.78 E100.78) h10km M5.5
       が発生しました。 随分と遅れての発生でした。 その後もミャンマーでは続発しています。
        2012 07 01 04:13 N25.59 E94.70 h58 M5.6 ミャンマー (USGS)
        M5.7 07/29 02:21 N23.0 E94.3 h68.4 MYANMAR (USGS)

       必ずしも同じ轍を踏むとは限りませんが、似た応力状態にあることが伺えます。 9/7の雲南省の地震については A. 前回参照
    10.  大陸で再び大規模な大気重力波がたびたび見られるようになってきました その都度大きめの地震の発生をみていますが、注意深くWATCHする必要があります。 大陸を西方にたどって、どこまで大気重力波が分布しているかを 2012年5月21日について、空間分解能250mの衛星画像で検証しました。 その結果やはり地球を1周しており、地球表面積の約5割強にその分布が見られ、 単純な計算結果ではM9.1となりました。 したがって想定している次期巨大地震がM9クラスである事が再度確認されました。
    11.  想定しているアウターライズ地震が正断層の場合は再度大津波が発生します。 震源域が陸から大分離れていますので津波到達までは時間に余裕があります。 今度は逃げ切る事が出来るでしょう。 もしも正断層ではなく、本年4.11のスマトラM8.6のように横ずれ断層の場合は大津波にはならないと思われます。

     5)、6)については皆様からの情報をお待ちしています。

  3.  北海道を含み、北方領域(北極圏に至る)、西方領域(現在大西洋中部までは確認済み)に出現していた 大規模な大気重力波は前回 A. で述べたフィリピン、コスタリカの大きめの地震の後も発生し続けています。 Mは8を超える見込みです。 震源地に関する考察は会員ページで述べます。

 地域別予測(余震域に関しては原則M6以上のみ,そのほかの地域は原則M5.5以上)に関しては会員ページをご覧ください。 会員ページ記載の予測は漏洩が禁止されています。 ご注意ください。

2.地域別予測;

(1) 北海道

 前回(8/30)記載の
 「P1208-01b:2012/8/26±3 千島列島北部付近(N48.0. E154.7) M5.8」
 については、下記が発生しました。
  R:M6.0 09/09 05:39:21 N49.473 E155.517 h56.8 KURIL ISLANDS(USGS)
 「P1208-02:2012/8/31±3 北海道南西沖(N42.8. E140.2) M5.7
  P1208-03:2012/9/05±5 北海道北西部(N45.5. E142.2) M6.3」

 については、未発生です。
 「P1208-04:2012/09/08±3 択捉島近海(N44.5. E146.7) M5.4」については、下記が発生しました。
  R:09/12 07:16:34 千島列島 45.453 151.578 h30km M5.0D 5.3V (一元化)
                            M4.8  N45.349 E151.189 h47.9km (USGS)
  R:09/11 10:28:17 千島列島 45.301 151.583 h30km M5.7D 5.8V (一元化)
                            M5.5 N45.294 E151.189 h14.7km (USGS)
  R:09/09 18:36:37 千島列島 N45.228, E151.620 h30km M5.4D 5.5V (一元化)
                              M5.1 千島列島 (N45.281 E151.328) h30.8km (USGS)

  P1208-02と-03は同一の地震の可能性があります。 (現在は北海道を含む北方領域で、大規模な大気重力波が発生しています。)」

暫定P   :M8以上。発生日未定で11月中旬以降。
震央候補地:カムチャッカ半島周辺、その中でも北部のN59, E163辺りの可能性が高い、その他アリューシャン列島、アラスカ半島付近など。
 ただし、大気重力波による地震予知の場合、小さな地震の震央に関する精度は良いが、 巨大地震の場合は精度が劣ることがたまにあり、日本ではないと安心はしていられません。 かつて、2009年にサハリンもしくは千島列島と予測し、実発生はサモアM8.1だったことがありました。 この時、私どものみならず、日本の他の地震前兆観測者(複数)も似た間違いを起こしていました。

  P1209-01:2012/09/07±3 青森県東方沖から十勝沖(N42.0, E144.4)M5.0
 については、下記が発生しました。
  R:09/12 12:20 十勝沖(N41.7, E144.4) 震度1 h10km M4.7 (速報値)
              N41.703 E144.257 h29.4km M4.6D M4.8V (一元化)
  R:09/10 19:44 十勝沖(N41.6, E144.1) 震度1 h10km M4.7 (速報値)
              N41.719 E143.856 h45.9km M4.5D M4.4W (一元化)
  R:09/09 02:21 青森県東方沖(N 41.4, E143.0) h8.1km  M4.1 (Hi-net)
                 N41.398 E142.983 h12.4km M3.9D M4.1V(一元化)

  P1209-02:2012/09/14±5 サハリン周辺(N47.7, E144.0)M5.9
 については、下記が発生しましたがMが異なるためこのままとします。
  R:09/08 16:10:03 北海道北東沖(N45.688N, 143.274E) h328.6km M4.4 (Hi-net)

(2) 東北地方

 日本海に広範囲に度々大気重力波が見られるようになりました。 これは内陸または太平洋側での中程度の地震を意味するので注視する必要があります。
 前回(9/8)記載の 「現在は9/5の大気重力波から以下とします。
  P1209-03:2012/10/18±5 ウラジオストック周辺 M6.0
 は未発生です。
 「また 9/7の大気重力波から秋田県内陸南部でM4台前半が9/10前後に予測されます。」 については、発生しませんでした。

 現在は9/13の大気重力波から以下とします。
  P1209-04:2012/09/25±4 宮城県沖(N39.3, E142.5)M5.8

(4) 関東地方

 「P1208-06:2012/08/31±3 千葉県南部から東京湾南部(N35.0, E139.8) M5.4」
 については、予測と実発生の差0.2からの残渣を使った予測は少し無理があったようです。」 と前回(9/8)に述べましたが、8/31の小地震の外、沢山の地震が発生しました。震央は予測通りでした。 トータルエネルギーはMt=3.8。
  R:09/12 04:21 房総半島南部(N 35.017, E139.951) h66.9km M3.0
  R:09/11 22:19 房総半島南部(N 35.011, E139.957) h69.9km M2.5
  R:09/11 21:35 房総半島南部(N 35.016, E139.959) h70.5km M2.6
  R:09/11 20:09 房総半島南部(N 35.007, E139.952) h71.1km M3.4
           以上(Hi-net)
  R:09/11 19:28 千葉県南東沖(N 35.0, E140.0) 震度1 h70km M3.6

 最近、いわゆるチバラキ(千葉-茨城-栃木-埼玉県境付近)での発生を示唆する大気重力波の前兆が頻繁に現れており、 この前兆に対応して多くの地震が発生しています。 3.11大震災前にはこのような多発を見ていませんでした。 小地震の多発は1ランク上の地震の発生を意味することがあるため、注視する必要があります。
 今日の未明に関東地方で震度4の地震がありました。
  R:09/14 02:22 千葉県北東部(N35.9, E140.6) 震度4 h40km M5.1 (速報値)
 これは9/11の大気重力波に対応するもので、地震発生前の計算ではM4.8でした。 少しMが異なることから再度見直したところ、 静岡県中部以北の大気重力波を加えると面積が10.5万km2となり、これからMは5.1と計算されました。 先行時間の短い発生でした。 ただこれほど広大な面積ではなく、チバラキを示唆する大気重力波は9/8から連続して 出現し続けていましたので単純に先行時間が短いとは言えないかもしれません。

 前回(9/8)記載の 「現在は9/7の大気重力波から以下とします。 しばらくこの方面の前兆は現れておりませんでしたが、再び現れるようになりました。
  P1209-04:2012/09/16±4 小笠原諸島(N25.4, E142.0)M5.4 」
 については、下記が発生しました。
  R:09/14 08:34:12 N30.3739 E139.2977 h512.0km M5.0
  R:09/08 15:54:25 小笠原諸島はるか東(N22.184, E145.650 ) h10km M5.9v (一元化)
  R:09/08 03:44:01 マリアナ諸島近海(N21.693 E143.315) h261.5km M5.3d M5.6v (一元化)

 9/7に現れた当該地域の大気重力波は太平洋上に北緯20度から29度まで、 東経137度から150度まで見られましたが、連続してはおらず、島状に点在するような形でした。 このうち比較的集中している部分を包絡して上記の様な予測となりました。 集中していない部分をも含めればM,震央とも実発生に近い状況でした。
 現在は9/13の大気重力波からマリアナ諸島で9/26前後5日間、M6前後の地震が予測されますが、深くは詰めないこととします。

 9/13の大気重力波から以下とします。
  P1209-05:2012/09/21±3 伊豆諸島近海(N32.0, E140.0)M5.2
 また9/14の大気重力波からいわゆるチバラキでM4前半が9/16前後に予測されます。

(5) 中部地方

 現在は大地震の兆候は観察されていませんが、静岡県、愛知県などで小地震が度々発生しています。 注意深くWATCHする必要があります。
 前回(9/8)記載の 「大きめの地震の前兆は認められませんが長野県中部でM4前半が9/9前後に予測されます。」 については、下記が発生しました。
  R:09/10 17:02 長野県南部(N35.9, E137.6) 震度1 h10km M2.5

 現在は9/14の大気重力波から以下とします。
  P1209-06:2012/09/22±3 紀伊半島沖(N32.9, E135.5)M5.2

(6) 近畿、中四国、九州および南西諸島

 前回(9/8)記載の 「大きめの地震の前兆は認められませんが、9/6の大気重力波から、9/9前後に大分県でM4台半ばが予測されます。」
については、下記が発生しました。
  R:09/08 10:41 伊予灘(N33.8, E132.3) 震度3 h50km M4.4  (速報値)
              N33.812 E132.311 h49.9 M4.5D 4.8V (一元化)


- 地震予知情報作成日時:2012/09/08 06:15(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 地震予知情報掲載日時:2012/09/08 17:10 -

1. 総説

  1.  最近の汎世界の地震活動フィリピン、コスタリカ、雲南省で地震が立て続けにありました。
     フィリピンは当初M7.9と報告されており、私どもで予測しているM8以上とひょっとしたら同一かもしれないと思いましたが、 その後M7.6と修正されたので、私どもの予測地震とは違うだろうと見当をつけて、 カムチャッカ半島方面の大気重力波を追跡していたところ相変わらず、出現し続けています。 当初、津波注意報が発令されましたが、実際には観測されませんでした。
     コスタリカのM7.6の地震は内陸での発生のようですが、大した被害はないと報告されています。
     雲南省の地震はMは小さいものの被害が出ているようです。
      R4:M5.6 09/07 04:16:30(UTC) N27.582 E103.990 h9.8km
      R3:M5.6 09/07 03:19:42(UTC) N27.508 E103.928 h9.9km
                      SICHUAN-YUNNAN-GUIZHOU REGION (四川-雲南-貴州省境界付近)
      R2:M7.6 09/05 14:42:08(UTC) N10.086 W85.305 h40.0km COSTA RICA
      R1:M7.6 08/31 12:47:35(UTC) N10.838 E126.704  h34.9km
                      PHILIPPINE ISLANDS REGION (以上USGS)
     低緯度地方に東西方向の圧縮応力が強く働いているようです。 R2,R3,R4については或る程度予想がついておりましたが、こんなに早く発生するとは思っていませんでした。 B.(9)で述べているように雲南省での今回の発生は、3.11大震災の前の汎地球の応力状態に似ていると思われます。
  2.  アウターライズ地震について

    1.  2012/04/11 にスマトラ沖でM8.6の巨大地震が発生しました。 この地震の大気重力波による前兆は約1年1ヶ月前であったこと、 3.11大震災の震源域を挟んだ海溝の外側(アウターライズ)に予測している巨大地震は最悪M9.2から少し減じて、 M9.0となったことは04/18に述べました。
       想定しているアウターライズの一角で、03/14にM6.9Dの発生を見ました。 もしもこの震央から南南西方向に余震が多発、移動してくる様なことがあれば、要注意ですが、 今のところそのような傾向は伺えません。
       6/21に「ただ最近アウターライズで中程度の地震が以前よりは多めに発生していることと、 3/14のM6.9Dの震央から北東方向に小地震が連続して発生していること、 またこの海域の水温が平年値に比べ1度程高めで推移している事など、 今までに想定していたアウターライズのほかに北海道南東沖のアウターライズも候補の一つとして考えられる事など、 注視する必要があります。」 と述べました。 その後の海水温の異常に関しては こちらを参照してください。 3.11大震災の前年(2010年)よりも異常の程度が激しさを増しています。
    2.  8/14のオホーツク海南部の深発地震は潜り込んだ太平洋プレートの先端が破壊されたものですが、 ここで発生すると後続して潜り込み地点付近で大きめの地震が発生する傾向があるようです(茂木清夫(2005))。 十勝沖、釧路沖など3つの事例の内、最短約2ヶ月後、最長約3年。 発生地震はM7.5、M8.0 ,M8.2。 今後発生する地震が、前例のように太平洋プレート上面なのか、 アウターライズなのかは判断できませんが、上記海水温度の上昇現象を勘案すると、 要注意です。
    3.  北大の森谷先生からは連絡がありませんので、NO NEWS IS GOOD NEWSと今回も判断されます。
    4.  最近のデータの出方から、予測している地震の発生はそう遠い話ではないように思え、以下に述べます。
    1.  京都観測点 での逆ラジオのデータが月の位置に対応して突発的に高まることがあります。 この出現の仕方を注意深く見守る必要があります。 7/15以降の午後の高まりは気象によるものと考えられます。 しかし深夜や早朝の高まりは地震と関係していると考えた方がいいでしょう。
    2.  非常に敏感な観測点である伊勢観測点での高まりが継続した後、大きめの地震が発生する傾向にあることがはっきりとしています。 これは中央構造線の上に位置しているのが原因と考えられます。 中央構造線の上が何故敏感であるのかについては、未発表のためここでは述べることができません。  7/12から8/29まで高めの値で推移していて、8/29にM5.8の警告を発したところ8/30早朝、震度5強(M5.7速報値)が宮城県沖で発生しました。 この後も高めの値が継続しています。 高めの値の長期間の継続は要注意です。
    3.  岐阜大学の各観測点のラドン については、4.11のスマトラ地震M8.6以降、著しい変化が見られるようになってきました。 とくに最近は各観測点ともに著しい変化が見られます。 注意深くwatchする必要があります。
    4.  先行時間に関しては4.11,M8.6スマトラ地震によって約1年1ヶ月という事例が得られました。
    5.  極端な海水干退現象が直前に起きるのだろうか?
    6.  その他様々な、例えば温泉の急激な変化などのような宏観異常現象が発生するのだろうか?
    7.  想定している震源域で、直前には中小地震が頻発する可能性があると度々述べていますが、 発生が継続している様に見受けられ、 M5.0前後の中規模の前震(?)が増えて注目していたところ、3/14のM6.9Dが発生しました。 今後ともこの領域での発生状況は要注意です。
       一昨年(2010年12月22日)に小笠原諸島の父島近海でM7.4(一元化ではM7.8)深さ10kmが発生しており、 これを2011.3.11のM9.0の広義の前震と考えておりましたので((昨年(2011年)12月17日総説参照))、 元旦の鳥島近海のM7.0の発生(NPO法人国際地震予知研究会により予知されていた)は 今後の巨大地震の予測に対して相当の警戒感をもって臨まねばなりません。
    8.  3/14のアウターライズでのM6.9Dは
       「P1112-01:2011/12/15±7 岩手県沖(N40.2, E142.2)〜千島列島沖(N45.3, E151.7) M6.9」
       の予測に対応するものですが随分と遅れての発生で、この遅れ現象は要注意です。
    9.  2011年3月11日の大震災発生時刻には丁度、同年1月19日に発表した
        (6)近畿地方、中国四国、九州および南西諸島の
       「P:2011/03/15±7中国四川省もしくは雲南省  M6.9」
       の予測にたいして
       「R:03/10 04:58(UTC) 雲南省(N24.73 E97.96) h10km M5.5
       が発生したため、「対応地震が発生しました」と執筆している最中でした。 結果として、大震災に比べればどうでもよいこの対応地震の発生は発表しませんでした。 予測のM値との差は、地球を1周する前兆の一部であったためと考えられます。
       「最近の地球全体での地震活動が昨年の3.11の数ヶ月前と似てきました(2012.1.31)」 としたのは1.29にやはり雲南省(N27/E105)でM6.3の前兆が見られたからでした。 この予測に対応して、
       「R:06/24 07:59(UTC) 雲南省(N27.78 E100.78) h10km M5.5」が発生しました。
       随分と遅れての発生でした。その後もミャンマーでは続発しています。
        2012 07 01 04:13 N25.59 E94.70 h58 M5.6 ミャンマー (USGS)
        M5.7 07/29 02:21 N23.0 E94.3 h68.4 MYANMAR (USGS)

       必ずしも同じ轍を踏むとは限りませんが、似た応力状態にあることが伺えます。 9/7の雲南省の地震についてはA.参照
    10.  大陸で再び大規模な大気重力波がたびたび見られるようになってきました。 その都度大きめの地震の発生をみていますが、注意深くWATCHする必要があります。 大陸を西方にたどって、どこまで大気重力波が分布しているかを 2012年5月21日について、空間分解能250mの衛星画像で検証しました。 その結果やはり地球を1周しており、 地球表面積の約5割強にその分布が見られ、単純な計算結果ではM9.1となりました。 したがって想定している次期巨大地震がM9クラスである事が再度確認されました。
    11.  想定しているアウターライズ地震が正断層の場合は再度大津波が発生します。 震源域が陸から大分離れていますので津波到達までは時間に余裕があります。 今度は逃げ切る事が出来るでしょう。 もしも正断層ではなく、本年4.11のスマトラM8.6のように横ずれ断層の場合は大津波にはならないと思われます。 5)、6)については皆様からの情報をお待ちしています。
  3.  北海道を含み、北方領域(北極圏に至る)、西方領域(現在大西洋中部までは確認済み) に出現していた大規模な大気重力波はA.で述べた大きめの地震の後も発生し続けています。 震源地に関する考察は会員ページで述べます。

5)、6)については皆様からの情報をお待ちしています。

 地域別予測(余震域に関しては原則M6以上のみ,そのほかの地域は原則M5.5以上)に関しては会員ページをご覧ください。 会員ページ記載の予測は漏洩が禁止されています。 ご注意ください。

2.地域別予測;

(1) 北海道

前回(8/30)記載の
 「P1208-01b:2012/8/26±3 千島列島北部付近(N48.0. E154.7) M5.8
  P1208-02 :2012/8/31±3 北海道南西沖  (N42.8. E140.2) M5.7
  P1208-03 :2012/9/05±5 北海道北西部  (N45.5. E142.2) M6.3

  P1208-04:2012/09/08±3 択捉島近海   (N44.5. E146.7) M5.4
  P1208-01bと02と-03と-04は同一の地震の可能性があります。
         (現在は北海道を含む北方領域で、大規模な大気重力波が発生しています。)」
 については、このままとします。

 フィリピンM7.6が当初M7.9と発表されたことから、 これが予測しているM8クラスの予測に対応しているのではないかと思いましたが、 すぐ後にM7.6と修正されたため、その可能性はなくなったと判断しました。 しかし念のため9/5にカムチャッカ半島周辺を含む北方領域をサーチしたところ、 顕著な大気重力波が相変わらず出現していましたので、前回(8/30)記載の暫定Pはそのままとなります。 震央に関して検討した結果、 カムチャッカ半島周辺、その中でも北部のN59, E163辺りの可能性が高いと判断されます。 M8以上となると、M値を確定するためには膨大な時間が必要で、まだ暫定とします。

暫定P   :M8以上。 発生日未定で11月中旬以降。
震央候補地:上記以外にアリューシャン列島、アラスカ半島付近など。

 ただし、大気重力波による地震予知の場合、小さな地震の震央に関する精度は良いが、 巨大地震の場合は精度が劣ることがたまにあり、日本ではないと安心はしていられません。 かつて、2009年にサハリンもしくは千島列島と予測し、実発生はサモアM8.1だったことがありました。 この時、私どものみならず、日本の他の地震前兆観測者(複数)も同様な間違いを起こしていました。

 現在は8/31,9/1,2,3,5の大気重力波から以下としますが、巨大地震を控えている現状では発生しないかもしれません。
  P1209-01:2012/09/07±3 青森県東方沖から十勝沖(N42.0, E144.4)M5.0
  P1209-02:2012/09/14±5 サハリン周辺(N47.7, E144.0)M5.9

(2) 東北地方

 前回(8/30)記載の
 「P1208-05:2012/09/03±3 宮城県沖(N38.3, E141.8) M5.2 発生日は余震として計算しています。」
 については、下記が発生しました。
  R:09/04 23:56 宮城県沖(N 38.3, E141.9) 震度2 h50km M4.1
                               Mw4.2(AQUA-CMT)
  R:09/02 12:43 三陸沖(N 39.6, E143.6)  震度1 h10km M4.6D 4.4W(一元化)

 日本海に広範囲に度々大気重力波が見られるようになりました。 これは内陸または太平洋側での中程度の地震を意味するので注視する必要があります。

 現在は9/5の大気重力波から以下とします。
  P1209-03:2012/10/18±5 ウラジオストック周辺 M6.0
 また、9/7の大気重力波から秋田県内陸南部でM4台前半が9/10前後に予測されます。

(4) 関東地方

 前回(8/30)記載の 「麒麟地震研究所のtwitterに掲載していただいたM5.8の予測の一部は宮城県沖M5.6として発生しましたが、 少しマグニチュードが小さいため、残りの面積に相当するM5.4程度の地震が予測されます。
  P1208-06:2012/08/31±3 千葉県南部から東京湾南部(N35.0, E139.8) M5.4」
 については、下記が発生しました。 Mが異なりますが、予測と実発生の差0.2からの残渣を使った予測は少し無理があったようです。
  R:08/31 11:27 房総半島南東沖(N35.0, E140.1) M2.8 h65.8km(Hi-net)

 最近、いわゆるチバラキ(千葉-茨城-栃木-埼玉県境付近) での発生を示唆する大気重力波の前兆が頻繁に現れており、この前兆に対応して多くの地震が発生しています。 3.11大震災前にはこのような多発を見ていませんでした。 小地震の多発は1ランク上の地震の発生を意味することがあるため、注視する必要があります。

 現在は9/7の大気重力波から以下とします。しばらくこの方面の前兆は現れておりませんでしたが、再び現れるようになりました。
  P1209-04:2012/09/16±4 小笠原諸島(N25.4, E142.0)M5.4

(5) 中部地方

 現在は大地震の兆候は観察されていませんが、静岡県、愛知県などで小地震が度々発生しています。 注意深くWATCHする必要があります。
 大きめの地震の前兆は認められませんが長野県中部でM4前半が9/9前後に予測されます。

(6) 近畿、中四国、九州および南西諸島

 大きめの地震の前兆は認められませんが、9/6の大気重力波から、9/9前後に大分県でM4台半ばが予測されます。

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