中波帯電磁波ノイズ観測、大気重力波観測による地震発生予測実験

 当ページの色分けは次の通りです。 原則としてM5.0未満の予測は記載しないこととしています。

赤(P) :M5.5以上の予測
青(P) :M5.5未満M5.0以上の予測
緑(R) :予測に対応した発生地震
黒(P,R):M5.0未満の予測、および予測していなかった発生地震

 忙しい方は予測の中に赤い文字があるかないかを一瞬にして判断出来るように配慮しています。 しかし、予測は非常に苦労して作成していますので、 できれば全文を読んでいただきたいというのが、予測作成者の願いであります。


- 地震予知情報作成日時:2011/06/27 18:30 (作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 地震予知情報掲載日時:2011/06/27 23:50 -

1.総説

 今回の予測も3月以来述べてきたことの延長線上にありますので、 初めてこの文章を読む方々は、長文となり読むのに相当時間がかかりますが、 それらを是非参照して、今回の文章を読んでください。 今回の報告だけを読むと理解できないことが多いでしょう。
 前回(06/22)に 「少なくともM8以上で、最悪の場合はM9.2となるアウターライズ地震 (03/31, 04/03以来既述)の予測地震がいつ発生するのかについて、 京都観測点の 植物生体電位の6/18、6:30ころより始まった1時間に10数回の細かい針状のデータ およびその後の波形から、先行時間はばらつくものの、大地震直前の信号と見なしてもよい」としました。
 また「4月11日(上弦の月)に発生した、引張り応力による井戸沢断層の活動による 福島県浜通M7.Oの余震の発生状況を調べたところ、 下弦の月前後での集中が見られたことから、 アウターライズ地震も下弦の月の位置前後で発生する可能性も出てきた」 ことなどから「6/23日前後3日間が新たな可能性として浮上してきました。」 としていましたが、次の地震が岩手県沖で発生しました。
  R:06-23 06:50 N39.948 E142.591 h36.4 M6.9D 6.6V E OFF IWATE PREF(一元化)
 これは上弦の月(7/8)前後に予測した、余震域に隣接する 「千葉県東方沖または青森県東方沖から根室半島沖までの地域」 の後者に該当するものです。 この地震は逆断層によるものですので、上弦ではなく下弦で発生した理由については不明です。 ちなみに03/31、04/03に述べたアウターライズ地震を想定した根拠の一つとなった、 2006年11月15日の千島列島でのM8.3(USGS)と翌年1月13日のM8.1(USGS)のセットでは、 ちょうど2カ月後の同じ月の位置で発生していますが、 前者は逆断層、後者は正断層なのに同じ月の位置ということの理由が不明でした。 月の位置がトリガーとなるためには、様々な前提条件が必要とされており、 その一つに断層を滑らせる応力を増加する方向に月の引力が作用する場合というのがありますが、 これは必要条件ではないということでしょうか? どなたかご教示いただければ幸甚です。
 さて、“隣接”する誘発地震が先に発生しましたが、アウターライズ地震はいつ発生するのか?
 伊勢観測点の逆ラジオでは6/23、6/26それぞれ16時ころ1.9万/10分、2.5万/10分) のデータが得られました。これらのデータの出方は3.11,M9の2日前(3月9日)の出方に似ています。 因に3月9日の赤のピークは14時45分ころで本震の発生時刻(14:46)と殆ど同じでした。  (既述したように、伊勢、京都観測点は活断層に近接していて前兆に非常に敏感な地点です)
 京都観測点の植物生体電位は1993年北海道南西沖地震(M7.8)の直前と似た推移が見られ、 予測地震まであまり時間がないことが伺われます。 時間がないとは数ヶ月はかからず、1、2週間程度の可能性があることを意味します。 また京都観測点の逆ラジオも6/21以来、振り切れ状態(60万/10分=360万/時)が観測されており、 しかも最大値を示す時間帯が、従来の午後に対して6/22から午前中と変化してきています。 これが何を意味するのかは不明ですが、応力状態の変化を示唆するのかもしれません。
 具体的に発生日時を示すことが出来なく、申し訳なく思いますが、かなり切迫してきているように思います。 最悪の場合は6/28から7月4日の新月前後の可能性がありますので、 十分注意していただきたく思います。 もしもこれで発生しない場合は、前回(06/22)記載のような可能性があります。
 大気重力波の全地球的な分布、03/14に発生した海水干退、04/01に予想震源域に発生した不動雲、 雲頂や海水面の温度上昇、予想震源域で発生した前震?、 伊勢観測点や京都観測点の逆ラジオ、植物生体電位などのデータから発生は確実です。 震源域も推定されています。
 3.11の本震の震源域に隣接する千葉県東方沖の可能性については、変更はありません。
 日本海溝より外側(太平洋側)でのアウターライズ地震が発生すれば、 前回(3.11、M9)を上回る大津波が発生すると予測されます。 東北地方沿岸地域のみならず、日本列島の太平洋側沿岸地域に押し寄せるはずです。 震源地から遠いからと言って油断しないでください。 気象庁の警報に注意してください。 自宅を離れて沿岸地域にいる方は、必ず情報を受信できる装置を携帯してください。 沿岸地域にいる方は、常に避難場所を意識していてください。 地震発生後、津波から逃げる場合は、前回(3.11)よりももっと高さを稼いでください。 大事な人や物は、予め高台に避難させておくようにお勧めします。 津波なんかに負けないでください。 津波の高さより高い場所にいれば 命は助かります。

 浜岡原発の停止を求めた菅総理の大英断を讃えたいと思います。 これで予測している大津波が発生しても、その後安心して復興作業に取り組むことができます。 どうか非常用電源を高所に確保していてください。 福島第一原発での津波対策もしっかりとしてほしいと願います。 女川原発も3.11ではかろうじて助かりましたが、今回は前回を上回る津波と推定されるため、 予め対策は十分立ててあると推察されます。

 こんなときに、またも巨大地震の予測を書くのはまことに、気が引けるのですが、 知らないでひどい目に遭うよりはましだと思い、掲載を続けています。 どうかご容赦ください。
 北海道南西沖大地震のあった1993年の夏と同様、 今夏も冷夏なら電力不足には少しだけ助け舟がありますが、農業にはつらいことになるかもしれません。 それでも日本は復興するでしょう。 がんばりましょう、みなさん。

伊勢観測点の逆ラジオデータ(6月)

伊勢観測点の逆ラジオデータ(3月)

京都観測点の逆ラジオのデータ(6月)


- 地震予知情報作成日時:2011/06/22 03:40 (作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 地震予知情報掲載日時:2011/06/22 07:10 -
- 地震予知情報修正日時:2011/06/24 07:00 -

1.総説

 今回の予測は3月以来述べてきたことの延長線上にありますので、 それらを是非参照して、今回の文章を読んでください。 今回の報告だけを読むと理解できないことが多いでしょう。
 地球全体の内、今回は時間的な制約の中、北半球を中心にサーチしました。 結果は従来の「少なくともM8以上で、最悪の場合はM9.2となるアウターライズ地震(03/31, 04/03以来既述) を変更する必要はありません。
 いつ発生するのかについて、前々回以来「上弦ではなく満月もしくは新月前後の可能性が出てきた」 と述べてきましたが、新しいデータが入手できたことから、検討を加えました。
   京都観測点管理者の鈴木修氏からの連絡によると、 植物生体電位に6/18、6:30ころより、1時間に10数回の細かい針状のデータが観測され始め、 これは1993年7月12日の北海道南西沖地震(M7.8)の67.5時間前に出現し、 約9時間継続した波形に似ているとのことでした。 筆者も鳥山英雄(2008)樹木・大地・地震 植物生理学と地球物理学の学際序説、 丸善プラネット株式会社pp218 を参照したところ、確かに、この針状部分は酷似していました。 継続時間やその後の波形などが全く同一ではないものの、 これらは大地震直前の信号と見なしてもよいものと思われます。 鳥山英雄(2008)によれば、地震には個性のようなものがあり、一概には扱えないとのことで、 直前信号とは言うものの、先行時間はかなりばらつくようです。
大気重力波の場合、先行時間はM7.8とM9.2では約2.4倍異なることから、 単純に計算すると上記67.5時間は、M9.2の場合162時間(6/25,0:30)に相当します。 このような計算はかなり乱暴ですが、目安として計算してみました。
 4月11日(下弦上弦の月)に発生した、 引張り応力による井戸沢断層の活動による福島県浜通M7.Oの余震の発生状況を調べたところ、 下弦の月前後での集中が見られました。 アウターライズ地震は引張り場で発生するので、 この予測巨大地震も下弦の月の位置前後で発生する可能性も出てきました。
 京都観測点の植物生体電位データが直前信号と見なせることや、 上記のように下弦の月前後の発生の可能性があることなどから、 6/23日前後3日間が新たな可能性として浮上してきました。
 伊勢観測点ではここ数日非常に静かです。
 前回(6/15)述べた「 現在の応力場が震災前と同じ(圧縮場)であり、 2004年のスマトラ大地震の誘発地震の例を引き、本震(3.11)と同じ上弦前後で発生するのは、 本震の震源域に隣接する千葉県東方沖の可能性がある」については、変更はありません。
 また「逆ラジオの市川観測点のデータから、M6台半ば以上の可能性はあり、」 また「もしも7月の上弦だとすれば、市川観測点のデータは継続し、そのデータから計算されるMも、 もっと大きくなるでしょう。」についても特に変更はありません。
 以上の事柄をまとめますと、

  1.  前回(6/15)に「満月前後または新月前後に発生するのは、アウターライズ地震で、 マグニチュードはM8以上で最悪の場合M9.2となります。 発生日は6月16日の満月前後、次いで7月1日(新月)前後、7月15日(満月)前後、 7月31日(新月)前後の可能性があります。」としていましたが、 6/16前後には発生しませんでした。 また上記の検討のように、下弦の月(6/23)前後の可能性も出てきました。 次の新月(7/1)前後を否定するわけではありません。 予測している震源域(4/1の不動雲画像の北西端)に下記の地震が発生しました。 秒読みに入ったと思われます。
      M4.9 06/20 23:09:36(UTC) N39.163 E146.351 h15.1km OFF THE EAST COAST OF HONSHU, JAPAN (USGS)
  2.  上弦(7/8)前後に発生する地震は、3.11、M9の震源域に隣接する地域です。 千葉県東方沖がその候補地の一つとなり、そのマグニチュードは現時点ではM6台半ば以上と推定されます。 また最近活発化してきた、青森県東方沖から根室半島沖までの地域も候補地の一つとなります。 これについてはマグニチュードは不明ですが、 M9の誘発地震ということで、決して小さいものとは考えられません。
  3.  昼間に発生するとは限りません。昭和三陸地震(アウターライズ地震)は真夜中の午前2時30分頃発生しました。 懐中電灯などを用意し、夜間であっても避難出来る様に備えてください。 もしも予測通りの場所で巨大地震が発生すれば、3.11の時よりは時間に少しだけ余裕があるので、 あわてふためかず、落ち着いて避難しましょう。気象庁の警報に耳を傾けてください。
  4.  アウターライズ地震が発生すれば、前回(3.11、M9)を上回る大津波が発生すると予測されます。 東北地方沿岸地域のみならず、日本列島の太平洋側沿岸地域に押し寄せるはずです。 震源地から遠いからと言って油断しないでください。 気象庁の警報に注意してください。 自宅を離れて沿岸地域にいる方は、必ず情報を受信できる装置を携帯してください。 沿岸地域にいる方は、常に避難場所を意識していてください。 地震発生後、津波から逃げる場合は、前回(3.11)よりももっと高さを稼いでください。 大事な人や物は、予め高台に避難させておくようにお勧めします。
  5.  浜岡原発の停止を求めた菅総理の大英断を讃えたいと思います。 これで予測している大津波が発生しても、その後安心して復興作業に取り組むことができます。 どうか非常用電源を高所に確保していてください。
     福島第一原発での津波対策もしっかりとしてほしいと願います。
     女川原発も3.11ではかろうじて助かりましたが、今回は前回を上回る津波と推定されるため、 予め対策は十分立ててあると推察されます。

 こんなときに、またも巨大地震の予測を書くのはまことに、気が引けるのですが、 知らないでひどい目に遭うよりはましだと思い、掲載を続けています。 どうかご容赦ください。
 北海道南西沖大地震のあった1993年の夏と同様、今夏も冷夏なら電力不足には少しだけ助け舟がありますが、 農業にはつらいことになるかもしれません。 それでも日本は復興するでしょう。 がんばりましょう、みなさん。


- 地震予知情報作成日時:2011/06/15 17:45 (作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 地震予知情報掲載日時:2011/06/15 18:15 -

1.総説

 今回の予測は3月以来述べてきたことの延長線上にありますので、 それらを参照して、今回の文章を読んでいただければと思います。
 地球全体の内、カスピ海西方域は人工衛星の軌道を一つおきにサーチしました。 結果は前回と変わりなく、ほぼ全球に大気重力波は発生しており。 今までの予測(少なくともM8以上で、 最悪の場合はM9.2となるアウターライズ地震(03/31, 04/03以来既述))を変更する必要はありません。 「明瞭に認められる地域の割合いが減少し、ほぼ存在しない地域の割合が増えています。 これはおそらく、終息に向かっていることを示すものと思われます。」 と前回(06/08)述べましたが、これも変わりありません。
 いつ発生するのかについて前回(06/08)、京都、伊勢観測点のノイズの出方の解析結果、 アウターライズ地震(日本海溝の外側(太平洋側) のアウターライズと呼ばれる地域で発生する地震)については、上弦ではなく 満月もしくは新月前後の可能性が出てきたと述べましたが、これも変わりありません。 因に高温のガスが、予定している震源域から噴出し、動かない雲を形成したのは04/01でしたが、 この日は新月-2日でした(前兆も本震も同じ月の位置で発生するということを発見した末芳樹氏に感謝します)。
 京都観測点では、 6月9日の上弦に最大値が観測され、その後静かとなりましたが、06/14(満月-2日)に再度上昇しています。
 「伊勢観測点では新月および上弦が優勢で、ついで満月にも出現が見られます。」 と前回(06/08)に述べましたが、その後、06/13(満月-3日)に赤主体の4.8万/hが、 また06/15の午前4時ころ0.1万/hのデータが観測されました。 これは3/11(上弦-2日)の本震M9の直前の伊勢観測点のデータの出方に酷似しています。
 前回(06/08)に「最近の、余震域での発生を除いた有感地震の分布をみると、 現在の応力場が震災前と同じ(圧縮場)であることが伺えます。」と述べ、 従って2004年のスマトラ大地震の例を引き、 「6月または7月の上弦前後で発生するのは3.11の本震の震源域に隣接する千葉県東方沖の可能性があります。」 としました。 また、「逆ラジオの市川観測点の5/28から昨日(6/7)までのデータから、 現時点で判断すれば、M6台半ば以上の可能性はあります。」 と述べましたが、その後の市川観測点のデータは著しい増加は見られませんでしたが、 継続時間の長いデータが観測されています。 「もしも7月の上弦だとすれば、市川観測点のデータは継続し、そのデータから計算されるMも、 もっと大きくなるでしょう。」 についても特に変更はありません。
 以上の事柄をまとめますと、

  1.  上弦前後に発生する地震は、3.11、M9の震源域に隣接する地域です。 千葉県東方沖がその候補地の一つとなり、そのマグニチュードは現時点では M6台半ば以上と推定されます。 また最近活発化してきた、青森県東方沖から根室半島沖までの地域も候補地の一つとなります。 これについてはマグニチュードは不明ですが、M9の誘発地震ということで、決して小さいものとは考えられません。
  2.  満月前後または新月前後に発生するのは、アウターライズ地震で、 マグニチュードはM8以上で最悪の場合M9.2となります。 発生日は6月16日の満月前後、次いで7月1日(新月)前後、7月15日(満月)前後、 7月31日(新月)前後の可能性があります。 昼間に発生するとは限りません。 昭和三陸地震(アウターライズ地震)は真夜中の午前2時30分頃発生しました。 懐中電灯などを用意し、夜間であっても避難出来る様に備えてください。 もしも予測通りの場所で巨大地震が発生すれば、3.11の時よりは時間に少しだけ余裕があるので、 あわてふためかず、落ち着いて避難しましょう。 気象庁の警報に耳を傾けてください。

 アウターライズ地震が発生すれば、前回(3.11、M9)を上回る大津波が発生すると予測されます。 東北地方沿岸地域のみならず、日本列島の太平洋側沿岸地域に押し寄せるはずです。 震源地から遠いからと言って油断しないでください。 気象庁の警報に注意してください。 自宅を離れて沿岸地域にいる方は、必ず情報を受信できる装置を携帯してください。 沿岸地域にいる方は、常に避難場所を意識していてください。 地震発生後、津波から逃げる場合は、前回(3.11)よりももっと高さを稼いでください。 大事な人や物は、予め高台に避難させておくようにお勧めします。
 浜岡原発の停止を求めた菅総理の大英断を讃えたいと思います。 これで予測している大津波が発生しても、その後安心して復興作業に取り組むことができます。 どうか非常用電源を高所に確保していてください。  福島第一原発での津波対策もしっかりとしてほしいと願います。
 こんなときに、またも巨大地震の予測を書くのはまことに、気が引けるのですが、 知らないでひどい目に遭うよりはましだと思い、掲載を続けています。 どうかご容赦ください。
 北海道南西沖大地震のあった1993年の夏と同様、 今夏も冷夏なら電力不足には少しだけ助け舟がありますが農業にはつらいことになるかもしれません。 それでも日本は復興するでしょう。がんばりましょう、みなさん。


- 地震予知情報作成日時:2011/06/08 16:40 (作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 地震予知情報掲載日時:2011/06/08 22:30 -

1.総説

 06/05、再度、ほぼ地球全体の大気重力波をサーチしました。 結果は以前と変わりなく、ほぼ全球に大気重力波は発生しており、 今までの予測 (少なくともM8以上で、最悪の場合はM9.2となるアウターライズ地震(03/31, 04/03以来既述)) を変更する必要はありません。 ただ、明瞭に認められる地域の割合いが減少し、ほぼ存在しない地域の割合が増えています。 これはおそらく、終息に向かっていることを示すものと思われます。
 いつ発生するのかについて新たな検討を加えました。 中波帯ノイズ(逆ラジオ)観測点のうち、京都、伊勢などのノイズの出方を検討しました。 この両地点はいずれも活断層(順に黄檗断層、中央構造線)の近くに位置しており、 地震の前兆現象に非常に敏感な地点です。
 京都観測点では、 2010年7月下旬から9月下旬までのほぼ2カ月間、60万/10分の非常に高い値を継続した後、 10月からは、ほぼ月に一度上弦の月前後に高い値が得られており、2011年2月まで継続しました。 3月は高い値を見ること無く本震(上弦-2日)となりました (ただ、2010年12月のみは上弦ではなく新月-2日でした)。 震災後は、4月が満月前後、5月が上弦前後および満月前後、6月は昨日時点で上弦-3日となっており、 震災前とは様相が異なります。
 伊勢観測点では2011年1月は、新月前後、2月は新月前後および満月前後、 3月は本震の直前に出現し(05/07既述)、次いで満月前後、4月は上弦前後、満月前後、 5月は新月前後、上弦前後に出現、6月は現時点では高い値は得られていません。 5月の上弦前後の高い値が得られた時は、3月の直前ノイズと同じかと非常に緊張しましたが、 巨大地震の発生は無く、ほっとしました。
 このように、京都は上弦に満月が加わっています。 伊勢では新月および上弦が優勢で、ついで満月にも出現が見られます。
 震災前の3週間の有感地震の分布と、ここ3週間の、余震域での発生を除いた有感地震の分布をみると、 驚く程一致しており、現在の応力場が震災前と同じ(圧縮場)であることが伺えます。 日本海溝の外側(太平洋側)でのアウターライズで発生する地震は引張り場で発生しますが、 プレートの潜り込みが促進された結果、アウターライズでは引張り場が形成されるとすれば、 日本列島では、結果として、圧縮場になると考えられます。 2004年スマトラ大地震の場合は、3カ月後の同じ月の位置で、 本震と同じ逆断層型の誘発地震(M8.6)が震源域の南東に隣接する地域で発生しました。 このことから、この6月もしくは7月の上弦前後で発生するのは千葉県東方沖の可能性があります。 マグニチュードは、地球を一週する大気重力波のため、個別地震と弁別できないため、計算が出来ませんが、 逆ラジオの市川観測点の5/28から昨日(6/7)までのデータから、 現時点で判断すれば、M6台半ば以上の可能性はあります。 もしも7月の上弦だとすれば、市川観測点のデータは継続し、 そのデータから計算されるMも、もっと大きくなるでしょう。
 私どもで予測しているアウターライズ地震は、 上記2観測点のノイズの出現状況および引張り場での発生ということを鑑みれば、 上弦ではなく満月もしくは新月前後の可能性が出てきました。 すると直近の千葉東方沖の発生と相前後して、6月の満月前後、 すなわち6月16日前後、次いで7月1日(新月)、 7月15日(満月)前後、7月31日(新月)前後の可能性があります。 因に想定している震源域に6/1(日本時間)以下の地震が発生しています。
  R:2011/05/31 17:14:38(UTC) 36.59N 146.58E h14km M4.8 OFF THE EAST COAST OF HONSHU, JAPAN(USGS)
 前震の一つでしょうか。 6/1は新月-1日となります。

 千葉県東方沖地震では大きな震動が予測されます。 十分注意してください。 アウターライズ地震が発生すれば、前回(3.11、M9)を上回る大津波が発生すると予測されます。 東北地方沿岸地域のみならず、日本列島の太平洋側沿岸地域に押し寄せるはずです。 震源地から遠いからと言って油断しないでください。気象庁の警報に注意してください。 自宅を離れて沿岸地域にいる方は、必ず情報を受信できる装置を携帯してください。 沿岸地域にいる方は、常に避難場所を意識していてください。 地震発生後、津波から逃げる場合は高さを稼ぐことが大事です。 大事な人や物は、予め高台に避難させておくようにお勧めします。

 浜岡原発の停止を求めた菅総理の大英断を讃えたいと思います。 これで予測している大津波が発生しても、その後安心して復興作業に取り組むことができます。 どうか非常用電源を高所に確保していてください。
 しかし福島第一原発での防潮堤の建設は進んでいるのでしょうか。 05/07に「まだ高さが足りない」と述べました。 最悪の場合、M9クラスのアウターライズ地震での津波は相当のものになるはずです。 津波の専門家のシミュレーションを再三再四お願いしております。 救いは地震発生後、津波の襲来までは、3.11よりは時間があるはずだということです。 船舶等の避難もしっかり想定してください。
 シミュレーションの条件は次の通りです。 断層の走向はN15°E、傾斜は60°、破壊領域の水平幅100km、すべり量は25m(04/09既述)、すべり角は90度。 正断層の傾斜は60度以上のことが多いようです。 断層の北西端はN39.3,E145.7でここから南南西に500kmの長さ。 これらの条件の根拠は、予測していた震源域に04/01に発生した震源域からの高温の熱水や ガスの噴出によると見られる動かない雲と、雲頂や海水面の温度構造でした。 これらは奥尻島が大被害を受けた1993年の北海道南西沖地震(M7.8)の前に観察された諸現象 (地震発生後の余震分布の平面形と見事なまでに一致する雲ほか温度構造など)によります。 

 こんなときに、またも巨大地震の予測を書くのはまことに、気が引けるのですが、 知らないでひどい目に遭うよりはましだと思い、掲載を続けています。 どうかご容赦ください。
 北海道南西沖大地震のあった1993年の夏と同様、 今夏も冷夏なら電力不足には少しだけ助け舟がありますが、農業にはつらいことになるかもしれません。

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