中波帯電磁波ノイズ観測、大気重力波観測による地震発生予測実験

 当ページの色分けは次の通りです。

赤(P)    :M5.5以上の予測
緑(R)    :予測に対応した発生地震
黒(P またはR):M5.5未満の予測、および予測していなかった発生地震


- 情報作成日時:2008/09/28 04:30 (IAEP地震予知部会) -

1.総説

 前回(9/21)の下記予測はまだ発生していません。
 「P0809-02:
  マグニチュード:6.8
  発生時期   :2008年9月30日±6日
  震央     :オホーツク海南部もしくは北海道東方沖 (N46.0, E145.5, r=200km)」
 その後大気重力波は北緯70度のシベリアからバイカル湖方面まで分布し、 ここ数日は、日本列島を覆い尽くしています。 このことから上記予測を修正致します。

P0809-02b;
マグニチュード:7.3
発生時期   :2008年10月3日±8日、M7.0を超えたため、経験式に乗らない
        可能性がありますが、目安として経験式の延長を示しました
        (しかし、9/11の十勝沖(M7.1)の場合、大気重力波の初現
        から46日目と経験式からの推定を超えて発生しました)。
震央     :北海道周辺、東北地方、日本海中西部等が考えられ、
        可能性の高い順に列記します。

  1. 北海道東方沖 (N43.9, E147.3, 半径150km以内,以下r=150kmと記す)
  2. オホーツク海南部 (N45.9, E144.6, r=150km)
  3. 津軽海峡付近 (N41.6, E140.6, r=150km)
  4. 東北地方内陸、なかでも宮城県南部の可能性がある(N38.3, E140.6, r=100km)
  5. 日本海中西部 (N37.7, E134.2, r=150km)

 現在は大地震の前兆が日本列島各地に発生しているため、各地の予測を立てることができません。

2.地域別観測

(1) 北海道

 釧路から着信がないため判断出来ません。

(2) 東北地方

 盛岡は小さな値で推移しています。 塩釜は9/22から9/26に12万から18万/hの棒状データが観測されましたが日周期を示しています。 総説の大地震の4.については、上部地殻で発生とすれば、 盛岡観測点、塩釜観測点で大きな値が観測されないとしてもうなづけるのですが、 この地点での発生そのものも無いとも解釈出来るので判断が難しいところです。 震央である確実度はそれほど高くはありませんが、 注意喚起の点と9/23の大気重力波(さざ波状雲)とから可能性のある地点に含めました。

(3) 北陸、新潟地方

 十日町、七尾ともに小さな値で推移しています。

(4) 関東地方

 前回(9/21)記載の予測は該当地震が発生しました。
 「P0809-03:2008/09/24±3 東京湾北部(N35.6, E140.0, r=100km)M5.0±0.5」
  R:09/21 07:17 東京湾(N35.6, E140.1) 震度3 M4.8 深さ71km
 現在は首都圏各観測点で9/24から9/26に少し高めのデータが観測されましたので M5未満の発生が今週半ば(10/2)までにあるかも知れません。

(5) 東海、近畿地方

 前回(9/21)記載の 「浜松で9/18,19とやや高い値が観測されました。 東海道沖でM4程度が数日以内と推定されます。」については下記が発生しました。
  R:09/23 20:53 三重県南東沖(N34.1, E136.8) 震度2 M3.9 深さ28km
 伊勢の9/23のやや高めの値は上記地震の前兆だったと判断されます。
 また「(新)京都観測点で、相変わらず、継続時間の長いデータが観測されています。 引き続き福井県周辺で、M4前後の地震が数日中に発生すると予測されます。」 については下記が発生しました。
  R:09/25 23:17 京都府南部(N35.1, E135.5) 震度1 M3.1 深さ11km

(6) 中国,四国、九州地方

 前回(9/21)記載の 「鹿屋はやや高めの値で推移しています。 まだ収束が見えませんので予測はできませんが、M5程度を視野に入れて今後の推移を見守りたいと思います。」 については9/23,24と早めに収束し、したがってMは小さめで、以下が発生しました。
  R:09/26 04:05熊本県球磨地方(N32.2, E131.1)震度2 M3.8 深さ109km


- 情報作成日時:2008/09/21 03:20 (IAEP地震予知部会) -

1.総説

 前回(9/14)、「ただ大陸には新たな大気重力波の発生が見られるため、 今後の推移を注意深く観察する必要があります。」としていましたが、 その後大陸、朝鮮半島、サハリン、北海道などに出現し、分布面積からマグニチュードは6.8と計算されました。 これから発生日は9/30±6と計算されます。 震央は当初、オホーツク海南部と考えていましたが、9/18にM5.4が宗谷東方沖で発生しました。 また同日カムチャッカ南端付近でM5.9が発生しました。 これらはマグニチュードが小さいこと、また9/19にも、シベリア、沿海州に大気重力波が発生していることから、 上記M6.8はまだ発生していないと判断されます。 震央に関しては精度が良くないのですが、大気重力波の分布域の東端近くと判断致しました。

P0809-02:
マグニチュード:6.8
発生時期   :2008年9月30日±6日
震央     :オホーツク海南部もしくは北海道東方沖 (N46.0, E145.5, r=200km)

2.地域別観測

(1) 北海道

 総説参照

(2) 東北地方

 盛岡は小さな値で推移しています。 塩釜は9/17に18万/hの棒状データが観測されました。

(3) 北陸、新潟地方

 十日町、七尾ともに小さな値で推移しています。

(4) 関東地方

 市川で少し高めの値が観測され,9/18午後から収束しているように見えます。 また六本木で9/17以降、世田谷で9/13.14とやや高めで推移しています。 このことから
  P0809-03:2008/09/24±3 東京湾北部(N35.6, E140.0, r=100km)M5.0±0.5
鴨宮、竜王が少しだけいつもと違った推移を見せているので、 相模湾から大島周辺にかけてM4未満の発生があるかもしれません。

(5) 東海、近畿地方

 伊勢で9/11以降もやや高めの値が見られ、9/15以降収束し、以下が発生したと考えられます。
  R:09/18 22:29伊勢湾(北緯35度0分 , 東経136度46分)震度1 M4.1 h334km
 浜松で9/18,19とやや高い値が観測されました。 東海道沖でM4程度が数日以内と推定されます。
 (新)京都観測点で、相変わらず、継続時間の長いデータが観測されています。 引き続き福井県周辺で、M4前後の地震が数日中に発生すると予測されます。

(6) 中国,四国、九州地方

 広島で9/13以降赤を主体とするデータが継続的に観測され、以下が発生したと考えられます。
  R:09/19 07:23伊予灘(N33.8, E132.3)震度2 M3.8 深さ52km
 鹿屋はやや高めの値で推移しています。 まだ収束が見えませんので予測はできませんが、M5程度を視野に入れて今後の推移を見守りたいと思います。


- 情報作成日時:2008/09/14 04:20 (IAEP地震予知部会) -

1.総説

 8/3以来、記載を続けて来た
 「P0808-1→ P0808-1b→P0808-1c→P0808-1d:
  マグニチュード:M7.2±0.5
  発生時期   :2008年8月24日から2008年9月9日まで(9/1±8)
  震央     :東北地方内陸もしくは太平洋側沖合、
          または秋田県北部から青森県西部もしくはその西方沖。
          なかでも可能性の高い地点は福島県北部から宮城県南部、
          またはその沖合(N37.9,E140.9,r=100km)
          双葉断層の北部の可能性がある。

 については下記の発生を見ました。
  R:2008/09/11,9:21十勝沖(N41.8, E144.2) M7.1(速報値M7.0) 深さ31km
 沖合はるかの発生で直接の被害はありませんでした。 大地震を予測し、公表した後は、震源に関するわれわれの精度が良くないので、 被害が軽微となるよう、内陸にあっては出来るだけ深い震源となるよう、 また海域の場合はできるだけ沖合で発生するよう、ひたすら祈っております。 今回のような結果をみるとほっと致します。
 P0808-1では震央の候補地の一つとして十勝沖を挙げていました。 結局この位置が予測通りだった訳です.安易に削らないよう肝に銘じたいと思います。
 今週は大地震の直後で、新たなデータの蓄積がないため、予測をたてることができません。
 なお関東地方に近日中にM7を超す大地震が発生する前兆は観測されていません。 ただ大陸には新たな大気重力波の発生が見られるため、今後の推移を注意深く観察する必要があります。

2.地域別観測

(1) 北海道

 前回(9/6)の「大気重力波からは以下が予測されます。
  P0809-01:2008/09/09±2 北海道東方沖(N44.2, E147.4, r=100km)M4.8」
 は発生しませんでした。 9/11の十勝沖M7.1の前兆の一部であったと判断されます。

(2) 東北地方

 盛岡は9/9に50万/hとやや高い値が観測されました。 これは9/11の十勝沖M7.1の前兆の一部であったと判断されます。 塩釜は小さな値で推移しています。

(3) 北陸、新潟地方

 8/31記載の「能登半島沖地震の余震(M4.5前後)が9/8前後に発生すると予測されます。」 については発生しませんでした。
 前回(9/6)記載の「十日町で9/4、4500/hとやや高い赤の棒状データが観測されました。 6/2にも似たデータが観測され、12日後に岩手・宮城内陸地震(M7.2)が発生しています。 これらが関連があったかどうかは不明ですが、参考までに。」 については7日後に十勝沖M7.1が発生しましたが、関連があるかどうかは不明です。

(4) 関東地方

 前回(9/6)記載の
「「P0808-7 2008/9/3±2 東京都,千葉県北西部から茨城県南部(N35.8, E139.9, r=70km) M4.9±0.5」
 は未だ発生していません。3, 4日様子を見ることとします。」」 については下記の発生がありました。
  R:09/06 16:29千葉県東方沖(N35.4, E141.2)震度2 M4.7(M4.8,USCS)深さ40km
 市川で少し高めの値が観測されています。 今後の推移を見守りたいと思います。

(5) 東海、近畿地方

 8/24記載の
 「P0808-5:2008/8/29±4 三重県南東沖(N33.8, E136.6, r=100km)
   または伊豆諸島(N33.0, E140.0,r=100km) M5.6
  P0808-6:2008/8/28±3 先島諸島周辺(N25.0, E124.6, r=100km) M5.1」
 については、前回(9/9)に記載したものの他、下記の発生がありました。
  R:09/06 00:12三重県南東沖(N32.1, E137.3)震度2 M5.6 深さ419km
 またP0808-06先島諸島の予測については、前回(9/6)の記載のほか、下記が発生していました。
  R:09/09 16:43与那国島近海(N24.7, E122.6)震度2 M5.4 深さ99km
 前回(9/6)記載の 「(新)京都観測点で、08/30 18:28福井県嶺南M4.4の発生以降も継続時間の長いデータが観測されています。 引き続き同様な地震が発生すると予測されます。」については以下の発生がありました。
  R:09/07 07:52福井県嶺南(N35.4, E135.9)震度1 M3.2 深さ14km
 伊勢で十勝沖M7.1以降の9/11,12とやや高い値が観測されていますが、今後の推移を見守りたいと思います。

(6) 中国,四国、九州地方

 広島は小さな値で推移しています。 鹿屋はやや高めの値で推移しています。 まだ収束が見えませんので予測はできませんが、今後の推移を見守りたいと思います。


- 情報作成日時:2008/09/06 01:30 (IAEP地震予知部会) -

1.総説

 前回(8/31)記載の
 「P0808-1→ P0808-1b→P0808-1c→P0808-1d(1’を1bと名称を変更しました):
  マグニチュード:M7.2±0.5
  発生時期   :2008年8月24日から2008年9月9日まで(9/1±8)
  震央     :東北地方内陸もしくは太平洋側沖合、
          または秋田県北部から青森県西部もしくはその西方沖。
          なかでも可能性の高い地点は福島県北部から宮城県南部、
          またはその沖合(N37.9,E140.9,r=100km)
          双葉断層の北部の可能性がある。

 については未だ発生していません。
 大陸のシベリアからモンゴル、中国東北部、朝鮮半島、沿海州にかけて、 弱く(振幅の小さい)、波長の長い大気重力波がみられます。 したがって上記予測はそのままとします。
 震央に関する精度が低いため、上記震源地で発生するとは限りません。 オホーツク海北部のような外国で発生する可能性もあります。
 発生日の予測に関しても前回記しましたように、不確定要素がありますので、 上記予測期間を過ぎても発生の可能性は残っており、10月20日頃までは 警戒の持続が必要です。
 世田谷、文京、浦和、伊勢各観測点では収束したようにみえますので発生は迫っていると予測されます。

2.地域別観測

(1) 北海道

 釧路観測点からは通信障害により着信がありませんが、9/3の大気重力波からは以下が予測されます。
  P0809-01:2008/09/09±2 北海道東方沖(N44.2, E147.4, r=100km)M4.8

(2) 東北地方

 盛岡、塩釜ともに大きな変化はありません。 塩釜は8/30の落雷による停電で止まっていましたが、9/4回復しました。

(3) 北陸、新潟地方

 前回(8/31)記載の「能登半島沖地震の余震(M4.5前後)が9/8前後に発生すると予測されます。」 については未だ発生していません。
 十日町で9/4、4500/hとやや高い赤の棒状データが観測されました。 6/2にも似たデータが観測され、12日後に岩手・宮城内陸地震(M7.2)が発生しています。 これらが関連があったかどうかは不明ですが、参考までに。

(4) 関東地方

前回(8/31)記載の
 「P0808-7 2008/9/3±2 東京都,千葉県北西部から茨城県南部(N35.8, E139.9, r=70km) M4.9±0.5」
 は未だ発生していません。 3, 4日様子を見ることとします。

(5) 東海、近畿地方

 高槻の通信が回復しました。 観測点管理者にお礼申し上げます。
 前々回(8/24)記載の 「大気重力波からは以下が予測されますが、大地震を控えているときは実際に発生するかどうかは不明です。
  P0808-4:2008/8/27±3 若狭湾(N35.8, E135.8,r=80km)M5.0
  P0808-5:2008/8/29±4 三重県南東沖(N33.8, E136.6, r=100km)
              または伊豆諸島(N33.0, E140.0,r=100km)M5.6
  P0808-6:2008/8/28±3 先島諸島周辺(N25.0, E124.6, r=100km) M5.1」
 については、前回(8/31)に 「P-04は上記京都府北部M3.2が該当と判断されますが、Mが大幅に異なりました。」としていましたが、
  R:08/30 18:28福井県嶺南(速報では滋賀県北部)(北緯35.4度 , 東経135.9度)震度3 M4.4 h20km
が該当と判断されます。 前回原稿を書き終わって発生状況をみると滋賀県北部で発生とあり、 震央分布図を見ないまま、滋賀県という文字のみに捕われていました。 震央分布図を見て、これは若狭湾に推定していたP0808-04に該当すると気がつきました。
 またP0808-05の伊豆諸島については、前回記載した
  R:08/24 18:28八丈島近海 (32.277N 139.488E ) 深さ266.0km M 5.1(Hi-net)の他に
    09/02 05:53 N29.739 E139.870 h375.3 M5.4D 5.3V NEAR TORISHIMA IS (一元化)
 が発生しておりました。 複合した前兆だったと思われます。
 またP0808-06先島諸島の予測については、前回(8/31)発生無しとしましたが、以下が発生していました。 少し遅れての発生のようでした。
  R:09/02 21:03 宮古島北西沖(N26.5, E125.5) M4.5 h140km (一元化)
 現在はP0808-1dの根拠の一つとなった伊勢観測点でも収束したようです。
 また(新)京都観測点で、08/30 18:28福井県嶺南M4.4の発生以降も継続時間の長いデータが観測されています。 引き続き同様な地震が発生すると予測されます。

(6) 中国,四国、九州地方

 広島、鹿屋観測点の通信が回復しました。 観測点管理者の方々にお礼申し上げます。
 9/3にグラフを更新しましたが、広島でやや高い赤のデータが観測されました。 これに対応する地震として以下が発生したものと思われます。
  R:09/03 23:32大分県西部(北緯33度22分 , 東経130度53分)震度3 M4.0 深さ13km
 これ以降の広島のデータの蓄積がないため、予測はできません。 鹿屋についても回復後間もないためまだ予測はできません。

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