中波帯電磁波ノイズ観測、大気重力波観測による地震発生予測実験

 当ページの色分けは次の通りです。 原則としてM5.0未満の予測は記載しないこととしています。

赤(P) :M5.5以上の予測
青(P) :M5.5未満M5.0以上の予測
緑(R) :予測に対応した発生地震
黒(P,R):M5.0未満の予測、および予測していなかった発生地震

 忙しい方は予測の中に赤い文字があるかないかを一瞬にして判断出来るように配慮しています。 しかし、予測は非常に苦労して作成していますので、 できれば全文を読んでいただきたいというのが、予測作成者の願いであります。


- 情報作成日時:2010/04/27 22:00(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 情報掲載日時:2010/04/28 02:00 -

1.総説

 4/26 12:00、台湾付近(石垣島南方沖)でM6.5が発生しました。 丁度P1004-04でM6.6の予測をしていた時期なのでこれが該当と思われた方もいるかと思います。 この地震の大気重力波による前兆を時系列をさかのぼって、 空間分解能250mの衛星画像によって確認したところ、04/13頃から出現し、 その範囲は台湾付近から北東に延び、西日本のはるか南方の海上から東日本のはるか東方にまで分布し、 その面積は200万km2と計測されました。 この面積からは宇田式(学会で公表済み)により次のようにマグニチュードが求められました。

 M=log αΑ
  (ここに、Aはkm2であらわした面積、αはAに応じて与えられる補正係数でこの場合は2.7)

 log2000000*2.7=6.7 でマグニチュードは6.7と求めることができました。 実際に発生した地震よりはやや大きめですが、この前兆を該当とします。 地震発生前には、この前兆出現範囲のうち西部付近(大東島付近から台湾付近) および東部(小笠原諸島より北東側)については気がついていましたが、 中央部については"250m画像"では確かめておらず、 これらの前兆が一連のものであることを見逃していました。
 そうするとP1004-04は大陸に前兆が出現していましたのでこの台湾付近の地震とは別物と判断されます。 P1004-04はどうなったのか?
 「P1004-04:2010/04/30±6 宮城県沖(N38.5, E142.0) M6.6±0.3
 震央の精度はあまり高くありません。」 については
  R:04/26 06:23宮城県沖(N38.0, E142.5) 震度3 M5.2 深さ70km
 がほぼ推定した場所で小さめのMで発生しました。 しかしMがかなり小さめなので、該当とはみなさず、この予測はそのままとすることにします。 ただ小さめの発生をみましたので、震央としてもう一カ所候補地を追加します。
  P1004-04b:2010/04/30±6 宮城県沖(N38.5, E142.0)または青森県東方沖( N41.4, E143.0) M6.6±0.3

2.地域別予測

(1) 北海道

(2) 東北地方

(3) 北陸地方

 前回(04/20)記載の 「04/19の大気重力波から以下とします。
  P:2010/04/23前後 能登半島から富山県 M4.7」  については下記が発生。
  04-27 06:56 富山県西部(N36.5753, E136.8791)h472.3km M4.1 (Hi-net)

(4) 関東地方

 前々回(04/13)の予測 「現在は04/12に発生した大気重力波とは異なる現象から実験的に予測してみます。もしも発生したら、ひとつ前兆現象として加える必要があります。
  P1004-02:2010/04/22±6 マリアナ諸島(N20.0, E144.0)M6.7±0.5
 おそらく深発地震でしょう。」 は下記が発生しました。
  R:M5.4 04/23 06:46(UTC) N13.672 E144.646 h125.4km GUAM REGION(USGS)
 しかし随分とMが異なりました。 震央も700kmあまり南方でしたが一応マリアナ諸島でした。 この3年間のこの地域(N22-N12, E147-142)の深発でM5.4以上の発生個数(USGS)をみると 下表のようにわずかに4個なので、発生は偶然とは言えず、該当としたいのですが、 4/26以降、北緯20度、東経138度以東に広域に大気重力波が発生しましたので、両者を勘案して修正します。
  P1004-02b:2010/05/15±6 マリアナ諸島(N20.0, E144.0)M6.7±0.5

発生日時(UTC) 北緯  東経   M
2007 10 31 033015.96 18.90 145.39 207 7.2
2008 12 02 123143.88 19.11 145.75 137 5.9
2009 03 31 152931.85 18.31 145.72 188 5.5
2009 06 19 150624.64 14.08 145.19 113 5.5

 「04/14の大気重力波、逆ラジオの市川観測点の最近のデータから以下とします。
  P1004-05:2010/04/24±4 茨城県沖(N36.6, E140.9)M5.5±0.5
 についてはまだ発生していません。 このままとします。

(5) 中部地方

 前回(04/20)記載の 「 現在の状況については(6)を参照。」 については(6)を見て下さい。

(6) 近畿地方、中国四国、九州および南西諸島

 前回(04/20)記載の 「04/20の大気重力波から以下とします。
  P1004-06:2010/05/01±5四国から紀伊半島のはるか沖(N32.1, E135.6)M5.8±0.5
 については
  R:04/27 08:24 三重県南東沖(N33.7, E137.1)震度2 M4.4(USGSではM5.0) 深さ380km
  R:2010/04/22 17:55 29.905N 132.596E 80.5km M3.3 フィリピン海盆北部(Hi-net)

 などが発生していますが、位置、Mが少し異なることからこのままとします。


- 情報作成日時:2010/04/20 22:20(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 情報掲載日時:2010/04/21 01:30 -

1.総説

 4/13 23:49 (UTC)、4/14 08:49(日本時)、中国青海省でMw6.9(USGS最新)が発生しました。 この地震の大気重力波による前兆を時系列をさかのぼって、広域に確認したところ、03/21頃から出現し、 その範囲はチベット高原から北京西方の黄土高原まで見られ、面積は280万km2と計測されました。 この面積からは宇田式(学会で公表済み)により次のようにマグニチュードが求められました。

 M=log αΑ
 (ここに、Aはkm2であらわした面積、 αはAに応じて与えられる補正係数でこの場合は2.9)
Log2800000×2.9=6.9。

 でマグニチュードは6.9と求めることができました。
 この地域は通常、監視しておりません。 しかしスマトラ大地震の前兆領域をサーチしているときにスマトラ大地震発生後もまだ大気重力波が見られたので、 大きめの余震が発生するのかとの考えがよぎりましたが、結果は青海省の地震でした。 この地震は北西-南東方向に延びる左横ずれ活断層(甘孜-玉樹断裂帯)が活動して発生したもようです。 (http://www.csi.ac.cn/manage/html/4028861611c5c2ba0111c5c558b00001/_content/10_04/14/1271221655504.html)
 前回(04/13)に述べた 「また新たに朝鮮半島から中国東北部に大気重力波が出現して来たので注視が必要です。」 についてはその後も継続していますので以下のように推定します。

  P1004-04:2010/04/30±6 宮城県沖(N38.5, E142.0) M6.6±0.3
 震央の精度はあまり高くありません。

 大きめの地震の前兆は広範ですので北海道、東北地方の個別予測は出来ません。
 また日本各地にM5.5以上の予測がありますが、 これらは個別の地震ではなく大きめの一つの地震の可能性もありますが、今のところ判断出来ません。

2.地域別予測

(1) 北海道

(2) 東北地方

(3) 北陸地方

 04/19の大気重力波から以下とします。
  P:2010/04/23前後 能登半島から富山県 M4.7

(4) 関東地方

 前回(04/13)の予測 「現在は04/12に発生した大気重力波とは異なる現象から実験的に予測してみます。 もしも発生したら、ひとつ前兆現象として加える必要があります。
  P1004-02:2010/04/22±6 マリアナ諸島(N20.0, E144.0)M6.7±0.5
 おそらく深発地震でしょう。」 はまだ発生していません。

 04/14の大気重力波、逆ラジオの市川観測点の最近のデータから以下とします。
  P1004-05:2010/04/24±4 茨城県沖(N36.6, E140.9)M5.5±0.5

(5) 中部地方

  P1004-03:2010/04/17±3 東海道はるか沖(N33.2, E137.2) M5.1±0.3
 については東西に広く広がる大気重力波から一つの地震として上記のように推定しましたが、 ほぼ同じ緯度での東西に離れた2つの地震として発生しました。
  R:04-16 02:56 東海道はるか沖(N33.2918 ,E137.2394) 383.8km M3.7(Hi-net)
  R:04/19 01:09 八丈島東方沖(N33.4, E141.0)震度1 M4.5 深さ30km

 現在の状況については(6)を参照。

(6) 近畿地方、中国四国、九州および南西諸島

 04/20の大気重力波から以下とします。
  P1004-06:2010/05/01±5四国から紀伊半島のはるか沖(N32.1, E135.6)M5.8±0.5


- 情報作成日時:2010/04/13 20:00(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 情報掲載日時:2010/04/14 00:45 -

1.総説

 4/6 22:15 (UTC)、4/7 07:15(日本時)、スマトラ北部でMw7.8(USGS最新)が発生しました。 この地震の大気重力波による前兆は時系列をさかのぼって、広域に確認したところ、 2/24頃から出現し、その範囲は東経90度から東側144度、赤道から北緯52度の範囲に認められました。 この面積は下図のように1300万km2と計測されました。 この面積からは宇田式(学会で公表済み)により次のようにマグニチュードが求められました。

 M=log αΑ
 (ここに、Aはkm2であらわした面積、 αはAに応じて与えられる補正係数でこの場合は3.7) Log13000000×3.7=7.7。

 でマグニチュードは7.7と求めることができました。
 したがってP1003-05の大気重力波による前兆は上記スマトラMw7.8の前兆の一部だったようですので、 取り消しとします。
 このように海外で大地震があり、その歪み領域と目される側に大気重力波が分布し、 日本周辺も含まれてしまう場合は、しばしば一桁小さい日本周辺の地震の前兆と誤判断してしまいます。 これを防ぐには日本周辺のみならず、東アジア、ひいては世界中の監視が必要ですが、現在はスタッフ不足です。 これをカバーするためにはソフトの開発が必要ですが資金が全然不足しています。
 また新たに朝鮮半島から中国東北部に大気重力波が出現して来たので注視が必要です。

 面積の計算は下記によっています。
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下記USGSによる資料はMw7.7からMw7.8に修正されています。

2.地域別予測

(1) 北海道

 大きめの前兆は観測されていません。

(2) 東北地方

 大きめの前兆は観測されていません。

(3) 北陸地方

 大きめの前兆は観測されていません。

(4) 関東地方

 前回(04/05)の予測P1004-01は次のように発生しました。
 「P1004-01:2010/04/16±4硫黄島周辺(N25,E139.5) M5.4」
  R:04-08 01:02 N23.376, E144.754 h4.49km M5.4v FAR E OFF OGASAWARA (一元化)
 マグニチュード、大まかな場所はまあまあでしたが、少し早めの発生でした。 これが予測通り発生したということは、スマトラMw7.8の前兆はこの領域には及んでいなかったことになります。
 現在は04/12に発生した大気重力波とは異なる現象から実験的に予測してみます。 もしも発生したら、ひとつ前兆現象として加える必要があります。
  P1004-02:2010/04/22±6 マリアナ諸島(N20.0, E144.0)M6.7±0.5
 おそらく深発地震でしょう。

(5) 中部地方

 04/08の大気重力波から以下とします。
  P1004-03:2010/04/17±3 東海道はるか沖(N33.2, E137.2) M5.1±0.3

(6) 近畿地方、中国四国、九州および南西諸島

 総説参照


- 情報作成日時:2010/04/05 19:40(作成者:IAEP理事長 宇田進一) -
- 情報掲載日時:2010/04/06 00:30 -

1.総説

 前々回(03/23)以降記載のP1003-05については誘発地震と予測し、 通常よりも早めの発震と予測しましたが、 まだ発生していない所を見ると誘発地震ではなく通常の地震と判断されます。 また大気重力波の領域が少し拡大しましたのでMと発生日を微修正し、以下のようにします。

  P1003-05b:
  マグニチュード;6.8±0.3
  発生日;2010/04/06±6
  震央 ;宮城県沖から福島県沖の可能性がある。
     なかでも宮城県沖(N38.0, E142.0)の可能性が高い。

 その他の地域別予測については、このP1003-05bの前兆と重なっている可能性があるため、 関東地方および火山列島付近を除き、新たな予測を立てることができません。

2.地域別予測

(1) 北海道

 3/30に北海道南西沖でM5.8の地震がありましたが、 P1003-05の前兆と領域が重なっているため、適切な予測は出来ませんでした。

(2) 東北地方

(3) 北陸地方

(4) 関東地方

 4/4に伊豆諸島北部から火山列島にかけての広大な領域に大気重力波がみられました。 震央を絞り込むのは困難ですが、以下とします。
  P1004-01:2010/04/16±4硫黄島周辺(N25,E139.5) M5.4

(5) 中部地方

(6) 近畿地方、中国四国、九州および南西諸島

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