中波帯電磁波ノイズ観測、大気重力波観測による地震発生予測実験

 当ページの色分けは次の通りです。 原則としてM5.0未満の予測は記載しないこととしています。

赤(P) :M5.5以上の予測
青(P) :M5.5未満M5.0以上の予測
緑(R) :予測に対応した発生地震
黒(P,R):M5.0未満の予測、および予測していなかった発生地震


- 情報作成日時:2009/06/28 19:50 (IAEP地震予知部会) -
- 情報掲載日時:2009/06/28 20:20 -
- 情報修正日時:2009/06/29 10:10 -
- 情報修正日時:2009/06/30 01:10 -

1.総説

 各地で中程度の発生が予測されます。 震災級は予測されていません。

2.地域別予測

(1) 北海道

 前回(6/21)記載の「現在も大きな異常は観測されていません。」は予測通りでした。
 現在は6/24の大気重力波から以下とします。
  P0906-03:2009/07/08±5サハリン南部東方沖(N46.1, E144.3, r=150km)M6.1±0.3

(2) 東北地方

 前回(6/21)の記載では
 「P0906-01:2009/6/19±3 宮城県沖(N38.1, E141.4, r=80km)M5.1±0.5」
 については
  R:6/20 11:53三陸沖( 北緯39.1度、東経143.4度)震度2 M5.2 深さ 20km
  R:6/19 08:51三陸沖( 北緯39.4度、東経144.3度)震度1 M5.1 深さ 10km

 を該当と判断していましたが、6月23日夕刻宮城県沖で震度4の地震が発生しました。
  R:6/23 16:37宮城県沖(N38.9, E142.5) 震度4 M5.6D 深さ40km
 P0906-01の予測震央からD=130kmだが、6/23の大気重力波による予測とはほぼ一致。
 これは、6/14発信の予測P0906-01 および6/23に北海道南部から中部地方にかけて発生した 大気重力波による前兆に対応するものと判断されます。 この大気重力波の波長が時間の経過とともに次第に長くなって来ており、地震発生が近いことを示唆していました。 しかし思いのほか早く発生しました。 この6/23の大気重力波からは、マグニチュードは5.7と計算されました。 現在は6/26の大気重力波から以下とします。
  P0906-04:2009/07/青森県東方沖(N41.6, E142.4, r=100km) M5.1±0.3
  P0906-04:2009/07/03±3 青森県東方沖(N41.6, E142.4, r=100km) M5.1±0.3

(3) 北陸地方

 ここ1週間のうちに大きな地震の発生はありませんでした。
 現在も大きな異常は観測されていません。

(4) 関東地方

 前回(6/21)記載の
「「P0906-02:2009/6/23±4 関東地方南部または沖(N34.8, E139.6, r=100km)M5.4±0.5」
 については、Mが違うためこのままとします。」 については、M5.4の地震は発生しませんでした。
 現在は、逆ラジオの千葉、市川、六本木、新島などに中程度の異常が見られるため、 上記予測の発生日のみを下記のように修正します。
  P0906-02b:2009/07/04±4 関東地方南部または沖(N34.8, E139.6, r=100km)M5.4±0.5

(5) 中部地方

 前回(6/21)の「 現在は榛原観測点に珍しく2200/hとこの観測点にしてはやや高めの値が観測されました。 新島とほぼ同期していることからP0906-02に対応しているものと判断されます。」 についてはM5.4の地震は発生しませんでした。
 現在の予測については(4) 関東地方を参照して下さい。

(6) 近畿地方、中国・四国地方、九州地方および南西諸島

 前回(6/21)記載の 「現在も京都は終息が見えませんが、いままでのデータではそれほど大きな地震ではないでしょう。」 については予測通り大きめの地震の発生はありませんでした。
 会員掲示板のM7を超える予測についての予知部会の見解は前回と変わりません。 なお、6/24広島県南西部でM3.0が、6/25大分県西部でM4.7(震度4)がありました。
 現在は、6/23の大気重力波から、以下とします。
  P0906-05:2009/07/6±4 沖縄本島近海(N27.0, E127.7, r=100km) M5.2±0.5
  P0906-05:2009/07/6±4 沖縄本島近海(N27.0, E127.7, r=100km) または八丈島近海(N32.6, E140.0, r=100km) M5.2±0.5


- 情報作成日時:2009/06/21 16:20 (IAEP地震予知部会) -
- 情報掲載日時:2009/06/21 16:40 -

1.総説

 大陸の不明瞭な大気重力波は現れたり、消えたりして断続的に見られます。 おそらく大陸のはるか下の深発地震と今のところは推定されますが、なお注意深く見守ることとします。

2.地域別予測

(1) 北海道

 前回(6/14)記載の「現在も大きな異常は観測されていません。」は予測通りでした。
 現在も大きな異常は観測されていません。

(2) 東北地方

 前回(6/14)記載の「現在は逆ラジオには大きな異常は現れていませんが6/11の大気重力波から以下とします。
  P0906-01:2009/6/19±3 宮城県沖(N38.1, E141.4, r=80km)M5.1±0.5」
 については
  R:6/20 11:53三陸沖( 北緯39.1度、東経143.4度)震度2 M5.2 深さ 20km
  R:6/19 08:51三陸沖( 北緯39.4度、東経144.3度)震度1 M5.1 深さ 10km

 が発生。 震央が少し北東方で、震央距離は約200kmでした。
 現在は新たな前兆は観測されていません。

(3)北陸地方

 前回(6/14)記載の「現在は6/12の大気重力波により、上越から長野県北部あたりでM4未満が6/16頃推定されます。」については以下が発生。
  R:6/21 11:14新潟県上中越沖( 北緯37.1度、東経137.7度)震度1 M2.9 深さ20km

(4) 関東地方

 前回(6/14)記載の 「現在は6/13の大気重力波および逆ラジオの市川、六本木、新島、鴨宮などの小異常から以下とします。
  P0906-02:2009/6/23±4 関東地方南部または沖(N34.8, E139.6, r=100km)M5.4±0.5」
 については、
  R:6/19 14:32分千葉県東方沖 ( 北緯35.5度、東経141.3度)震度1 M4.4 深さ30km
  R:06/15 23:16房総半島南部(35.076N, 139.868E) M2.8 深さ74.8km
  R:06-14 14:42 館山南方(34.5387 140.2362)   M3.2 深さ72.8km

 などの地震がありましたが、Mが違うためこのままとします。 新島の6/16などの小異常がこの予測に対応するものと判断されます。

(5) 中部地方

 前回(6/14)の「現在は6/11、13の大気重力波と伊勢の6/11から6/13にかけての小異常からM4台半ばから 後半の地震が6/17前後に遠州灘から伊勢湾入り口付近で推定されます。」 については以下が発生しました。
  R:06-18 01:24 SE OFF KII PENINSULA(N33.903, E137.499) M4.1V h337.9km (一元化)

 現在は榛原観測点に珍しく2200/hとこの観測点にしてはやや高めの値が観測されました。 新島とほぼ同期していることからP0906-02に対応しているものと判断されます。

(6) 近畿地方、中国・四国地方、九州地方および南西諸島

 前回(6/14)記載の「現在は京都観測点に6/12.13と小異常が見られますがまだ終息していません。 京都府北部から兵庫県北部にかけて小さな地震が6/17頃あるでしょう。」については下記が発生。
  R:6/21 02:24大阪府北部( 北緯34.9度、東経135.5度)震度1 M3.1 深さ10km
 現在も京都は終息が見えませんが、いままでのデータではそれほど大きな地震ではないでしょう。

 会員掲示板のM7を超える予測についての予知部会の見解は前回と変わりません。


- 情報作成日時:2009/06/14 18:00 (IAEP地震予知部会) -
- 情報作成掲載日時:2009/06/14 19:00 -

1.総説

 大陸に不明瞭ながら大気重力波が見られるようになってきました。 注意深く見守ることとします。

2.地域別予測

(1) 北海道

 前回(6/7)記載の「現在は大きな異常は観測されていません。」は予測通りでした。
 現在も大きな異常は観測されていません。

(2) 東北地方

 前回(6/7)記載の「現在は大きな異常は観測されていません。」は予測通りでした。
 現在は逆ラジオには大きな異常は現れていませんが6/11の大気重力波から以下とします。
  P0906-01:2009/6/19±3 宮城県沖(N38.1, E141.4, r=80km)M5.1±0.5

(3) 北陸地方

 前回(6/7)記載の「現在は6/6に現れた佐渡島北東沖から渡島半島までの 大気重力波からM4台後半の地震の発生が佐渡島北東沖から山形県沖に6/12前後に推定されます。」 については下記が発生。
  R:06/11 12:34秋田県西方沖(40.272N, 139.772E) M3.5 深さ190.5km (Hi-net)
 M4台後半ではありませんでした。
 現在は6/12の大気重力波により、上越から長野県北部あたりでM4未満が6/16頃推定されます。

(4) 関東地方

 前回(6/7)記載の「現在は大気重力波と鎌倉、鴨宮が珍しく棒状の高まりが見られることから、 M4程度が相模湾から伊豆半島で推定されます。」については下記が発生しました。
  R:06/12 18:53伊豆大島近海(34.689N, 139.483E)M3.2 深さ242.5km (Hi-net)
 現在は6/13の大気重力波および逆ラジオの市川、六本木、新島、鴨宮などの小異常から以下とします。
  P0906-02:2009/6/23±4 関東地方南部または沖(N34.8, E139.6, r=100km)M5.4±0.5   

(5) 中部地方

 前回(6/7)次のように述べました。 「現在も大きな異常は観測されていません」
 しかし以下の発生がありました。
  R:06/10 13:07伊勢湾(北緯34度36分 , 東経136度36分)震度1 M5.0 深さ355km
 この前兆は掴めませんでした。
 現在は6/11、13の大気重力波と伊勢の6/11から6/13にかけての小異常からM4台半ばから後半の地震が 6/17前後に遠州灘から伊勢湾入り口付近で推定されます。

(6) 近畿地方、中国・四国地方、九州地方および南西諸島

 前回(6/7)記載の「P0905-02bを若干修正し以下とします。
 「P0905-02c:2009/6/7±4 瀬戸内海西部(N33.7, E132.3)」 M5.6±0.5」」
 については6/7に下記の群発性の地震がありました。
  R: 06/07 22:14大分県中部(北緯33度18分 , 東経131度22分)震度2 M2.5深さ9km
  R:06/07 21:24大分県中部(北緯33度18分 , 東経131度22分)震度2 M3.1深さ10km
  その他多数。

 M5.6相当は発生しませんでした。 これは、朝鮮半島に出現した大気重力波を分布範囲に含めたための誤判断であったようです。 この領域の大気重力波については従前から度々不可解と記している通りです。
 現在は京都観測点に6/12.13と小異常が見られますがまだ終息していません。 京都府北部から兵庫県北部にかけて小さな地震が6/17頃あるでしょう。

 会員掲示板のM7を超える予測についての予知部会の見解は前回と変わりません。


- 情報作成日時:2009/06/07 15:10 (IAEP地震予知部会) -
- 情報掲載日時:2009/06/07 23:55 -

1.総説

 前回(05/31)北海道地方の記載の 「現在は5/27の大気重力波から次の地震が予測されます。
  P0905-03:2009/06/07±4 北海道東方沖 から千島列島(なかでもN44.5, E149.3の可能性が高い) M5.6±0.5」
 については下記の発生がありました。
 TOP PAGEで十勝沖M6.3を該当としましたが、 その後の検討結果おそらく前兆はM6.3と択捉島M5.4とは異なると考えました。
  R:06/06 19:38 択捉島南東沖 (N44.8, E149.1) 震度1 M5.4 深さ10km
 これは予測通りでした。
  R:6/05 12:30十勝沖 ( N41.7, E143.7)震度4 M6.3 深さ20km

 P0905-03の択捉島付近の予測は上記のように5/27の大気重力波によるもので、 その南西端は十勝沖のやや東まで延びていましたが、再計算してもM6.3とはならず、M5.6程度でした。  十勝沖M6.3の前兆は5/14に以下のように述べた前兆が該当すると判断されます。 「5/14にもウラジオストックより北方に顕著な大気重力波が発生しています。」 これは空間分解能1km程度の画像から読みとったものですが、M6.3が発生後、 空間分解能250mの画像をダウンロードして詳細に画像を検討したところ、 上記ウラジオストックより北方領域のみならず、 サハリン南部から北海道北部から同東部から千島列島南西部から十勝沖にまで分布していることが判りました。 この面積は85万km2と計測され、これから計算されるマグニチュードは6.3となりました。 従って両地震の前兆は一部ダブるものの別の前兆であったと判断されます。
 ただ空間分解能250mの画像は膨大なため、常時監視していることは困難で、 疑わしいときにのみ見るようにしていますが、ここに落とし穴があったようです。 将来はコンピュータに読みとらせれば見落としは少なくなる可能性があります。 しかし、ソフトの開発は容易ではないでしょう。

2.地域別予測

(1) 北海道

 総説参照
 現在は大きな異常は観測されていません。

(2) 東北地方

 前回(05/31)「現在も大きな異常は観測されていませんが、 5/29,5/31の渡島半島から山形県にかけての大気重力波からM4台が山形県宮城県境付近で予測されます。」 については下記が発生しました。 内陸では無く沖合で、判断ミスでした。
  R:06/01 00:33福島県沖(北緯37度46分 , 東経141度37分)震度3 M4.6 深さ59km
 現在は大きな異常は観測されていません。

(3) 北陸地方

 前回(05/31)記載の「現在も大きな異常は観測されていません。」の予測通りでした。
 現在は6/6に現れた佐渡島北東沖から渡島半島までの大気重力波からM4台後半の地震の発生が佐渡島北東沖から山形県沖に6/12前後に推定されます。

(4) 関東地方

 前回(05/31)の「現在は5/29の大気重力波から北関東(群馬-栃木県境)で小さな発生が予測されます。」 としていましたが、6/6午後、中程度の地震が発生しました。
  R:6/06 14:52千葉県東方沖 ( 北緯35.6度、東経141.4度)震度3 M5.9 深さ30km
 この地震の発生後、衛星画像を再度チェックしたところ、5/22に大気重力波は、 連続的ではなく飛び飛びに見られました。 これを一連のものだとは判断せず、別々の小さな地震の発生だろうと誤判断をし、上記予測となった次第です。 不明瞭ながら分布域を計測すると最大では朝鮮半島東部から九州、中国、四国、中部地方から関東地方、 東北地方南部までとなり、70万km2となりました。 このうち朝鮮半島東部から九州、中国、四国については(6)のP0905-02c を予測しているので除外し、残った面積は35万km2となります。 これから求まるマグニチュードはM5.8となります。 発生後はかくのごとく検討できますが、 発生前に一連のものだと判断するのには今回はかなり難しいケースと言えましょう。
 逆ラジオでは市川、六本木、新島等がこの前兆を捉えていたようです。
 現在は大気重力波と鎌倉、鴨宮が珍しく棒状の高まりが見られることから、 M4程度が相模湾から伊豆半島で推定されます。

(5) 中部地方

 前回(05/31)記載の「 現在は大きな異常は観測されていません。」は予測通りでした。
 現在も大きな異常は観測されていません。

(6)近畿地方、中国・四国地方、九州地方および南西諸島

 前回(05/31)のP0905-02bを若干修正し以下とします。
 「P0905-02c:2009/6/7±4 瀬戸内海西部(N33.7, E132.3)」 M5.6±0.5」
 同じく「また5/29の大気重力波および京都観測点の5/29,5/30の小異常から 5/28に発生した大阪府北部から京都府南部の小地震と同程度の地震が推測されます。」 については予測通り、小さな地震が数回発生しました。
 会員掲示板のM7を超える予測についての予知部会の見解は前回と変わりません。

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