中波帯電磁波ノイズ観測システムによる最近の全国観測点の観測データ

 当ページの色分けは次の通りです。

赤(P)    :M5.5以上の予測
緑(R)    :予測に対応した発生地震
黒(P またはR):M5.5未満の予測、および予測していなかった発生地震


- 情報掲載日時:2007/11/23 01:50 -

2.各地域別見解及び地震予測(11/20までのデータに基づく。文責:A)

(1) 北海道太平洋岸地域

 P071005-1→P071013-1→P071021-1→
  P071111-1:2008年1月20日まで、千島列島北部、カムチャッカ半島もしくはオホーツク海北部沿岸域、M8.0±0.5

 はそのままとします。

(2) 東北太平洋岸地域

 11/13記載の下記P071113-1は
 「2007/11/17±3青森県東方沖(N41.2, E143.0から半径80km) M5.0±0.3」
  R1:11/17 14:5浦河沖(N42.0, E142.2) h60km M4.2(M4.4 Hi-net)
  R2:11/18 21:09 青森県東方沖(41.275N、142.622E)h9.2km M3.0 Hi-net
  R3:11/19 15:00 岩手県沿岸南部 (N39.0°,E141.7°)h70km M4.4

 として発生しました。 R1で約110kmの震央距離でした。 R1のEOP(デタラメに言っても当たる確率)は2005年1年間の 地震発生データで計算すると19%ですので有意とします。
 これらの地震発生後のデータの蓄積がないので、判断出来ません。

(3) 中越地域

 11/13記載の
 「P071113-2:2007/11/20±3 能登半島周辺(N37.3, E136.7半径80km) M4.5±0.5」
はまだ発生していません。 七尾のデータがまだ少し増加気味ですので発生日を修正し以下とします。
  P071113-1→P071122-1:
  2007/11/26±2能登半島周辺(N37.3, E136.7半径80km) M4.5±0.5 

(4) 関東・首都圏地域

 浦和の11/19の小さな棒状増加に対応して
  R:11/21, 11:07 埼玉県南部(N36.0, E139.6)震度2 M3.5 h70km
 が発生した模様です。
 千葉、市川、文京、六本木、東村山、センター、世田谷で少し高めの値が観測されています。
  P071122-2:2007/11/28±3 関東地方南部(N35.6, E140.1から半径80km)M5.4±0.3

(5) 東海地域、(6) 中部内陸地域

 伊勢の11/11から11/18、菊川の11/15,16の少し高い値に対応して
  R:11/19 04:48 静岡県西部(N34.9, E137.9)震度2 M3.1 h16km
  同05:46、08:21が発生した模様です。 竜王で11/14から11/20にかけて珍しく7000/hと高い値が観測されました。
  P071122-3:2007/11/28±4 山梨県西部から関東地方南西部(N35.5, E138.4から半径80km) M5.5±0.5

(7) 北陸地域

 七尾では11/5から通常よりも少し高めの値が観測されていましたが11/15からはさらに増加傾向が見えます。 予測については(3)を参照して下さい。

(8) 関西・近畿地域

 京都は11/17以降減少して来ました。 原因については今のところ不明です。

(9) 瀬戸内地域

 11/13記載の下記 P071113-3は
 「2007/11/17±2 大分県愛媛県 M4.4±0.3」
  R4:11/17 12:57 徳島県北部 ( N34.0, E134.4) h50km M3.5
  R5:11/18 04:44 豊後水道 ( N33.1°,E132.3)h10km、M3.8(M4.2九州大学)

 として発生しました。 いずれも中央構造線の近くでした。 この地震以降のデータの蓄積が無いため判断出来ません。

(10) 南海・九州東南地域

 鹿屋では 11/12,13に値が減少し、その後また増加に転じました。 このことから
  P071122-4:2007/11/25±2 台湾周辺から先島諸島周辺 M4.9±0.5


- 情報掲載日時:2007/11/13 15:00 -

2.各地域別見解及び地震予測(11/10までのデータに基づく。文責:A)

(1) 北海道太平洋岸地域

 P071005-1→P071013-1→P071021-1→P071111-1 2008年1月20日まで、千島列島北部、カムチャッカ半島もしくはオホーツク海北部沿岸域、M8.0±0.5

(2) 東北太平洋岸地域

 盛岡は小さな値で推移しています。 塩釜での 11/8.9.10の少しだけ高めの値、および11/8の大気重力波から
  P071113-1:2007/11/17±3 青森県東方沖(N41.2, E143.0から半径80km) M5.0±0.3

(3) 中越地域

 11/8に約2万/hと高い値が観測されました。 (7)と合わせ以下とします。
  P071113-2:2007/11/20±3 能登半島周辺(N37.3, E136.7から半径80km) M4.5±0.5  

(4) 関東・首都圏地域

 11/4記載の
 「P071103-1:2007/11/9±4 関東地方南部(茨城県沖、伊豆諸島北部(三宅島以北)を含む) M5.3±0.5」
 については
  R4:11/13 04:05千葉県北西部(N35.7, E140.1) 震度1 M3.4 h80km
  R3:11/12 09:20茨城県沖 (N36.8, E140.9)震度2 M4.0 h50km
  R2:11/11 19:49茨城県南部(N36.1, E139.9)震度3 M4.3 h50km
    USGS(アメリカ地質調査所)ではM4.8
  R1:11/09 16:34 東京湾 (N35.5, E139.7) 震度1 M3.6 h98km

 が発生しました。 久しぶりの震度3でした。
 さらに発生するかどうかは、これらの発生以降のデータの蓄積がありませんので、まだ判断できません。

(5) 東海地域、(6) 中部内陸地域

 浜松の11/2,3、伊勢の11/3,4、高槻の11/5の少し高い値に対応して
  R:11/06 10:01 大阪府南部(奈良県境付近)(N34.5, E135.1) 震度3 M4.1 h12km
 が発生したものと思われます。

(7) 北陸地域

 七尾では11/5から通常よりも少し高めの値が観測されました。 予測については(3)を参照して下さい。

(8) 関西・近畿地域

 11/6の震度3については(5)、(6)を参照して下さい。 京都は依然として大きな値が継続しています。

(9) 瀬戸内地域

 広島で11/5、7にかけて、値は少ないが継続時間の長いデータが観測され、これに対応して
  R:11/10 01:47 島根県沖(N35.3、E131.9)震度2 M4.3 h18km
 が発生したものと思われます。
 北淡町で少し高めの値が観測されました。 これと11/12の大気重力波とから
  P071113-3:2007/11/17±2 大分県愛媛県 M4.4±0.3 

(10) 南海・九州東南地域

11/4記載の
 「P071103-2:2007/11/13±5 南西諸島 台湾 M6.0±0.5
 については
  R5:2007/11/11 17:22 奄美大島北東沖(N29.4、E130.6)震度2 M5.1 h34km
 が発生しましたが、さらに発生するかどうかはこの地震発生以降のデータの蓄積がないため、まだ判断出来ません。


- 情報掲載日時:2007/11/12 13:50(文責:A) -

1.総説

 11/4記載の
 「P071021-1 2007/10/28±8 北海道東方沖(択捉島周辺を含む)千島列島 カムチャツカ半島(N45.0、E151.5の可能性がある) M8.0±0.5」
 はまだ発生していません。 予測期間が既に到来していますが、この期間には発生しませんでした。 では今後M8は発生しないのか?
 私どもの行っている地震予知とは、観測している現象の異常を検出し、異常の程度から、 マグニチュード、震央、発生日を予測するものであります。
事例の検証によりこれら3要素の予測式を編み出しているのですが、M8クラスは発生件数が多くありません。 M7以下についてはある程度の発生があるため、経験式に基づく予測はそう大きく外れることはありません。 M8の発生日の予測は、このM7以下による経験式を延長して求めています。 ところが昨年、2006年11月15日に発生し、津波警報の発令された千島列島中部のMj7.9 (Mw8.3, USGS)の場合は、広域の大気重力波の初現から約100日経過してから発生し、 経験式の見直しを行う必要を痛感しました。 また2003年9月26日に十勝沖でM8.0が発生しましたが、この時は、逆ラジオによる異常の 発生の初現から107日で発生しました。 しかし、少ない事例からM8クラスの発生日を予測する式を編み出すまでには至っておりません。 今回は従来の経験式に基づいて予測致しましたが、発生しませんでした。 まだ異常は継続していますので、地震の発生は確実と思われます。 初現から100から110日程度だとすれば来年の1月中旬までということになりますが、 わずか2例ですので、これも確実とは断言出来ません。 2006/11/15の地震の時に釧路観測点では、約2ヶ月異常が継続し、収束してから約50日で発生しました。 今回は観測点を移動していますのでこの経験が役に立つかどうかわかりませんが、 異常は継続しているようですので(グラフ表示がうまく機能していないようなので、 観測点管理者から直接確かめました)注意深く見守る必要があります。 収束してから直ちに地震が発生するのか、前回同様、約50日程度経過してから発生するのかは判断出来ません。
 また昨年(2006年)7月末にP6728-1,2,3として、釧路、盛岡、仙台、市川、文京などの異常を基に、 十勝沖東京都東部にかけてM6.0前後の3個の地震を予測し、各観測点の状況から、 しばらく予測期間を延長しましたが、M6相当は発生せず、会員の皆様にはこの時、 だいぶ訝しく思われた方もおいでになったと想像されます。 (http://iaep.jsedip.jp/Past_Data/past_data.html)
 結果的にはこれらの前兆が11/15のMj7.9を示していたと考えております。 総説に前回以前に繰り返し記載致しましたように、巨大地震の前には広範に前兆が出現するものの、 個々の前兆に対応する地震が発生しないという現象が続きます。 逆に言えば、これこそが巨大地震の前兆とも言えると考えられます。
 さて震央ですが、M8クラスでは電磁波、大気重力波による場合は広範に前兆が出現することから、 精度はあまり良くありません。 しかし他の観測点には大きな異常が見られないことから、日本列島ではないと判断されます。 盛岡、仙台の異常の程度がさほど大きくないことから、北海道東方沖を削除し、以下とします。
  P071005-1→P071013-1→P071021-1→P071111-1
  2008年1月20日まで、千島列島北部、カムチャッカ半島もしくはオホーツク海北部沿岸域、M8.0±0.5


- 情報掲載日時:2007/11/04 15:25(文責:A) -

1.総説

 10/5,13,21,29記載の
 「P071005-1→P071013-1→P071021-1 2007/10/28±8 北海道東方沖(択捉島周辺を含む)千島列島 カムチャツカ半島 (N45.0、E151.5の可能性がある) M8.0±0.5」
 はまだ発生していません。
 10/25の千島列島でのM6.5Vの発生後も
  1.大気重力波は依然として広範囲に出現し続けていること
  2.釧路で上記M6.5発生以降にもそれ以前と同様な値が継続していること
 から本震はまだ発生していないと判断されると10/29に記載致しました。 その後 10/31 12:30 マリアナ諸島(N19.2, E 145.5)M7.1 h216km が発生しました。 しかし、依然として上記1. 2. は継続しています(2.は若干低下傾向が見えますが)。 したがってまだ発生していないと判断されます。
 前々回「この巨大地震の震央に関しては精度が良くないので、上記地域以外も注意が必要と思われます。 このように巨大地震が想定されているときには、日本中が励起状態となり、 経験則はしばしば役に立たないことがあります。 したがって、以下に示す中小の予測地震は発生しない可能性もあります」と述べましたが、 大事なことなので再度掲載します。

2.各地域別見解及び地震予測

(1) 北海道太平洋岸地域

 上記

(2) 東北太平洋岸地域

 盛岡は小さな値で推移しています。 塩釜は中程度の増減を繰り返しています。

(3) 中越地域

 10/22に青と赤に少し高い値が観測されましたが、現在は小さな値で推移しています。

(4) 関東・首都圏地域

 10/21記載の 「10/17の地震発生後(下記)も千葉、市川、東村山、鴨宮で、それ以前と同じような状態が続いていますので、 関東地方南部(茨城県沖を含む)でM4台前半の発生があるでしょう。」については
  R1:10/22 09:35 新島・神津島近海(N34.3, E139.1)震度4 M4.3 h9km
 が発生しました。
 千葉、市川、東村山、鎌倉、鴨宮で前回よりは少しだけ高めの値が観測されています。 また大気重力波にも前兆が現れたことから以下とします。
  P071103-1:2007/11/9±4 関東地方南部(茨城県沖、伊豆諸島北部(三宅島以北)を含む) M5.3±0.5

(5) 東海地域、(6) 中部内陸地域

 10/21記載の「伊勢では普段は発生しない真夜中にノイズが観測されています。 経験的にはこのようなときには周辺(東海道沖など)で中程度の(M5台)発生が予測されます。」については
  R2:2007-11-02 05:37 N34.264 E135.810 h456.4 M4.0 Hi-net
 が発生しましたが、想定したM5台は発生しませんでした。
 浜松で10/25、31に少し高い値が観測されました。 清水は10/13以降小さな値で推移しています。 竜王は10/9以降小さな値で推移しています。 他の観測点も小さな値で推移しています。

(7) 北陸地域

 七尾は小さな値で推移しています。 福井は通信の都合で直近の値が読めません。

(8) 関西・近畿地域

 京都は依然として大きな値が継続しています。 まだ特定出来ませんが要注意です。 印南で10/25に珍しく5000/hの値が観測されましたが、これに対応して、以下が発生したものと思われます。 10/29 15:03 奈良県(N34.1 , E135.6)震度1 M3.3 h55km

(9) 瀬戸内地域

 10/21記載の「2007.10.26±2 愛媛県周辺(瀬戸内海を含む) M4.5±0.5」については
  R3:10/30 05:29 大分県中部(N33.3, E131.5)震度3 M3.1 深さごく浅
 に続く群発十数発(震度3が3回、午前中)が発生しました。 エネルギーは M3.5 に相当します。

 今年6月にやはり愛媛県?徳島県中央構造線沿いと予測して、 大分県中部で発生したことがありました(6/6、6/7、M4.9以下群発)。
 現在は北淡町、広島も小さな値で推移しています。

(10) 南海・九州東南地域

 10/21記載の「総説で述べた巨大地震の前兆の一部なのか、 これらの発生でこの地域の中程度の地震の発生は終了なのか判断できませんが、 1週間程度はM6程度を要注意とします。」は発生しませんでした。
 総説で述べましたように、巨大地震の発生を控えているときは、 前兆に対応する地震の発生をみないことがしばしばあり、今回の(5)、(10) はこれに相当するものと判断されます。
 10/22以降やや大きめの値が継続しています。 まだ収束はしていませんが、大気重力波から以下とします。
  P071103-2:2007/11/13±5 南西諸島 台湾 M6.0±0.5


- 情報掲載日時:2007/11/01 -

ごあいさつ

 はじめまして、斉藤好晴と申します。 このたびNPO国際地震予知研究会(IAEP)の事務局が松永昌太さんの本業多忙のため、私に代わりました。
 松永さんには今後も理事として当会及びこの分野の発展のためにご尽力頂きます。 長い間お疲れ様でした。これからもよきご指導をお願い致します。
 新事務局担当として私には至らない事が多く、このページの会員、 読者の皆様にはご迷惑をおかけする事もあると思いますが、宜しくお願い致します。

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