中波帯電磁波ノイズ観測、大気重力波観測による地震発生予測実験

 当ページの色分けは次の通りです。

赤(P)    :M5.5以上の予測
緑(R)    :予測に対応した発生地震
黒(P またはR):M5.5未満の予測、および予測していなかった発生地震


- 情報作成日時:2008/11/25 14:10 (IAEP地震予知部会) -

1.総説

 P0809-02gの予測1.に対応する大地震が、11月24日 18:07(JST)サハリン近海で発生しました。 ほぼ予測通りでした。
 11月17日未明(JST)のMINAHASAのMj7.6の前兆としての大気重力波の発生状況をサーチしたところ 主として震央より南方(オーストラリアなど)に出現していたことがわかりました。 またP0809-02g予測の根拠となった大陸からオホーツク海にかけての大気重力波は、 MINAHASAの大地震の後も出現し続けました。 したがって前兆領域はダブっていなかったと結論づけたところでした。    「P0809-02g;
 マグニチュード:7.3
 発生時期   :2008年11月16日±7日、または2008年12月8日±8日
 震央     :オホーツク海から北海道周辺、東北地方、
         日本海中西部等が考えられ、可能性の高い順に列記します。

  1. オホーツク海からサハリン周辺、なかでもオホーツク海南部
          (N47.2, E146.8,r=150km)の可能性が高い
          以下の2.から5については、可能性は1.に比べればかなり低いものの 可能性が0ではないので列挙しておきます。
  2. 東北地方内陸、なかでも宮城県南部の可能性がある(N38.3, E140.6,        r=100km)
  3. 津軽海峡付近 (N41.6, E140.6, r=150km)
  4. 北海道東方沖 (N43.9, E147.3, r=150km)
  5. 日本海中西部(N37.7, E134.2, r=150km)」

  R:11/24 18:07サハリン近海(N54.2, E154.5)震度1 M7.2 深さ470km (気象庁) USGSではM7.3となっています。
 現在は大地震発生直後であるため新たな予測をたてることはできません。

2.地域別観測

(1) 北海道

 着信データがありません。

(2) 東北地方

 前回(11/18)記載の「塩釜で11/08から増加気味で、特に11/15には継続時間の長い赤のデータが観測されました。 通常なら観測点からの距離にもよりますが、M5.0からM5.5程度です。」 はまだ発生していないと判断されます。

(4) 関東地方

 前回(11/18)記載の
 「P0811-01:2008/11/16±3 茨城県沖(N36.6, E140.8, r=80km) M5.3±0.3」
 現在は千葉,市川、相模原、などに少し高い値が観測されています上記予測はそのままとします。」 については下記の発生がありました。
  R:11/20 04:25 茨城県沖(N36.0, E141.9)震度1 M4.9 深さ20km
    同じ地震がUSGSではM5.1 他多数

(5) 東海地方

 前回(11/18)記載の「浜松で11/16に継続時間の長い赤を主体とするデータが、 また伊勢で11/12に赤の45万/hのデータが観測されました。 通常なら三重県南東沖から東海道沖でM4前後です。」 については下記の発生がありました。
  R:11/19 23:00遠州灘(34.302N137.164E) 深さ387.4km M3.9 (Hi-net)
  R:11/24 16:01紀伊半島南東沖(33.458N 137.459E) 深さ 375.2km M4.5(Hi-net)

 また「伊豆諸島南部から小笠原諸島に掛けて中程度の地震が予測されますが、まだ不詳です。」 については現在開催中の地震学会出席のため、さらに詰める時間が取れません。

(6) 中国,四国、九州地方

 前回(11/18)記載の「現在広島で11/8以降中程度の値が観測されています。 大気重力波と合わせ、周辺で(r=100km) M5前後と判断されます。」 については下記が該当と思われますが、震央、Mともに推定を誤りました。
  R:11/23 13:56 島根県東部(N35.4 ,E133.3)震度3 M3.3 深さ12km


- 情報作成日時:2008/11/18 14:00 (IAEP地震予知部会) -

1.総説

 11月17日未明(JST)、下記の大地震がありました。
  R:M7.5 2008/11/16 17:02(UTC) (N1.289, E122.102) h26.1km MINAHASA, SULAWESI, INDONESIA (USGS)、 気象庁ではM7.6。
 M7.6の前兆としての大気重力波は、ほぼ1200万km2にわたって出現していたはずです。 北緯1度(震央)から北緯56度(P0809-02,M7.3の根拠となった平均的な北限。 ただ突出した北限は北緯70度)までは6000kmあるので、平均幅2000kmをあたえれば、 面積的にはM7.3とした前兆がM7.6の前兆の一部であった可能性はあります。 実際、再三記載した朝鮮半島からサハリン東方沖(オホーツク海南部)までは約2000kmです。 この地震が予測していたM7.3の大地震に該当するかどうかは、この地震後、 今まで観察されていた大陸からオホーツク海にかけての約600万km2にわたって 出現していた大気重力波が消えるか、それとも出現し続けるのかを、見極める必要があります。 したがって、なお1週間程度の観察と検討が必要で、P0809-02gはそのままとします。
  P0809-02g;
  マグニチュード:7.3
  発生時期   :2008年11月16日±7日、または2008年12月8日±8日
  震央     :オホーツク海から北海道周辺、東北地方、
          日本海中西部等が考えられ、可能性の高い順に列記します。

  1. オホーツク海からサハリン周辺、なかでもオホーツク海南部
          (N47.2, E146.8,r=150km)の可能性が高い
     以下の2.から5については、可能性は1.に比べればかなり低いものの可能性が0ではないので列挙しておきます。
  2. 東北地方内陸、なかでも宮城県南部の可能性がある(N38.3, E140.6, r=100km)
  3. 津軽海峡付近 (N41.6, E140.6, r=150km)
  4. 北海道東方沖 (N43.9, E147.3, r=150km)
  5. 日本海中西部(N37.7, E134.2, r=150km)

 逆ラジオ、大気重力波ともに小さな(M5程度)前兆は観測されていますが、上記大地震の影響を見極めるまで、 新たな予測を立てることは出来ません。 現状のデータの記載のみとします。

2.地域別観測

(1) 北海道

 着信データがありません。

(2) 東北地方

 塩釜で11/08から増加気味で、特に11/15には継続時間の長い赤のデータが観測されました。 通常なら観測点からの距離にもよりますが、M5.0からM5.5程度です。

(4) 関東地方

 前回(11/11)記載の
 「P0811-01:2008/11/16±3 茨城県沖(N36.6, E140.8, r=80km) M5.3±0.3」 は、ほぼ予測した震央で下記の発生があったもののMが異なることおよび予測末日が未到来のため、このままとします。
  R:11/14 14:31茨城県東方沖(36.637N, 140.989E)深さ 44.4km M3.1 (Hi-net)
 現在は千葉,市川、相模原、などに少し高い値が観測されています.上記予測はそのままとします。

(5) 東海地方

 浜松で11/16に継続時間の長い赤を主体とするデータが、また伊勢で11/12に赤の45万/hのデータが観測されました。 通常なら三重県南東沖から東海道沖でM4前後です。 伊豆諸島南部から小笠原諸島に掛けて中程度の地震が予測されますが、まだ不詳です。

(6) 中国,四国、九州地方

 前々回(11/04)記載の「10/28の大気重力波から先島諸島(N25.3,E124.5)でM5.2前後、11月8日±3日」 については、下記の発生をみたものの、 Mが異なるためこのままとします。
  R:11-05 11:00 (N24.622, E125.927) h54.1 M3.5V ( 4.0d) NEAR MIYAKOJIMA ISLAND (一元化)」
 と前回(11/11)に記載しましたが、予測した震央付近では発生しませんでした。 MINAHASAの大地震の前兆とダブっていた可能性があります。
 現在広島で11/8以降中程度の値が観測されています。 大気重力波と合わせ、周辺で(r=100km) M5前後と判断されます。 鹿屋は6万/h以下の低い値で推移しています。


- 情報作成日時:2008/11/11 13:30 (IAEP地震予知部会) -

1.総説

 9/21以来記載を続けているP0809-02(b,c,d,e,f,g)に関し、相変わらず、大陸、朝鮮半島、東北地方以北、 日本海、沿海州、サハリン、オホーツク海などに出現しています。 中国青海省でM6.5の地震がありましたが、この地震の前兆の一部は上記予測地震とダブっている可能性はありますが、 M7.3を修正するほどのものではありません。 3要素には変更はありません。
  R:M6.3 11/10 01:22(UTC) N37.619 ,E95.847 h10.0km NORTHERN QINGHAI, CHINA (USGS)
  P0809-02g;
  マグニチュード:7.3
  発生時期   :2008年11月16日±7日、または2008年12月8日±8日
  震央     :オホーツク海から北海道周辺、東北地方、
          日本海中西部等が考えられ、可能性の高い順に列記します。

  1. オホーツク海からサハリン周辺、なかでもオホーツク海南部
    (N47.2, E146.8,r=150km)の可能性が高い
     以下の2.から5については、可能性は1.に比べればかなり低いものの可能性が0ではないので列挙しておきます。
  2. 東北地方内陸、なかでも宮城県南部の可能性がある(N38.3, E140.6, r=100km)
  3. 津軽海峡付近 (N41.6, E140.6, r=150km)
  4. 北海道東方沖 (N43.9, E147.3, r=150km)
  5. 日本海中西部(N37.7, E134.2, r=150km)

 現在は上記大地震の前兆が日本列島各地に発生しているため、各地の予測をたてることができません。 関東地方のみは上記P0809-02とは異質の大気重力波が発生したため、個別の独立した前兆と判断し、 下記の(4)に記載しました。

2.地域別観測

(1) 北海道

 釧路観測点からの情報では、ややデータは増加しているものの、予測しているM7.3相当ではありません。 また以下の発生をみましたが、マグニチュードが異なるため、予測はそのままとします。
  R:11/10 20:05オホーツク海南部 (44.955N ,145.554E) 深さ 246.9km M5.0 (Hi-net)

(4) 関東地方

 前回(11/4)記載の「市川、千葉、六本木などがやや上昇気味です。 このまま、上昇が続けばM5を少し超える可能性もあるため、注視が必要です。」 については、市川のその後は大きな値ではないが、継続時間の長いデータが観測されています。 六本木は収束したように見えます。 千葉は下降気味のように見えます。 また11/5に顕著な大気重力波が発生しました。 これらのことから以下とします。
  P0811-01:2008/11/16±3 茨城県沖(N36.6, E140.8, r=80km) M5.3±0.3

(6) 中国,四国、九州地方

 前回(11/4)記載の「10/28の大気重力波から先島諸島(N25.3,E124.5)でM5.2前後、11月8日±3日」 については、下記の発生をみたものの、 Mが異なるためこのままとします。
  R:11-05 11:00 (N24.622, E125.927) h54.1 M3.5V ( 4.0d) NEAR MIYAKOJIMA ISLAND (一元化)


- 情報作成日時:2008/11/04 16:20 (IAEP地震予知部会) -

1.総説

 9/21以来記載を続けているP0809-02(b,c,d,e,f)に関し、10/27に非常に明瞭な大気重力波が、シベリア、 中国東北部、朝鮮半島から沿海州、サハリン、日本海、日本列島各地に出現したことは前回(10/27)にお知らせしましたが、 本日(11/4)も東北地方以北、日本海、沿海州などに出現しています。 このことからも、以前から述べているように発生は確実です。
 塩釜観測点では、10/21以降データが減少気味でしたが、10/30に対応地震と思われる発生がありました(震度4、M5.1D,M5.5V)。 釧路では本日まで大きなデータは観測されていません。 このことから震源地の可能性の順位を変更しました。
 大気重力波の波長が、通常は10km程度ですが、現在はそれより長く16km程度となって来ました。 これが20km程度となった場合は発生真近(数日)であるケースが多々ありましたので、要注意です。
  P0809-02g;
  マグニチュード:7.3
  発生時期   :2008年11月16日±7日、または2008年12月8日±8日
  震央     :オホーツク海から北海道周辺、東北地方、
          日本海中西部等が考えられ、可能性の高い順に列記します。

  1. オホーツク海からサハリン周辺、なかでもオホーツク海南部   (N47.2, E146.8,r=150km)の可能性が高い
     以下の2.から5については、可能性は1.に比べればかなり低いものの可能性が0ではないので列挙しておきます。
  2. 東北地方内陸、なかでも宮城県南部の可能性がある(N38.3, E140.6, r=100km)
  3. 津軽海峡付近 (N41.6, E140.6, r=150km)
  4. 北海道東方沖 (N43.9, E147.3, r=150km)
  5. 日本海中西部(N37.7, E134.2, r=150km)

 現在は上記大地震の前兆が日本列島各地に発生しているため、先島諸島以外に各地の予測をたてることができません。 以下前回のレビューのみとします。

2.地域別観測

(2) 東北地方

 前々回(10/21)記載の「「10/12に発生した大気重力波からはM5.9程度の発生が予測されますが、 これがM7.3の前兆の一部かそれとも個別の中地震の前兆か識別出来ませんが、 個別だと仮定すると以下のようになります。
  P0810-01:2008/10/25±5 福島県沖(N37.0,E142.2) M5.9±0.5」
 については、前回(10/27)に「「北海道から東北地方にかけて発生した大気重力波によっていましたが、 一つ地震ではなく多くの中小の地震だったようです。 これだけ連続するのも珍しい現象です。
  R: 10/24 04:10福島県沖 (N37.5, E141.6)震度1 M4.1 深さ44km ほか多数」」
 としていましたが、下記の発生をみました。
  R:10/30 00:48宮城県沖(N38.046 E141.732) h86.3 M5.1D(M5.5V)(一元化)
 塩釜観測点から、約60kmと近く、塩釜観測点のデータの推移に対応するものと判断されます。 そうであれば、P0809-2gの震源地予測2.を取り消したいのですが、本年6/14の岩手宮城県内陸地震(M7.2)の際に、 塩釜観測点が相応の反応をしなかった事実を踏まえ、候補地として残すこととします。

(4) 関東地方

 市川、千葉、六本木などがやや上昇気味です。 このまま、上昇が続けばM5を少し超える可能性もあるため、注視が必要です。

(5) 東海、近畿地方

 浜松、伊勢でやや高めの値が断続的にみられます。 注意深く見守ることとします。

(6)中国,四国、九州地方

 現在は鹿屋が一旦、収束したように見えます。 前回(10/27)にも述べましたが、当観測点は、火山活動の前兆である場合もあり、火山か地震か識別ができません。 屋久島西方の口永良部島で噴火警戒レベル3(入山規制)が発せられているようです(気象庁)。 10/28の大気重力波から先島諸島(N25.3,E124.5)でM5.2前後、11月8日±3日

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