中波帯電磁波ノイズ観測、大気重力波観測による地震発生予測実験

 当ページの色分けは次の通りです。 原則としてM5.0未満の予測は記載しないこととしています。

赤(P) :M5.5以上の予測
青(P) :M5.5未満M5.0以上の予測
緑(R) :予測に対応した発生地震
黒(P,R):M5.0未満の予測、および予測していなかった発生地震

 忙しい方は予測の中に赤い文字があるかないかを一瞬にして判断出来るように配慮しています。 しかし、予測は非常に苦労して作成していますので、 できれば全文を読んでいただきたいというのが、予測作成者の願いであります。


- 地震予知情報作成日時:2011/10/26 03:20(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 地震予知情報掲載日時:2011/10/26 21:30 -
- 地震予知情報修正日時:2012/01/13 23:40 -

1.総説

 先々週地震学会が静岡で開催されました。 東日本大震災後の初の学会で、地震予知に関心が集まったかと思いましたが、 いつもと同じように地震予知のセッションは閑古鳥が鳴いていました。 しかし、発表者はかなり熱の入ったものでした。 惑星間磁場の南向き成分と地震発生、地下水位や潮位異常、ラドンの異常などが報告されました。 なかでも北大の森谷先生のえりも観測点での89.9MHzの地震エコーは、 3.11以前とほぼ同等の値が現在観測されており、再度巨大地震の発生を見ると報告された。 これは3月以来提示し続けている、私どもの大気重力波その他の観測による予測と同じで、十分な注意が必要です。 以下に森谷先生の許可を得て、 最新データ(10/07時点)によるグラフ(地震エコーの一日あたりの継続時間(分)の変化)をここに掲載します。

12年1月13日画像削除

 森谷先生のHPでは、このグラフの10/07以降のデータが掲載される予定です。 URLは修正しました。

 M9.2と予測されるアウターライズ地震の発生時期について検討してきましたが、 直前信号と思われる現象が出現してきています。

  1.  京都観測点 で現在進行している逆ラジオの振り切れるほどのデータが約3ヶ月近く継続していましたが、 9月20日から終息気味となっています。
  2.  また非常に敏感な観測点である伊勢観測点での直前信号(断定は出来ませんが)と思われる高まりが継続しています。
  3.  岐阜大学の割石温泉のラドンが9月および10月の上弦の月前後で高まりを示していません。
     また根尾谷断層上の福井県大野市和泉の平成の湯観測点のラドン値が、 9月28日から9月30日に3.11大震災前の値より大きな値が観測された後、増減を繰り返しています。 急降下した状態が継続する場合は、大きな地震の直前であることを示すと考えられます。
  4.  そもそもマグニチュードに関しては非常に正確な大気重力波によって最悪 M9.2を想定しているわけですが、 3.11の前兆は何時始まったのかを時系列をさかのぼって確かめなければなりません。 しかし膨大なデータ量なので、検討に非常に時間を要します。 当初M8程度のアウターライズ地震も想定しましたが、もう既に6か月経過しており、 M8ならば、既に発生しているはずで、 発生を見ないという事はM9クラスの可能性が高くなったと言えるでしょう。
     膨大なデータをすべて照査する事はマンパワー不足で出来ません。 間引いたデータでの検討もまだ終了していませんが、現時点では1年以上前から発生していた可能性があります。 しかし2010年2月27日にチリ沖でM8.8が発生しており、これより前は両者の前兆の区別が出来ません。
  5.  再度海水干退現象が直前に起きるのだろうか?
  6.  その他様々な、例えば温泉の急激な変化などのような宏観異常現象が発生するのだろうか?
  7.  想定している震源域で、直前には中小地震が頻発する可能性があると度々述べていますが、 発生が継続している様に見受けられます(Hi-net参照)。
  8.  余震域より離れている地域では、予測より少し遅れて発生する傾向が出ています。 3.11の大震災の前には約3ヶ月前よりこのような傾向があり、2010年12月以来この現象について述べております。
  9.  京都観測点の地電流の値が乱高下していますが、10月11日現在では中程度の高まりがみられます。 急降下時に注意してください。
  10.  大気重力波の波長が通常10km程度のところ、このところ約2倍程度となってきており、発生が近いことを示しています。 もっとも個別の中小地震でもこのような現象は見られます。
  11.  10月の上弦(10月4日)前後では発生しませんでした。 しかし、上記のように切迫性が認められるので、1年以上先の話ではなく、 半年以内には発生するものと思われ、警戒が必要です。 特に各月の上弦前後では注意してください。
  12.  想定地震発生の場合は度々述べましたが、3.11を上回る巨大な津波が発生します。 どうか十分注意してください。 海岸近くにいる方は、前回よりももっと高いところを意識して行動してください。 西日本や南西諸島でも警戒が必要と考えられます。

5)、6)については皆様からの情報をお待ちしています。

2.地域別予測

余震域に関しては原則M6以上のみとします。

(1) 北海道

 10/11以来記載の
「「P1109-02:2011/9/24±6, 北海道周辺(十勝支庁)(N43.2, E143.4)M6.3」
 については、M9.2を予測していることもあって、遅れまたはMの違いを検証するためにこのままとします。」」 については、
  R:10/21 17:03上川地方中部 (N43.8, E142.7)震度3 h195.5km M6.3D,5.9V(一元化)
 が発生しました。
 マグニチュードは正確でした。 震央もそれほどずれていません。 発生は27日遅れています。 深発の場合はしばしば通常の先行時間より遅れることがあり、 必ずしも巨大地震の前兆現象である予測に対する遅れ現象と断定は出来ません。

 09/17以来記載の「また09/08,16の大気重力波から以下とします。
  P1109-03:2011/9/27±7サハリン周辺(N47, E144) M6.9 (大陸の地殻構造だとすれば11/08±7)
 については、まだ発生していません。 このままとします。

 前回(10/11)記載の 「現在は10/13の大気重力波から以下とします。
  P:2011/10/21±1 択捉島周辺(N43.8, E148.6)M4.9」
 については、下記が発生しました。予測記載時には下記は未発表でした。
  R:10/19,15:52 44.6 N 149.4 E h30 km Mj 3.8 択捉島付近(F-NET)
 しかし、Mが異なることから遅れ現象検証のためこのままとします。

(2) 東北地方

 10/11以来記載の 「現在は10/11の大気重力波から以下とします。
  P1110-01:2011/10/27±6(余震なので10/20±5の可能性が高い)宮城県沖(N38.8, E141.5) M6.4
 は、まだ発生していません。 このままとします。
 現在は10/23,24の大気重力波から青森県東方沖や宮城県沖などでM5前後が10/27前後に予測されます。

(4) 関東地方

 10/11以来記載の「現在は10/08の大気重力波から以下とします。
  P1110-02:2011/10/22±5 八丈島近海(N33.1, E140.6) M6.2
 については、前回報告済みの対応地震の他、下記が発生しました。
  R:10/22 23:30 八丈島東方沖(33.235N, 141.589E) h91.8km M3.2(Hi-net)
 震央の候補地として、 10/19記載のように鳥島東方沖(N31.6, E142.0)を付け加えましたが、
  R:M4.6 10/19 12:03(UTC) N30.210 E142.243 h24.8 IZU ISLANDS (USGS)
  R:10-19 19:53 鳥島東方沖 N31.7367 E142.2245 h10.5 M4.6(Hi-net)

 等が発生しましたが、両候補地とも予測はこのままとします。
 同じく前回(10/19)記載の 「また10/12,13の大気重力波から以下とします。
  P1110-04:2011/10/21±1 千葉県東方沖(N35.2, E140.9) M5.0」
 については、下記が発生しました。予測Mは過大でした。
  R:10/23 05:36 千葉県東方沖(N35.7, E141.1) 震度1 M3.5 h10km

 現在は10/24の大気重力波から関東地方南部(N35.3, E139.7)でM4.8が10/29前後に予測されます。
 また10/25には大陸に顕著な大気重力波が発生し、中部地方北部でも見られましたが、 これらが一連のものであるかは断定できませんが、一連のものと仮定し、以下とします。 小被害が発生するかもしれません。 一連でない場合はMがもっと小さくなります。
  P1110-06:2011/11/09±5 長野県北部(N36.5, E138.2) M6.3

(5) 中部地方

 現在は大地震の兆候は観察されていませんが、駿河湾で小地震が度々発生するようになりました。 注意深くWATCHする必要があります。
 10/11以来記載の 「現在は10/06の大気重力波から駿河湾でM4.4程度が予測されます。 本来は10/09頃発生するはずですが、遅れているようです。」 については、遅れの程度を見るためこのままとします。
 同じく前回(10/19)記載の 「また10/11の大気重力波から以下とします。
  P1110-03:2011/10/22±4奈良県から三重県(N34.0, E136.0) M5.7」
 については、一個の地震ではなく多くの小地震として発生しました。
  R:10/26 01:06 奈良県(N34.4, E135.9) 震度1 M2.5 h10km
  R:10/24 19:18 奈良県南部(N33.9, E135.7) 震度1 M3.0V h10km(一元化)
  R:10/24 01:56 奈良県南部(N33.9, E135.6) 震度1 M2.7V h10km(一元化)
  R:10/21 12:18 和歌山県南方沖(N33.6, E135.3)震度2 h30km M3.0
  R:10-20 08:14 N33.9139 E136.9501 h383.4 M4.2 (Hi-net)

 予測Mは過大でした。 震央の予測は正確でした。

(6) 近畿、中四国、九州および南西諸島

 前回(10/19)記載の 「現在は10/16,17の大気重力波から以下とします。
  P1110-05:2011/10/28±4 沖縄本島近海(N25.5, E128.0) M5.8
 はまだ発生していません。 このままとします。
 同じく前回(10/19)記載の 「また10/18の大気重力波から以下とします。
  P:2011/10/24±3 島根県沖(N35.8, E132.2) M4.9」
 については、
  R:10/24 05:56 山陰地方西部沖(N35.3, E132.3) M2.8 h205.3km(Hi-net)
  R:10/23 02:23 島根県東部(N35.3, E133.3) 震度1 M2.6 h10km

 等が発生しましたが、しばらくこのままとします。
 現在は10/25の北東-南西に延びる大気重力波から以下とします。
  P1110-07:2011/11/07±5 M6.0  震央は北東端の場合は紀伊水道付近(N33.5, E135.4)
 南西端の場合は沖縄本島北西沖(N27.8, E126.8)、この場合はP1110-05と同じ可能性があります。


- 地震予知情報作成日時:2011/10/19 20:45(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 地震予知情報掲載日時:2011/10/19 22:00 -

1.総説

 先週地震学会が静岡で開催されました。 東日本大震災後の初の学会で、地震予知に関心が集まったかと思いましたが、 いつもと同じように地震予知のセッションは閑古鳥が鳴いていました。 しかし、発表者はかなり熱の入ったものでした。 惑星間磁場の南向き成分と地震発生、地下水位や潮位異常、ラドンの異常などが報告されました。 なかでも北大の森谷先生のえりも観測点での89.9MHzの地震エコーは、 3.11以前とほぼ同等の値が現在観測されており、再度巨大地震の発生を見ると報告された。 これは3月以来提示し続けている、私どもの大気重力波その他の観測による予測と同じで、十分な注意が必要です。 以下に森谷先生の許可を得て、 最新データ(10/07時点)によるグラフ(地震エコーの一日あたりの継続時間(分)の変化)をここに掲載します。

 森谷先生のHPは以下の通りで、このグラフの10/07以降のデータが掲載される予定です。
http://nanako.sci.hokudai.ac.jp/~moriya//fm.htm

 M9.2と予測されるアウターライズ地震の発生時期について検討してきましたが、 直前信号と思われる現象が出現してきています。

  1.  京都観測点 で現在進行している逆ラジオの振り切れるほどのデータが約3ヶ月近く継続していましたが、 9月20日から終息気味となっています。
  2.  また非常に敏感な観測点である伊勢観測点での直前信号(断定は出来ませんが) と思われる高まりが継続しています。
  3.  岐阜大学の割石温泉のラドン が9月および10月の上弦の月前後で高まりを示していません。
     また根尾谷断層上の福井県大野市和泉の平成の湯観測点のラドン値が、 9月28日から9月30日に3.11大震災前の値より大きな値が観測された後、ほぼ一日おきに増減を繰り返しています。 急降下した状態が継続する場合は、これは大きな地震の直前であることを示すと考えられます。
  4.  そもそもマグニチュードに関しては非常に正確な大気重力波によって最悪 M9.2を想定しているわけですが、 3.11の前兆は何時始まったのかを時系列をさかのぼって確かめなければなりません。 しかし膨大なデータ量なので、検討に非常に時間を要します。 当初M8程度のアウターライズ地震も想定しましたが、もう既に6か月経過しており、 M8ならば、既に発生しているはずで、 発生を見ないという事はM9クラスの可能性が高くなったと言えるでしょう。  膨大なデータをすべて照査する事はマンパワー不足で出来ません。 間引いたデータでの検討もまだ終了していませんが、 現時点では1年以上前から発生していた可能性があります。 しかし2010年2月27日にチリ沖でM8.8が発生しており、これより前は両者の前兆の区別が出来ません。
  5.  再度海水干退現象が直前に起きるのだろうか?
  6.  その他様々な、例えば温泉の急激な変化などのような宏観異常現象が発生するのだろうか?
  7.  想定している震源域で、直前には中小地震が頻発する可能性があると度々述べていますが、 発生が継続している様に見受けられます(Hi-net参照)。
  8.  余震域より離れている地域では、予測より少し遅れて発生する傾向が出ています。 3.11の大震災の前には約3ヶ月前よりこのような傾向があり、2010年12月以来この現象について述べております。
  9.  京都観測点の地電流の値が乱高下していますが、10月11日現在では中程度の高まりがみられます。 急降下時に注意してください。
  10.  大気重力波の波長が通常10km程度のところ、 このところ約2倍程度となってきており、発生が近いことを示しています。 もっとも個別の中小地震でもこのような現象は見られます。
  11.  10月の上弦(10月4日)前後では発生しませんでした。 しかし、上記のように切迫性が認められるので、1年以上先の話ではなく、 半年以内には発生するものと思われま、警戒が必要です。特に各月の上弦前後では注意してください。
  12.  想定地震発生の場合は度々述べましたが、3.11を上回る巨大な津波が発生します。 どうか十分注意してください。 海岸近くにいる方は、前回よりももっと高いところを意識して行動してください。 西日本や南西諸島でも警戒が必要と考えられます。

 5)、6) については皆様からの情報をお待ちしています。

2.地域別予測

余震域に関しては原則M6以上のみとします。

(1) 北海道

 09/17以来記載の 「「北海道周辺(十勝支庁)の予測はもう一度発生する可能性がありますが 確実ではありません(9/9.10,11)の大気重力波による」。
  P1109-02:2011/9/24±6, M6.3
 については、M9.2を予測していることもあって、 遅れまたはMの違いを検証するためにこのままとします。

 09/17以来記載の 「また09/08,16の大気重力波から以下とします。
  P1109-03:2011/9/27±7サハリン周辺(N47, E144) M6.9 (大陸の地殻構造だとすれば11/08±7)
 については、このままとします。

 また「09/17の大気重力波から以下とします。
  P1109-04:2011/10/02±5 択捉島周辺(N45.0, E147.5)  M6.2」
 については、前回報告した地震の他に下記が発生しました。 合計エネルギーはM5.8となります。
  R:10-16 18:47 N46.608 E153.523 h113 M5.6V KURILE ISLANDS (一元化)

 現在は10/13の大気重力波から以下とします。
  P:2011/10/21±1 択捉島周辺(N43.8, E148.6)M4.9

(2) 東北地方

 前回(10/11)記載の 「現在は10/11の大気重力波から以下とします。
  P1110-01:2011/10/27±6(余震なので10/20±5の可能性が高い)宮城県沖(N38.8, E141.5) M6.4
 は、まだ発生していません。
 相変わらず日本海には大規模な大気重力波が出現しています。 これは前回述べたように、個別の地震の前兆というよりは、想定されている巨大地震の前兆と思われます。

(4) 関東地方

 前回(10/11)記載の 「現在は10/08の大気重力波から以下とします。
  P1110-02:2011/10/22±5 八丈島近海(N33.1, E140.6) M6.2
  R:10-16 08:25 N32.7287 E140.3155 h393.8 M4.3(Hi-net)
  R:10-15 16:16 N33.737 E140.622 h51.7 M4.2D,4.1V E OFF HACHIJOJIMA ISLAND(一元化)
  R:M4.7 10/10 21:29(UTC) N29.859 E142.013 h48.6 IZU ISLANDS (USGS)

 等が発生しましたが、Mが異なるためこのままとしますが、 震央の候補地として、10/19の大気重力波から一カ所付け加えます。
 鳥島東方沖(N31.6, E142.0)
 また10/12,13の大気重力波から以下とします。
  P1110-04:2011/10/21±1 千葉県東方沖(N35.2, E140.9) M5.0

(5) 中部地方

 現在は大地震の兆候は観察されていませんが、駿河湾で小地震が度々発生するようになりました。 注意深くWATCHする必要があります。
 前回(10/11)記載の 「現在は10/06の大気重力波から駿河湾でM4.4程度が予測されます。 本来は10/09頃発生するはずですが、遅れているようです。
 また10/11の大気重力波から以下とします。
  P1110-03:2011/10/22±4奈良県から三重県(N34.0, E136.0) M5.7
 については、まだ発生していません。

(6) 近畿、中四国、九州および南西諸島

 8/21以来記載の
 「P1108-06:2011/09/01±5九州北西沖(N33.9, E129.2) M6.4」
 については、想定しているM9.2の前兆の一部とみなし取り消しとします。

 現在は10/16,17の大気重力波から以下とします。
  P1110-05:2011/10/28±4 沖縄本島近海(N25.5, E128.0) M5.8

 また10/18の大気重力波から以下とします。
  P:2011/10/24±3 島根県沖(N35.8, E132.2) M4.9


- 地震予知情報作成日時:2011/10/11 23:20(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 地震予知情報掲載日時:2011/10/12 06:10 -

1.総説

 M9.2と予測されるアウターライズ地震の発生時期について検討してきましたが、 直前信号と思われる現象が出現してきています。

  1.  京都観測点で現在進行している逆ラジオの振り切れるほどのデータが約3ヶ月近く継続していましたが、 9月20日から終息気味となり、現在は、 午後3時前後に約2時間程度の継続時間のある360万/時(60万/10分)のデータが観測されるのみです。
    中波ノイズグラフ (くるぞーくんシステム)
  2.  また非常に敏感な観測点である伊勢観測点での直前信号(断定は出来ませんが) と思われる高まりが10月1日、2日に観測された後、 10/08に9万/10分の高い値が観測された他、高めの値が継続しています。
  3.  岐阜大学の割石温泉のラドンが9月および10月の上弦の月前後で高まりを示していません。
     また根尾谷断層(1891年(明治24年)10月28日に発生したM8.0の濃尾地震の震源断層)上の 福井県大野市和泉の平成の湯観測点のラドン値が、 9月28日から9月30日に3.11大震災前の値より大きな値が観測された後、 ほぼ一日おきに増減を繰り返しています。 急降下した状態が継続する場合は、これは大きな地震の直前であることを示すと考えられます。  10/05に長野県北部(富山県東部)でM5.3,M5.1が発生しましたが、 この地震の前後でラドンのグラフに変化が見られないことから、 この地震の前兆では無かったようです。
    岐阜県地下水中ラドン濃度の調査観測(計測地点選択)
  4.  そもそもマグニチュードに関しては非常に正確な大気重力波によって最悪 M9.2を想定しているわけですが、 3.11の前兆は何時始まったのかを時系列をさかのぼって確かめなければなりません。 しかし膨大なデータ量なので、検討に非常に時間を要します。 当初M8程度のアウターライズ地震も想定しましたが、もう既に6か月経過しており、M8ならば、 既に発生しているはずで、発生を見ないという事はM9クラスの可能性が高くなったと言えるでしょう。
     膨大なデータをすべて照査する事はマンパワー不足で出来ません。 間引いたデータでの検討もまだ終了していませんが、 現時点では1年以上前から発生していた可能性があります。 しかし2010年2月27日にチリ沖でM8.8が発生しており、これより前は両者の前兆の区別が出来ません。
  5.  再度海水干退現象が直前に起きるのだろうか?
  6.  その他様々な、例えば温泉の急激な変化などのような宏観異常現象が発生するのだろうか?
  7.  想定している震源域で、直前には中小地震が頻発する可能性があると度々述べていますが、 発生が継続している様に見受けられます(Hi-net参照)。
  8.  地域別予測の項で述べていますが、余震域より離れている地域では、 予測より少し遅れて発生する傾向が出ています。 P1108-01bのM6.9は、8/29の予測に対して発生は9/17で、19日遅れています。 3.11の大震災の前には約3ヶ月前よりこのような傾向があり、2010年12月以来この現象について述べております。 単なるばらつきの範囲では無さそうです。
  9.  京都観測点の地電流の値が乱高下していますが、10月11日現在では中程度の高まりがみられます。 急降下時に注意してください。
  10.  大気重力波の波長が通常10km程度のところ、 このところ約2倍程度となってきており、発生が近いことを示しています。 もっとも個別の中小地震でもこのような現象は見られます。
  11.  10月の上弦(10月4日)前後では発生しませんでした。 しかし、上記のように切迫性が認められるので、1年以上先の話ではなく、 半年以内には発生するものと思われ、警戒が必要です。 特に各月の上弦前後では注意してください。
  12.  想定地震発生の場合は度々述べましたが、3.11を上回る巨大な津波が発生します。 どうか十分注意してください。

5)、6)については皆様からの情報をお待ちしています。

2.地域別予測

 余震域に関しては原則M6以上のみとします。

(1) 北海道 (2) 東北地方

 09/17以来記載の 「「北海道周辺(十勝支庁)の予測はもう一度発生する可能性がありますが 確実ではありません(9/9.10,11)の大気重力波による」。
  P1109-02:2011/9/24±6, M6.3」については、
  R:09/25 13:18十勝沖(N41.9, E144.4)震度2 M4.9 h30km
 が発生しましたが、Mが異なることからこのままとします。」としていましたが、   R:10-07 11:51 N41.565 E142.058 h67.2 M5.0D, 4.9V E OFF AOMORI PREF(一元化)
 が発生しました。 M6.3相当の地震は発生しませんでした。 このままとするか取り消しとするか迷っていますが、M9.2を予測していることもあって、 遅れまたはMの違いを検証するためにこのままとします。

 09/17以来記載の 「また09/08,16の大気重力波から以下とします。
  P1109-03:2011/9/27±7サハリン周辺(N47, E144) M6.9 (大陸の地殻構造だとすれば11/08±7)
 については、下記が発生しました。
  R:10-11 06:49 サハリン南部(45.9N、143.1E)h318.6km M4.1(AQUA^REAL)
  R:10/05,21:03 47.8 N 146.2 E 540 km Mj 4.3 オホーツク海南部(F-net)
  R:M4.3 09/29 23:01(UTC) N47.156 E143.708 h401.5 SAKHALIN, RUSSIA(USGS)

 しかし、Mが異なりますのでこのままとします。 また 「09/17の大気重力波から以下とします。
  P1109-04:2011/10/02±5 択捉島周辺(N45.0, E147.5)  M6.2」
 については、
  R:M4.9 10/09 16:34 N43.355 E146.655 H80.3 KURIL ISLANDS(USGS)
  R:10-07 21:44 N43.148 E146.898 h66.1 M4.8D,5.3V E OFF HOKKAIDO(一元化)
  R:10/05,12:46 44.7 N 149.6 E 30 km Mj 4.6 択捉島付近(F-net)
  R:10/05,08:37 45.1 N 149.9 E 30 km Mj 4.5 択捉島付近(F-net)
  R:M4.8 09/30 10:28(UTC) N45.349 E150.988 h70.9km KURIL ISLANDS(USGS)
  R:09/27,08:44 44.0 N 148.2 E ごく浅い Mj 4.4 択捉島付近(一元化)
  R:09/26,00:25 44.1 N 147.8 E ごく浅い Mj 4.5 択捉島付近(一元化)
エネルギーの総和はM5.5に相当します。
 P1108-01bの「2011/08/29±7  M6.9 青森県東方沖(N41.3, E141.7)」 については、9/17に述べたように三陸沖でM6.7 (一元化での合計エネルギー)が対応地震として発生しましたが、 「または青森県西部もしくは西方沖(N40.8. E140.2)の可能性がある」 については、下記のように予測通りの場所で発生しました。
  R:10/01 18:04青森県津軽南部(N40.6, E140.5) 震度1 M1.9 h10km
 この小さな地震の前兆と複合した前兆だったようですが、随分と遅れての発生でした。 この遅れの意味については既に度々述べています。

(2) 東北地方

  R2:10/10 11:46 福島県沖 震度4  M5.6
  R1:09/29 19:05 福島県沖 震度5強 M5.4、
 などが発生しましたが、余震域の予測はM6.0以上としていますので見逃しではありません。   R1は09/22に、R2は10/03の大気重力波に前兆が見られました。
 現在は10/11の大気重力波から以下とします。   P1110-01:2011/10/27±6(余震なので10/20±5の可能性が高い)宮城県沖(N38.8, E141.5) M6.4
 また10/07には日本海、九州南東沖から四国沖、東海道沖から伊豆諸島周辺にかけて大規模な大気重力波が、 雲がないにも拘らず確認されました。 これらは個別の地震の前兆というよりは、想定されている巨大地震の前兆と思われます。

(4) (5) 関東地方、中部地方

 09/17以来記載の「「しかし鎌倉観測点が09/11午後以降終息したこと、および9/9の大気重力波から以下とします。   P1109-05:2011/09/18+3山梨県西部(N35.7, E138.4)M5.1」
 については、まだ発生していません。予測日は過ぎていますが、 このままとします(どれほどの遅れがでるか確かめるためです)。 また09/25にもこの予測相当の大気重力波が出現しています。」」 については、
  R:10/10 03:00 山梨県東部・富士五湖(N35.4, E138.9) 震度3 M3.3 h10km
  R:09-28 13:39 山梨県中・西部(N35.3, E138.4) h23km M2.0

 が予測した場所で発生しました。 予測M5.1相当の地震は下記が発生しました。
  R:10/05 19:06 長野県北部(N36.5 E137.7) 震度4 M5.1 h10km
  R:10/05 19:00 長野県北部(N36.5 E137.7) 震度3 M5.3 h10km

 大気重力波分布域の南端付近を震央と予測したのですが、実際は北端付近でした。 発生時期も17日遅れていました。 この遅れは大地震の発生を控えていることを示すと度々述べています。
 現在は10/08の大気重力波から以下とします。
  P1110-02:2011/10/22±5 八丈島近海(N33.1, E140.6) M6.2

(5) 中部地方

 現在は大地震の兆候は観察されていませんが、駿河湾で小地震が度々発生するようになりました。 注意深くWATCHする必要があります。
 9/25記載の 「現在は09/23の大気重力波から以下とします。
  P1109-08:2011/10/05±5 東海道はるか沖(N32.0, E139.0) M5.8」
 については、下記が発生しました。
  R4:M4.7 10/10 21:29(UTC) N29.859  E142.013 h48.6km IZU ISLANDS (USGS)
  R3:M4.1 10/07 21:17(UTC) N29.994  E139.124 h382.0km IZU ISLANDS (USGS)
  R2:10-07 12:56 静岡県南方はるか沖(N33.2 E137.5) h372.7km M4.2(Hi-net)
  R1:10/04 10:38小笠原諸島西方沖(N26.8, E140.8)震度2 h450km M5.8

 R1については、深さが450kmと深く、予測震央は深さと同等距離、離れることがしばしばあります。 原因は不明です。 Mは正確でした。
 現在は10/06の大気重力波から駿河湾でM4.4程度が予測されます。 本来は10/09頃発生するはずですが、遅れているようです。  また10/11の大気重力波から以下とします。
  P1110-03:2011/10/22±4奈良県から三重県(N34.0, E136.0) M5.7

(6) 近畿、中四国、九州および南西諸島

 8/21以来記載の 「「8/18の大気重力波および北九州の逆ラジオのここ2ヶ月の高まりから以下とします
  P1108-06:2011/09/01±5九州北西沖(N33.9, E129.2) M6.4
 については、まだ発生していませんが、このままとします。」 については、最近も日本海から対馬海峡にかけて大気重力波が発生しているため このままとしますが、 あるいは想定しているM9.2の前兆の一部かもしれません。
 09/17以来記載の 「「また09/15の大気重力波から以下とします。
  P1109-07:2011/09/27±4 熊本県からトカラ列島(なかでもN31.0, E129.7の可能性があります) M5.7」 については、未だ発生していません。このままとします。」」については、下記が発生しました。
  R:10/05 23:33熊本県熊本地方 (N32.9, E130.9)震度5強 M4.4 h10km
  R:10/03 21:28トカラ列島近海 (N29.6, E129.8)震度1 M3.0 h20km

 予測した領域の両端で発生しました。予測Mは過大評価でした。
 また9/25記載の
 「P1109-09:2011/09/29±4 先島諸島(N24.4, E126.7)M5.7」については、   R:10/03 15:46宮古島近海(N24.8, E125.1)震度1 M3.4  h30km
  R:10/02 13:22石垣島近海(N24.5, E124.0)震度1 M3.3  h10km
  R:09/30 03:27沖縄本島近海(N26.6, E127.8)震度2 M4.3 h50km
  R:09/29 07:40 西表島付近 (N24.1, E123.6)震度1 M3.8  h20km

 等が発生しました。 予測Mは過大でした。

 同じく9/25記載の 「また09/23,25の大気重力波から以下とします。
  P1109-10:2011/09/27-1+3 兵庫県?京都府境沖(N35.7, E134.9) M4.7」
 については、下記が発生しました。Mが異なり、発生も遅れています。
  R:10/11 21:05兵庫県北部(N35.6, E134.5)震度1 M2.5 深さ10km
  R:09-27 21:48 N35.5067 E135.1296 h8.6km M2.2(Hi-net)

  R:10/09 16:18大阪府南部(N34.5, E135.5)震度3 M3.9  h10km
 が発生しました。 この前兆(大気重力波による)は10/05の250m画像で確認されました。


- 地震予知情報作成日時:2011/10/03 02:10(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 地震予知情報掲載日時:2011/10/03 20:40 -

1.総説

 M9.2と予測されるアウターライズ地震の発生時期について検討してきましたが、 直前信号と思われる現象が出現してきました。

  1.   京都観測点で現在進行している逆ラジオの振り切れるほどのデータが約3ヶ月近く継続していましたが、 9月20日から終息気味となっています。
  2. また非常に敏感な観測点である伊勢観測点での直前信号(断定は出来ませんが) と思われる高まりが10月1日、2日に観測されました。下図参照
  3.   岐阜大学の割石温泉のラドンが9月および10月の上弦の月前後で高まりを示していません。
     また根尾谷断層(1891年(明治24年)10月28日に発生したM8.0の濃尾地震の震源断層)上の 福井県大野市和泉の平成の湯観測点のラドン値が09/12,14と極端な棒状の高まりを見せていました (現在はこのグラフは見当たりません)。 その後9月28日から9月30日に3.11大震災前の値より大きな値が観測された後、 10月1日に急降下し、10月2日には少し回復しました。 また急降下し、急降下した状態が継続する場合は、これは大きな地震の直前であることを示すと考えられます。
  4. そもそもマグニチュードに関しては非常に正確な大気重力波によって最悪 M9.2を想定しているわけですが、 3.11の前兆は何時始まったのかを時系列をさかのぼって確かめなければなりません。 しかし膨大なデータ量なので、検討に非常に時間を要します。 当初M8程度のアウターライズ地震も想定しましたが、もう既に6か月経過しており、M8ならば、 既に発生しているはずで、発生を見ないという事はM9クラスの可能性が高くなったと言えるでしょう。
     膨大なデータをすべて照査する事はマンパワー不足で出来ません。 間引いたデータでの検討もまだ終了していませんが、 現時点では1年以上前から発生していた可能性があります。 しかし2010年2月27日にチリ沖でM8.8が発生しており、これより前は両者の前兆の区別が出来ません。
  5.  再度海水干退現象が直前に起きるのだろうか?
  6.  その他様々な、例えば温泉の急激な変化などのような宏観異常現象が発生するのだろうか?
  7.  想定している震源域で、直前には中小地震が頻発する可能性があると度々述べていますが、 発生し始めた様に見受けられます(Hi-net参照)。
  8.  地域別予測の項で述べていますが、余震域より離れている地域では、 予測より少し遅れて発生する傾向が出ています。 P1108-01bのM6.9は、8/29の予測に対して発生は9/17で、19日遅れています。 3.11の大震災の前には約3ヶ月前よりこのような傾向があり、2010年12月以来この現象について述べております。 単なるばらつきの範囲では無さそうです。
  9.  京都観測点の地電流の値が乱高下していますが、10月2日現在では中程度の高まりがみられます。 急降下時に注意してください。
  10.  大気重力波の波長が通常10km程度のところ、 ここ数日約2倍程度となってきており、発生が近いことを示しています。
  11.  以上のことから、最も早い場合は10月の上弦(10月4日)前後での発生が懸念されます。 これが想定しているM9.2の発生なのか、 それとも日本列島周辺でのより小さめの大地震(M7.0、青森県東方沖)の発生なのかは区別できません。 しかし想定している巨大地震の可能性もありますので十分な警戒が必要と考えます。 想定している巨大地震はこの予測日に発生しないとしても、 1年以上先の話ではなく、半年以内には発生するものと思われます
  12.  その場合は度々述べましたが、3.11を上回る巨大な津波が発生します。 (5)、(6)については皆様からの情報をお待ちしています。

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