中波帯電磁波ノイズ観測、大気重力波観測による地震発生予測実験

 当ページの色分けは次の通りです。 原則としてM5.0未満の予測は記載しないこととしています。

赤(P) :M5.5以上の予測
青(P) :M5.5未満M5.0以上の予測
緑(R) :予測に対応した発生地震
黒(P,R):M5.0未満の予測、および予測していなかった発生地震


- 情報作成日時:2009/09/27 20:25 (IAEP地震予知部会) -
- 情報掲載日時:2009/09/27 23:00 -

1.総説

 8/31以来記載しているP0908-06については震央候補地を追加しました。
 「P0908-06d:
  マグニチュード:M7.2
  発生日    :10月03日±8日
  震央     :サハリン近海または千島列島、オホーツク海からカムチャッカ半島」

 これは9/27にオホーツク海北部からカムチャッカ半島にかけて出現した大気重力波によるものです。
 現在の関東地方の各観測点の状況は前回と同様、震災級を示唆するデータは得られていません。

2.地域別予測

(1) 北海道

 釧路観測点が最近にしては珍しく約13万/hと中程度のデータが得られました。 これと9/27の大気重力波とから以下とします。
  P0909-02:2009/10/12±5 千島列島(N46.2, E154.0) M6.2±0.5

(2) 東北地方

 前回(9/21)に 「「9/13に著しい大気重力波が出現しました。 これが大地震の前兆の一部なのかそれとも個別の小地震なのかは次の予測が発生するかどうかで分かります。
  暫定P:2009/09/19±3 宮城県沖 M5.1程度」
 についてはこのままとします。」」 としていましたが、
  R:2009/09/22 20:40福島県東方沖(37.578N 141.688E) M5.1深さ74.2km (Hi-net) (気象庁ではM4.7)
 が発生しました。 宮城県と福島県の県境付近の沖合で、ほぼ予測通りでした。 これが発生したと言うことは予測中の大地震(M7.2)の震央はかなり離れていることになります。

09年9月27日の地震

 現在は9/22の大気重力波から以下とします。
  P0909-03:2009/10/2±4 福島県沖(N37.6, E141.6) M5.6
  P0909-04:2009/09/30±2 青森県東方沖(N41.0, E143.0) M5.0

(3) 北陸地方

(4) 関東地方

 9/26の大気重力波から以下とします。
  P0909-05:2009/10/03±3 静岡県東部から神奈川県(N35.2, E139.3, r=100km) M5.1±0.5

(5) 中部地方

 山梨竜王は9/17に終息しました。 P0909-05が予測されます。 山梨甲府は相変わらず高めのデータが継続していますが、赤のデータは夜中に最大となり、 正午頃減少する日周期を繰り返していて人工のノイズのように見えますが、なお経緯を注視することとします。

(6) 近畿地方、中国・四国地方、九州地方および南西諸島

 前回(9/21)記載の「広島が9/16に3万/hと小さな異常を示しましたので、 数日以内にM4未満の地震が周辺であるでしょう」については発生しませんでした。 9/23にも似たデータが観測されましたので、おそらく時期が少しずれて発生するものと思われます。
 「また、9/16の大気重力波から次のように予測されます。
  P0909-01:2009/09/29±3 M5.2±0.5 南西諸島、なかでも奄美大島近海、なかでもN28.4,E130.8の可能性が高い
 については予測した地点で9/23,26それぞれM3.5が発生しましたが、 Mが異なることからそのままとします。
 京都観測点で9/24から26日にかけて中程度のデータが観測されましたので 周辺(若狭湾周辺?)でM4前後の発生があるでしょう。
 伊勢観測点で9/7から断続的にやや高めのデータが観測されています。 まだ終息していませんので判断が出来ませんが注視することとします。


- 情報作成日時:2009/09/21 17:45 (IAEP地震予知部会) -
- 情報掲載日時:2009/09/21 18:45 -

総説

 8/31に以下の予測を示しました。
 「P0908-06b:
  マグニチュード;M7.2
  発生日;9月12日±8日
  震央;サハリン近海または千島列島 」
 また前回(9/14)首都圏の各観測点の状況から首都圏での震災級の地震の発生は考えられないことを述べました。
 P0908-06bについては、予測期間内には発生しませんでした。 しかし相変わらず大陸奥地に大気重力波が発生し続けていますので発生は確実で、 発生日について修正することとします。
 従来から度々述べていますが、M7以下では概ね大気重力波の初現から発生日までの先行時間はT=6.9M-28.4 という経験式が当てはまりますが、M7より大きな地震ではより日数がかかることが知られています。 しかしM7より大きい海溝型の地震の事例が少ないことからやむを得ず経験式を延長して求めていました。 今回もこの経験式の範囲内では発生しませんでした。 数は少ないながら過去の事例から強引に決めると、M7.2の場合はT=43日となりました。 初現が8/21ですから発生日は10/03となります。 よって以下のように修正します。

  P0908-06c:
  マグニチュード;M7.2
  発生日;10月03日±8日
  震央;サハリン近海または千島列島

 現在の関東地方の各観測点の状況は前回と同様、震災級を示唆するデータは得られていません。 今までに度々述べていますが、震源地に関しては精度が低いため、念のため注意が必要です。 日頃から対策に怠りのないよう希求します。
 大地震を控えている時は前兆が全体の一部なのか、 部分的な小地震なのか識別が困難なので予測を立てることができません。 これから発生する大地震の影響を受けていないと思われる地域のみ予測を述べることとします。

地域別予測

(1) 北海道

(2) 東北地方

 前回(9/14)に 「9/13に著しい大気重力波が出現しました。 これが大地震の前兆の一部なのかそれとも個別の小地震なのかは次の予測が発生するかどうかで分かります。
  暫定P:2009/09/19±3 宮城県沖 M5.1程度
 についてはこのままとします。

(3) 北陸地方

(4) 関東地方

(5) 中部地方

 前回(9/14)総説で山梨竜王、山梨甲府の高めのデータに着いて言及しましたが、 9/15,01:07富士山の近くでM3.7が発生しました。 この発生の後も両観測点の高めの値が継続していますので、経緯を注視することとします。

(6) 近畿地方、中国・四国地方、九州地方および南西諸島

 広島が9/16に3万/hと小さな異常を示しましたので、数日以内にM4未満の地震が周辺であるでしょう。
 また、9/16の大気重力波から次のように予測されます。
  P0909-01:2009/09/29±3 M5.2±0.5 南西諸島、
              なかでも奄美大島近海、なかでもN28.4,E130.8の可能性が高い


- 情報作成日時:2009/09/14 22:30 (IAEP地震予知部会) -
- 情報掲載日時:2009/09/15 03:45 -

総説

 前々回(8/31)以下の予測を示しました。
 「P0908-06b:
  マグニチュード;M7.2
  発生日;9月12日±8日
  震央;サハリン近海または千島列島 」

 現在の首都圏の各観測点の状況を述べます。 大宮は9/9に高めの160万/hを示しましたが、1日だけです。 浦和は低い値で推移しています。 千葉は着信がありません。 市川は増減を繰り返していますが、各々の高まりに対して小地震が発生しています(前回の記載を参照)。 六本木は8/25の140万/hの棒状の高まりの後60万/hとやや高めに推移していますが当観測点ではそれほど珍しい現象ではありません。 センター、世田谷、鴨宮(小田原))は大きな値を示していません。 しかし、鎌倉が珍しく9/12に250/hを示していますが値そのものは小さなものです。 山梨甲府(No.116)は9/6からやや高い値を示しています。 山梨竜王も9/10から180万/hとやや高い値を示しています。 しかし今年の2月頃は300万/h程度でしたが、大きな地震には至っていませんでした。
 駿河湾、相模湾の海水温は上昇していません。 以上のことから、M5前後の地震はあるかも知れませんが、首都圏での震災級の地震の発生は考えられません。
 P0908-06bについては、相変わらず大陸奥地に大気重力波が発生し続けていますのでそのままとします。 今までに度々述べていますが、震源地に関しては精度が低いため、関東地方の上記の検討結果はあるものの、 念のため注意が必要です(2008年7月19日に福島県沖でM6.6(速報値、後にM6.9)が発生しましたが、 この時、前兆からM6.6以上がサハリン方面(ただし震央の精度は低い)としたことがありました(過去ログ参照))。
 大地震を控えている時は前兆が全体の一部なのか、部分的な小地震なのか識別が困難なので予測を立てることができません。  

地域別予測

(1) 北海道

(2) 東北地方

 9/13に著しい大気重力波が出現しました。 これが大地震の前兆の一部なのかそれとも個別の小地震なのかは次の予測が発生するかどうかで分かります。
 暫定P:2009/09/19±3 宮城県沖 M5.1程度

(3) 北陸地方

(4) 関東地方

(5) 中部地方

(6) 近畿地方、中国・四国地方、九州地方および南西諸島

 前回(9/7)記載の「現在は上記大地震(M7.2)の影響を受けていないと判断される地域での M5前後の地震が予測されます。
1. 東海道はるか沖もしくは奄美大島近海 M5前後 9/13±3 」については
  R:09/11 03:24東海道はるか沖(N30.2188, E138.9641) h483.7 M5.0 (Hi-net)
  R:9/13 08:56奄美大島北東沖(N29.1, E130.2)震度1 M4.4深さ60km

が発生しました。 両方での発生でした。 また
「2. 対馬近海から黄海-東シナ海境界付近 M5前後 9/12±3」については
  R:9/11 19:25 福岡県北西沖(N33.8, E130.0)震度1 M3.2 深さ11km
 が発生しましたが、Mが大きく異なりました。


- 情報作成日時:2009/09/07 16:55 (IAEP地震予知部会) -
- 情報掲載日時:2009/09/08 00:15 -

総説

 前回(8/31)以下の予測を示しました。
「P0908-06b:
マグニチュード;M7.2
発生日;9月12日±8日
震央;サハリン近海または千島列島

 なお新島観測点の値が60万/hと高い値を長期に亘って継続するようなら震央に関し再検討が必要です。」
 その後の新島観測点のグラフを見てお分かりのように、 高い値を示したのは上記の8/30の60万/hのみで、元に戻りました。 首都圏の観測点のうち市川はやや高めでしたが、9/4千葉北西部M4.5(震度3)の前兆だったと考えられます。 現在は落ち着いています。 その他の首都圏の観測点-浦和、六本木、センター、世田谷、鎌倉、鴨宮(小田原)、山梨甲府(No.116)は 大きな値を示していません。 したがって、首都圏での震災級の地震の発生は考えられません。
 P0908-06bについては、 大陸奥地に大気重力波が発生し続けていますのでそのままとします。
 大地震を控えている時は前兆が全体の一部なのか、 部分的な小地震なのか識別が困難なので予測を立てることができません。

地域別予測

(1)北海道

(2)東北地方

(3)北陸地方

(4) 関東地方

 08/19以来記載の
「P0908-03:2009/08/28±4 銚子付近(N35.7, E140.8) M5.2±0.5 」 については前回(8/31)述べた次の2つの地震の他にさらに9/1にも発生しました。
 「R:8/25 06:37千葉県東方沖(N35.4, E141.2) M4.1 深さ20km (JMA)
 (Hi-netでは 銚子付近(35.480N,141.158E)h28.7km M4.0)
 このとき、緊急地震速報が間違って発令されたようです。
  R:08/25 20:19千葉県北東部(N35.4, E140.3)震度3 M3.6 深さ26km 」
  R:09/01 21:02 千葉県東方沖(N35.6, E141.2)震度2  M5.0 深さ30km
 また山梨甲府(NO.116)の8月23日から8月27日にかけての高い値については前回(8/31)総説で「別の内陸の震源を捉えていると判断されます。」 としていましたが、下記の地震が発生しました。
  R:09/05 10:59栃木県北部(N37.0,E140.0)震度3 M4.2 深さ100km

(5) 中部地方

 08/19以来記載の 「現在は伊勢観測点の8/14にやや高い値が観測されたことと、 8/13に北海道、東北地方北部を除く日本列島全域に発生した大気重力波とから以下とします。
  P0908-05:2009/08/27±5 M6.1±0.5 震央は上記のように前兆が広範なため、 推定は難しいのですが、紀伊半島南東沖(N33.4, E136.5)とします。」 についてはTOP PAGEの連絡欄に示したように9/4の薩摩半島沖のM6.0が該当と判断されます。
  R:9/4 22:26、薩摩半島西方沖(N31.1, E130.3) 震度4 M6.0深さ170km
 マグニチュード、発生日はかなり正確なことがお分かりいただけるでしょう。 太平洋プレートではなくフィリピン海プレートと推定したのは正解でしたが、震央の推定はかなり難しいケースでした。

(6) 近畿地方、中国・四国地方、九州地方および南西諸島

 9/4の薩摩半島沖のM6.0については(5)中部地方参照。
 現在は上記大地震(M7.2)の影響を受けていないと判断される地域でのM5前後の地震が予測されます。
1. 東海道はるか沖もしくは奄美大島近海 M5前後 9/13±3
2. 対馬近海から黄海-東シナ海境界付近 M5前後 9/12±3

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