中波帯電磁波ノイズ観測、大気重力波観測による地震発生予測実験

 当ページの色分けは次の通りです。 原則としてM5.0未満の予測は記載しないこととしています。

赤(P) :M5.5以上の予測
青(P) :M5.5未満M5.0以上の予測
緑(R) :予測に対応した発生地震
黒(P,R):M5.0未満の予測、および予測していなかった発生地震

 忙しい方は予測の中に赤い文字があるかないかを一瞬にして判断出来るように配慮しています。 しかし、予測は非常に苦労して作成していますので、 できれば全文を読んでいただきたいというのが、予測作成者の願いであります。


- 情報作成日時:2010/06/25 02:00 (作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 情報掲載日時:2010/06/25 19:20 -

1.総説

 6/18下記の地震が発生しました。
  R:06/18 11:23 択捉島南東沖(北緯44度35分 , 東経149度11分) 震度3 M6.5 深さ30km
 6/15に大陸の中国東北部の北緯49度より南に大気重力波が発生していることに 前回執筆時に気がついており、日本周辺ならだいぶ先の発生と読んで、 次回検討予定としておりましたが、意外に早く発生しました。 大気重力波は6/16、17にも発生しており147万km2と計測され、 これからMは6.6と計算されました。

2.地域別予測

(1) 北海道

 前回(6/15)記載の 「現在はM5.0より大きな予測はありませんがM4台半ばが、 十勝地方、紋別周辺などで、6/19前後にあるでしょう。」 については、紋別より約100km南東の弟子屈での発生でした。
  R:06/15 21:53 43.513N 144.633E 149.5km M3.9 弟子屈付近(Hi-net)
 また十勝地方については総説の択捉島南東沖M6.5が該当すると思われますが、 この時は、大陸の大気重力波とは結びつけて考えませんでした。
 現在は6/24の大気重力波から次のように予測されます。
  P1006-03:2010/07/09±5 北海道東方沖 (N43.4, E146.5)
               または青森県東方沖(N40.1, E142.4) M6.2±0.5

(2) 東北地方

 前回(6/15)記載の 「現在はM5.0より大きな予測はありませんが宮城県沖あたりでM4台半ばが6/19前後にあるでしょう。」 については、
  R:06/20 17:23 宮城県沖(北緯38度18分 , 東経141度54分)震度1 M4.0 深さ46km
 が発生しました。
 現在は浦和観測点、米沢観測点の同期および、 6/22、23の大気重力波から以下のように予測されます。
  P:6/26前後、福島県会津地方周辺でM4.0前後

(3) 北陸地方

 前回(6/15)記載の 「福井県南部の温泉中のラドンが急増しましたので、注視することとします。」 は観測元の誤記だったようですので取り消しとします。
 現在は6/21、22、23に大陸の東経120度あたりからウラジオストック周辺、 日本海西部にかけて大規模な大気重力波が認められます。 発生は少し先と判断され、検討は次回以降とします。

(4) 関東地方

 前回(6/15)記載の 「現在はM5.0より大きな予測はありませんが、千葉県南部でM4台前半が6/18前後にあるでしょう」 については、発生しませんでした。
 現在は6/19、22、23の大気重力波と、逆ラジオの文京、五反田、世田谷、 新島の各観測点がこの1週間ほぼ同期している小さな高まりから、次のように予測されます。
  P:2010/06/26前後 伊豆大島から三宅島周辺でM4台前半

(5) 中部地方

 前回(06/15)予測該当とした下記の地震はその後一元化では
  R:06/06 01:36 東海道はるか沖(33.081N 138.293E) h334.4km M5.2
 (N33.1, E138.3) h340.4 M4.7V と修正されていました。
 「現在はM5.0より大きな予測はありませんが紀伊半島南部または南方沖でM4台前半が6/17前後にあるでしょう。」 については、発生しませんでした。
 現在はM5.0より大きな予測はありません。

(6) 近畿地方、中国四国、九州および南西諸島

 前回(6/15)記載の 「現在は、M5.0より大きな予測はありません。」 については、予測通りでした。
 現在はM5.0より大きな予測はありませんが北陸地方を参照して下さい。


- 情報作成日時:2010/06/15 16:10 (作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 情報掲載日時:2010/06/16 02:40 -

1.総説

 前回(6/7)「M5.0より大きな予測はありません。」 としていましたが、下記が発生しました。
  R:06/13 12:32 福島県沖(N37.4, E141.8)震度5弱 M6.2 深さ40km
 通常太平洋プレート上面で発生する当地域の地震の場合、 東北地方に南北方向の走向をもつ顕著な大気重力波が見られますが、 今回はそのような現象は見られませんでした。 そこで発震メカニズム解を調べると、 下図のようにほぼ南北方向の圧縮軸をもつ逆断層であることが分かりました(NIEDによる)。 通常は東西方向の圧縮軸をもつ逆断層ですので、 上記のように通常の南北方向の走向をもつ大気重力波の発生を見なかった理由が分かりました。
 しかし、前兆がなかったわけではなく、 暫定P1005-01(九州西部にM6.6)を想定した前兆がこれに該当すると判断されます (この時はアムールプレートでの地震と判断し、 西端付近(九州西部)を震源地と誤判断してしまいましたが、実際は東端付近であったわけです)。
 その場合、前回(6/7)、「05/26 17:53 南大東島近海 M6.4」の前兆を 暫定P1005-01の前兆としていましたので、別の前兆があったはずです。
 5/12の南西諸島から東北東に延びる前線の雲中に大気重力波が認められ、 その面積は80万km2と計測され、これからはMは6.3と計算されましたので、 これをこの地震の前兆としてよさそうです。
 逆ラジオには顕著な前兆は観測されませんでした。
 なお6/12 19:26(UTC、日本時間は+9時間)にインド洋のニコバール諸島で Mw7.4の地震が発生しましたが、この大気重力波による前兆は、 インドシナ半島、台湾の対岸の大陸等を調べた結果、 5月4日頃から発生していたようで、日本には及んでいなかったようです。

2.地域別予測

(1) 北海道

 前回(6/7)記載の「M5.0より大きな予測はありません」は予測通りでした。
 現在はM5.0より大きな予測はありませんがM4台半ばが、 十勝地方、紋別周辺などで、6/19前後にあるでしょう。

(2) 東北地方

 総説参照
 現在はM5.0より大きな予測はありませんが宮城県沖あたりでM4台半ばが6/19前後にあるでしょう。

(3) 北陸地方

 前回(6/7)記載の「M5.0より大きな予測はありません」は予測通りでした。
 現在は M5.0より大きな予測はありませんが、 福井県南部の温泉中のラドンが急増しましたので、注視することとします。

(4) 関東地方

 前回(6/7)記載の 「06/03の大気重力波から以下とします。
  P1006-01:2010/06/17±4 小笠原諸島近海(N27.8, E142.5) M5.5±0.5」
 についてはほぼ予測通りの発生をみました。
  R:6/12 01:58父島近海(N26.6, E142.9) 震度2 M5.0V 5.5d 深さ93km
  R:6/12 01:37父島近海(N26.6, E143.2) 震度2 M5.3V 深さ56km(以上一元化)
    (M5.4 06/11 16:58(UTC) 26.669 142.743 35.0 BONIN ISLANDS
    (M5.5 06/11 16:37(UTC) 26.687 142.453 35.0 BONIN ISLANDS(以上USGS)

 現在はM5.0より大きな予測はありませんが、千葉県南部でM4台前半が6/18前後にあるでしょう。

(5) 中部地方

 前回(06/07)記載の 「また5/30の大気重力波から以下とします。
  P:2010/06/07±3 東海道沖(N33.9, E138.1) M4.5±0.5」
 については下記が発生しました。
  R:06/06 01:36  東海道はるか沖(33.081N 138.293E) h334.4km M5.2(Hi-net) USGSでは M4.8」
 としていましたが、一元化では
  (N33.1, E138.3) h340.4 M4.7V と修正されていました。
 現在はM5.0より大きな予測はありませんが 紀伊半島南部または南方沖でM4台前半が6/17前後にあるでしょう。

(6) 近畿地方、中国四国、九州および南西諸島

 前回(6/7)記載の 「06/06の大気重力波から以下とします。
  P1006-02:2010/06/22±5 台湾周辺(N24.0, E122.0) M6.0±0.5」
 については予測した地点でのやや小さめの発生でした。
  R:M5.4 06/15 00:31(UTC)N23.968, E121.583 h32.0km TAIWAN (USGS)
 また
  R:06/13 00:44奄美大島北西沖(N28.8, E12.6)震度3 M5.2 深さ17km
 の前兆は上記台湾の地震の前兆とダブっていたと思われます。
 現在は、M5.0より大きな予測はありません。


- 情報作成日時:2010/06/07 22:35 (作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 情報掲載日時:2010/06/08 01:15 -

1.総説

 前回(06/01)に「今週はM≧5.0の地域別予測はありません。」 としていましたが下記が発生しました。
  R:06/05 14:22 北海道東方沖(N43.3, E146.9)震度3 M5.5 深さ62km
 この地震の前兆としては05/26に沿海州からサハリン、 北海道北部に亘って分布していた大気重力波が該当と思われますが、 この時点では暫定P1005-01(九州西部にM6.6)を予測中で、北海道東方沖 とは判断しませんでした (P1005-01は結果的には05/26 17:53 南大東島近海 M6.4 でした)。  先行時間は宇田式(T=6.9M-28.4)のMに5.5を代入して計算すると10日で、発生日は06/05となります。

2.地域別予測

(1) 北海道

 M5.0より大きな予測はありません。

(2) 東北地方

 M5.0より大きな予測はありません。

(3) 北陸地方

 M5.0より大きな予測はありません.

(4) 関東地方

 06/03の大気重力波から以下とします。
  P1006-01:2010/06/17±4 小笠原諸島近海(N27.8, E142.5) M5.5±0.5

(5) 中部地方

 前回(06/01)の 「伊勢観測点、京都観測点に小異常が見られること、5/27の大気重力波による前兆とから以下とします。
  P:2010/06/3±2岐阜県南部から紀伊半島南東沖(N35.3, E136.4)M4.7±0.3」
 については以下が発生しました。 複合した前兆だったようです。
  R:06/05 18:38 33.554N 137.050E 399.7km M4.1 紀伊半島南東沖
  R:06/05 15:23 36.179N 137.441E 255.2km M3.2 岐阜県北部
  R:06/04 09:52 35.408N 137.371E 53.9km M2.6 岐阜県南東部(以上Hi-net)

「また5/30の大気重力波から以下とします。
  P:2010/06/07±3 東海道沖(N33.9, E138.1) M4.5±0.5」
 については下記が発生しました。
  R:06/06 01:36  東海道はるか沖(33.081N 138.293E) h334.4km M5.2(Hi-net) USGSでは M4.8
 現在はM5.0より大きな予測はありません。

(6) 近畿地方、中国四国、九州および南西諸島

 06/06の大気重力波から以下とします。
  P1006-02:2010/06/22±5 台湾周辺(N24.0, E122.0) M6.0±0.5


- 情報作成日時:2010/06/01 12:15 (作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 情報掲載日時:2010/06/01 23:15 -

1.総説

 前回(5/25)に 「今週は大陸、西南日本(地質学では糸魚川-静岡構造線より西をこのように呼びます) に広域に大気重力波が認められます。 出現してから時間が経っていませんので暫定として以下のように予測します。 逆ラジオでは大きな異常はありません。
 暫定P1005-01:2010/06/10±6 九州地方西部または西方沖(なかでも熊本県-長崎県の県境付近の可能性がある,N32.8, E130.5) M6.6±0.3
 小被害の可能性があります。」
 としていましたが、下記が発生しました。
  R:05/26 17:53 南大東島近海(N25.7, E130.0)震度4 M6.4 深さ48km
 予測位置と大分離れているため、該当かどうか検討していましたが、 大陸の大気重力波は5/27以降本日まで、少なくとも6日間は消滅しているため該当と判断しました。 また初現は5/12に見られましたので、発生日は概ね経験式にのっていました。
 なお予測位置では下記が発生しました。 複合した前兆だったようです。
  R:28 08:59 橘湾 ( 北緯32.6度、東経129.9度)震度1 M2.2 深さ10km
 今週はM>=5.0の地域別予測はありません。  

2.地域別予測

(1) 北海道

(2) 東北地方

(3) 北陸地方

(4) 関東地方

(5) 中部地方

 伊勢観測点、京都観測点に小異常が見られること、5/27の大気重力波による前兆とから以下とします。
  P:2010/06/3±2岐阜県南部から紀伊半島南東沖(N35.3, E136.4)M4.7±0.3
 また5/30の大気重力波から以下とします。
  P:2010/06/07±3 東海道沖(N33.9, E138.1) M4.5±0.5

(6) 近畿地方、中国四国、九州および南西諸島

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